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10月1日開催の武蔵野ガレージセールに行ってきました。特に目的も無いのですが、何かしら掘出し物があるかも知れません。自分から動かなければ出逢いはありませんからね。ところが今回はあいにくの雨でして本降りでは無いのですが、ほとんどのお店は片付け始めてしまっていました。何せバイクや車のパーツですから、濡れてしまえばサビてしまいますからね。車体の方も今回は目ぼしいものはありませんでした。うーん、なかなか難しいです。結局のところホットドッグとコーヒーのセット500円を買っただけでした。雨さえ降らなければ、細かいパーツや工具を探せたんですけどね。合コンに行ったら相手側が来なかった見たいな感じです。何せ武蔵野ガレージセールは朝が早いです。会場に6時に行ってもけっこうお客さんがいます。ゆっくり見て帰って来ても、まだ9時前ですから1日を有効活用できます。そんな訳で時間が取れる限りは行ってみようと思います。そのうちコレは!と言う掘出し物に出逢えるかも知れませんからね。
2023.10.08
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ハーレーダビッドソンはDOHCの水冷を出したり、タイでの多種多様なバイクの製造をしたりと、ここのところ変化が著しいです。ここで改めてハーレーダビッドソンを語って見たいと思います。ハーレーダビッドソンは1903年創業でなんと今年で120年です。細かい歴史はウィキペディアでも見て頂くとして、途中オーナー企業が変わったり倒産もしたりもしましたが、一貫してオートバイの製造をしています。正直に言って華々しい歴史ではないです。どちらかと言えば苦労話の方が多い印象ですね。特に日本のバイクメーカーがアメリカに輸出を始めてからは悲惨なもので『豚』と揶揄された時期もありました。あまりにも性能と価格と品質に差がありすぎたのです。何せ歴史のある企業ですし、アメリカを代表するバイクメーカー(当時は実質唯一のバイクメーカー)でしたから、たびたび日米の貿易問題のシンボル的な扱いをされました。されたと言うよりも、されに行ったと言う方が正しいかも知れません。『日本の輸出を規制しないと、アメリカ(ハーレー)が潰されてしまうぞ!』と言う感じです。アメリカ政府に日本製大型バイクの関税の引上げを働きかけたり、今度は日本メーカーからの債務保証を条件に関税の引下げを働きかけたりしました。そんな訳で本来の企業価値ではない部分で生き残って来た意味合いも大きいのです。現在のハーレーダビッドソンのイメージとはずいぶんと違うと思われるかも知れません。現在のハーレーダビッドソンのイメージは1990年代後半から始めたハーレーのブランド戦略によるものです。この頃からハーレーはハーレーブランドを全面に打ち出して、自社のイメージアップと言うよりも神格化を始めます。『アメリカの伝説』『アメリカの魂』と言う感じですね。価格、性能、品質、ラインナップと製品そのものでは他のバイクメーカーに何一つ立ち射ち出来ませんから、それを逆手に取った企業戦略と言う事なのでしょう。唯一無二感の演出と言う訳です。ハーレーの歴代エンジンには名前が付いています。古い順にフラットヘッド、ナックルヘッド、パンヘッド、ショベルヘッド、エボリューション、ツインカム、ミルウォーキーエイトと言う感じです。ショベルヘッドまではヴィンテージハーレーとして人気がありますし、かなりの高値で取引されています。キックでエンジンをかけるハーレーを見た事もあると思いますが、そのぐらいの時代のハーレーです。最近はエボリューションも割と人気が出ていますね。最近は見ませんが、エボリューションにキックを付けたり腰上をショベルにしたりするカスタムもありました。よくハーレーで三拍子とか言われますね。音感のない私には何が三拍子なのかは分かりませんが、何故かアイドリングが低いほどカッコいいと言う傾向があります。あれは軽いエンストと再始動を繰り返してるだけですので、ヴィンテージ系は大丈夫らしいですが、エボリューション以降のモデルだとエンジンを傷める事もあるのでやり過ぎは禁物みたいです。カッコいいんですけどね。わかります。よくヴィンテージハーレーってどうなの?と言う話になります。ちなみにヴィンテージハーレーの定義は特には決まっていない様ですが、私はショベルから前のモデルと言う意味で使っています。人によってはエボリューションもヴィンテージに含めます。私的にはエボリューションからのモデルは、ハーレーが近代バイクメーカーとして諸々きちんとして作ったエンジンですから、ヴィンテージと呼ぶには少し抵抗がありますね。話を戻します。結論から言いますとヴィンテージハーレーに手を出すのは止めた方が良いと思います。お乗りの方は普通に整備していれば大丈夫だと言うかも知れませんが、現代のバイクとは普通に整備の意味が違います。オイルとバッテリーの管理をしていれば大丈夫と言う訳にはいきません。そもそも個体差が大きいので、あの人のショベルは壊れないからショベルなら大丈夫と言う理屈は通用しません。どうしてヴィンテージ感が味わいたいのならば、キャブレター時代のスポーツスターがお勧めです。エンジンを始動すればリジットマウントのおかげで、車体全体がまるで息をしているかの様に震えます。やはりここら辺は不変の格好良さがありますね。信頼性もヴィンテージに比べれば格段に高いですし、お値段も安めです。ボルト類が異常に緩みやすいですから、そこら辺の管理さえしていれば大きなトラブルは起こらないと思います。と言っても気がつけば、ナットが無いボルトが無いとなりますけどね。近年はハーレーダビッドソンにとって激変が続いています。冒頭に書きました水冷DOHCエンジンの導入や本格的なタイ製造などです。先日入って来たニュースですと、中国メーカーのバイクにハーレーダビッドソンの名前を付けて売出す何て事もするそうですし、インドのメーカーと共同開発なんて話もあります。もちろんOHVでもV型2気筒でもありません。事の是非は置いといて、私を含めて多くの人が思っているハーレーダビッドソンでは無くなりつつあります。時代の流れと言えばそれまでですが、寂しい限りです。ハーレーはある意味で、時代に取り残される事でその価値を増してきた企業です。そう言った企業が水冷DOHCエンジン、海外生産、OEM車両の販売(ハーレーの場合外装デザインの変更もある様なので、一般的なOEMとは言えないかも知れませんけど…)等、他のバイクメーカーが普通にやっている事を今さらやってもと言う感じは正直します。2000年代に入ってからハーレーは劇的なイメージアップに成功しました。その反面で事業的には失敗続きです。水冷エンジンのVーRODは失敗でしたし、廉価版ハーレーである水冷エンジンのストリートも失敗しました。お忘れかも知れませんが、電動バイクのライブ ワイヤーも見事に大失敗しました。新型水冷エンジンのレボリューション マックスは好調だと言い張ってますが、ハーレー認定中古車のホームページを見ますと全車種で305台の登録がありますが、その内レボリューション マックス登載の車種が118台です。確かにいずれも新型ですから、試乗車落ちの車両が多いのは理解できます。それでも中古車の在庫としては多すぎます。バイクに限らず在庫の多い理由は『これから売れる』もしくは『売れていない』のどちらかです。今回は後者でしょう。リーマンショックで致し方のない部分はあるのでしょうが、ビューエルブランドを手放したのも良くありませんでした。ビューエルブランドがあれば、本来ハーレーで扱わない様な車種もハーレーブランドに影響する事なく導入出来たんですけどね。