おしゃれ手紙

2018.02.08
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テーマ: 俳句(532)
カテゴリ: 詩歌・名文


憂きことを海月(くらげ)に語る海鼠(なまこ)かな

黒柳召波(くろやなぎ しょうは)
 別号を春泥舎という江戸中期の俳人。
与謝蕪村の高弟。
クラゲとナマコの対話という題材は珍しく、句も新鮮だ。
「あわれ」と「をかし」を兼ね備えている句といえよう。
理屈をいえば、海底にいながら人にねらわれて食われるナマコが、水面にいるのに食用に不向きなため比較的安全なクラゲに対して、身の憂さ、辛さをぼそぼそ話している図と解されようが、そこまで理詰めに解さずとも、単に浮遊するものと這うもの会話と見るだけで面白い。
「折々のうた」大岡信

 一番上の写真は■ 沖縄の水族館。
この句は、冬の句の入っていたけど、季語は「海鼠(なまこ)」で冬だそうだ。知らなかった・・・。
クラゲはプランクトン
クラゲは水に浮いて漂っている浮遊生物、つまりプランクトンです。
プランクトンとは「遊泳能力がないか、あっても弱いため、水の流れに逆らえず、水中で浮遊生活を送る生物」と定義されています。
実はクラゲは自力で泳いでいるというより水の流れに沿って漂っているのです。
傘をリズミカルに動かすことでちょっと泳いではいますが、この行動は体液を循環させる目的もあります。
クラゲは泳ぐ力がほとんどないというこの事実だけでもびっくりですね!
 「海月姫(くらげひめ)」<ストーリー>
とある古びたアパート、天水館(あまみずかん)。
そこで暮らす倉下月海(つきみ)はオタク女子友達と共同生活を送っていた。
「男を必要としない人生」を信条に、自らを「尼~ず」と呼び、それぞれのオタク道を極めるゆるい毎日。
そんな彼女達の前に女装美男子・蔵之介と童貞エリート・修の兄弟が出現!
動揺する尼~ず達に、心のより所でもある聖地(=ボロアパート)が強奪の危機まで勃発。
自分の大切なものを守るため、自分たちの居場所を守るため、尼~ずと蔵之介はタッグを組み、最後の大勝負にうって出るーー。

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Last updated  2018.02.08 20:33:07
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Comments

天地 はるな @ Re[1]:「光る君へ」定子&清少納言「香炉峰の雪」(04/22) 七詩さんへ 定子の清少納言への問いかけ…
七詩 @ Re:「光る君へ」定子&清少納言「香炉峰の雪」(04/22) 定子の母は漢詩の名手で伊周も学才に優れ…
maki5417 @ Re:「光る君へ」定子&清少納言「香炉峰の雪」(04/22) 香炉峰の雪 雪のいと高う降りたるを、例…
天地 はるな @ Re[1]:大河ドラマ「光る君へ」と百人一首(03/04) maki5417さんへ 「源氏物語の女君」私も…

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