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ご存じのように、焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす(フーズ・フォーラス、本社・金沢市)」 で食事をした10才未満の児童が集団食中毒で亡くなりました。(現在死者3名、症状の出た人は59名 5/7)原因は「ユッケ」と言われています。見ていなかったのですが、この店は紳助の一分間の深イイ話しでも紹介されたようですね。人気メニューを19品目に絞り企業努力でこの価格を出していると言うことでした。また、店舗に高級感を出したお客様にも気配りのあるいいお店として紹介されていたようです。ただし、「ユッケは切り落とす部分が多く、衛生管理にも気を使う。(えびすのように)280円では出せない」と他の焼き肉チェーンの幹部は言っています。「お金は正直」と以前、このブログで書きましたがそれが当たっているようですね。また商品を絞り扱くのはいいのですが、それを20店舗までに拡げてしまったこの経営に問題を感じています。戦略に「一点集中全面展開」というのがありますが、これは大手の力のある会社の採る戦略でもあります。中小企業や小さな会社は「一点集中各個撃破」が大事です。つまり、一つのことに集中し、それから一つずつつぶしていくと言うやり方を取る必要があります。逆に言えば、「一点集中全面展開」が会社を潰すことにもなりかねません。今回の事件の原因がこれだけではありませんが、「安くていいもの」を言うビジネスには限界があることを思い出させてくれる事件でした。この事件により、亡くなられた方々やご家族に心からお悔やみを申し上げす。ご入院されている被害者の方々の一刻も早いご回復をお祈りしています。
2011.05.07
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皆さん、おはようございます。連休中はアクセスが普段より少なかったのですが、昨日の「面倒だけど好きなこと!?(猫を飼う時にあきらめること)」に沢山のアクセスをありがとうございました。昨日は仕事日の人が多かった影響でしょうか、猫がよかったのでしょうか。ちなみに昔、「猫の写真をホームページに入れるとアクセスが上がる!」と言うようなことが誰かが書いていましたね。それで、「猫を飼う時にあきらめること。」と面倒だけと好きなことと書いたのですが、「これって「先苦後楽(せんくこうらく、私は「さきくあとらく」とそのまま読んでいます)」ですね!」って言ってくれた人がいました。そう、先に苦労して最後は楽になると言うことです。こんな事私が考えるくらいですから、もっと昔から言っている人がいます。君子先苦後楽 小人先楽後苦(范仲淹 989-1052、宋の時代の人?)それでこれビジネスでもあります。ビジネス・経営を考える時に、「2つの利益」というのがあります。これもほとんどいっている人はいませんが、大事なことです。「今日の利益と明日の利益」です。そして、それぞれと求める活動があるわけです。ここに途中まで書いていますので詳しく見たい人は見て下さい。「第75弾 今日利と将利 (その1)」最初に「先苦後楽」と書きましたが、ほとんどの人は「先楽後苦」を選んでいますよね。私もそんなところ多いですが。。。それで苦しい目にあって「先苦」を選ぶことが出来るようになるわけですね。ちなみに、この「先苦」を選ぶのがEQと呼ばれています。「心の知能指数」と言われています。一言で言うと、「ガマンできる度合い」みたいなものです。これも、経営やビジネスでも大事ですね。この間、ドラッガーさんのことを書いているとデミング博士のことを思い出して、「デミング博士の(経営改善、品質改善)の14のポイント」を言うことを書いたのですが、そこにこう書かれていました。7つの死活問題 (企業の抱える)7つの死活問題とは次の通りです。 2)短期的利益の重視詳しくは「第73弾 ドラッガーの次はデミング博士(全2話 その2)」を見て下さい。こういう事も当たり前のこと何ですが、ナカナカできないことなんですよね。そして、それを当たり前にやっている人は「差」をつけているという当たり前のことが起こっているわけです。と言うことで、私は今日も猫のトイレを掃除します。(笑)先苦後楽、先苦後楽、先苦後楽(爆)
2011.05.07
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ご存じ人も多いかも知れませんが、うちの家には猫がいます。それで猫を飼っていると、自然にしている習慣というか慣習があります。ただし、これはうちの家の話しで猫を飼っている人がすべてかどうか分かりません。【猫を飼ってやらないこと、あきらめること】・家の中で黒ぽい服を着ない。・籐(とう)の家具を買わない。・スピーカーを置けない。(ネットやコーンを引っ掻くから)・一日一回はゲロをはく。(それもはくと必ず2回)・一日最低2回トイレ掃除、床掃除・当たり前だけれど、エサをあげる。(うちは一日2回)・コーミング、ブラッシンッグをしてやる。(ブラシとクシ)・部屋に空気清浄機を2個置く。(その掃除)・時には、ティッシュペーパーを裏返して置く。(引っ掻いて全部出すから)・家に猫トイレを置く。(うちはリビング)・クリスマスツリー、生け花は猫のいるところに置かない。(け散らす、引っ掻く、上る。)・しつけをしないといい家具だと引っ掻いて価値を下げる。・同じように、しつけないと家も価値を下げる。(売買する時)・ネットオークションで売る時に気にする人がいる。・猫アレルギーの人を家に呼べない。(最近、日本人でも増えてきた。)後、忘れていた!・長期の旅行(2,3日はエサをおいておくと大丈夫。これは犬よりいい?しかし、長期は有料のペットの留守番を頼む。)まあ、ザッと上げるとこんな事があります。結構面倒と思う人は面倒です。たいへんだという人もいるでしょう。それでも、猫を飼っています。それは猫がカワイイからです。(私と家族は)猫が好きだからです。でも、世の中にはそんなことないですか?「面倒だけれど好きなこと」やるべきと思うことがそうなっている人は幸せですね。・営業でお客様に会うこと・こまめにメール、お礼ハガキを出すこと・運動・過食しないこと(食べ過ぎない)・本を読むこと・貯金すること・挨拶すること・お礼をすること・人のいいところを見つけること・日記を書いたり、自分の考えをまとめること等々「好きこそものの上手なれ」って言いますよね。だから、経営者でも「仕事が趣味」の人は強いです。従業員でも「ゲーム感覚で仕事をする人」は楽しそうですね。面倒だけど好きなこと。もしかすると人生そのものがそうかも知れません。
2011.05.06
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皆さん、おはようございます。今日は3連休の最終日ですね。ところで、ニューヨークのタクシー通称「イエローキャブ」が全部日産車に変わります。カルロス・ゴーンさんが発表しました。決定されたのは、多目的小型商用車「NV200」で2013年の後半から走り始めます。以下のような装備になっています。・ニューヨークタクシー全体での排出ガス低減と燃費向上を狙う2リッター4気筒エンジン・現行タクシーに対して大きく改善した、4名の乗客とその荷物のための十分ゆとりのある室内空間・ニューヨークの街中での騒音低減を図るべく、車外灯と連動することで警告音量を小さくしたクラクション・乗り降りを容易にするスライドドア、乗降用の補助ステップと手すり・見晴らしの良さを実現し、乗る人を開放的な気分にさせるパノラミックルーフ(シェード付き)・フロントのエアコンがOFFでも独立して運転ができる、ブドウポリフェノールクリーンフィルター付き後席エアコン・本革調ファブリックを用いた、汚れにくく通気性の良い、抗菌仕様シート表皮・乗客用の読書灯、および、所持品の確認をサポートする室内フロアの足元照明・乗客用の電源コンセント(12V)とUSBプラグ(2つ)・客室とのパーティション備え付け時でも快適な運転姿勢をサポートする、リクライニングとランバーサポート機能付き6段階調整可能運転席シート・乗務員用ナビゲーションおよびテレマティクスシステムhttp://www.ecool.jp/press/2011/05/nissan11-0504.htmlより当然、コンペがあったと思うのですが残ったのがフォードとカルサン・オートモーティブ(トルコの自動車メーカー)でしたが、日産が選ばれたそうです。元々はフォードの現行車が製造中止になっていることに端を発しているのですが、フォードもったいないことをしましたね。と言ってもニューヨーク市は委員会と作って二年近く厳格に検討しました。ちなみに、採用された多目的小型商用車「NV200」(ベース車両)の値段っていかほどなんでしょうか?日本円でだいたい240万、ドルで約29,000ドルになります。ちなみに、毎日60万人の人を運ぶと言われているニューヨークのタクシーって何台くらいなんでしょうか?約13,000台だそうです。つまり、240万×13,000台のビジネスです。ただ、これ恒常的なものでなく10年間で見直すようです。なかなかシッカリ考えていますよね。私はこれが日本だったら、どのような選択になるのかと考えてしまいました。アメリカがすべていいと言うつもりはまったくありませんが、選択の方法やプロセスとしては学ぶものがあると思います。
2011.05.05
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あなたに「最近倒産した大手企業を教えて下さい。」と言うと何という企業を思い出しますか?なかなか思い出せないものでしょ。でも、以下のような会社があります。協栄生命保険、山一証券、日本長期信用銀行、リーマン・ブラザーズ証券(日本法人)千代田生命保険、ライフ、そごう、日本航空、三光汽船、西洋環境開発武富士、ウイルコム、興人、穴吹工務店、永大産業、大沢商会、リッカー、足利銀行等です。「協栄生命保険って初めて聞いたな。」と言う人もいるかも知れませんが、負債額4兆5297億(2000年)です。見ていただきたいのは、リーマン・ブラザーズ証券(日本法人)より多いわけです。(リーマンは3兆5000円)意外に倒産しているのですが、気づいていないわけです。ところで、企業が倒産しているんですが、そのほとんどは『自滅』しているってご存じでした。そんなことをこちらに書いています。第72弾 ベンチャー精神なき中小企業・小さな会社は自滅する(全3話 その1)第74弾 ベンチャー精神なき中小企業・小さな会社は自滅する(全3話 その2)
2011.05.04
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昔、目上の人に言われたことがあります。 「西村君、お金を手に入れるには(儲けるには)、金を出すか、知恵を出すかだよ。」「そして、両方ない我々は、汗を流すことだよ。」と。私は、その時(学生時代)「なるほど、でも、汗を流すのもイヤだなぁ~。」と思っていました。(笑) ある人は、「UDKが大事。」と言われます。Uは運、Dは度胸、Kは勘のことです。それを聞いた私は「どちらかというとボクは、「Yだ!」と思っていました。Y=要領です。(w) しかし、最近いろ考えてみると、最初に言われたことが間違いではないと感じています。お金=資金、知恵=情報・学習から得るもの・戦略経験等、そして汗を流すこと=体力。 ですから、この連休に入る前から1回10キロ×週三回、今週(5/2・月)以降毎日10キロ走っています。また、成功している人達の特徴を考えると以下のような特徴がありました。ただ、「成功」というとその言葉にアレルギーを示す人もいますので、「人生の勝利者」と呼んでおきます。※人生の勝利者の特徴 ・早起き(決まった時間に起きる)→自己管理、時間管理へ波及する。・整理上手(いらないものを捨てる)・貯蓄貯金(最高の自己管理)・挨拶 ・人をほめる(人の長所を発見し、伸ばす。組織・輪ゴム理論)・お礼(感謝) ・自分の考えをまとめることが出来る・人に役立つことを発見する・自分より上があることを知っている(謙虚さ)これがすべてではありませんが、実際に目の前にいる「人生の成功者達」はそのような傾向があります。どうですか?これを見たら、昔「汗を流せ!」と言われた時と同じように、「いやだなぁ~。」と思いませんか。(笑)ところで、こんなことを書いていると「人生の勝利者」って何ですか?「西村さんの定義」はと言う人もいるでしょう?これはしょっちゅう聞かれます。「7つの習慣」とか教えているので余計そうですが、それとは別に自分で感じていることを書いておきます。幸せになる生き方「自分を正しくコントロールし、周りの人によい影響を与えている」です。何をするかは「ミッション(天命)」を知り、それを行うことだと思っています。これはあくまで私の定義です。あなたはどう思いますか?こう書くと「お金についてはどうなんですか?」と言う人もいるでしょうね。私は、お金のあるなしが「成功」とか「幸せ」に関係ないと思います。まあ、ある程度はありますが。。。ちなみに、ドラッガーは「経済人の成功を世の人の成功と置き換えてはならない。」と言うようなことを初著で言っています。また、ショーペンハーワー(哲学者)は「富は海水と同じ。飲めば飲むほど乾く。」とも言っています。私もそう思います。だから、「お金がすべて!」と言っている人が多いですが、本当に「幸せなお金持ち」はそのお金をコントロール、つまり、自分をコントロールしている人ですね。まあ、お金に振り回されている(支配されている)お金持ちもいますからね。最後にもう一度、幸せになる生き方:「自分を正しくコントロールし、周りの人によい影響を与えている」です。と言うことで、これから勉強して走ってきます!(爆)今日があなたにとってよい日でありますように。
