おしゃれ手紙

2018.12.21
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カテゴリ: 映画
メアリーの総て ■♪音が出ます!!

「不幸」に抱かれ、「死」に口づけられ、世紀の傑作を産んだ。

19世紀、イギリス。
小説家を夢見るメアリー(エル・ファニング)は、折り合いの悪い継母と離れ、父の友人のもとで暮らし始める。
ある日、屋敷で読書会が開かれ、メアリーは“異端の天才”と噂される妻子ある詩人パーシー・シェリー(ダグラス・ブース)と出会う。
互いの才能に強く惹かれあった二人は、情熱に身を任せて駆け落ち。
やがてメアリーは女の子を出産するが、借金の取り立てから逃げる途中で娘は呆気なく命を落としてしまう。
そんななか、失意のメアリーは夫と共に、悪名高い詩人・バイロン卿(トム・スターリッジ)の別荘に滞在。
そこで「皆で一つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と持ちかけられる。
深い哀しみと喪失に打ちひしがれる彼女の中で、何かが生まれようとしていた……。

 ロンドンの家に戻れば継母との確執によるストレスが体調に悪影響を与えることを案じた父は、メアリーをスコットランドの海辺の町ダンディーに住む知人の所へ預けることを決める。

こうして彼女は1812年から約2年間を主にダンディーで過ごし、初めて「家庭の温かさ」を味わった。
そして、スコットランドでパーシー・シェリーに会ったのが運のつき。

やがて駆け落ちするが、パーシーは、メアリー以前にも、
妹の友人で16歳になったばかりの少女ハリエット・ウェストブルックとスコットランドに駆け落ちし 、周囲を驚かせた。

出た!!スコットランドに駆け落ち!!

(▲スコットランドの旗)
メアリーの生きた時代と同じ時代に書かれた■ 高慢と偏見 ■でも駆け落ちした者はスコットランドに行くとある。

★(略)ふたりは駆け落ち者が結婚できる、あのグレトナ・グリーンに向かうと書いてあった(略)。

*駆け落ちした二人が向かう先はスコットランドのグレトナ・グリーン。
■グレトナ・グリーン■で最も有名なのは、駆け落ち結婚がされた鍛冶屋である。
1753年 、ハードウィック卿(英語版)の婚姻法(英語版)がイングランドで可決して以来、 イングランドでは両親の承諾を得た21歳以上の男女のみに結婚が制限されるようになった。
この法律はスコットランドには適用されず、男性は14歳、女性は12歳以上ならば親の承諾なしに結婚できることになっていた。
(1929年より、16歳以上ならば両親の承諾は必要なくなった。
イングランドとウェールズでは、現在18歳以上なら同意は不要、16歳・17歳なら必要となっている)

映画の中に、詩人・バイロンが出てくる。

18世紀末から19世紀にかけての狂瀾怒涛のヨーロッパに生を享け、天才と美貌に恵まれた不世出の詩聖と仰がれながら、ギリシャ革命に自ら銃をとり、熱病に斃れた情熱の詩人バイロン。
ヨーロッパに横溢したロマン精神の典型と言えるその短い生涯は、人間らしさをはげしい矛盾のまま露呈している。


とあるが、かなりのプレイボーイとしても有名であり(相手が女性とは限らなかった)。
映画の中では、腹が立つような人物として描かれていたが、実際はもっとワルだったようだ。
バイロンは、幼い頃、スコットランドのアバディーンで暮らしている。

メアリーは女というだけで、本の著者となれなかったが、第2版からは、
名前が記された。


メアリー役のエル・ファニングは■ アバウト・レイ 16歳の決断 ■では、性同一性障害役を演じていて、ボーイッシュな感じだったが、今回はかわいい服で見とれてしまった。
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Last updated  2018.12.21 00:27:38
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