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2025.03.04
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カテゴリ: カテゴリ未分類

大坂の与力、同心が賄賂を取り過ぎるという悪
い噂が
蔓延する折、
大坂西町奉行に新たに赴任した佐々木信濃守が
往来で<
裁判ごっこ>をして遊ぶ児らを家来と傍
観。


きのうまで奉行役を務めた他の子は東町奉行所の
真似を
していましたが、

それまで盗人役ばかりだった聡明な四
郎吉は、
めて奉行役が回ってきた時、

西奉行所の佐々木信濃守
の真似を選んだのでした。

「一つから十までに<つ>が全部つくや否や」
いう命題問答が
今回の子供同士の喧嘩騒動の原因のよ
うでしたが

<十つ>とは言わない難題を裁判官の四郎吉は
「五つつ」
が(本来十にあるべき)

<つを>一つ盗んでいると名解答
を示し、

「道なかにおいて、口論の上、喧嘩をいたし、上
多用
のみぎり、

手数をかくる段、ふとどきのいたり、重き刑
にも
おこなうべきところ、

格別のご憐憫をもってさし許す・・・」と見事な
台詞を
朗々と言いのけたのでした。

當の信濃守は大いに感動して、親もろとも、町役
人つき
そいの上で奉行所へ出頭するよう家来に申
しつけました。


 いざ奉行所では、今度はお奉行と四郎吉との智
恵比べ、
とんち比べになるのですが、

四郎吉の返答が水際立って
見事で、寄席ではこの
辺りが聞かせどころなんです。





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Last updated  2025.03.04 07:30:09
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