2011.05.04
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今日は朝から(1時50分から)、目標について書いてきました。目標や計画は、効果的な結果を得ようという時に不可欠だからです。また、目標設定については山ほど書かれた本がありますが、大切なことが書かれていないからです。ここでなぜ、目標が達成できないのか、達成するための目標設定の仕方を書いてきました。・第64弾 4つの目標設定の仕方(1)人展には2つのタイプがある。 ・第65弾 4つの目標設定の仕方(2) 実力を見誤らせるもの ・第66弾 4つの目標設定の仕方(3) 誰もが知らなかった目標が達成できない理由 ・第67弾 4つの目標設定の仕方(4) PDCサイクルの本当のDの意味は?」 ・第68弾 4つの目標設定の仕方(5) 目標を持つ意味 自分でもよく書いていると思います。(笑) しかし、ここで先にこの間のブログの続き( 「成功はプログラミング出来る!?」)を書きます。なぜなら、ここで書くことが「目標設定」において最も大切な核になるからです。 成功のプログラミングの仕方は次の3つです。 1.正しいことを望み、信じ、求める。 2.それに必要な能力を身につける。 3.それをAUTORUNさせる。 詳しくは振り返りたい人は↑ここをクリックすると見られます。 しかし、先にも書きましたがこれを見るだけで「うさん臭く」感じたり、「そんなことは聞き飽きた!」と言う人もおられると思います。 もう「成功哲学アレルギー」という人もいるでしょう。また、成功哲学系でうまくいかない人の原因があるからです。 それは「戦略」の理解です。 具体的に言うと人間的強者(いわゆる天才、非常に優れた人)と普通の人(凡人、人間的弱者)の行動の仕方の違いです。その違いを教えてくれていません。そして、次の4が出来ていないことにより「成功哲学アレルギー」や「目標を持つことを恐れる」事の原因になるわけです。 では、大事な4番目を紹介しましょう。それは、「最適化された目標」とは、置かれた状況、持っている資源(ヒトモノカネ時間)、自分の能力(自分の分)を踏まえたもので もっとも適切な目標のことです。 これを持つと達成もしやすいし、取り組んでいても実感があるので、意欲も出てきます。人が「目標設定アレルギー」になるのは、目標設定をしても達成が出来ないから。そうすると、目標設定すること自体がイヤになり、ひどい場合は拒絶反応、放棄、やる気の喪失が起こります。 (脳が受けつけなかったり、それが間違ったセルフイメージになり始める前から失敗を具体的に創造するようになってしまいます。) また、日々の目標は高すぎるものも意味がないし、低すぎるもの意味がない。外発的動機に基づいた目標は危険です。 最初に、「経営計画書」「年間計画」「四半期目標」のことを書きましたがそれらが達成できない理由は2と3のステップが出来ていないからです。 反対に2と3のステップが出来ている人はこんなことをしなくても高い成果や成功を収めているわけです。 また、「事業目標(新商品開発、人材育成)」が達成できないのは、「最適な目標」を持つことが出来ていないからです。 実は、「最適な目標」を持つのも、2.それに必要な能力を身につける。が出来ていないからになります。 そう言った意味ではこれらは、最初から順を追って確実に進めていくことも大事ですが、これらを順番に繰り返し、少しずつ上達していく要素もあります。 それを「スパイラルアップ」と言うわけです。私は「経営計画書」の指導指南もしていますが、「経営計画書はスパイラルアップして成長するもの。」と教えています。だから、「経営計画書」を作って活用されている経営者は毎年確実によいものを作ってこられます。 自分の人生もプログラミング出来ます! しかし多くの人は、1.正しいことを望み、信じ、求める。 で、つまずきます。こんなこともこの勉強会でやっています。↓ 実は、私もそうでした! しかし、それを確実に乗り越える方法があるわけです。そうした時に私の仕事や人生そのものが変わり始めました。ただ、これはこのように紙面では書けないものであり、逆に紙面で書くためにソフィティケートする必要がありますので、時期を見て公表したいと思いますが、簡単に書きます。あなたの心の底から望んでいる喜びは何ですか?心の奥底から達成したいと思っている事は何ですか?本当に間違いなく信じている自分本来の姿は何ですか?作りたい他の人との関係、特に貢献役に立ちたいことは何でしょうか? ます、そこから始めましょう。今日そんなことを考えてみて下さい。イヤ、思い出して下さい。 あなたの心の奥底にそれがあります。
2011.05.03
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ご存じのように、国際テロ組織「アル・カーイダ」指導者ウサマ・ビンラディン(54)が襲撃され、殺害されました。詳しいことはニュース等で見られますが、作戦チームはビンラディンを殺害するよう命令で拘束は念頭にありませんでした。(ロイター通信)ちなみに作戦は、米海軍特殊部隊(SEALS)の隊員と中央情報局(CIA)要員が加わり、バージニア州ラングレー(米国)のCIA本部の会議室では、パネッタCIA長官らが作戦を同時進行で見ていました。場所は、アフガニスタン・パキスタン国境の山岳地帯の洞窟ではなく、パキスタンの首都イスラマバードに近いアボタバードの「100万ドル(約8100万円)の豪邸」(米政府筋)でした。その巨大と言われている豪邸をヘリコプター数機に分乗した米特殊作戦チームの攻撃(襲撃)しました。アメリカ側に負傷者はありませんでしたが、ビンラディン側は3人の男性(息子と連絡員の兄弟2人)、女性1人(なんと人間の盾となった)が亡くなりました。作戦はわずか40分で引き上げました。ところで、ここまでは普通のニュースですが、それ以外に、アメリカのABCニュースの情報によると壊れたコンピューターはあったのですが、ハードディスクは抜かれていたと言われています。そして、この情報伝達に注目されたのがツィッターです。ハッシュタグの「#osama」や「#obl」が、急上昇ワード1位と2位に並びました。最高記録にはなりませんでしたが、4000以上の秒間ツィートがありました。(世界記録はなんと2011年の日本のいわゆる「あけおめ」=「あけましておめでとう」類が世界記録6939秒間ツイート)また、パキスタン北部アボッタバード在住のITコンサルタント、ソハイブ・アタルが事件をリアルタイムでツィートしました。ここで、当然考えられるのは報復ですが、イスラム地下組織ジェマ・イスラミア(JI)の精神的指導者アブ・バカル・バシル被告は「神が米国や他の国々に大災害をもたらすだろう」と警告しています。そして、「オバマ(米大統領)は米国はイスラム教と戦っていないと言うが、大きなうそだ。ブッシュ前米政権が始めた十字軍をオバマも継承している」と非難しています。また、ウィリアム皇太子の結婚式の後でよかったという人もいるかも知れませんが、反対にそれは逆算されていた可能性が大きいと考えられます。そのような逆算する計画の仕方を「帰納的計画」もしくは「帰納的目標」と私は呼んでいます。それは、多くの才能ある人のやり方です。スピルバーグは「未知との遭遇」をラストシーンから頭に描きました。また、経営計画書を経営理念から計画するものそれにあたりますし、自分のミッションやビジョンを描いてから人生目標を立てるやり方もこの「帰納的目標設定」と言います。渡辺美樹氏の「夢に日付を入れる。」もこれにあたります。しかし、しかし、しかし、これは人間的強者(天才や非常に優れた人)のやり方でこれが出来ない人がほとんどです。ちなみに私は仕事でそれこそ一部上場している会社の経営者から大手のエリート社員(エリート官僚も)を教えることがありますが、彼らの一部はこれが出来ます。しかし、9割以上の人はそれが出来ません。多くの人は積み上げ式で目標設定や計画しそれを実行していきます。そのようやり方を「演繹式目標」設定と言います。この「目標設定」は計画の中核的なもので、多くのセミナーやコンサルはそれを教えていますが、この2つを教えている人はいません。また、目標設定にはそれ以外2つありますが、それは別の機会に紹介したいと思います。話を戻しますが、実は私、東日本大震災で非常に心配していたことがあります。それが「テロ」でした。口にすることすら避けていましたし、いくらテロリストでも人道的に被災地に大してすることはないと考えていました。しかし、どうなんでしょうか?福島原発やその他の原発もターゲットにされる可能性はなくなありません。なぜなら彼らは、「帰納的」つまり、先を見て計画的に進めていくこともありますが、場当たり的に行うこともあるからです。確かに、計画的にしなければ「9.11」は起こりませんでしたが、その後のことを彼らは考えていませんでした。だから、逆にイラク攻撃の理由にされています。反対に一部のマスコミや人の中にはアメリカの自演策だったという人もいるくらいですから。話を戻して、「場当たり的な」ことに対しては想定をシッカリすることによってある程度の対応が出来るわけですが、先日竹田先生のセミナーの報告に書いた「4つの事故原因」( ←ここをクリックすると見られます。)の中にあるように、「外部に決定権のあるもの」に対しての想定がほぼ100%なされていないので、どのような想定があるか分かりません。何事もないことを祈るばかりですが、「演繹的な計画」や「場当たり的な行動」に対して「帰納的な計画」が勝利するのは間違いありません。これは、ドイツや日本が第二次世界大戦に参戦することをアメリカが想定し、戦略を考えていたことを思い出すと妥当なことです。ただし、想定と事前も含め情報があるならばの話しです。このブログに書いていることを当局者の人が見ているがどうか別として(たまに見ているのかと感じることもありますが)、ここで予測推定したことが現実化していることが多いですから、「テロ」に対してもそれらを感覚的にとらえ実行する人が当局者内にいることを祈念することを含めこのようなことを書きました。(夜中の1時50分から書いています。)
2011.05.03
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皆さん、おはようございます。「成功はプログラミング出来る。」と書くとうさん臭く感じませんか?しかし、成功はプログラミング(計画)出来ます。反対に、これを皆さん仕事の中でしているわけです。たとえは「経営計画書」「年間計画」「四半期目標」です。どうですか?それらを考える時に、「うさん臭く」感じますか?感じないでしょ。 「経営計画書」「年間計画」「四半期目標」特に、「経営計画書」が絵に描いた餅になっているのは、成功をプログラミングしていないからです。3つのステップで、成功をプログラミングすることが出来ます。1.正しいことを望み、信じ、求める。 ギャンブルをしている人はあれだけ真剣に望んでいるのになぜ勝てないか?→それは正しい望みを持たないことによってマイナスのセルフイメージを与えているから。2.それに必要な能力を身につける。 3.それをAUTORUNさせる。 「AUTORUN」とは、体の中にある勝手に動く仕組みです。3.それをAUTORUNさせる。 「AUTORUN」とは、体の中にある勝手に動く仕組みです。例えば、歯磨き考えなくても出来るでしょ。しかし、最初はどうでしたか? 慣れが必要だったでしょ。でも、なれるとどうですか。自然に出来るようになりましたよね。それを「AUTORUN」と言います。コンピュテンシーに近いものです。 ※これは成功哲学系の一つのやり方ですが、なぜ成功しない人が多いかというと「戦略」を理解していないからです。 人間的強者(いわゆる天才、非常に優れた人)と普通の人(凡人、人間的弱者)はやり方が違います。 問題はそのやり方の違いを教えてくれていません。そして、次の4が出来ていないことにより「成功哲学アレルギー」のようなものを持っている人もいます。 上の3つに追加して、(次のブログに続きます。)
2011.05.02