コロナ禍における日本のバイクブームは言わば例外的なもので、この先もこの異常とも言えるバイクブームが続くとは思えません。旧車に関してはそれなりに高値が続くでしょうが、新車や旧車までいかない中古車の価格は落ちついて来ると思われます。ハーレーも去年は日本国内の登録台数が1万台を超えたそうですから、コロナが落ち着くにつれてある程度の台数は中古車市場に流れて来るでしょう。バイクブームが落ち着いて中古車が豊富になれば新車の売り上げは確実に落ちて来ます。これは別にハーレーに限った話ではありませんけどね。悪い話だけではありません。ハーレーの本業とも言える水冷以外の車種の売り上げは好調の様です。ですが、これは言わばコロナ特需とも言えるもので、この先も好調が維持出来るのかは不透明です。どこまでハーレーが会社として関わっているのかは分かりませんが、YouTubeでは芸能人が盛んにハーレー買いましたアピールをしています。まあ、確かにタイ製になったとは言えハーレーは確かにカッコいいですから、芸能人が自らのイメージアップに使うと言うのも理解できます。ちょうどこれを書いている時に水冷パラツインの日本導入が発表されました。本当に近年のハーレーダビットソンは激動に激動を重ねています。本当に行く末が心配でなりません。以上の内容は私の主観が盛大に入っています。あくまでも個人の感想として受け止めて頂けると幸いです。多少いい加減なところもございますが、そこら辺は寛大なお気持ちでお読み下さい。
2023.10.03
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2023年9月3日開催の武蔵野ガレージセールに行って来ました。話には聞いていたのですが行くのは初めてです。場所は埼玉県川越市中老袋になります。埼玉医大方向から来ますと入間大橋と開平橋の境の信号を右折です。オフロードビレッジと言う施設の中古車になります。基本砂利道で駐車場も土と草と言う感じですので、シャコタンの車は無理だと思います。基本的には二輪関係のフリーマーケットになります。実際には四輪の部品や服に古本などもありますけどね。まあ、何でもありです。おかげで見学だけでも楽しめますね。早朝6時に到着でしたが、もうほとんどのお店はやってますしお客さんも普通に来ています。何でも掘り出し物は朝イチで売れてしまうそうですよ。バイクの車体も数多くありました。値段はけっこう安いと言う印象です。まあ、フリマですから程度はそれなりと言う感じですが、持ち帰る手段があって修理も出来るならアリですね。私も2ストスクーターの掘り出し物があればと思っていたのですが、なかなか難しかったですね。それよりもTLR200を早く直せと言う話ですね。まあ、あるんですよTLRが夏の暑さで作業不能に陥っていますが、春までには何とかしたいです。私は潔いくらいに自分に甘いです。流石にビューエルやTLR200のパーツは見つかりませんでしたが、レストアのハンドブック的な古本を買って来ました。時間が合えば行って見るのも良いと思います。何となく掘り出し物に出逢えそうな気がします。そう言った説得力がありますね。今回けっこう写真も撮ったのですが多数の方が写っていまして、ブログに載せるのはコンプライアンス的にどうかと思いまして掲載は見送りました。文章で伝えるのは難しいのですが、一言で言いますと『おっさんパラダイス』です。私を含めておっさんだらけでした。非常に落ち着きます。興味のある方は一度お出かけ下さい。
2023.09.06
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またまたコメントで教えて頂きました。どうやら『システム上、製造国がアメリカとなっていますがタイです』と書かれているのは、ハーレーダビッドソン 徳島さんの車両だけの様です。前回に私が確認した車両がたまたまハーレーダビッドソン 徳島さんの車両だった様です。完全に私の確認不足でした。お恥ずかしい限りです。大変申し訳ありませんでした。そしてコメントで教えて下さった方々に感謝を申し上げます。ありがとうございました。スマホをポチポチしているおじさんですから、どうしても至らぬ点がございますので、これからも宜しくお願い致します。と言う訳で状況を整理します。『ハーレーダビッドソン 認定中古車 プログラム』 と言うものがございます。要するにディーラー認定中古車と言うものです。今回の話はそのWebサイトでの内容になります。そのWebサイトはハーレーダビッドソン ジャパン 株式会社のものです。そのWebサイトでは全国のハーレーディーラーの認定中古車の情報が閲覧できるのですが、タイ製の筈の車両が『製造国 アメリカ合衆国』と表記されています。全ての車両を確認した訳ではありませんが、私が確認した限りでは全て『製造国 アメリカ合衆国』と表記されています。そのなかで『システム上、製造国がアメリカとなっていますがタイです』と注意書きがされているのは、ハーレーダビッドソン 徳島さんの車両だけと言う話です。他にも注意書きをしているディーラーさんが有るかも知れませんが、私は確認できませんでした。つまり大半の車両はタイ製なのにアメリカ製と表記されています。もちろんHD徳島さんの様に注意書きもありません。完全に誤情報です。ちなみにストリート系は『製造国 インド共和国』と正しく表記されています。これは結構な問題です。もちろん海産物や農産物と違って産地によって値段や品質が変わる訳ではありませんから、消費者に特に実害や不利益はありません。でもそれは今現在ではと言う話で、将来的にはタイ製とアメリカ製で中古車相場が変わる可能性は充分にあります。アメリカ製だと思って購入して10年後に売ろうとした時に、タイ製だからアメリカ製と比べて安くなると言う可能性は否定できません。Levi'sだって当時はアメリカ製でもメキシコ製でも販売価格は大して変わらなかったかも知れませんが、現在では古着の値段は天と地ほども違います。つまりこの誤表記によって潜在的な不利益は生じている訳です。まあさすがに、実際に購入する時にはタイ製だと言う説明はなされると思いますが、だったら尚更Webサイト上で誤表記を続ける意味が分かりません。HD徳島さんの注意書きが正しいのならば、HDジャパンも問題を認識しているはずです。何せそのWebサイトはHDジャパンのものですし、そもそもこの様な誤表記を気づかないや修正出来ないとしたら、そちらの方がよほど問題です。ストリート系ではインド共和国と表記できている訳ですから、タイ王国と表記できない理由がありません。これはシステム上の問題ではなく、システムを運用している人間の問題です。もっと言うならば、人間性の問題です。これではタイ製をアメリカ製のと偽って騙そうとしていると思われても仕方がありません。いや私は特にクレマー気質でもありませんし、他人に過度な健全さを求める人間でもありません。『他人に甘く、自分にはもっと甘い』と言う人間です。ラーメンにビニールの切れ端が入っていても、そっとナプキンの上に置いて帰って来るぐらいの人間なんですよ。そんな私でもこの一件はドン引きです。変な話ですが、洗濯ハサミで中国製と書いあって本当はベトナム製でも気にする人は居ないでしょう。安い物ですしそれによって支障が生じる訳でもありません。ですが、300万円の商品でそれは不味いですよ。しかも自由の国アメリカを商品イメージに散々取り入れている訳ですからね。アメリカ製か否かが関係ないとは言わせません。ハーレーダビッドソン ジャパンの関係者の方が私のブログなど読んではいないでしょうが、もしお読みでしたら今すぐこの誤表記を修正して下さい。信用はお金では買えませんし、何かをすればすぐに信用が山盛りになる事もありません。広告でイメージアップは出来ても、信用度が増す訳ではありませんよ。