おしゃれ手紙

2024.01.29
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テーマ: ■雑学王■(728)
カテゴリ: トリビア
古語では、食用になる海藻のことを「め」という。
古代では、暖地で採れる若布(わかめ)、荒布(あらめ)、海松布(あらめ)ぐらいが食用海藻で、
北方の海でとれる昆布は、日常のものではなかった。
江戸時代の海運が、昆布を、上方の暮らしのなかで常にあるものにした。

 はじめは、昆布とよばれるよりも、もっとロマンチックなよばれ方をした。
「えびすめ」 とよばれた。
アイヌたちが採取する海藻という意味で、いまでも、大阪の塩昆布の商品名として、えびすめということばがつかわれている。
(略)
 えびすめの名がついた塩昆布は、芸術的にまで加工されて、いまでは大阪みやげの一つになっている。
北のまほろば:街道をゆく41:司馬遼太郎
「えびすめ」は、大阪に本社のある株式会社小倉屋山本(おぐらや やまもと)の商品。

創業は嘉永元年(1848年)の老舗。
「をぐら昆布」こと松原久七から暖簾分けを許された初代山本利助が「新町橋小倉屋」として独立。
のち「小倉屋山本」と社名を変更し、現在に至っている。
作家の山崎豊子は3代目山本利助の実妹にあたる。
作家・山崎豊子は、船場のとうさんで、船場をテーマにした作品を沢山書いている。

北海道には、「 昆布盛(こんぶもり) 」という駅がある。
駅名の由来は、アイヌ語の「コㇺプモイ(kompu-moy)」(昆布・湾)に由来する。
2024年元旦に放送されていた「孤独のグルメ」で房総半島で採れる海藻「カジメ」を使ったカジメ汁というのが出ていた。
主人公・井之頭五郎(松重豊)が美味しそうに「カジメ汁」を飲みながら
「(カジメが) ちょいネバ、ちょいネバだ。
いいネバネバだ、ネバダ州、ラスベガス
」と心の中で駄洒落を言いながら食べていた。
((´∀`))ケラケラ
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Last updated  2024.01.29 01:00:53
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