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ソニーがハッカーにやられました!まだ、全貌が分かっていませんが事の起こりはアメリカです。ソニーはアップルに対抗するために、ゲーム向けソフト配信サービス「プレイステーション・ネットワーク(PSN)」とテレビなど向けの動画・音楽の配信サービス「キュリオシティ」を持っています。それが狙われたのですが、まだ全体がよく分かっていないようです。ただ、問題は個人情報と言っても「クレジットカード」の情報まで持って行かれているので、それも7700万名分!もう、アメリカ政府はカンカンです。米下院エネルギー・商業委員会が先月29日、公表に時間がかかった理由などを問いただす質問状を出していますし、週の司法長官からも「対応の遅さは受け入れがたい。」と言われています。一部ニュースでは、「これがトヨタのリコール隠しの二の舞になるのではないか?と危惧の声も上がっています。「東電」の原発でもありましたが、事故や災害時(クレームトラブル時を含め)には「自動車事故」の対応がたいへん参考になります。「自動車事故の対応(初動)」状況を把握してから、1.ケガ人の対応2.必要なら自動車を動かす(二次災害を防ぐ)3.警察への連絡1.のケガ人への対応は、災害なら「被害を受ける人への対応」、クレームなら「クレームの起こったお客様への対応」となるでしょう。それも出来ず、警察への連絡(事故やクレームの当局へも含めた報告)ばかりやっていたり、事故そのものを隠蔽しようという動きがあると思われると最悪ですね。いずれにしろ、状況を把握するというのが絶対に欠かせないことになるわけです。そして、これが隠蔽しようとかクレームやトラブルをごまかそうとすると時間がかかったり、報告が遅くなります。そのような観点でもし会社内において、事故クレームトラブルが発生したならば、「人を追求するのでなく、原因を追及する。」と言う方針が徹底されていないと報告が遅れたり、事故対応クレーム対応トラブル対応が遅くなって逆に問題が大きくなることが多々あります。ソニーの件は、まだ全体が見えていませんでの徐々にそのあたりの問題が見えてくると思います。また、今回の事件は「情報漏洩の安全性」が整っていなかったことへの非難の声を同時に上に書いたように、公表の遅さに不満が起こっています。それが信頼の失墜になるわけです。反対に、このような事件で逆に企業イメージを高めたのがジョンソン・エンド・ジョンソンの「タイレノール事件」でした。これは「タイレノール(空腹時でもいつでも飲める頭痛薬)」に青酸カリが混入されたのではないかという情報(デマ?)が廻りました。その時に、ジョンソン・エンド・ジョンソンは2500名の社員と3億円(当時)の費用をかけて公表対応しました。その時(解決に向かった時)にジョンソン・エンド・ジョンソンの評判はどうなったでしょうか?アメリカの各新聞紙マスコミは絶賛しました。「ジョンソン・エンド・ジョンソンはイザとなると会社の不利益を顧みず、顧客の安全に取り組む会社」であると。では、なぜ彼らはすぐにそのような対応が出来たのでしょうか?それは「ディスクローズ(情報公開)」「我々はお客様や患者の不利益になることをすぐに公開する。」と言う企業姿勢・ミッションステートメント(わが信条=クレド)があるからです。このように問題により企業の姿勢が分かりますし、逆に企業の姿勢によりその会社の信じていること、実際の行動基準が見えてくるわけですね。今回のソニー、東電を対岸の火事とせず、他山の石として考える機会でもあると思っています。あなたには、問題が起こった時に他の人や仕事なら上司にどのように報告するかの覚悟がありますか?振り返ってみると、これが問題対応が遅れ上司から「何でもっと早く言わないんだよ!?」と怒鳴られ「こんなことになる前に早く行っておけばよかった。」と悔いたことを思い出します。これも当たり前のことかも知れませんが、大切なことです。
2011.05.02
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石井慧(24、北京五輪柔道金メダリスト)が柔道の全米制覇を果たしました。フロリダ州オーランドのオレンジカウンティコンベンションセンターで行われた柔道の全米体重別選手権の無差別級で頂点を極めました。約2年8カ月ぶりの復帰戦です。2回戦は優勝候補のカイル・バシュクラット(米国)に62秒、なんと準決勝は、寝技で28秒。なんとなんと決勝はわずか、ストロメキを9秒で下しました。まさに秒殺です!そして、興味深いのはインタビューで「組んだらいけそうだった。自転車と同じで乗り方は忘れてませんでした。」と答えていました。この「自転車と同じで乗り方は忘れてませんでした。」と言う言葉が大事です。人間体の中に入れるとなかなか忘れない自動操縦装置(AUTORUNと呼んでいますが)があるわけです。それを量稽古で培っている人間は、それを忘れません。実はこれが人間的逆転勝者の戦略(普通の人間の成功法則)です。成功はプログラミング(計画)できます。(詳しく知りたい人はこちらをクリックして下さい。→ 第63弾 成功はプログラミング出来る!(1)ただし、世の中に出ている本に出ているの人間的強者(いわゆる天才、非常に優れた人)のやり方です。それ以外97,8%の普通の人(人間的弱者と呼びます)は同じ方法では成功出来ません。このAUTORUNのやり方が違うわけです。(詳しく知りたい人はこちらをクリックして下さい。→ 第63弾 成功はプログラミング出来る!(1)ちなみに、石井選手米国代表で16年リオデジャネイロ五輪を目指すそうです。
2011.05.01
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この間書きましたが、竹田陽一先生のセミナーにうちの勉強会のメンバーと一緒に行きました。導入の「リスク管理」の話しも凄かったですが、人材育成の話しも竹田先生の独自の論点とわかりやすい事例でたいへんうなずけるものでした。 参加していた経営者も「予定を調整して参加したことだけのことがあった。悩んでいることの核心がありました。」と喜んでいただけました。 最初の「リスク管理」の話しはこちらをクリックして下さい。 →第60弾 4月27日(水)竹田先生のセミナー(出来る従業員の育て方)に参加しました! ◆本題の人材育成で大切なポイントは、 カッコ内西村追加1.人材育成は企業の永遠のテーマ 毎年の新聞社や雑誌社のインタビューの2,3番目に経営者「従業員の教育」と答える。 ちなみに一番は「営業力の強化、メーカーなら新商品の開発」。そして、この30年は 変わっていない。つまり、それは企業の取り組む「永遠の課題」でもある。 2.中小企業は事業の差別化と同時に、「教育の差別化」をしていく必要がある。 3.従業員教育には宗教以上の迷信(やまやかし)が多い といろいろ論理だって話が進んでいったのですが、私だけでなく参加された方の意見でインパクトが大きかったのが、 能力には変えやすいものと変えづらいものがある。 (陸上型と懸垂型) と言うものがありました。 これが竹田先生のユーモラスな話しを含めて、「本当にこのことに気づいていない!」と言うポイントでした。 1)変えづらい能力(陸上型訓練)陸上短距離走のトレーニングは高校生で2,3年必死でやっても「1秒」伸びればいい方。だから、必死で伸ばそうとしてもなかなか伸びない。 これにあたる研修が「性格」や「人格」「態度」を変えるというもの。必要なことだが、変わりづらい。(非効率的で、やる相手もやる気をなくす。) 反対に、2)変えやすい能力もある。懸垂型訓練 この話が竹田先生の経験を踏まえた爆笑トークでした。 しかし、身につまされるものがありました。竹田先生は運動神経が鈍く背は高いが筋肉がないと言うことで、高校時代スポーツはさんざんだったようです。 クラブ活動も入れないので、今川てっちゃんという先生がある話しをしてくれました。 「砲丸投げ部お世話係」の話しです。全然運動も出来ないある生徒(竹田先生ではありません。)がどうしようもないので、お世話係りとして「砲丸投げ部」に入りました。 お世話係というのは、「砲丸」を運んだり、準備をしてみんながやりやすいように助ける「係り」のことです。 最初彼は、砲丸すら運ぶことが出来ません。ましてや、砲丸がたくさん入っている「砲丸入れ」は盛り上げることすら出来ないわけです。 しかし、そのように運動神経が悪いのですが、先輩達も「お世話係り」として身の回りのことをしてくれるので、「イジメ」ることもないわけです。かえって、親切にしてくれます。 そして、その「お世話係り」をしている生徒、3年になった時に「砲丸投げ」で「学校一」になります。つまり、「校内No.1」になったわけです。 それは砲丸運びをすることにより、筋肉がついてきます。先輩達のホームを見ることによって正しいホームが分かってきました。(また、先輩達もお世話係りで役になっていることで親切に接してくれたり、教えてくれたのでしょう。) と言う話しを今川てっちゃんという先生がしてくれたのです。 そして、竹田先生を含めた3人の運動オンチの生徒に運動部に入るように進めるわけです。しかし、竹田先生達はサッカーとか、ましてや砲丸部はイヤでした。 それで、「懸垂」ならいいだろうと言うことで「懸垂部」を作ります。 ちなみに竹田先生は「懸垂」が3回しか出来なかったそうです。 そして、3人で毎日運動場の片隅で鉄棒にぶら下がるわけです。(懸垂が出来ないから仕方ありません。) そして、2年、3年経った時、なんと20回懸垂が出来るようになりました!それは、学校内のサッカー部とかの猛者も入れて「学校一(校内No.1)」になったのです。 そうすると、それだけではありません。肩の筋肉も含め体が変わり、ソフトボールや他のスポーツもも出来るようになりました。特にラグビーではフォワードになっていくわけです。筋肉がついているので、タックルをバンバンかわせるようになっていったのです。 能力には、「伸ばしやすい能力」と「伸ばしづらい能力」があります。 「伸ばしづらい能力」を伸ばすことも大事です。しかし、それには手間と時間がかかります。そして、やっかいなのはそればかりやっていると辛いですし、やる気もなるなります。 そうしているうちに、それと見ているこちらもイヤになります。 しかし、「伸ばしやすい能力」をその相手のやれる方法でやっていると、徐々に能力が着いていきます。そうするとその相手自身も自信を持ち、こちらに素直になってくるわけです。 そうすると、こちらもやりやすくなります。励みも出ます。そのような「好循環」が起こるわけです。 その為には、社内の教育も「差別化}し他の会社や世間でやっていないような教育を実施していくことが大事になります。 そして、そのような「差別化された教育」を実施していく上で必要なものが「教材」です。 また、この「教材」を作ること自体が社長の能力を大きく向上させるわけです。なぜなら、人間恥は書きたくないです。チャンと教えないといけないので、真剣に努力勉強します。 そして、何よりもそのように社長自身で教えることによってのメリットで、竹田先生が強調されたことがあります。 何だと思います?社長が教えることの最大のメリットは?その答えはこちらです。 →クリックして下さい。竹田先生の人材育成理論(セミナー報告の続き 1 陸上型と懸垂型の訓練)
2011.04.30
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アメリカ・アラバマ州の原発が3基自動停止しました。理由は分かりますか?津波?アラバマには海がありますが、そうではありません。竜巻です。アラバマの竜巻と言えば、ジュリー・ガーランドの映画「オーバー・ザ・レインボー」で有名ですよね。アメリカ政府は、早速「国内の米国の原発が外部電源を失った際の対策の強化が必要だ。」と手を考えています。(米原子力規制委員会(NRC)は報じています。)また、今回停止したブラウンズフェリー原発は沸騰水型で、福島第1原発と構造が似ていると言います。ただし、地震を想定していないアメリカ仕様です。簡単に言うと。アメリカ政府と日本政府の対応、同じ原子力でもどう動くか?どう動けるか?比較対照できます。日本政府や当然の言い逃れがあるとするならば、ここでそれが露呈します。
2011.04.30
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KARAが事務所と和解すると言います。 正直なところ何の話しか分かりませんでした。詳しい人に聞くと韓国はかなり時間とお金を計画的に投資してアイドルを生み出しているそうですね。 ですから、給料がべらぼうに安い! そこから生まれた問題だと聞きました。これも一つのリスク管理です。ちなみに4月27日(水)に竹田陽一先生のセミナーに行って来ました。 内容はさすが竹田先生、時事話題の「福島原発」のことからリスク管理のことから始まり、従業員の育成の話しですが、竹田先生らしい切り口で人材育成29年の私から見てもうならせる講演でした。 最初の「福島原発」の話しからリスク管理の話しをされた時に、レベルが高かったので苦しそうにしていた人もおられましたが、結構スゴイ内容でした。政府や東電の人に聞かせたいくらいでした。それを少しここに書いておきます。また、セミナーに行った人の声も上げておきます。参加された方からも「子どものし合いの予定を調整してきた会がありました!」「普段悩んでいることの核心が分かりました。」とツボに入ったという感じでした。 中には「声を出して腹を抱えて笑ったのは、セミナーでは初めてです。」とか「いや~、やっぱり"生竹田"は良いですねぇ。」というツボ(?)には入った声もありました。 今回は私の出張等がなく懇親会に参加しました。普段竹田先生の教材で勉強している経営者の皆さんと言ったので、それぞれの経営者が竹田先生の教材で成功されているところを具体的に、竹田先生にその経営者から伝えていただきました。 「お客様の声・感謝の声」を竹田先生にお伝えしたかったからです。 そうすると普段よく竹田先生のセミナーに参加されているお客様から今日「竹田先生と対等に会話が出来る西村先生みたいな人がいたので、昨日は竹田先生絶好調だったようですね!」とうれしい便りをいただきました。 また、竹田先生からは「西村さんは人をほめるのがうまかね~。」と博多弁で逆にほめられてうれしかったです。 セミナーの要点を少し上げてみたいと思います。(カッコ内は西村の追加) 1.原発の話しからリスク管理の要点 原発事故(クレームも)の原因には4つある。