只でさえ、ろくでも無いディーラーが多いんですから本当に頼みますよ。去年の時点でハーレーのディーラーは全国に111店舗あります。もちろんその店舗すべてに2022年式のモデルが在庫である訳では無いでしょうが、タイ製だと注意書きを入れているのはHD徳島さんだけです。HDジャパンのWebサイトですから、お店サイドからは製造国の記載をいじれないのかも知れません。ですからHD徳島さんは、注意書きと言うやり方をしていると考えればスジが通ります。じゃあ他のディーラーは?となりますよね。ディーラーが111店舗あってシステム上の問題があるにしても、お客さんに出来るだけ正しい情報を伝えようと考えるのが1店舗だけなのでしょうか。これではHDジャパンとそのディーラー両方に重篤な問題があると言わざるを得ません。私は別にハーレーアンチではありません。今までローライダーとスポーツスターに乗って来ましたし、現在はビューエルに乗っています。ハーレーの革ジャンも数着持っていますし、マグカップもハーレーです。どちらかと言えばではなく、完全にハーレーのファンです。だからこそ、この様な真似をして欲しくないのです。ハーレーの経営については私は分かりません。タイ製造も経営上致し方のない事なのかも知れません。だからと言って隠したってしょうがないですよ。本当にしっかりして下さい。ハーレーダビッドソン ジャパンさん!!今回は私も感情的になって仕舞いました。どうもハーレーダビッドソンに関わる内容を書きますと冷静ではいられません。特にHDジャパンさんを糾弾してやろうと言う意図もありません。繰返しになりますが、本当にしっかりして欲しいのです。これも私のハーレー『愛』故とご理解して頂けますと幸いです。
2023.03.10
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ちょうど二年前にビューエルが復活すると言う事が発表されました。2024年迄に10台の新型車をデビューさせると言う事でした。ですが、よくよく読みますとビューエルブランドが復活したのは事実みたいなのですが、では具体的にどう言った感じなのかと言うとどうもはっきりしません。ビューエルの名を冠したバイクを作る予定があります。ただそれだけです。予定があってもやる気があっても、それが出来るとは限りません。予定は未定とは良い言ったものです。と言う訳でビューエル復活の話を聞いてから、二年間なんの続報もありませんでした。ハーレーが好きとかバイクに詳しい人ならばビューエルの名前を知ってる人もいるでしょうが、正直に言ってそこまで認知度があるとは思えません。もっとも海外での特にアメリカでの認知度は分かりませんけが、レースでの活躍もありますので日本で感じる以上の知名度があるのかも知れません。ビューエルの名前を何処か既存のバイクメーカーが買い取って、ビューエルブランドでバイクを売り出すのならば分かるのですが、最初からバイクメーカーを立ち上げて2年後に10車種と言うのはさすがに無理があると思っておりました。話だけなんじゃあないのかな?これが正直な感想でした。ところがつい先日、ビューエル復活の続報が入って来ました。どうやら本当にバイクメーカーとして復活する様です。実際にはもう会社はあって現在はレース活動をしつつ、バイクの開発をしている状況らしいです。それで来年にかけて一般向けの製品として2車種発売となるそうです。一台は『ハンマーヘッド1190』と言うフルカウルのスーパースポーツです。もう一台は『1190SX』と言うネイキッドです。基本的に両方とも同じエンジンで、これはハーレーに見捨てられた後に発表されたビューエルの最終モデルそのままの様です。この2車種は2年前から言われていたもので、写真もありましたから特に驚きもありません。少ない台数ながら実際に販売されていた様ですからね。本当にまた販売するんだ!と言う驚きはありますが、特にモデルとしての目新しさはありません。2年前の予定ですと2024年迄に10車種と言う事でしたが、さすがにそれは難しかった様です。予定よりも少ないとは言え、2車種を実際に発売と言うだけでも凄いのですが、もう1つさらに凄い事が発表されました。2025年に発売予定なのですが、『スーパー クルーザー』と言うバイクです。実質このバイクが新生ビューエルの最初のモデルとなりそうです。何とローランド サンズ デザインが開発に携わっていると言う事で、今までのビューエルとはイメージが全く異なります。ちなみにローランド サンズ デザインは、ハーレーのカスタムパーツやウェア類を販売しているメーカーで、センスがすこぶる良くてカッコいいです。多少マンネン気味だったハーレーのカスタムシーンに一石を投じたメーカーです。話を戻します。クルーザーと言ってはいますが、全然クルーザーではありません。形は確かにクルーザーっぽいのですが、ポジションや175馬力と言うスペックですからクルーザーじゃあ無いだろと思うのですが、だからこその『スーパー クルーザー』なんでしょう。こう言ってはいますが、形は激烈カッコいいです。検索すれば動画も出てくるので是非ともご覧下さい。ビューエルはこの先アドベンチャータイプの発売も予定している様です。エンジンは基本的に全て同じようですね。あと現時点では全てアメリカ製の様です。どの程度の生産規模になるのかは分かりませんが、ハンドメイドバイクメーカー的になると思われます。イメージ的にはビモーダとかの感じになるんですかね。価格帯は2万ドル位でしたので、日本円で270万~280万円位でしょう。オプションでも変わる様です。問題と言いますか肝心な点は、日本発売があるのかと言う事です。今のところは全く不明です。アメリカの二輪に対する排ガス等の環境規制は分かりませんが、ビューエルのどのバイクを見ても、日本やヨーロッパの環境規制に適合しているとは思えません。前のビューエルでも日本の基準に適合させるのに、米国仕様には無い排気バルブなんて物をくっ付けたりしてましたからね。まあ、エンジン自体水冷DOHCですし、インジェクションも最先端の物であるならば、日本仕様は馬力を抑えて環境基準を通す何て事もあるかもしれません。仮に175馬力が100馬力になっても私は気にしませんけどね。それで日本で販売してくれるならば、私的には大歓迎です。取りあえずは更なる続報を待つとしましょう。
2023.03.08
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前回書きました『ハーレーダビッドソンがタイ製になってます』が好評でしたので、さっそく二匹目のドジョウを狙います。前回の記事で初めてコメントを頂きました。前に息子のいたずらで書込まれましたが、それはノーカウントにします。息子がその後どうなったのかは、皆さまのご想像におまかせします。ブログを始めて2年間です。長い道のりでした。これってブログじゃあなくて、スマホのメモ機能なんじゃあないの?と疑った日もありました。いけません、話がそれました。それでは本題です。コメントの方に教えて頂いたのですが、ハーレーダビッドソンの認定中古車のHPでも製造国はアメリカ合衆国と書かれています。もちろんタイ製のはずのバイクがです。ですが、これには落ちと言いますか裏がありました。一番目立つところにはアメリカ合衆国と書かれているのですが、よくよく隅から隅まで見ますと『システムの都合上製造国はアメリカ合衆国と書かれていますがタイ製です』と注意書きがあります。製造国の記載の変更が出来ないシステムって何だよ!と思いますが、注意書きがある以上は嘘ではありません。限りなくJARO(ジャロ)案件だとは思いますけどね。うん、はっきり言って初見殺しです。初めて見る方で気が付くのは困難でしょう。