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2021.05.19
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〇古くは内衣、明衣、湯帷子と書いてゆかたびらと称し
ていましたが、後年にゆかたと言うようになりました。

湯気を拭いとるのに用いた湯帷子が起源とされ、延喜式
に「曝布湯帷二條、浴衣一領」などと載っていることか
ら平安期には既に用いられていたと思われます。

 伊勢貞丈の記に「天子御湯を召すとき、上臈一人、典
侍一人御湯めさするに、裳の衣の上に白き生絹の衣を着

御湯をあびせ奉る也、その白き

きともいふ也、
これは湯の滴の飛びて衣を濡らすを防ぐための衣なり」
とあります。

 初期は文字通り湯上りに用いられたものであり、江戸
時代の末ごろまで、婦女は浴衣での外出は勿論、店先で
さえ禁じられていました。

やがて真岡木綿地の浴衣が染め上がりもよく、お洒落な
浴衣が流行りだしました。

 好きな人すきな浴衣で逢ふ夜店 獣庵
 振り向いた訳は浴衣が同じ柄  正澄
 豊満な肉そのままに見る浴衣  和樽





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Last updated  2021.05.19 07:37:31
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