1)メカ2)ヒューマンエラー3)自然災害4)テロ(クレームならクレーマー) ここで問題は「自分に決定権がないのに決めてしまうこと。」だと言われていました。 1)メカ 2)ヒューマンエラー この2つは、会社に決定権があります。(コントロールできる。)だから、東電も訓練してこられに対しては問題がないようにしていた。→西村追加 1)はそれもしていなかった可能性がある。 しかし、3)自然災害4)テロ(クレームならクレーマー)は、会社側が決定権がなく、相手が決定権を持っている。(コントロールできない。) しかし、それらに対して東電は「起こるわけがない!」と決めつけていた。ここで問題は「自分に決定権がないのに決めてしまうこと。」が行われていたことです。 第二次世界大戦でも、「ソビエトは不可侵条約を破るわけがない!」と当時の軍部は過信してその対応を考えていませんでしたが、その決定権はソビエトが持っていました。 「この商品は売れるはずだ!」と決定権もないのに決定してしまう。(起業も絶対うまくいくはずと言うのも同じです。) これが「自分に決定権がないのに決めてしまうこと。」の典型的な例でした。 会社の中でも「社長が言っているんだ!」とか「会社が決めたから!」と言うことで勝手に決まってしまうことがあります。 今回の東電の原発も「政府が言っているから。」「メーカーが言っているから。」と想定外のこと考えることをはねつけていました。 実は意見が出ていたのですが、「そんなことは起こるわけがない!」と無視されていました。 (想定外のことを考えることほど難しことはないわけです。)ですから、そのようなことをどう試すかには「経験」と「知恵」がいります。 それで、竹田先生も「自分はどうか?」と考えら得たそうです。そして、竹田先生はCDを200巻作っておられてそれが全部今はコンピューターで管理されているのですが、そのハードディスクの管理、コピーも入れて2つあるのですがそれを別々に管理するようにスタジオに依頼されたそうです。 ちなみにCD一枚作るのにナレーターさんの費用も含め約40万いると言われていました。(この時に、思わず「竹田先生、クオリティーにも力入れておられるんだ!」と思ってしまいました。) 以上が、導入の話しでしたが、今までセミナーでうかがった中でも力が入っていたと感じました。竹田先生も「最初に原発の話しをし過ぎた。」と時間がギリギリになって反省されていました。 しかし、その後の「「出来る従業員の育て方」がまた凄かったです。 後のブログに書いてみたいと思います。
2011.04.29
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今、リビングで仕事をしていると(どこでも仕事しています!)ペア・スケートの高橋成美(たかはしなるみ、1992年1月15日生まれ)選手が「目標は何ですか?」と聞かれたら、なんて言ったと思います。今までのスポーツ選手のインタビューの答えで絶対ない答えを彼女はしました!「目標は秘密です。これを聞いて、「な~~んだ。」と思う人はいるか分かりませんが、行動実践的に見るとこれもの凄く大事なんです。言葉に力のある(実行力があるという意味、有言実行)タイプの人なら「目標」を人に公言することは大事ですが、それ以外の普通の人は「目標は人に言わない方がいい。」のです。なぜなら、普通の人は「人に目標を言っただけで満足してしまう」からです。それで終わる人が多いです。確かに言うことにより、プレッシャーになったりして頑張ろうという気になりますが、普段目標の達成が出来ていない人が決意もしないで言っても出来ないわけです。そうすると、周りの人も「ああ、また言うだけか!」になったり、聞くこと自体気まずくなるので相手にしなくなります。しかし、黙っていると言いたくなるので、「これを話したい~!」と実行へのモチベーションになるわけです。そう言うと、「そんなことやっていると、自分自身目標を忘れてしまう。」と言う人もいるでしょう。実は、そのような人は人に言っても同じことになります。そして、余計に信頼の置けない人になります。「人に言ったことをやらないと信頼を失う」というのは原則です。そうすると自分と言う「人に言ったことをやらない」と自分の信頼を失います。つまり、「自信」がなくなります。私の好きな言葉で、社会学者の加藤締三氏の言葉です。「自信がないというのは自分自身が出来ないことをやろうとしているからだ。」高橋成美選手、これから注目していきたいと思います。彼女の声、好きです!(笑)
2011.04.28
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「弱肉強食」「強いものが勝つ」本当にそうですか?また、それでいいのですか?昨日、戦略社長・戦略トレーニングジムで「弱者の戦略」を取り上げました。ここでその原点である「競争の原則」を紹介しました。『強いものが勝つ!』です。経営において競争を忘れてはいけません。なぜなら、それは地球上に生物が誕生して以来続いていることだからです。ですから、「戦略」が経営で必要になって来ます。しかし、それ以外に忘れてはいけないもう一つの原則があります。その2つを会わせて『生存2大原則』と呼ばれています。もう一つは、「協力(共存)」です。これは生物がこの地上に誕生して以来違背している原則です。「弱肉強食」で生物は生きてきました。しかし、それだけで生存できたわけではないのです。繁殖これがなければ子孫を残し、種として生き延びることが出来ませんでした。繁殖は「協力」があって初めて成り立つことです。「競争」と「協力」この相反する原則が生物の生き延びさせてきたわけです。だから、経営を考える上で「競争」だけを考えているのは問題になります。「協力」特にお客様、従業員、仕入れ先や出資者との「協力(共存)」は不可欠です。ですから、以前から言っていますが経営には「戦略」だけでなく「栄略」も必要なのです。『栄略』 共に栄える知恵です。
2011.04.28
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朝仕事に出かける時にふとポケットに手を入れると、財布が、財布がありません!そう忘れてしまったようです。しかし、そのまま駅に行きました。予備のスイカとカバンに予備のお金があったからです。「備えよ、常に!」このスイカを使うのは初めての機会(4年近く前に買ったもの)でしたが、持っててよかったと思っています。これがカードを使うようなら、家にダッシュで帰らないといけないところでした。
2011.04.27
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本格的な管おろしが始まったと言われています。この統一地方選著の結果を見て、民主党にその動きが出て来ました。朝日新聞の調査では「今すぐ総理を変えるのはよくない。」の声の方が「今すぐ変えるべき。」よりも多いのです。それは変わる事により、この震災や原発問題でまた混乱が起こることが予想されるからです。意外に国民は大人です。「菅さんの降りろ」と言う人は多いですが、では「次は誰?」と言うと答えられない人が多いです。私も菅さんを個人的に支持しているわけではありませんが、また「どたばたをして欲しくない!}という思いです。「同じことを繰り返しながら違う結果を望むことを狂気と言う(アインシュタイン)」です。また、一番気になるのは「選挙」の結果を見て、この騒ぎを起こしているからです。「選挙=国民の声」と言うよりも「票が取れない!」でこの動きになっているところがこの党の見極めだと思います。「今国民がどうか?」「国民に対して何をすべきか?」の議論なしに事を進めているような気がします。以前、「日本を会社とするならば?」と書きましたが、「顧客視点」がないですね。また、自社の軸(理念)もないように見えます。ドラッガー曰く「顧客により事業の定義が変わる。」と言っています。多くの経営者やビジネスマンは「会社の業績が悪くなった時に、顧客のことを忘れ、会社の存続だけを考えている会社「自浄作用のない会社」がどうなってしまうのかを見るいい機会と思います。また、学ぶ機会です。対岸の火事ではなく、自分自身や自社を見直す機会になればと思います。ちなみに、会社の業績が創業以来落ち込んだことがありました。その時に社長がしたのは既存客の掘り起こしです。既存のお客様や過去客(過去使っていただいたが現在使っていただいていないお客様)のところを徹底的に廻りました。そして、お客様のニーズ(要望)の掘り起こしをしました。その結果、次の年リーマンショックにもかかわらず過去最高売上、過去最高利益を上げることが出来ました。会社の業績が落ちた時は市場、お客様を見て、自分達(理念、ミッション)のブレを見るいい機会です。また、国民が一つになっている時に、一つになれない政党がどうなるのかを見ることを希望しているのではなく、この時に歴史的変換をこの党がすることを望んでいます。それでこれを書いています。(なぜなら、国民の多くが選んだ党だからです。)最後に文豪アーネスト・ヘミングウエイの名言を皆さんに送ります。「人間の価値は、絶望的な敗北に直面して、いかに振る舞うかにかかっている」
2011.04.27
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裏ブログ(経営戦略編)の方からいいものを紹介します。↓ここから実は、ずっとあるネーミングを考えていました。 営業力に変わる言葉です。営業力は経営において大事です。 なぜなら、経営の目的は顧客の創造(ドラッガー)だからです。この言葉がピンと来ない人はここに詳しく書いています。 →「第55弾 不況をぶっ飛ばせ!アクティブ(主導的)な顧客創造」 しかし、この「営業力」という言葉を使うと多くの経営者も含めて、人達は「販売力」あるいは「営業マンの力、押し」のように取ってしまいます。 ですから、「商品三部に売り七部」と言っても、「ヤッパリ、営業の押しが大事なんですね!」とか「口先八丁で売る技術なんですね。」と解釈してしまう人達が多いわけです。 ちなみに、今「クールジャパン」と言って海外で「日本はカッコイイ。」と言うイメージもあるようですが、クルマ家電は別として意外に日本の工芸品とかが売れないそうです。 ですから「営業力」が必要ですが、上のような言葉で取る人が多いので何とか考えていたのですが「顧客創造力」です。 これは、例のドラッガーの言葉にもあっていますし、イメージしやすいですよね。 経営の原動力は「顧客創造力」です。 これには、ターゲティングと仕組みが必要になって来ます。そして、これを竹田陽一先生の【経営構成8大要因】で考えるとすごくわかりやすいですね。 つまり、・何で(商品。有料サービス)、・どこをターゲットにするか?(地域、客層)、・どのようなプロセス・仕組みで(営業システム)、・お客様に愛される仕組み(顧客対策)と、ハッキリしてきます。 経営の原動力は『顧客創造力』。これがシッカリしてくると不況なんかぶっ飛ばせます。 ↑ここまでたまに経営戦略のことを書くのもいいですよね。
2011.04.26
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この楽天ブログ(楽天日記)を使っている人は、「裏ブログ」を持っている人が多いですね。と言うのは、楽天日記は「削除」されることがあるからです。特に、ビジネス関係のことを、楽天に関係ない集客をすると「削除」されるという事件が以前2004年頃(私の場合5月23日)に多発しました。私も、1回目、アクセス数 28531で削除2回目、アクセス数 22058で削除そして、今回で3回目、アクセス数 49523で削除され現在に至っています。私の場合は、「理由がなかった」のでそのまま続けました。(実はもう一つ「戦略的な意図」があるのですが、それは別の機会に紹介します。)でも、嫌気がさしてと言うよりも、リスクと利便性(?)を考え別のブログへ移行した人が沢山おられました。あの「小さな会社☆儲けのルール」を書いた栢野さんもライブドア、アメブロと引っ越しされましたね。(ただ、最近戻ってこられています。)実は、私もそのような「裏ブログ」を持っています。(多くの方はご存じだと思います。)普通なら、同じことを書くのですが私は、こちらが「精神面(モチベーション)」そして、別のブログに「経営戦略」を書いています。こちらのブログは経営者だけではなく、いろんな人それこそ主婦や学生さんにも読んでもらってもいい内容で、もう一つが経営者向けです。ただ、最近裏で書いていることも経営者向けではありますがいい内容と思いますので、こちらでも上げてみたいと思います。(将来的には一つにしようと思っています。時期はあるタイミングを見計らっています。)ただ、今思い出してみると仕事が忙しくてたいへんな時に、ブログが削除されました。しかし、それをまた復活させることによって、随分人間性が鍛えられた気がします。最近見つけたヘミングウエイの言葉を紹介します。人間の価値は、絶望的な敗北に直面して、いかに振る舞うかにかかっている。私のブログとはまったく違った状態で、この日本もたいへん「絶望的な」状況に追いやられています。そして、「いかに振る舞うか?」で日本の価値が、特に世界の評価が上がっているわけですね。
2011.04.26