私の様にお前の粗を見つけてやるぜ~と言う事ならば別ですが、普通にホームページを見に来た人が気付くのはかなり難しいです。こう言ったハーレーのいい加減なところは今に始まった事ではありません。その要因の1つが主な販売先がアメリカ国内と言う事もあります。アメ車と同じ構図です。何せアメリカ国内で相当数売れてしまいますから、他国のニーズや市場に合わせる必要がありません。世界的に小燃費の小型車の需要が大きくなっても、5メートルを超える様なピックアップトラックをひたすら作り続けたりします。これでアメリカの自動車産業は危機的状況に陥りました。それと似たような物です。ハーレーは全世界で約9万台販売しています。内の約6万台はアメリカ国内で日本で約1万台です。残りの約2万台が中南米とヨーロッパと日本を除くアジア市場です。ちなみに海外市場で好調なのは日本だけで、ヨーロッパを始め他の市場では伸び悩んでおります。ヨーロッパ市場で人気のアドベンチャーバイクであるパンアメリカを追加しましたが、評価的にも今一ですし売上も今一の様です。まあ、BMWが長い時間を費やして育ててきたGSシリーズの壁は高いと言う事なのでしょう。当然ながら価格面では日本メーカーに太刀打ち出来ません。と言うよりも、歴史もないしレース等の実績もないアドベンチャーバイクを出して何で売れると思ったの?と言う疑問すら湧いてきます。まあこう言った感じで、顧客の都合よりも自社の都合と言う姿勢はハーレーに関してはちょいちょい出て来ます。こう言った姿勢も悪い部分だけでは無いんですけどね。最近はちょっと悪い方向に向かっていると感じます。ハーレーの日本販売分に関しては、CVOとトライク以外は全てタイ製造です。将来的にはヨーロッパの分も含めて、アメリカ国内販売分以外は全てタイ製造にすると言う話もある様です。安定したアメリカ市場と、変動する国外市場を完全に切り離すつもりの様ですね。ハーレーダビッドソンのタイ製造に関しては、ハーレーダビッドソン ジャパンは基本沈黙しています。もちろん嘘や虚偽の記載は出来ませんから、必要最低限の表記はされています。認定中古車のHPの様に分かり難くてもです。告知は最低限で聞かれなければ答えないと言う姿勢なのでしょう。正規ディーラーで購入する場合は確認すれば、新車にしても中古車にしても嘘は言わないでしょう。ですが、問題はディーラー以外で中古車を購入する場合です。しれっとアメリカ製として売っている場合があります。グーバイクを見てもディーラー以外では、タイ製のはずなのにアメリカ製と表記しているお店は何軒もあります。確信犯なのか知らないのかは分かりませんが、お客にしてみれば関係ありません。そこで車体番号から製造国を見分ける方法です。ハーレーはフレームのネックの部分に車体番号が刻印されています。全17桁なのですが最初の部分を見れば製造国が分かります。1HDはアメリカ製造でアメリカ向けです。5HDはアメリカ製造で海外向け(今までの日本はこれ)です。932はブラジル製造です。MEGはインド製造です。MLYはタイ製造です。最初の三文字で分かります。今年や数年のうちならば分かりやすいですが、5年や10年経ちますと年式がよく分からないとかが出てきます。初年度登録とモデル年式が違う何て事は中古車ではよくありますからね。実物を見る事ができる中古車を購入する時は確認しても良いかも知れません。タイ製造も悪いだけの話ではありません。そしてもうハーレーを所有していて、新車を購入する予定はないと言う人にも無関係な話ではありません。実はタイはカスタムパーツ天国でもあります。ホンダのハンターカブやモンキーやダックスでは、タイ製のカスタムパーツが数多く出ています。今現在タイ製のハーレー用のカスタムパーツと言うのは聞きませんが、このままハーレーがタイ生産を続ければ必ずカスタムパーツが出て来ます。しかも従来のカスタムパーツよりも安く販売される事でしょう。純正カスタムパーツを高額で売っているハーレーには打撃でしょうが、自分で蒔いた種ですからね。もしかしたら純正のカスタムパーツは全てタイ製造なんて事になるかも知れません。アメリカ製の時は純正カスタムパーツと社外のカスタムパーツで上手く住み分けをしていましたが、タイ生産がそのバランスを崩す事は間違いないでしょう。タイ製造が失敗してアメリカ製に戻ればそれで良し。タイ製造が成功しても安いカスタムパーツが手に入ります。どちらに転んでも一人のユーザーにしてみれば問題ありません。アメリカ製の新車が手に入らないのは痛いですが、まだ中古車市場にはアメリカ製の車体は数多くあります。タイ製のハーレーと言うのはモヤモヤする話ではありますが、何にしても一人のユーザーとしては様子を見るしかありませんからね。例によってこのブログの内容は、あくまでも個人の意見です。如何なる組織や個人の名誉や尊厳を傷つける意図はありません。そして大手メディアの様な確実性はありません。初老のおじさんが、スマホをポチポチして書いているブログです。どうぞご理解下さい。
2023.03.06
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ガエルネと言うメーカーをご存知でしょうか?職人の国であるイタリアの靴メーカーでオートバイ用のブーツを製造しています。昔はガエルネと言えばオフロードブーツでしたが、最近ではオンオフを問わずに様々な種類のものを作っています。昔ながらの製法で壊れても修理の出来るものから、最近の靴と同じ接着剤を使った軽量なものと実に様々です。値段はお高いですが品質も高くて、サイズさえ間違えなければ失敗やハズレと言う事はありません。履けば必ず満足できます。今最も信頼できるバイクブーツメーカーです。バイク用ブーツやシューズは色々なメーカーやブランドから出ています。こう言ってはなんですが、ほとんどの製品は自社で製造している訳ではありません。中国や東南アジアの国々の契約工場で製造していると言う感じです。それにメーカー名やブランド名を付けて自社の製品として販売するそんな流れです。別にそれが悪いとは言いませんが、有名ブランドでそれなりの額で売っていた物と同じ製品が、聞いた事もないブランド名で半額で売っている何て事も起こります。バッグや服などのハイブランド品とは違って、バイク用品などは偽物にしても工場からの横流し品にしても規制や対策などはユルユルです。自社で製造しないで海外の工場に生産を丸投げしている時点で、本物も偽物もないんですよね。同じ工場で作ってる同じ製品なんて事は普通にあります。言うなれば、あるのは公認か非公認かだけです。当たり前ですが、その商品の機能や信頼性は価格とある程度は比例します。普段履きの靴でしたら壊れたところで、家に帰るまで恥ずかしい思いをするだけです。ですが、バイク用のブーツやシューズでは話が変わります。走行中に壊れたら事故の原因にもなりますし、万が一事故を起こした時に本来の機能を発揮できなければ、本来しなくても良い怪我をするかも知れません。となると、信頼できるメーカーの信頼できる製品を身に付けたいと思いますよね。それがガエルネと言う事です。ガエルネの数多いラインナップの中でも、今回紹介するボヤージャーは見た目は完全にハイタイプのスニーカーです。明らかな違いは横のジッパー位です。他は縫目が頑丈そうかな。本体はスエードと革なんですが、GORE-TEXで防水です。雨の日に履いた事がないので防水性能に関しては何ともですが、蒸れに関しては革にしては少ないと思います。夏場に履いてもそこまで気にはなりません。履き心地は普通のスニーカーよりは少しカチッとしていますが、正直に言って明確な違いはありません。言われなければバイク用だとは分からないでしょう。普段履きしていても、お洒落なスニーカーだと思われます。間違いありません。外側ジッパーで内側には特に補強もないので、バイクに擦れそうですがそうでもありません。バイクに乗ると言う事をメーカーが良く理解しているのでしょう。踝部分には見た目は分かりませんが、ちゃんとガードが入っています。踵とアキレス腱部分もガードが付いています。ライディングシューズとしての機能は万全です。靴底は完全にフラットです。ここら辺は好みの問題ですが、ステップの上で動く時も引っ掛からないので私的には歓迎です。もちろんイタリア製になります。ネガティブな情報としては、この靴に関しては修理が出来ません。まあ、一般的なスニーカーもメーカー修理なんてやってませんからね。ガエルネの他のモデルでは修理や靴底の張替えに対応している物もあります。今回は妙にガエルネ押しですが別に含む所はありません。純粋に皆さまに良い物を知って欲しいと言う動機です。押し付けがましいですが善意です。私でも5年に1回位はそんな時もあります。
