おしゃれ手紙

2024.02.14
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カテゴリ: 映画
リバー・ランズ・スルー・イット

人生は川の流れのように、時に優しく、時に厳しく僕たちの思い出を包み込む・・・。

年老いたノーマン・マクリーン(アーノルド・リチャードソン)は、故郷の川でフライフィッシングをしながら、若き日を回想していた。

舞台は1910 - 1920年代のアメリカ合衆国モンタナ州ミズーラ。
第30代大統領クーリッジ(在位1923年~1929年)、T型フォード全盛の時代である。
スコットランド出身で厳格な父のマクリーン牧師、真面目で秀才の兄ノーマン、陽気な弟ポール。
三人に共通する趣味はフライ・フィッシングだった。
ノーマンはやがてマサチューセッツ州ダートマスの大学に進学して街を離れる。
ポールはモンタナ州の州都ヘレナで新聞記者をしつつ、ポーカー賭博にのめり込んでいた。

大学を出て街に戻ってきたノーマンは独立記念日にジェシーと知り合い、二人は付き合うようになる。
やがてノーマンにシカゴ大学から英文学の教員の採用通知が届き、ノーマンはジェシーに求婚する。
ノーマンが就職のためにシカゴに向かう直前、ノーマンとポールは父親とともにブラックフット川に釣りに出かけ、
ポールは大物を釣り上げる。
だが翌朝、警察から連絡があり、ポールが何者かに殺されたことをノーマンは知らされる。
1920年代のモンタナを舞台に、フライフィッシングで結ばれた兄弟と父親の家族の絆を描く人間ドラマ。
ジェイク・ノーマン・マクリーンの自伝的小説『マクリーンの川』(集英社)をもとに、「愛の選択」のリチャード・フリーデンバーグが脚本を執筆。
製作年:1992年 第65回アカデミー撮影賞受賞。
監督・製作は「ミラグロ 奇蹟の地」のロバート・レッドフォード。
主演のブラッド・ピットは若手俳優としての地位を確立した。

 前々から見たいと思っていた「リバー・ランズ・スルー・イット」を午前十時の映画祭でやっと見ることができた。
 「川は流れる」中曽根美樹
 「川の流れのように」美空ひばり
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。 」の「方丈記」鴨長明 などなど昔から人生は川の流れに例えられる。
そして文学や歌の主題になる。
 人々の人生は様々でいろいろな事があるが、そんな時の流れのなかで、川は変わらぬ姿で流れ続ける・・・

「A River Runs Through It」というタイトルの意味がそこにある。
 兄弟が釣りをしているシーンが川の景色と共に美しく映画かれていた。

動画:リバー・ランズ・スルー・イット

「故郷の川は思い出と共に流れ去ってゆく」

「一番近くにいたものが一番遠くに行ってしまうのを僕は知らなかった・・・」
というナレーションが泣かせる・・・。
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Last updated  2024.02.14 00:01:20
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