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今晩からこちらでは「もしどら~」がNHKで始まります。本当は、もっと早かったんです(3/14)がこの震災の関係で遅くなりました。(全10話) 詳しいことはこちらを→もしドラ:震災で延期のアニメ版 4月25日スタートに 全10話を集中放送 NHKどんな風にまとめてあるのか興味深いです。ある意味では「経営概念」をマネジメントという形で落とし込んでいるわけですが、なじみない人に理解されないことをいかにわかりやすく表現するか?その料理の仕方が楽しみです。実は、あの本の中に多くの人、特に大手サラリーマンや一般の人には絶対に理解出来ない概念があります。読んだ人に聞いても、まったく覚えていてすらいない概念です。その前に、ドラッガーさんのことよりも、物語の方に引っ張られてしまう人が多いですよね。(最後に泣くのはその為?)個人的にはもっと心配なことがあります。「あのアニメのキャラクターになじめるかな~?」と思っています。予告編を見た時に、何か分からない妙な違和感を感じてしまったからです。(苦)番組に対する世間(皆さん)の反応も楽しみにしています。
2011.04.25
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24日投票の統一選挙(後半)の73市長選と13区長選の投票結果が出ました。誕生した全「新市長」88人(無投票も含め)のうち、政党推薦・支持を受けていない「無党派市長」は57人と全体の65%に達しました。前回07年の55%を上回りました。(震災の影響で延期された3市を除いて)政党が力を失っている時代ですね。と言っても「隠れ政党」もいるようです。政党には入っているが公認を受けない候補者たちです。前から書いている、「政党不信から政治不信、政治不信から軍閥が強くなる。」と言うのは、未熟な民主主義のたどる道ですが、政治不信にはなっていないようですね。投票率については数値が出てから書いてみたいと思います。投票民が変わる事によって、政党が変わり、政党が変わる事によって政治が変わる。その鍵は投票する人です。
2011.04.25
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昨晩、Yahoo!のオークションを見ていたら「脱獄」「入獄」ってありました。ついに刑務所の「脱獄」まで、ネットオークションの時代かと思いましたが、全然違いました。皆さんはご存じですか?困った時のWikipedia頼みで見てみると、脱獄・Jailbreak(ジェイルブレイク)日本国内の場合、多くはアップルが発売する情報端末のうち、オペレーティングシステムにiOSを搭載しているiPhone及びiPod touch、iPadにて、App Storeで販売、配布されていないアプリケーション(要するにアップルの認可を受けていないアプリケーション)を動作可能にした状態を指し、「脱獄」と呼ばれることもある。←ここまでもっと簡単に言うとSIMロックまでいじってDOCOMOでも使えるようにしようというものです。(まあ、それ以外のアプリまで使おうとすることもありますが。)まあ、いろんなことを考える人がいますし、いろんな表現があるんですね。ところで、長い間考えていたネーミングが見つかりました。非常に気に入っています。経営の原動力は顧客創造力←ここをクリックして見て下さい。私的には、かなり気に入っています。
2011.04.24
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避難所で、現金を配る人達(2人組)が表れた。宮城県石巻市の避難所に「西日本有志の会」「西日本小売業協会」などと名乗る男性が封筒に3万ずつして配っていった。職員が「やめて下さい。」と言っても続けたそうです。21日と22日で合計「5000万」を配ったと言われています。ニュースには、他の被災者から「不公平だ!」と言う声が上がったと取り上げていますが、物資の時はその声を取り上げなかったのに、「お金(現金)」ならその声を上げると言うことなんでしょうか。もらった人の声が上がっていなくて、それ以外の人の声だけを上げると言うのもおかしいなと感じます。(情報操作?)今、ニュースを見ると政府や総理の対する「ネガティブキャンペーン」みたいなものが多く、辟易とする人も多いと聞きます。政治に関心を持っていろいろ言うことも一つの活動ですが、特に政治家の人達は「与党に何を求めるか?」もありますが、「自分の党は何が出来るか?」「今できること?」を考えることが大事だと思っています。統一選挙の前に自民党の人達が大連立を否定した時に、あるおじさんが「そんなことどうこう言う前に自民党で被災地を回ってみろ!政権を変えられるぞ。」と電車の中で言っていました。国民が「今、自分が出来ることを考えてやっている。」中で政党の人達が他党や与党に、また与党の中でも「あれやれ、これやれ」と言っても国民の指示は得られないと思います。今、支持政党がない人達が62.8%もいると聞いています。これは政党不信ではなく、政治不信なわけです。朝日新聞の調査によると「管総理、すぐ変わって欲しい。」よりも「すぐ変わらなくても言い。」の方が多いと聞きました。これは、「すぐに変わっても、何も変わらない。変わるとかえって混乱する。」と言う大人の意見のような気がします。以前にも書きましたが、政治不信の時に軍事政権が生まれる傾向があります。強制力を持った人に依存してしまうと言うことです。(これは選挙でヒットラーが誕生したいきさつを研究している人達が主張したことです。 →ヒットラーを選んだのは誰!?(自由からの逃走)に書きました。これも以前、「今、変わる必要があるのは政党ではなく、それを選ぶ国民」と書きましたが、「選ばれる側」の政党が変わる時期も来ています。(とっくに?)しかし現金を配った2人組、完全に「匿名行為」でしたね!
2011.04.24
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ニューヨーク・タイムズとCBSテレビの合同世論調査によると、アメリカ人(米国人)は、「国は誤った道へ外れている。」と考えているようです。全国民の70%がそう考えています。26%は「正しい方向」と考えているようです。(4%はどちらでもない。)大統領の不支持率も56%になりました。これは「経済運営」に対するものです。国民というのは現金なものですね。私が思うには、前のブッシュさんの方が問題があったように思うのですが。。。ところで、我が国の総理も国民からも各首長からもだいぶ叩かれていますが、「もし、日本が一つの株式会社だったら、どうなっているでしょうね?」各首長を事業部長、部長と考えるとどうなんでしょうね。いろんな人が「国が…」「政府が…」と言っていますが、会社と考えると「社長が…」「会社が…」となりますよね。企業で言うと、そんな人はだいたい大してことがない人達ですよね。また、そんな会社も業績がおかしくなってきます。まあ、会社と国は前提が違いますし、例えるには問題があるか分かりませんが、松下幸之助氏は「国家・会社論」を考えていたようです。そんな風に考えると、また見えるものが変わってきますね。今朝のニュースを横目で見ながらそんなことを考えていました。
2011.04.23
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昨日のブログに書きました「キャンディーズのスーちゃん」こと田中好子さん、乳ガンでした。それも発症したのは結婚の次の年、92年から20年間。最後までそのことは明かさなかったと言われています。実は、ガンだけではありませんが、万全の状況で仕事をしている人というのは意外に少ないと言う事は知られていません。プロ野球を含め、プロのスポーツの選手、オリンピック選手を含めアストリートもほとんどケガや病気を抱えています。大きな試合や大会でも、完全な体調で出来るとは限らないそうです。実は、今朝パソコンの調子が悪いのですが、そんなことも言えないなと思っています。
2011.04.23
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物騒な言葉ですね!ちなみに、敵前逃亡すると「脱走兵」と呼ばれ軍法会議で懲役刑になります。旧ソ連では「木につるす」と言われたように絞首刑でした。日本で有名な敵前逃亡は幕末「徳川慶喜」の戊辰戦争で薩長軍の前から逃げ出したのは有名ですよね。私は大阪陣ですから、ここで慶喜が頑張ってくれていたら、「大阪幕府」構想もあったのでもう少し踏ん張って欲しかったと思います。(ちなみに今住んでいる松戸市は彼の終の棲家[ついのすみか]の戸定邸[とじょうてい]があります。)後、今週号のSPAには「エリートは敵前逃亡する」と、東電の清水 正孝(しみず まさたか)社長のことを上げていました。しかし、敵前逃亡的に逃げようとして認められた人達がいます。それが先のブログで書いた「キャンディーズ」です。彼女たちは、ほぼ絶頂期に日比谷野外音楽堂のコンサートで、「私たち、皆さんに、謝らなければならない事があります」と言ってから「突然の解散宣言」をしたのです。このときにランちゃんの言った「普通の女の子にもどりたい。」が流行語になるくらいインパクトのある事件とも言える発言でした。と言うのは、当時芸能界、特にアイドルはプロダクションからガンジガラメにあっていて、そのような個人的なことを言うことが出来ませんでした。特に引退ともなると「ドル箱」「金の卵を産むニワトリ」ですから、手放すこともないわけです。だから、そのような突発的な行動に出たのですが、ここで興味深いのはファンの反応でした。当然彼らも驚いたこととやめて欲しくないことで反対をしたのですが、それが徐々に「支援」の声に変わっていくわけです。これが「敵前逃亡」とどうかは別として、自分たちが支持応援しているアイドルグループが突然「やめます。(や~めた。)」と言ったわけです。なかなか受け入れがたいものがあるわけです。しかし、彼らは支援を表明しだしたのです。それも「最高の状態で解散させてあげよう。」と言う雰囲気にもなっていったわけです。そして、今まで取っていなかったオリコンチャート一位を取らせようという機運にもなっていくわけです。もう、ファン、プロダクション、当のキャンディーズ一体となったわけです。こんなことって今までありませんでしたよね。私は正直なところファンでもありませんし、芸能通でもないのでそれ以上のことは分かりませんが、なぜ、ファンはそこまで考えるようになったのか?そこまでファンにしてもらった彼女たちの持っていたものは何だったのか?と、考えます。また、敵前逃亡ではありませんが逆に部下や配下を逃げさせようとした時に、「最後までお供させて下さい。」と言われた西郷隆盛のことも思い出します。間違いなく言えることは、「人柄」なんでしょうか。そんなことをスーちゃんの死から思いをはせました。謹んでお悔やみ申し上げます。
2011.04.22
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元キャンディーズのスーちゃんこと、元キャンディーズの女優の田中好子が亡くなった。55才!?まだまだ、若い!私と同い年だ!!!!キャンディーズというと若い人は「南海・キャンディーズですか?」と聞く人もいる。「年下の男の子」「春一番」「微笑がえし」と言うヒット曲を持つ絶大な人気を持つアイドルグループだった。ピンクレディーと争っていた。しかし、絶頂期に「普通の女の子に戻りたい。」と惜しまれ解散した。その後、女優として復活し、映画「ひめゆりの塔」テレビドラマ「家なき子」「ちゅらさん」などで知られている。NHKの「おしん」にも出た。旦那が、女優の故夏目雅子さんの兄、小達一雄さんと言う事は意外に知られていない。興味深いのは「キャンディーズ」が引退声明を発表した時の話しだった。ここで意外なことが起こった。。。(続きは次のブログで)
2011.04.22
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「パチンコはジャラジャラと音を立てるために電気を煌々(こうこう)とつけるのは、世界中で日本だけだ!」と言った石原都知事にパチンコ業界が反論しています。それはパチンコと自販機業界の消費電力(450万キロワット)と福島第一原発の1000万キロワットがほぼ同じだと言うことから出た発言に対してものです。パチンコ店の全日本遊技事業協同組合連合会も「消費電力の数値が間違っていますね。」と反論しています。正直なところ、あまり何度も言われるのでたまりかねたという感じです。パチンコのホール5団体がトップ意見書を連名で出しました。「ピーク時の最大使用電力でも約84万キロワットであり、雇用も産みだし、多額の納税している。また。20億の義援金を考えている。」ことを主張しています。まったく関係ありませんが、パチンコには「石原裕次郎」」という遊技台があるんですね。まあ、それは別としてこの記事まだYahoo!に出て来ていませんね。その方が気になります。パチンコ、原子力って、よく分からない業界ですが、石原さんが今後どういう態度を取るかでまた見えない世界が見えてきます。
2011.04.21