2023.02.28
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ブーツと言っていますが、バイク乗車時に履くもの全般のお話です。例によって大した内容ではありません。まあ、何かのご参考までに程度の内容です。今の教習所でどう言った事を言っているのかは知りませんが、私が免許を取ったはるか昔は靴は踝(くるぶし)が隠れるもので踵(かかと)があるものを履くと言う事でした。そして紐は引っ掛からない様にまとめて置くことと言う感じでした。あとズボンの裾も引っ掛からない様にするか、靴下の中に入れると言われていましたね。たぶん、現在もおおむねこの様な感じの指導がされていると思います。これに関しては大正解で特に異論もありません。踝が隠れると言うのは、転倒した時に下敷きになる事がありますし、最悪は下敷きになったまま滑ればアスファルトでガリガリと削られてしまいます。ただの骨折とは違って、踝の骨が削られたらもう元には戻りません。最新の医学では完治も可能かも知れませんが、命に影響のない怪我の内では最大級に厄介である事は間違いありません。紐や裾が引っ掛かると言うのはそうそうある事ではありませんが、だからと言って油断は禁物です。過度に紐や裾がだらっとしない様にしましょう。万が一引っ掛かって足が出ないとなったら、中々の絶望を味わう事になります。理想は紐ではないロングブーツで裾を中に入れるのがベストですね。問題は踵です。ブーツの踵にはいくつかの役割があります。先ずはポジションを安定させる事です。踵をステップに引っ掛けて土踏まずの部分(実際にはもう少し後ろ)をステップにのせれば、最も基本的なポジションです。これならば多少不慣れなバイクでもステップの位置に迷う事はありません。底が平らで厚い靴ですと、ステップの思っている位置に足がのっていなかった何て事もあります。足に力を入れたらガクッと踏み外した何て事が起こります。後はアメリカンバイク等でフォーワードステップ(足を前に伸ばすやつです)の場合は、高速道路などでスピードを出すと足が風圧で押される事があります。その時には足に力を入れて踏ん張るのですが、踵がないとズルッと行く事があります。まあ、別に風圧だけではありませんけどね。要するに踵がある方が踏ん張りやすいと言う事です。最後に足付きですね。普段は爪先で充分と思っても、バランスを崩して足裏全体で支える時にほんの数センチでも踵があるとありがたいものです。それに足付き重視の厚底ブーツ等は、踵がないとステップのどこに足がのっているのか分かりません。以上が大体の踵の役割ですね。ですが、踵は絶対に必要と言う訳ではありません。オンロードのレース用ブーツやライディングシューズ等は真っ平らではありませんが、踵と言える様なものはありません。これは自由度のためです。乗る人の走り方にもよるのですが、膝を擦るぐらいの走りをしようと思いますと、ステップの上でかなり忙しく足を動かさないといけません。その時に踵なりの出っ張った部分がありますと、引っ掛かってしまいます。ですから、足裏を含めてブーツ自体出っ張っりのない滑らかな形状になっています。とまあ、理屈はそうなのですが、サーキットを走るのでも無ければ形状やデザインは乗る人の好みで選んでも問題はないでしょう。ブーツは重いからとか、バイクにデザインがあわないとかで選んでいる人がほとんどだと思います。基本バイク用に作られている物ならば安全性に問題はありませんし、常識外にオフロードブーツでレーサーレプリカに乗ろうとかで無ければ、大概のことは慣れで対処できます。私も昔は色々な種類のバイクに乗っていましたが、基本エンジニアブーツで全て乗っていました。まあ、お金はバイク本体とガソリン、オイル、タイヤ、パーツ代で消えていきましたから、そこにお金が回せなかったと言うのが正解なんですけどね。安いエンジニアブーツを履き潰すと言う感じでした。今思うと良く乗ってたなぁと思うのですが、そこら辺は若さと言う事なのでしょう。現在はスニーカータイプのライディングシューズを履いています。見た目はハイカットのスニーカーなのですが、バイクの為に必要な機能は充分に備えているものです。靴底は完全にフラットです。最近はバイカーバイカーしている物より、こう言った感じの方が流行っている様ですね。操作のしやすさについては個人の好みがありますが、ブーツに比べれば軽くて履き心地もスニーカーと大して変わりません。まあ要するに楽チンです。このあとに、最近私が履いているライディングシューズを紹介しようと思ったのですが、気がつけばまたまた長文になってしまったので次の機会にするとします。
2023.02.24
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最初に今回のブログは過去最長で異次元クラスの長文になっています。私もびっくりなんですが、長くなってしまったのですからしょうがないのです。しかも大して面白くもないです。それを踏まえた上でお読み下さい。いやいや、知ってはいたんですよ。そう言った話はチラホラ聞いてはいました。ただ、はっきりした事が分からないので今まであえて触れずにいた次第です。現実を受け止められなかったのもあります。何かもったいつけてますけど、これってけっこう有名な話です。2022年モデルから日本向けのハーレーダビッドソンはタイ製造になっています。タイ王国です。CVO等の高級モデルは依然としてアメリカ製造だそうです。そしてアメリカ本国での販売分もアメリカ製造だそうです。日本に入って来るモデルに関しては基本的にタイ製造と言う事で間違いない様です。もしかしたらモデルによってCVOと同じくアメリカ製造の物もあるかも知れません。何せハーレーダビッドソンからの正式な発表は私の知る限りありませんから、細かい車種や事情に関しては不透明な部分が多いです。バイク雑誌も大広告スポンサーであるハーレーダビッドソンのネガティブな情報は記事として取り上げません。もしかしたら、何処で正式な発表や記事があったのかも知れませんが、Googleで検索してもそれらしい物は出て来ませんので存在しないのでしょう。本来ならばバイク業界のトップニュースになる様な内容だと思うんですけどね。宜しければGooバイクを見て下さい。2022年モデルから製造国はしれっとタイになっています。タイと言う国が良いとか悪いとかの話ではありません。ホンダでもハンターカブやダックスやモンキー等、さらに250ccクラスまでタイ製造と言うのは珍しくもありません。特に品質に問題がある訳でもありません。私も一般的にタイカブと呼ばれていたホンダのナイス110と言うのに乗っていましたが、特に故障が多いとかありませんでした。それも25年ぐらい前の事ですから、今はさらに品質も上がっているでしょう。