おしゃれ手紙

2018.05.08
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カテゴリ: 映画
君の名前で僕を呼んで

何ひとつ忘れない。

1983年の夏。
17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)は、例年のように両親と一緒に北イタリアを訪れ、母が相続した歴史あるヴィラで過ごしていた。
父パールマン(マイケル・スタールバーグ)は、アメリカで教鞭を取るギリシア=ローマの美術史学専門の大学教授で、母のアネラ(アミラ・カサール)は翻訳家。自然に恵まれた環境の中で、エリオに高い教養に身に付けさせたいという両親の考えにより、クラシック音楽を編曲したり、ピアノやギターを演奏したり、読書をしたり……。
その一方で、時には夜遊びをしたり、近くに住むフランス人のマルシア(エステール・ガレル)とふざけ合ったりするのが、エリオの夏の過ごし方だった。
そんな彼の前に、アメリカからやってきた24歳の大学院生オリヴァー(アーミー・ハマー)が現れる。
エリオの父は毎年、研究を手伝ってくれるインターンをヴィラに連れてくるのだが、オリヴァーはそのインターンだった。
エリオの隣の部屋に泊まることになったオリヴァーは、これまでのインターンよりも知的で、振る舞いも自信に溢れているように見えた。
そしてある日、マルシアやキアラ(ヴィクトワール・デュボワ)らと共にバレーボールをしている最中、冗談半分のようにオリヴァーがエリオの裸の肩に触れる。
これを機に、互いの存在を意識するようになる2人。
名匠ジェームズ・アイヴォリーが脚色を手がけ、第90回アカデミー賞で脚色賞に輝いた青春ドラマ。
1983年の北イタリアを舞台に、大学教授の父親の助手として一緒に暮らすことになった24歳の大学院生に思いを寄せる17歳の少年のひと夏の恋が描かれる。
主人公の少年を演じたティモシー・シャラメはアカデミー賞主演男優賞候補にもなった。

★「日の名残り」
★「眺めのいい部屋」
★「ハワーズ・エンド」。
これら大好きな映画は、全部ジェームズ・アイボリー監督の作品

6月には「モーリス」も公開予定だし、嬉しい♪
と思いながら「君の名前で僕を呼んで」を見に行った。

これまでの作品は、20世紀初頭が多かったけど、今回は1983年。
まだ、ケイタイもスマホもメールもない時代の話。

お互いに好きなのに、お互いを気ずかって、なかなか進まない。
これが、今の時代だとこんなにのんびりとした進展にはならないだろう。

アカデミー賞■作品賞■主演男優賞■脚色賞■歌曲賞■ノミネート。

エリオ役ティモシー・シャラメ22歳。
エリオあっての映画と思うほど、彼は美しい。

映画の中では17歳を演じていたが、そう見えた。
今だけの美しさ 、「時分の花」。

オリヴァーと別れ、傷心のエリオに父親が語り掛ける言葉が深い。
この言葉を書いたのは、ジェームズ・アイヴォリー氏だ。
豊かな心を持った人だなと思う。
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Last updated  2018.05.08 09:05:05
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