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皆さん、おはようございます。昨日書きました 「怪病・中国!?(エイズ恐怖症) 」は皆さんの関心のあるところだったのでしょうか、急にアクセスが上がりました。実は記事を書く時に奇妙なことが起こりました。何度書いても「わいせつ、もしくは公序良俗に反する表現があります。」とアラーム(警告)が出て、「公開する」のボタンを押しても出来ないのです。仕方ないので、一つ一つの言葉を換えて「公開する」のボタンを押していきました。そうすると、引っかかっていた言葉、何だったと思いますか?エイズ患者→違います。躁鬱やノイローゼ→違います。セックス→意外にも違いました!男性同性愛者→違いました。商売とする人相手とのセックス→違います。売春婦→違いました。それ以外なんだったと思います?その記事、「怪病・中国!?(エイズ恐怖症) 」をもう一度見て下さい。と言ってもその言葉を除いていますので、ありませんが。 それは「性 行為」という言葉です。間(スペース)を詰めるとアップできません。ウソだと思われるようでしたら、する必要がありませんが公開できません。正直なところ、「そんな言葉で!?」と思いましたが、このような言葉が乱れ飛ぶ世の中にあって少しでも「わいせつ、もしくは公序良俗」を守ろうと言うこと時代は賛成です。また、楽天日記には「こんな写真載せるなよ!」と言うものもありますので、それらに対しても責任を持っていただければと思います。ところで、ここで皆さんに確認したいと思います。皆さん自身「独自の判断基準」って、持っておられますか?他の人がやっても絶対しないというものです。世間では、特に日本では「赤信号みんなで渡れば怖くない。」と言うように、「他の人がやっているから自分もやってもいい。」と言う風潮があります。また、つきあいもそうです。まあ、それが全部が全部それでいいと言うわけではありませんが、「他の人と同じこと」をやってもまったく意味がないことがあります。特に経営戦略はそうです。99.5%の会社は不利な状況に置かれている「弱者」ですから、他の会社と同じことをすると二乗倍で不利になります。これ分からない人は、ランチェスターを学んで欲しいのですが、実は昨日経営相談に乗っていた社長さん、社員の人に戦略を話すと猛反対、猛反発を喰らうそうです。と言うのは「なんで、大きな会社や普通の会社のやっていることをやらないんですか?」と言うものです。社員にとって「大きな会社」や「普通の会社」のやっていることがそれこそ『普通の戦略』なんですね。問題は、それで業績を上げることが出来るかどうかです。答えは「否」です。大きな会社と同じこと(戦略的に)やって勝てるわけがない分けです。この段階でもこれが分からない人がいると思います。敵と同じことをやっても勝てるのは、強い方です。この強さの一つは「大きさ」です。だから、「大きな会社」と同じことをしようとしますし、「大きな会社」強い会社と思っていたり、「大きな会社」が「普通の会社」と思っている分けです。しかし、「大きさ」そのものは「強さ」ではありません。確かに強い場合もありますが、強さとは「競争力」です。だから、ドラッガーは「多くの企業において、最大手でありながら利益率はさいこうではない企業は多い。(創造する経営者 P7)」と言っています。「競争力」とは、ドラッガーが同じページで言っている「意味のある分野において、独自の貢献あるいは少なくとも差別化された貢献を行うことによって得る」ものでもあるわけです。この「独自」あるいは「差別化(私は異質化と翻訳しています。)」がないと企業は競争力を増すことが出来ません。つまり、同じことをやっていると企業は成功出来ません。だから、面白いのですが高額な所得を継続的に取っている人や成功している中小企業の成功者は、「他の人と同じことをやるのが嫌い」です。ただ、「違っていればいい!」と言うわけでもないのが興味深いところです。また、従業員もバランス取れた人材は大手企業で役に立つかも知れませんが、それ以外の会社は秀でた何かを持っている必要があるわけです。つまり、他人と同じではうまくいきません。人とはひと味違った良さを生み出していくことは、経営でもビジネスマン人生でも大事なことです。ただし、「公序良俗に反することで」違ったことはしないで下さい。念のため。
2011.04.21
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すでにご存じかも知れませんが、中国で「エイズ恐怖症(北京語で「恐艾症」)」という病気(?)が流行っています。「自分自身がエイズではないか?」と言う恐怖心を感じるもので、躁鬱やノイローゼを引き起こすと言われています。実際に7つのエイズの検査をしても問題ではなく、政府は「エイズではない!」と断言し、「恥じるような結婚外や売春婦とのセックスによる心身的なもの」と疑っています。 風評被害化しているという噂もあります。(特にツィッターで。)しかし、この病が単なる「エイズ恐怖症」ではなく、未知のウィルスの可能性もあると言われてきています。エイズウィルスではないもののエイズと同様の症状や感染の仕方があるからです。単なる心身的なものか未知病原体か、またはその両方は別として、中国政府・衛生部はHIV(エイズウイルス)感染者は2010年10月までの累計で37万人以上になり、うち13万人以上が発症、6万8000人以上が死亡したと発表しています。ですから、エイズそのものが認知されてきたので起こる恐怖も増加してきています。地域的に雲南・広西・河南・四川・新疆・広東の6省(自治区)での感染者と発症者の比率が、全国の77.1%を占めると言っています。(中国・衛生部)その原因は、商売とする人相手・薬物中毒や男性同性愛者の感染が急増もありますが、一説には観光ビザの発行緩和が影響しているという人もいます。(海外から持ち込んでいる。?)また、未知の病原体であるならば「唾液、汗」でも感染すると言われているので、「エイズ恐怖症」と対応しない政府に、「他人にも同じ目にあわそうという」復讐心をおこし、カップ(コップ)を共有する慣習だけでなく、他人の飲んでいるカップや湯飲みにもわざと感染者が唾液を入れることも起こっていると言われています。日本から地震や放射能で多くの中国の人が帰国しましたが、自国でもたいへんな状況になっているようです。
2011.04.20
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栃木県鹿沼市でおきた「クレーン車児童6人死亡事件」の原因が、「持病」の薬を飲み忘れたからではないかと言われています。「てんかん」の持病があり、それを抑える薬を飲み忘れたようです。実はこの事件が起こってから気になることがありました。26才の男性。そう知り合いのお子さんと同じ年でした。以前、その子も運送関係の会社にもいたことがあるので、その相似を感じていたわけです。(そして、この事件車に乗ってからわずか2分で起こった事故、居眠りという話しもありますが、そんなにすぐに眠ってしまうのかと言う疑問もありました。)また、その息子さんも以前頭に物があたってその後遺症で「てんかん」が起こるかも知れないと言われたそうで本当に「てんかん」の話しを聞いた時にゾッとしました。置かれた状況が同じ場合に起きる感情移入、それを起こしていました。ですから、当然被害者の親御さんのことも考えますが、容疑者の親御さんのことも思ってしまいます。同じ事件でも見る側によって感覚が全然違う。被害者と容疑者の家族、一緒には出来ませんし責任というのもありますが、双方共に痛ましい事故です。
2011.04.20
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最近、「限界集落」「限界団地」って言葉がニュースで時々出ていますよね。どういう意味なんでしょうか?人口の半数以上が70歳以上の高齢者によって占められていて、集落としての機能を万全に果たすことができなくなっている「限界集落」の団地版。つまり、団地住民の3分の1から半数以上を65歳以上の高齢者で占めている状況をさす。(Yahoo!辞書)「限界集落」というのは過疎化の進んだ農村というイメージですが、電車で1時間も1時間も行くと存在するもので、高度成長時代の産物を言われています。関東で言うと多摩ニュータウン、大阪なら千里ニュータウンとかですね。この間テレビでは「ニュータウンではなく、老タウンだ!」とインタビューされた老人が言っていました。これは昨日「KARA!?(芸能界のライフサイクル)」の地域版です。あまり、知られていませんが「地域」にもライフサイクルがあります。こう言うとこれは「時間の流れならしょうがないね。」と言う人もいますが、反対にそのような大型開発のニュータウンですが、まったく反対の道を歩んでいるところもあります。ユーカリが丘ニュータウンです。長嶋茂雄氏出身の千葉県佐倉市のある街です。千葉県と言っても都心から38kmですからそんなに離れているわけではありません。ベッドタウンになっています。この町が注目されているのは、その「限界団地」どころかむしろ発展しています。この町がスゴイのは、あえて街を急成長しないように年間300戸以上家を増やさないようにしているわけです。ですから、コンスタントに若い人達が次々に引っ越してくるので、現役を退いたおじいちゃんおばあちゃんの近くがいいと若い世代(団塊ジュニア)も引っ越ししてくると言うことが起こっています。また、お年寄りの世代にもケアする人間(実は不動産のセールスマン)が一軒一軒廻って意見を聞いています。そして、新たな街の設計や発展に意見を取り入れています。これは、東京の不動産会社の山万株式会社が運営しています。この会社スゴイのは鉄道免許まで取ってこの町に電車すら走らせています。この会社の社長さんはポリシーとして「街を急激に発展させないこと」とポリシーにしています。すぐに沢山売れればいいというのは、経営者の心情ですが不動産開発という業界で、「ライフサイクル」を考え、堅実に経営している会社の一例です。そして、この町が逆に今「爆発的な人気」があるわけです。それは「3世帯」「4世帯」が安心して住める街のイメージが出来上がってきているからです。このような発展(成功)の仕方を『累積・レバレッジ』と呼んでいます。「レバレッジ」は金持ち父さん系の本に出てくる言葉ですが、これで成功するのは「人間的強者(いわゆる天才)」です。それ以外の普通の人間はこのような『累積・レバレッジ』で成功することが大事です。そして、この『累積・レバレッジ』はある時点まで成長は粛々としているのですが、ある時点で急激に伸びていきます。そう「レバレッジ(てこ)」が聞くわけです。ランチェスターで言うと「二乗作用」が働くのです。「何でもいいから儲かればいい。」「何でもいいから早く結果を出せ!」と言うEQの低い子どもみたいな経営者にはまったく理解出来ない、賢い経営者や人の基本的な考え方です。
2011.04.19
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前資源エネルギー庁長官で東電顧問の石田徹氏の退任が決まりました。今回の福島原発の問題に端を発して、経済産業省などから電力業界への「天下り」に批判が高まってきたからです。トカゲのしっぽ切りか、自浄作用か?もし、自浄作用があるとするならば、この国の自浄作用の鍵を握るのはなんでしょうか?誰なんでしょうか?少なくとも、今パソコンの前にいてこれを見ているあなたです。間接的な影響力かも知れませんが、その力は小さくありません。30年独裁しているムバラク大統領のエジプト政権を倒そうとしているのは、・食糧価格高騰(インフレ率は3年連続2 桁)・ソーシャルメディア・ウィキリークスと言われています。最初のインフレは環境的なものですが、残りの二つは人為的に影響を与えることが出来るものです。また、この「革命(アメリカはそう呼んでいる)」の発端はたった三人の政治素人の女性が「この国はこれでいいのだろうか?」と始めた草の根運動が引き金にもなっています。この三人の女性の活動はNHKの世界の民主主義で取り上げられ放送されました。変化の鍵握るのは、誰でしょうか?少なくとも行動を起こす人達です。この震災で被災者を救うことや避難はまだまだ始まったばかりです。それを支援する人達に心からエールを送ります。そして、何度も書いていますが復興には被災者支援と経済(商業消費)活動が必要です。それどころか経営を維持するために必死で頑張っている経営者、ビジネスマンにもエールを送ります。中には、「もう震災なんて。。。」と完全な日常生活に戻っている人もいますが、経済を圧迫する未知数の原因や状況が待ち受けています。すべての日本に住んでいる人達が当事者意識を感じる日が来ます。それはヒシヒシとやってきています。しかし、災い転じて福となす。その機会でもあるわけです。前ニーヨーク市長が言った言葉をもう一度上げてみたいと思います。「ニューヨークは元に戻らないという人がいます。その通りです。なぜなら、ニューヨークはもっとよい街になるからです。」そう多くの人がしているように、「ニューヨーク」という言葉を「日本」の置き換えています。
2011.04.19
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初めて見ました!少女時代も見ました。全員の同じ顔に見えます!(笑)昔、子どもが小さい時に話しに付き合うためにSpeedの顔を覚えましたが、もう覚える元気がありません。キッと覚えた頃には、もう日本の市場にいないかも知れません。芸能界のライフサイクルも早いですからね。もっと早いのは、芸人さんですが。だから、芸能界でもシッカリ考えている人は次を考えている人は多いですね。「悪い時はいい時のことを考え、いい時は悪い時のことを考える。」これはすべてに通じる「波がある」理論ですね。でも、KARAさん、少女時代さん、Speedさん(再結成したんですよね)いつまでも頑張って下さい!
