おしゃれ手紙

2002.11.17
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私が8歳の頃まで家の風呂は壊れていた。
夏は行水で、済ませたが、冬は、村中の家をもらい湯をしてあるいた。

村の中でも、皆、毎日焚くというところは、そんなに無かった。
焚くと
「今日は、うちに、風呂を焚くから、おいで。」声をかけてくれる人がいた。
言われると
「ほんなら、風呂をよばれに行こう」とホイホイと出かけた。
風呂をよばれる・・・風呂は、ごちそうと同じく、「よばれる」ものだった。

子ども心にも、遠慮はあったが、風呂を待つ間の大人の話を聞くのは、おもしろかった。

ウラのクマさんは、村には珍しく、植木職人で、町の暮らし振りを伝えてくれた。
「町には、便利なもんがある。」とクマさんは言った。
「寝ている間に飯が炊ける道具がある。」
「ほー、そうか!!」と父と母は、感嘆の声をあげたが、私は、信じられなかった。
「寝ている間に、ご飯が炊けるなんて、考えられない。」子どもの私は、心の中でつぶやいた。

「クマさんは、女道楽で、女を泣かせてばかりいる。」と母が父に言ってたの聞いたことがあったからだ。
そんな、クマさんの言うことは、信じられない。
ご飯を焚くには、米を研いで、クドに火を焚きつけて、はじめ、チョロチョロ、中パッパ、と火加減を気にしながら、焚かなければいけない・・・。
寝てる間に炊けるなんてありえない。と思ったが口には、出さなかった。

水道が無いので、熱くても、我慢した。
ぬるくても、焚いてと言えなかった。

今日は、休みで、のんびりと家にいた。
お風呂も、自分の好きな温度で、ゆっくり入った。
すきなだけ、お湯が使える。
石鹸も、シャンプーも、リンスも、タオルも、バスタオルもある。
考えると、なんと、贅沢なことか・・・。

ずいぶん前に、風呂についての本を読んだが
作者は確か森崎和枝」本のタイトルは「湯かげんいかが」だったと思うのだがPCで検索しても、はて、見つからない、もう一度読んでみたい本・・・。


◎◎◎えこもどき◎◎◎

●風呂の残り湯で洗濯
風呂を使った後、洗濯機に湯を入れて、洗濯する。
湯が温かいうちが、石鹸が溶けやすいし、水の節約にもなるので・・・。
以前は、風呂から洗濯機に湯を移すとき、バケツでやってたが、今は、ポンプ式のを使っている。






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Last updated  2002.11.17 11:08:16
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