もちろん同じタイ製でも製造している企業によって品質と言うのは変わるでしょうが、ホンダ等の名のある企業の物ならば日本製と同等レベルの品質はあると考えて良いと思います。それではハーレーはどうなのかと言う問題になります。ハーレーの海外生産と言いますとストリート750がインド生産でした。かなりお求め易い価格でハーレー入門編と言う位置付けでしたが、人気にはならずに数年で生産を終了しています。生産台数もハーレー全体で考えれば微々たるものでしたから、工場の規模もそこまで大きくはなかった思います。あとハーレーは2020年にインドからは撤退しています。当然もう工場もありません。あとブラジルにも工場があります。こちらは中南米むけの商品を生産している様です。と言う訳で、タイでの大規模かつ多様な車種の生産はハーレーダビッドソンとしてはアジア初となります。タイには多数のバイクメーカーが進出して工場を構えていますから、ハーレーとしては初めてでもバイク製造の基礎的なものは備わっていると考えて良いでしょう。後はハーレー次第となるわけですが、ここら辺は少々不安があります。製造業に関わった事のある人ならば分かるでしょうが、ノウハウと言うのは最初から全てマニュアル化出来るものではありません。ある程度の時間をかけて、企業内で技術やノウハウを練り上げて従業員同士で問題点や解決策を共有すると言うプロセスが必要なのです。QC活動とかは正にそれです。その工程が安定した品質や品質向上には不可欠なのです。工場を建てました。従業員をそろえました。皆さんマニュアル読んで下さい。はい作って、とは残念ながらいきません。別にハーレーに限らず新規の工場立ち上げと言うのは非常に困難で、最初から上手く行く事は普通あり得ません。とは言ってもハーレーとしてもそこら辺の事は承知でしょうし、工場内ではどうであれ品質に問題のある物を外に出したりはしないでしょう。ここら辺はハーレーダビッドソン社を信頼するしかありません。不安と言うのは、一般論としての新規の工場に対するものと、たまに顔を出すハーレーダビッドソン社の顧客軽視とも取れる姿勢に対するものです。この顧客軽視とも取れる姿勢と言うのはハーレーダビッドソン本社から来るものなのか、ハーレーダビッドソン・ジャパンから来るものなのか、はたまたディーラー契約をしている企業から来るものなのかは分かりませんが、時々あれって思う事をやります。今はコロナで停止中ですが、ファクトリーツアーと言うものがあります。要するに工場見学ツアーです。紹介されているのはアメリカの工場です。確かにハーレーの工場である事は間違いありませんし、日本で販売されている車両がここで作られているとも書いてはいません。別に嘘ではありません。ですが、実際に日本むけの車両を生産しているのは現在タイ工場です。私は違和感を感じますけどね。非難はしませんが、あれっとは思います。ホームページを見てもタイ製造になりましたとは書いていません。求人か何かの欄にブラジル工場とかタイ工場とかの単語が出て来るだけです。秘密にしている訳ではないのでしょうが、聞かれない限りは言わないのはどうなのでしょう。私は違和感を感じますけどね。非難はしませんが、あれっとは思います。ローライダーSTと言う人気車種があります。かなりの台数の予約を抱えていて、半年待ちとも一年待ちとも言われています。それを試乗車落ちとは言え、芸能人がポンと買っている動画を拝見しました。その芸能人本人もディーラーのご好意でと言っていました。まあ、YouTubeですから何かの演出で実際には以前から予約なり何なりをしていたのかも知れませんが、実際に予約して長期間待っている方の事を考えますと他人事ながらモヤモヤはします。非難はしませんが、あれっとは思います。長々と書きましたが、300万円も400万円もするバイクで不都合がある方がおかしい訳で、品質に問題がなくて当たり前の話です。そもそもアメリカ製造時と値段は変わってないのですから、タイ製造でもアメリカ製造時と同等の品質の物を売るのは当然と言えます。デザインや設計はアメリカ製の物と同じ訳ですから、品質さえ変わらなければアメリカ製でもタイ製でも同じ製品と言えます。理屈上はです。ですが、バイクは理屈で乗るものではありませんし、趣味性の高い大型バイクならばなおさらです。ましてやハーレーです。同じ物なんだからアメリカで作ってもタイで作っても関係ないよね。とは私的には行きません。ハーレーの半分はアメリカで出来ています。ハーレーと言えばアメリカですし、アメリカと言えばハーレーです。いや、全てアメリカで出来ていると言っても良いぐらいです。アメリカと言われて思い浮かぶブランドは?と質問したら間違いなくハーレーダビッドソンの名が出てくるでしょう。確かにアップル、アマゾン、Google等々もあるでしょうが、ここまで企業のグローバル化が進んでいる現在では、正直アメリカのブランドと言うイメージは薄いと思います。ですが、ハーレーはアメリカです。ザ・アメリカン ブランドです。ハーレーの主力商品であるアメリカンタイプのバイクはアメリカでしか生まれ得ないものです。平地を一直線に地平線まで走って行くそんなバイクです。ただ広ければ良いと言う話ではありません。ハーレーの様なアメリカンバイクを走らせるには、道路事情の良さも必要不可欠です。何せリジットフレームと言うリヤサスが無い物も売ってましたからね。要するに広大な平地とオートバイを製造する工業力と広大な土地に舗装路を作り維持する国力が必要なのです。これらの条件が満たされて、初めてアメリカンバイクの誕生となる訳です。ですからアメリカでしか生まれ得ない存在なのです。仮に広いだけで道路事情が悪かったら、ハーレーもっと違った形になっていたはずです。道路事情が悪い時代のハーレーは何と言いますか普通の形でしたからね。ハーレーダビッドソンと言うバイク自体が、メーカーがバイクを売ってそれをオーナーがカスタムをして、良いものをメーカーが取り入れると言う過程を経て育って来たバイクです。言わばアメリカの物質的な側面とアメリカ文化と言う精神的な側面、その両方の産物といっても過言ではないのです。この様な理由で、ハーレーと言うバイクが単にアメリカに本社を置いている企業が作ったバイク、と言うだけではない事がご理解頂いただけたと思います。私はアメリカが大好きです。特にMade in USA には異常な執着とこだわりがあります。私服ではボクサーパンツとメガネ以外すべてアメリカ製と言う事も珍しくありません。ちなみにボクサーパンツはBVDです。これは譲れません。その中でもMade in USA のバイクやクルマと言うのは特別です。そもそも高額で服などと違い頻繁に買えるものではありません。一般人が買える最も高額なMade in USA と言えるでしょう。アメ車も好きですが、購入するのも高額ですし維持をするハードルも高いです。何よりも私はクルマよりもバイクの方が好きなんですよね。そう言った訳で、その私の中の Made in USA の頂点であるハーレーの新車が、もう日本では買えないと言うのは大問題なんですよ。長々とグチグチと屁理屈をこねて書いて来ましたが、要するにそう言う事です。もっと分かりやすく言いますと『おい、ハーレー何やってくれてんだよ!』と言う事です。さらに言えば『アメリカの魂…とか、アメリカの伝説…とか言っといてタイ製って何だよ!モンキーやカブじゃあねーんだよ!』とも言いたいです。いけません、興奮して口汚なくなってしまいました。マリアナ海溝より深く反省です。すみません。私の個人的な意見や願望は置いといて、ハーレー社の海外に工場を建設すると言う姿勢は企業としては正しいとは思います。当たり前ですが、ホンダのバイクが全て日本製と言う訳ではありませんし、BMWのバイクが全てドイツ製と言う訳でもありません。