2011.04.18
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昨日から統一地方選挙の後半戦が始まりましたが、どの候補も挙げていることは「原発」問題です。また、「原発城下町」ってご存じですか?(参考までに日本にある原発は54基)新潟や福島、福井等原発がある街のことですよね。原発には、いろんな問題が伴いますが、原発マネーや原発誘致と言うくらい原発を地元につくることのメリットもあるわけです。多額の交付金と固定資産税で、道路や公共施設などのインフラ整備する事も出来ますし、雇用を確保することも出来るわけです。原発廃止と言うことが叫ばれますが、本当にそれを進める時に「現在の雇用はどうするんだ!?」という問題も必ず出てくるわけです。ですから、前のブログで「原発廃止を主張する政治家は、結局のところ国民の支持を得られなくなる」と書いています。ただし、これは原発を肯定しているのでなく生活や経済に根付いているので、そう簡単に廃止を考えても実現には時間と労力(コンセンサスを取っていくこと等)と力がいるということを認識していただくためにそう言っています。ちょうど、民主党が政権を取りましたがことごとくマニフェストを実現することが出来ないことばかりかにっちもさっちもいかなくなって信頼を失っていることから学ぶ必要があることです。(特に普天間はそうです。)ここで間違いなく言えることは「原発の安全性神話」は完全に崩壊していると言う事です。【首長9割「安全性揺らいだ」毎日新聞アンケート】しかし、ある人に聞くとそんなことは元々分かっているそうです。もっとも原発誘致で大きいのは、地元の一部の人に対するメリットで決まると言っていました。それは言い過ぎと思いますが、初めて本当の「原発」のあり方を考える土壌に乗りかけているというのが現状ですね。あとは、有権者がどう選ぶか?今は政治家が分かることを求められている時代ですが、それと同じくらい、いやそれ以上有権者が変わる事を求められている時代でもあります。
2011.04.18
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知り合いで被災地にすぐに救援活動に行った人間に会いました。話しを聞くと非常に興味深い事を言っていました。被災地で、津波で自宅を失って人は意外に、元気前向きだったそうです。むしろ、吹っ切れているという感じだったと聞きました。逆に、家も含めいろんなものが残った人の方が、大家さんとがれきの廃棄の仕方でもめたりしていたそうです。これがすべてかどうか分かりませんが、人間すべてを失った人の方が強いと彼は言っていました。都内から歩いて帰った人は、帰る途中「休んで下さい。」という看板を親子で持っている人を見たそうです。そして、そのお店は出すものは何もないのですが、場所を提供していたそうです。また、「トイレ使って下さい。」と言う家もあったそうです。彼は、本当に不思議な気持ちを感じて帰ったそうです。こんな時期だから見ることが出来た人間の側面です。そして、話しは実際に言った人間でないと分からないと思っています。
2011.04.17
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この震災(東北太平洋沖大地震)で改めて感じていることは、人間の「無力さ」です。しかし、人間の「可能性」の偉大さも感じています。
2011.04.17
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ドイツのメルケル首相は「原発を早く廃止したい。」と述べました。実は、ドイツは2022年までにすべての原発を廃止するという「脱原発法」が制定したのですが、メルケル首相も含む現政権がそれを延期しました。しかし、今回の福島第一原発の事故により、方針を修正したわけです。皮肉な話しです。ところで、私は「原発廃止政権」や「原発廃止を主張する政治家」は、結局のところ国民の指示を得られなくなると予想しています。なぜか、分かりますか?非常に大切なことです。次のブログに書きます。
2011.04.16
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最近、東北関東大震災(東北地方太平洋沖地震)を「3.11」と呼ぶ人達がいます。「9.11」そう、2001年9月11日(火)に起こった「アメリカ同時多発テロ事件」に対比させてです。そして、その時にジュリアーニ市長が語った追悼スピーチの言葉がよく引用されています。「救援・復興活動が第一優先だが、残りの人は、日頃の(飲んだり食ったり、モノを買ったりする)消費活動を維持することが大事。安易な自粛モードは、NYの商業施設の売上減などNY経済の低下につながり、いわば、テロの2次被害を招く。卑劣なテロに負けないためにも積極的に飲み食いするなど日頃の商業活動を維持してほしい。」これは、このブログでも書いていたように「なんとなくした方がいいという自粛」には意味がないと言うものです。 →ここで書いています。「巨人どうする!?(自粛について)」 復興には、復興活動と経済(商業消費)活動が必要にもなるわけです。詳しくはこちら→「グリコ看板、再点灯!?(景気対策はお金を廻すこと)「安易な自粛モードは、NYの商業施設の売上減などNY経済の低下につながり、いわば、テロの2次被害を招く。」これは日本でもすでに起こったこのことです。東京で花見が自粛ムードになった時に(またそれを提唱した人もいましたが)、被災地の地酒メーカーは「花見をやってもらわないとお酒が売れない。」と言う事が起こりました。「南部美人が花見をして欲しいと言っている!?(お客様基点の値上げ)」問題があった時に、目先のことだけでなく「大局的」に見ることが求められています。戦略では、これを「着眼大局、着手小局」と呼んでいます。昨日書いた「東京ディズにランド」がオープンする時にその前の2日間を取って地元浦安市民に無料開放したのも同じ観点です。 「よいこ!?ディズニーのステークホルダーへの配慮)」 また、これはディズニー側にしてはオペレーション(実際の稼働)の練習でもあったわけです。言わば、WIN-WINです。ところで、ところで、上のジュリアーニ市長の追悼の言葉の原文と話された日をシッカリ表記したものがありません。Yahoo!知恵袋にも出て、回答がない状態です。今、英語でも捜してみますが出所はツィッターのようですね。意外にジュリアーニ市長(元?)のこのフレーズを引用している人は多いのですが、そのあたりが明確になっていないようです。言葉もそうですが、「安易な自粛モード」も含め、表面的な一人歩きってコワイですね。混乱の時こそ、本質を見る。これが大事な気がします。だから、よく「絶対」という言葉を使う人がいますが、危険が多いですね。「絶対、こうに決まっている!」「俺の経験では、絶対に出来ない!」「絶対、それ以外のことはあり得ない!」「そんなの当然じゃないの、絶対!」と言うような言葉が出てくる時は、全体や本質を見失っている場合が多いですね。例えば、品質管理は「絶対」的なものが求められますが、「絶対」に到達できないことが知られています。だから、品質管理では「99.9999(シックスシグマ)」を求めるわけです。「絶対」という言葉を使う時には、謙虚に冷静になって「大局的」に物事を見ることが必要とされています。テロ、地震、原発問題等、様々な困難なことが起こる時期ですが、このような時にこそ本質を見つける人や街(市)、国が栄えるわけです。最後にジュリアーニ氏の言葉でまとめたいと思います。「ニューヨークは元に戻らないという人がいます。その通りです。なぜなら、ニューヨークはもっとよい街になるからです。」(この言葉も出所が不明ですが)
2011.04.16
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今日は4月15日です。ちなみに、28年前の今日「東京ディズニー・ランド」が開園しました。そして、3月12日から休園していたのを再開する日でもあります。4/15で「よいこ」と読むことも出来ます。まあ、この日(4月15日、よいこの日)とあわせて開園したのかどうか定かではありませんが、その前の2日間、4月13,14日に浦安市民デーを開催し、全浦安市民を無料招待しました。なぜ、この大事な日にそのようなことをしたのでしょうか?専門的な言葉で言うと、ステークホルダーへの配慮です。また、海のものとも山のものとも知られていない存在でしたし、今後起こる交通の渋滞や停滞(自動車電車)への地元民への不満緩和の為とも言われています。これぐらいの会社になるとそこまで考えるわけですね。ところで、4月15日「よいこ」にあわせて開園したのでしょうかね。(笑)
2011.04.15
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昨日、ブログがそのままで失礼しました。昨日、人は追い込まれると「普段発揮できない力を発揮する」と言うことを少し書きました。いわゆる窮鼠猫を噛むということわざ通りです。これを人づくりや自分の動機付けに使う人がいます。いわゆる「追い込む」というものです。従業員指導・教育もそうですね。「どうしようもない」社員やスタッフを動機付けでしかったり、少し脅す言うことでリストラ対象だぞみたいなことを言う人もいます。「火事場の馬鹿力」というものです。しかし、ここでこの力を発揮しない人達もいます。先のブログで少し書きましたが、ネズミはプレッシャーに弱いそうです。特に集団でプレッシャーにあうとパニックになります。 火事場で、ネズミが大量に死んでいることがあるそうですが、ネズミというのはご存じのように、非常に賢い(ずる賢い?)動物ですが、集団になるとそうでもないようです。「火事場の馬鹿力」どころか、火事場の大量死というものもあると聞きました。特に繁華街では。また、状況は違いますが「集団自殺」するネズミもいます。レミングと言うスカンジナビアやツンドラ地帯に住む日本名「旅鼠(タビネズミ)」と言うネズミです。実はこの「集団自殺」というのは迷信だと書かれています。(ウィキペディア)本当は「集団事故」だそうです。レミング自体は賢いですし、泳ぎもうまいわけですが、どういう分けか「集団移動」する習性があり、その時に大量におぼれ死ぬわけです。「窮鼠(きゅうそ)は団体ではパニックに陥る。」と言うのが性格です。そして、この特性が一部の人に当てはまります。群集心理というものです。現在問題になっている買い占めもこれにあたるわけです。しかし、しかし、しかし、私がここで書きたいのは「個人レベル」でもこれが起こります。プレッシャーをかけると逆に「何をしていいか分からない」パニック状態になる人がいます。確かに、プレッシャーにより人は変わります。例えば、リストラ対象とかになったり、借金でどうしてもお金が必要と言うことが起これば、ガゼンと頑張る人もいますし、そのような人を見たことがあるでしょう。しかし、お金がかかったかと言って人がガゼンと頑張るかというとそうではありません。例えば、「成果主義」の成果による賃金体系です。何かある毎に「社員に頑張らせるには『カネ』だ!」と言う社長さんがおられます。その通りにお金で頑張る社員もいることは間違いありませんが、本当に頑張って欲しい人間とか「どうしょうもない」という社員はお金でそんなに態度が変わりません。それで分かるくらいなら、この不況時に経営がどうしようもなくなっている会社の社長さんは全部必死に働いているかというとどうですか?確かに頑張っている人もいます。でも、何をしていいのか分からない、もうやり尽くしたと呆然となっている社長さんもいませんか。窮鼠は必ずしも猫を噛むとは限りません。だから、従業員、スタッフにプレッシャーをかけたり、パワハラまがいのことをすると「パニック」に陥ったり、ウツになってかえって「ややこしいこと」も起こります。一番わかりやすい例は、子どもですよね。あまり、追い込むとパニックになって、自暴自棄になり「グレる」子供もいますよね。反対に、それこそ「窮鼠猫を噛む」で親に反発したり、従業員が反抗的になったり会社の抵抗勢力にすらなることがあります。ややこしいですね!では、従業員やこども、イヤ自分自身が「追い込まれても変われない時」どうすればいいのでしょうか。難しいです。この日本だってそうかも知れません。日本政府、東電のような会社もそうかも知れません。あなたなら、どうしますか?まあ、日本政府や当然の責任を取らされることはありませんが、「どうしようもない従業員」「やる気をなくしている子ども」あるいは「もっと頑張らないといけないのに、頑張れない自分自身」。どうすればいいのでしょうか?実は、その為にこのブログを書いているのですが、最近、震災、原発問題のことに触れていることが多いので、そのようなこともまた少し復活していきたいと思います。次は「絶対という時はご用心!」と言う内容で書きたいと思います。今日があなたにとってよい一日となりますように。
2011.04.15
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先のブログに書いたことがもう話題になっています。東電や電力会社に監督官庁の経済産業省のOBを天下りさせていることです。これは、「チェックや確認体制が甘くなっているのではないか?」と言う世論に答えるためのものでもあります。これも元々あったことですが今回の事件で、いろいろ追い込まれているから出て来たことです。見直されないといけない事の一つです。この追い込まれるときに、人や組織は分かります。だから、人を変えようと言うときに、負う混むこと、プレッシャーをかけることがありますよね。しかし、プレッシャーをかけても変われない人もいます。よく「窮鼠猫を噛む」と言いますが、ネズミはプレッシャーに弱いそうです。特に集団でプレッシャーにあうとパニックになります。火事場で、ネズミが大量に死んでいることがあるそうですが、ネズミというのはご存じのように、非常に賢い(ずる賢い?)動物ですが、集団になるとそうでもないようです。違った観点になりますが(続く)
2011.04.14
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東京電力の清水正孝社長が原発事後処理後辞任の意向を示しました。今回東電はどれだけの損失をしたのでしょうか。見えるこのをザッと計算するだけで、・福島原発(1~4)廃炉費用、4000億・火力発電所を再稼働に石油や液化天然ガスの調達費用、年間4000億から一億・東海村のJCOの賠償350億(半径350mの農作物に対して)から推測すると数兆?ちなみに退職金はどれぐらい出るのでしょうか?おまけに天下りもあるわけです。中小企業の経営者なら退職金などありません。おまけに会社の連帯保証人になっているので、財産は全部失います。ほぼ、7割は離婚します。ある意味では、人生を失います。このあたりが、経営に対しての真剣さの違いとも言われています。今後の動向を見て生きたいと思います。ただし、自己責任の度合いが高いからといって人間必ずしもことに真剣にあたるわけでもありません。それはなぜでしょうか?次のブログに書きたいと思います。(窮鼠猫をかまない鼠もいる!?)
