おしゃれ手紙

2015.10.27
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カテゴリ: 時事ネタ・主張
原発
東京電力福島第1原発事故後に策定された新規制基準に基づく原発の再稼働は、全国で2基目となる。

菅義偉官房長官は「原子力規制委員会が、世界で最も厳しいといわれる新基準に適合すると認めたものは再稼働させていく政府方針に変わりはない」と強調する。
西日本新聞 ■2015年10月21日 1時37分

yukemur
政府は、本当に川内(せんだい)原発が安全と思っているのだろうか?

「世界で最も厳しいといわれる新基準」というのは何を基準にしているのだろうか?
日本は、地震や火山の噴火が多い国。
今月、約10日間九州をまわったが、あちこりで火山活動の印を見た。
大分県は温泉県というだけあって、町のあちこちから温泉の湯煙が立っていた。

熊本県の阿蘇山は噴火を繰り返し、現在も白い煙を出している。

akaiiwa
長崎県では、島原半島の雲仙普賢岳の大噴火が記憶に新しい。
「火砕流」という言葉を一般の私たちが知ったのも、ここが噴火したから。
過去に起こった噴火で流れ出した溶岩で赤くなった岩も見た


鹿児島県にも桜島の噴火のニュースはよく聞く。

九州 ■は火山がしかも活火山が多いのだ。
火山の噴火による原発への影響はないのだろうか?

こんな危険と隣り合わせの所がなぜ安全なのかと思う。

調べていたら、専門家も火山を問題視していた。
unnzennnjigoku
噴火で立ち上った巨大な黒い噴煙は ■、数日後に広がった 火口から、さらに太く噴き上がった。
やがて、上の部分が崩れるように下降を始め、大地にたたきつけられると火砕流となり、すべるように地上を広がっていった。
セ氏1千度近い火砕流は、すべてのものを焼き尽くしながら広がり続け、100キロ以上離れた原発をのみ込んだ――。

まるでパニック映画のワンシーンのようだが、 日本にあるいくつかの原発では、起こりえる場面だ。
その原発とは、泊原発(北海道)、伊方原発(愛媛)、玄海原発(佐賀)、川内原発(鹿児島)の4つ。
東京大学地震研究所火山噴火予知研究センターの中田節也教授がこう警告する。

「4つとも、過去に超巨大噴火の影響を受けたと考えられる場所にあります。
火砕流が過去に到達したと思われる場所に建っているのです」


100歩譲って、火山噴火は関係ないとしても、使用済みの核燃料の処分が出来ていないのに、なんで再稼働をするのか!!
川内原発の立地自治体である薩摩川内市と鹿児島県は再稼働に同意したが、
薩摩川内市の周辺自治体であるいちき串木野市や姶良市は再稼働に反対の立場だ。
薩摩川内市は、鹿児島県は、本当に責任をとれるのか?

フクシマの惨事から何も学んでいない政府と国民!!!

このことを一人でも多くの人に知らせなければならない。


「今回 、地元自治体からも要望として出された『国が責任を持つ』ことについて、デタラメだということが露呈されたと思う。
たとえば原子力損害賠償法で定められている損害賠償措置額の上限は1200億円だ。
震災による福島第一原発の事故発生前から変わっていない。
まIAEAは過酷事故対策として5層の防御を定めているが、依然として日本は第3層まで。
つまり福島の事故の反省が活かされておらず、本当に国が責任を持つ対策がなされていない状況で、再稼働へ進んでいます。
今回の経緯から、こうしたデタラメさが多くの国民に知れ渡り、再稼働への疑問はさらに高まると思います」
(ダイヤモンド・オンライン編集部 片田江康男)

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Last updated  2015.10.28 09:38:35
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