企業戦略として消費地に近い製造コストの安い地域で生産すると言うのは当然ですし正しい選択です。けれどそれは、ある種の実用品や安い価格が求められる製品に関してはの話だと思うのです。今は国内メーカーのバイクも値段が上がって来たので、昔ほどは外国メーカーとの価格差は感じませんが、それでもハーレーダビッドソンと言うのはブランドです。ブランドとは付加価値であって、実際の製品の価値以上のものを提供するから成立するものです。仮にホンダやヤマハやスズキがハーレーと同じ物を作ったら、300万円や400万円と言う値段にはならないでしょう。事実として少し昔はどの国内メーカーもリッターオーバーのアメリカンを作っていましたが、価値的にはハーレーよりもはるかに安いものでした。生産台数はハーレーよりも圧倒的に少ないのにです。ハーレーの価格にはブランドとしての付加価値も含まれていると言うのは疑う余地も無いでしょう。それではタイ製でハーレーはブランドを維持出来るのかと言う問題になります。これは大袈裟に言えば世界中のバイクメーカーが注目していると思います。ハーレーもブラジルで生産してはいますが基本的に中南米むけの様ですから、言わばタイで生産してベトナムやフィリピンで売ると言う感じです。購入する側としてもそこまでの違和感は無いでしょう。想像ですがお互いに生産した物の輸出入はあるはずです。ですが、タイから日本と言いますとちょっと変わります。途上国から先進国です。先進国側から見れば途上国は遅れている国と言うイメージがあります。この件に関しては綺麗事はなしです。下に見ていると言っても良いでしょう。例えるならば5万円の靴があるとします。日本製だと言われれば、日本製ならそんな物かなと思います。ベトナム製だと言われれば、ベトナム製なのにそんなにするのと思います。そして同じデザインの靴が、日本製なら5万円だけどベトナム製ならば3万円ですよと言われれば、ならベトナム製の方を買うよと言う方もいるでしょう。そして同じ靴を日本製とベトナム製がありますが、値段は両方とも5万円ですどちらにしますか?と聞かれれば大半の人は日本製を下さいとなるはずです。それが同じデザインで同じ製法で同じ耐久性を持っているとしてもです。あくまでも途上国の製品と言うのは、安さがあっての選択肢と言う事です。ですが、今回のハーレーは違います。基本的に全てタイ製になって選択肢は無いのですが、アメリカ製からタイ製になりましたけど値段は同じですが買って下さい、と言っている訳です。しかもアメリカ製もありますけど、日本では売りません値段は同じです、とも言っています。本来途上国の製品にある『安さ』を切り捨てた訳です。ハーレーが欲しければタイ製でもアメリカ製と同じ値段を払って買えとも取れる行為です。まあ、事実その通りなのですが…。今までの常識を覆すかなり強気な行動です。このある意味非常識ともとれる経営戦略を、自らのブランド力やブランディングでカバーしきれるのかと言うのは、別にバイクメーカーで無くても興味のあるところでしょう。世界中が注目していると言うのも、大袈裟ではないと思います。私は日本市場に置いては難しいと思います。今回はあまりにも私のアメリカ愛とハーレー愛が強すぎて、過去最長のブログになってしまいました。いかにこの一件が私のなかで大きな事件だったのか皆様にもお分かり頂けたかと思います。私の結論を言いますと、タイ製のハーレーは買いません。もちろん今すぐの話ではありませんが、私の生涯最後バイクはハーレーダビッドソンと決めています。華々しく新車でと思っていたのですが、現状ではそれは無理そうです。アメリカ製の中古車となってしまいそうです。大穴でインディアンモーターサイクルと言う可能性すら出て来ました。最後に以上の内容は全てわたくし個人の意見です。他の何者にも押し付ける意図はございません。また特定の個人や団体やその他の全ての対して名誉や品格や尊厳を傷つけたり侵害する意図はありません。細部に関しては私の力が及ばずに、事実と異なる事が書かれている可能性があります。仮にあったとしても意図したものではありません。あくまでも個人のブログです。大手メディアの様な信頼性はありません。参考になさる場合は自己責任でお願いします。と言う事を一応書いて置きます。自称ミスターコンプライアンスですからね。
2023.02.13
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ヘルメットのお悩みの1つに眩しい問題があります。特に私は年齢によるものなのか、強い光に敏感になって来ました。中年あるあるですね。解決策としてはシールドをスモークにしたり、サングラスを使用したりするのが定番なのですが色々と問題があります。シールドその物をスモークにすると、トンネルや夜間走行で困ります。トンネルはその時だけ開ければ良いのですが、夜間走行ではずっと開けっ放しと言う訳にも行きません。サングラスは夜になったら外すと言う事が出来ますが、トンネルでは対応不能です。まあ、素早くシールドを開けてサングラスをずらしてと言う事も出来ますが、面倒くさいですし安全性にも問題があります。そもそも私は視力が悪いので、度付サングラスをずらしたら前が見えません。昔はロングツーリングの時にはもう1つシールドを持って行って、状況によって交換なんて事していましたが面倒くさい事この上なしです。そこでプロシェードシステムとなる訳です。プロシェードシステムとはシールドにもう1枚スモークシールドを付けて、それを開閉する事で明るい状況でも暗い状況でも対応できると言う仕組みです。ヘルメット本体は通常の物が使えます。旧OGKのカブト等はシールドの内側にヘルメット内に収納可能なスモークシールド備えるタイプを採用しています。これはそれ用のヘルメットになります。要するに欲しければ、ヘルメットその物を買い替える必要があります。それに比べてアライのプロシェードシステムはシールドを買い足すだけですので済みます。必要が無くなれば元のシールドに戻す事も出来ます。アライ独自の非常に優れた仕組みと言えます。ところがどっこい、私も購入にあたってネットで下調べをしたのですが、あまり良い評判がありません。ネガティブな感想の方が多い印象です。確かに新しい製品ですから、多少の厳しい評価があるのは致し方ないかも知れません。ですが、わたくしは自分で見て聞いて経験した事しか信じません。意味もなく思考がハードボイルドなのです。ですから、自分で試して見ようと言うのが今回の企画です。使えれば良し使えなければ元に戻すだけです。楽天で6689円で送料無料でした。これにポイントが付きます。うんまあ、お試しにしては高いですが、最悪ただのスモークシールドとして使えますからね。少し分かりにくいですがシールドの3/4位にスモークシールドが付いています。割と違和感はありません。スモークシールドだけ開けるとこの様になります。一番上まであげるとロックが掛かります。軽いバイザー付きのヘルメットの様です。好みの問題ですが、私は悪くないと思います。思っているほど出っ張りはありません。高速走行でも抵抗になる感じは無しです。風切り音も私は気になりませんでした。スモークシールドを開けてクリアシールドを開けると、この様な状態になります。この姿は少しカッコ悪いですね。この状態で高速走行でも気にするほど風で振られはしません。オフロードヘルメットのバイザーに比べたら付いてない様なもんです。おおむね満足なのですが、気になるところが何点かあります。スモークシールドを開ける時には、クリアシールドをロックしていないと一緒に開いてしまいます。あとスモークシールドを閉じる時には、全開にしているとロックが掛かっているので、スモークシールドを前に引っ張る様にしてロックを解除して閉めなければいけません。