2011.04.14
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プロ野球開幕戦12日の夜の巨人対ヤクルト戦の視聴率が出た。11.8%!数字がいったいどういうものか?ちなみに、昨年の開幕戦(3月26日)巨人対ヤクルトが12・3%だった。二桁を超えたという声もあるが、間違いなく下がっている。この数字は「お上」の声か、「天(国民)」の声か。
2011.04.13
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あれだけ賞賛していた海外のマスコミが日本を叩き始めています。「原発事故による排出放射能は日本政府の発表より強いものにみえる。日本の原子力産業には隠蔽と無能力の長い歴史がある。今回の東京電力の対応はその過去の行動をなぞっている」(英エコノミスト誌、3月17日社説)「周辺住民に対する避難範囲が10km圏から20km圏とコロコロ変わったり、実際に爆発が起きてから発表まで2時間もかかったり、危機管理がちぐはぐだ。」(フォックス・ニュース、ジミー・コルビー記者 )悲観論も出ています。 「日本は今より貧しくなる。日本は555兆円の対外資産を売却せざるをえなくなるかもしれない。」(ピーター・モリッチ記者・The Globalist)原子力問題については、最も権威のある専門誌も福島原発特集も組んでいます。「Bulletin of the Atomic Scientists」「今後、世界は原発利用で二分するだろう。他のエネルギーの選択肢を持ち、パワフルな反環境破壊機運の強い国は原子力エネルギーから遠ざかるが、そうでない中国やインドは原子力エネルギーに固執するだろう」と予測。原子力の安全性をどう高めていくか、人類はこれまで以上に厳しい正念場を迎えると分析している。」すべて、政府や政治に関するものです。日本を変える原動力は、いつの時代も「外圧」なのでしょうか?ところで、先日「日本に略奪はない。」という内容を書きましたが、犯罪行為がないわけではありません。気をつけて下さい。残念ながら火事場泥棒・空き巣がいたり、女性に対する暴行を計画する輩がいることが報告されています。また、「100個の支援物資が送られてきたのに、避難所は101人だから突き返す。」と言う杓子定規な対応しかできない自治体もあると聞きます。しかし、自衛団を結成して守る人達や現地で必死に働いて下さる方々に感謝します。私の友人は、またまた話した人のお父さんが東北に自動車でよく仕事に行かれていたと言うことで、埼玉から大船渡・陸前高田市米崎町まで2泊3日で連れて行ってくれたそうです。もちろん、ガソリン代からすべて自腹です。困っている人がいると黙っていられない。そのような人や思いも日本回復の原動力であることは間違いありません。
2011.04.13
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ついに、「レベル7」になりました。福島第一原発のことです。1986年に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故と同水準で、それと同等の放射性物質が環境や健康に影響与えるレベルになったと言うことです。ただし、このレベルそのものが全体的な危険値を表すレベルではありません。もし、そうならこのブログを書いている状況ではないと思います。ちなみに「チェルノブイリ」をウィキペディアで見るとチェルノブイリ原子力発電所事故(チェルノブイリげんしりょくはつでんしょじこ)とは、1986年4月26日1時23分(モスクワ時間 ※UTC+3)にソビエト連邦(現:ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた原子力事故。広島に投下された原子爆弾(リトルボーイ)に換算して約500発分の原爆投下に相当する量の放射性物質が撒き散らされたことから、「核戦争」とも表現された。後に決められた国際原子力事象評価尺度(INES)において最悪のレベル7の参考事例として知られている。4号炉は炉心溶融(メルトダウン)ののち爆発し、放射性降下物がウクライナ・白ロシア(ベラルーシ)・ロシアなどを汚染した。事故後のソ連政府の対応の遅れも相まって被害が拡大・広範化し、史上最悪の原子力事故となった。↑ここまでこの「広島に投下された原子爆弾500発分(記事によっては、400発、600発もあり)」と言う表現は恐ろしいですし、実際はもっと恐ろしいわけです。また、「メルトダウン(炉心溶融)・爆発」のシミュレーションはされているのでしょうか。チェルノブイリでは、ベラルーシ、ウクライナ、ロシアの三国だけでも900万人以上が被災しました。ベラルーシ共和国、ウクライナ共和国まで約200km、ロシア連邦共和国まで約500kmです。もう少し具体的に書くと、チェルノブイリからウクライナのキエフまで130km、ロシアのモスクワまで約700km?です。(福島原発ー東京およそ200kmです。)1500キロ以上も離れたスカンジナビア半島にすむトナカイをはじめとして、イタリア、ギリシャ、フランス、を含むヨーロッパ諸国の野菜、家畜、ハーブ 、キノコ類などまで影響が出ました。そして、最初ソ連はこれを隠していましたが、1500km離れたスウェーデンのフォースマーク(地名)で放射性物質が発見されたことから公表せざるを得なくなりました。ちなみに、万一の時に働くと言われた緊急原子炉冷却装置が切られていました。(原因は分からない。)そして、続けて最近思い出したことをここに続けて書きます。それは、旧態然とした組織や形骸化した組織には、「責任を取らない仕組み」が出来上がってしまっています。(ちなみにこの「責任を取らない仕組み」と言う概念を打ち出したのはデミング博士です。品質管理で責任者を明確にすることを提唱したわけです。)「責任を取らない仕組み」がある理由は、責任と問われると困る人がいるからです。そして、問題はその人が権限のある人なら当然、それを取らないように組織の体制や制度、規制を作り、分からないようにしてしまうわけです。江戸末期の幕府や崩壊寸前の中国王朝もそうでしたね。(収賄者を調べようと思った時に北京の紫禁城の書庫が火事になりました。極端な話しかも知れませんが現実にあったことです。)現在の原子力発電の所轄や管理部門を見ると恐ろしいくらい煩雑です。少なくとも二つの省がからみ、それに庁がかかわっています。シッカリと「責任を取らない仕組み」が出来上がっています。ですから、いろんな専門家が様々な立場で説明すればするほど分かりづらくなる、帰って混乱を招く状況になっているわけです。しかし、この「責任を取らない仕組み」は必ず崩壊します。組織がおかしくなるからです。その組織全体の目的や問題を解決しようとする時に、妨げになるからです。もしくは、その組織の存続そのものが問われるような事態が起こり、その仕組みが維持できなくなるからです。江戸幕府しかり、中国王朝しかりです。そして、その大きな引き金になるのが「外圧」でした。残念ながら、日本は地震や津波という「外圧」によってそれに気づかされようとしているわけです。そして、もう一つそのような組織を変える人達がいます。それは、現場で頑張りなんとかしようとする人達です。福島原発にはおよそ300名近い職員、社員の方が今も立ち向かって下さっています。また、自衛隊、消防庁の人達もそうです。その人たちに心から感謝と応援と敬意を送ります。また、この状況の中で支援する人達やこの日本を本当に何とかしないといけないと考えている人達にもです。この時代は「政党」や「政治」が変わらないといけない時期ではなく、「国民」が変わる時期です。そして、そうなってきています。たいへんな時期ですが、後輩や子ども、孫に語ることの時代をつくる機会に我々は対面していると強く感じています。その中であなたは何をしていますか?何を始めますか?
2011.04.12
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今もこちらで大きな余震がありました。震度4です。振れも大きく長かったです。6日ウィーンで国連原子放射線影響科学委員会(UNSCEAR)のバイス議長は、福島原発は現時点でチェルノブイリとスリーマイル島の中間だ。」と見解を示しています。また、氏は「福島原発問題は現在進行中の危機である。」と言っています。「現在進行中の危機」余震も含め、まさに思い知らされるような表現です。昨日、体験したちょっとした「閉じ込め」の経験で、「今、止まっている車両があるんだろうな。」と感覚的に感じることが出来ました。昨日、都内で働く人達で「徒歩帰宅」した人もおおかたと聞きます。皆さん、被災地や支援する人、通常に仕事をしている人達もまだまだ油断できない状況ですね。でも、落ち着いていきましょう。
2011.04.12
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今日都内に仕事で昼から行きました。JRは、車内の電気を消しているので、ホームに泊まっている時は、真っ暗な感じがしましたが、みんな当然のようにしていました。なれれば出来るものですね。ところで、帰る時17時27,8分くらいだったと思うのですが、荒川の橋を渡ったところで電車が妙に触れました。そう地震でした!そして、電車が止まったのです。車内放送で「地震のため、ただいま安全確認をしております。」と放送が流れました。地震はすぐに終わりました。そして「お急ぎのところたいへん申し訳ありませんが、」と同じ放送が流れました。3度くらい流れたところで、前を見るとTX(つくばエキスプレス)が通常のスピードで走っていきました。後ろを見ると、常磐鈍行(千代田線)が低速で止まるかどうかぎりぎりのスピードで走っていきました。また、前を見ると先の方に日比谷線がゆっくりしたスピードで、走っていきました。何度か同じ状況を見ていると車内放送で「地震のため、ただいま安全確認をしております。」と流れました。そして、その放送を三度聞きました。かなりの時間が経って動き始めたのですが、駅(松戸)に近づくと「駅に列車が止まっておりますので、停止させていただきます。」と連絡がありしばらく待ちました。私は、この地震ではこのような経験がなかったので随分いらだってしまいましたが、車内にいた人達は数人の人達を除いては、平常の出来事として対応していました。人間慣れというのはすごいなと思いました。そう言えば、イタリアや海外に行ったうちのヨメさんは電車が止まったり、時間通り動かなくなること、部屋の中が昼でも暗いことは海外では、日常茶飯事(すべての国でそうではないそうですが)と聞いて、当たり前と思っている事が世界では当たり前ではないんだなと改めて思い知らされました。まあ、電車の遅れたせいで(17時27分につく電車が18時くらいに着いた)、降っていた雨が上がり、傘をささずに帰ってきました。私の仕事は、定期的に都内に通う仕事ではありませんが、これ(電車の安全停止や地震、消灯)を毎日繰り返している都内のビジネスマンや通っている人達もある意味では、被災していることを思いだした一日でした。ある方のブログの言葉をそのまま書きます。大震災からひと月経ち...また、大きな余震があり...原発は深刻さを深めるばかり...このきわめて困難な状況の中で、復興や救助に携わっている現場の方々のご苦労努力に、あらためて深い敬意をささげます。また、被災者のみなさまが早くいつもの暮らしに戻れるよう、心よりお祈り申し上げます。(さかもとこーひーさんのブログより)
2011.04.11
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以前、災害における日本人に対する賞賛を紹介しました。 →賞賛、海外のマスコミ そうすると、「西村さん、今回は残念ながら窃盗や被災地の空き巣も発生していますね。」と言われた人がいます。うちのヨメさんもそうです。しかし、それはそれで問題かも知れませんが、海外では「略奪」が起こるのです。CNNはこう書いています。「略奪行為と無法状態は、昨年のハイチやチリ地震、2007年のイギリスの洪水、そして2005年のアメリカのハリケーン・カトリーナ、すべてで見られた。しかし日本ではそれが起きていない。日本にいるジャーナリストは、日本のスーパーが地震後すぐに商品の値段を下げたり、『一緒に頑張ろう』と無料で飲み物を配っているのを目にして、どこにも略奪がないことに驚いたのだ。」CNN、Jack Cafferty記者程度というか、次元が違うのです。アメリカでも1994年の1月17日に起こったノースリッジ震災(ロスアンジェルス地震)でも、市街地にある商店に群衆が群がって「略奪」をしていた。そういう物を災害時に日常的に見ている日以外の人達から見ると「????」以外の何ものでもないわけです。なぜ、日本人がこのような姿勢を取れるのか?いろんな人が様々な角度で考えて結論が出ていませんが、私が呼んだものの中で「これだ!」と思ったものがあります。「なぜ略奪が起きないかって?日本人は皆、「だって(略奪は)間違っていることだから」と答えるでしょう。」(なぜ日本では『略奪』が見られないのか? 伊藤裕子さんのブログ)ある意味では、「当たり前のことを当たり前にしている」のかも知れません。しかし、しかし、しかし日本人のこの辺りの日本人の特性が、逆効果となる時もあるのです。それを次のブログに書いてみたいと思います。(「ハムスターの輪」という話しです。)
2011.04.11
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