説明書だとスモークシールドの中心部の上下を掴んで前に引っ張る書いてあるのですが、グローブを付けた状態でそんな細かい事はできません。ですからスモークシールドの中心部分の下側を、指で掴んで前に引っ張ると言う形になります。当然ながらシールドの面の部分を触るのでシールドが汚れます。細かいところですが、そこら辺が気になりました。後はスモークシールドが付いている分シールド自体が重くなります。閉める時に重い分バチッと勢いよく閉まります。最初は少しびっくりです。細部には色々ありますが、思っていたよりも使えると言う結論です。私的にはです。言い方は何ですが、悪い評価が付くのも分かる気がします。全面スモークではありませんから、当然ながら暗い部分と明るい部分が出て来ます。気になる方は気になるでしょう。他の部分もぜんぜん気にならないよと言う方と、これはキツいなと思う方で意見が別れそうな部分です。私的にはさして気になりませんし、ぶっちゃけもう慣れました。うーん、おすすめと言いたいところですが、今回は言いません。ちょっと個人によって評価が別れる製品だと思います。ちなみに付けているヘルメットは、アライのラパイド ネオです。防体に余計な物が付いていません。つるんとした感じが素敵です。このグレーもイカしてます。わたくし灰色が好きなんですよね。何も人間がグレーゾーンだからと言う訳ではありませんよ。
2022.11.13
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バイク遍歴も19回目になります。原付なども含めてた数字とは言え、今までよく乗って来たものです。何台もバイクを乗り継いで来たと言うのは、飽きっぽいか事故を起こしているのかですから、まったく自慢にはなりません。私の場合は両方ですが、なぜか誇らしく語っている時があります。冷静に考えるとただのダメ人間です。今度から止める様に心に刻みます。それでは本題です。今回はXL1200X 48です。一般ではフォーティーエイトと言われています。まんまですが、一時はハーレーで一番売れているバイクでした。2013年式でタンクは金ラメと言うド派手なバイクでした。金ラメタンクはオプションカラーでした。インジェクションの俗に言うゴムスポ(エンジンがラバーマウントのスポーツスターの事)言うやつです。48は全部これです。確か2014年モデルから、ステップの形状などの細かい部分が変わっていると思います。ポジションとウインカーとブレーキランプが一体化していると言う特徴もありましたね。その他7.9リットルの小振りなタンクと、下側に付いているミラー等で大人気だと言う事です。最終型はプレミアが付いて新車価格プラス100万円位で売っています。最終型で人気というのは分かりますが、そんな値段はどうなんですかね。グーバイクを見た感じ売れてもない様ですしね。話を元に戻します。さて私の48の在りし日の姿です。コブラシートとサイドバッグを付けているだけのノーマルです。いやまあ、カッコいいです。この頃から空冷スポーツスターは環境規制の関係で売るのが厳しくなっていました。ノーマル純正状態ですと明らかに燃料が薄かったです。エンジンの熱がもうおかしかったですね。別に回してもいないのに、エンジンを切るとパキッパキッと金属音がしました。熱によって歪んで冷えて元に戻る時にする音です。ブン回した後の昭和の空冷バイクじゃあないんだからと言う話です。マフラーを交換して、インジェクションセッティングをしたら一切しなくなりました。エンジンの熱も格段に低くなりましたよ。速くもなりました。音量は極力押えた社外マフラーでしたが、それでもヌケの関係上ノーマルよりはうるさかったです。お恥ずかしい話し車検には通らないマフラーでした。まあここら辺が手離した理由なんですけどね。この後にドラッグレースにハマりまして、レース専用車両にしました。排気量アップ、カム、マフラー、コンピューター、ロングスイングアーム、チェーン化、ホイール、ヘッド回り等全ていじりました。レースを辞めた時に車検を通そうと思ったのですが、とても真っ当な手段では通せません。まあ、車検用のセッティングにしてマフラーはノーマルにして、ノーマルスイングアームに戻してチェーンは構造変更かベルトに戻せば、車検を取るだけは出来たと思います。しかしそんな状態ではまともに走りません。何にしても違法改造車両です。ハーレーを乗っている方で、車検の時だけノーマルマフラーに交換と言う人は多いと思います。自分もやっていたので大きな事は言えませんが、それは完全な違法行為です。中年のおっさんで一応は大人ですからそれは避けたいです。コンプライアンス大事。そこでビューエルに乗り換えとなりました。要するに空冷OHVの4カムエンジンに合法的に乗るためです。それで前のブログにも載せましたが、最終的にはこんな感じになりました。うん、48の原型はタンクだけです。後はミリバーにしてハイスロットルにして、スロットルボディーも54パイにしてました。最終的には後軸で98馬力ほど出てましたね。シャーシダイナモのデータですと、ピークパワーは7200回転でした。ちなみにギアは加速重視の超ショートに振っていたので、最高速はそんなに出ません。400メートルで170キロ台後半だったと思います。色々やったのですが、過去の栄光なのか黒歴史なのかは微妙なところです。
2022.06.20
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ハーレーダビットソンの水冷モデルの新型である、ナイトスターが発表されました。スタイリングは従来のスポーツスターをかなり意識した感じです。エンジンはスポーツスターSの排気量のダウンバージョンです。当然ながら馬力等もダウンです。大型バイクデビューの方でも安心な、扱いやすさ重視と言ったところでしょうか。ハーレー入門編と言った位置づけなのでしょう。それでは項目別に見て行きたいと思います。(1)エンジンスペックエンジンはパンアメリカやスポーツスターSのエンジンの排気量ダウンバージョンです。排気量は975ccで馬力は89馬力です。正直に言ってかなり控え目なスペックです。ハーレー入門編と言う位置づけとしても、少し物足りない感じがします。ですが、これには理由がありそうです。理由に関しては、下のスタイリングの項目で書きます。(2)価格価格は1,888,700円からで、ブラック以外は1,919,500円です。ここ数年でメーカーを問わずに、大型バイクの値段は上がっています。それにしても高いです。ちなみにスポーツスターSは1,948,100円からです。ソフテイル スタンダードは1745ccで1,870,000円からです。ストリート ボブは1868ccで2,191,200円からです。うーん、本来ならば上位機種である、スポーツスターSやビックツイン系とほぼ同一価格帯です。何か値段のバランスが取れてない様な気がします。この値段ですと、私はビックツインを買いますね。今のところ水冷ハーレーに、そこまでの魅力は感じません。(3)スタイリングスタイリングはかなり、空冷である従来型のスポーツスターを意識しています。ダミータンク(本当のタンクはシート下)の形状や、フロント19インチとリア16インチのタイヤサイズ、リアの2本サス等です。馬鹿でかいラジエーターとエンジンにフィンがない事を除けば、従来型のスポーツスターとほぼ見分けがつきません。これは上手くまとめて来たなと言う感じです。純粋にカッコいいと思います。ですが、ここに少し問題があります。従来型のスポーツスターとタイヤサイズは同一です。そしてスポーツスターのこのサイズのタイヤは、速度レンジがHです。速度レンジとはそのタイヤが、何キロまで対応出来るのかを示したものです。つまりHレンジのタイヤでは、210キロ迄しか対応していません。従来型のスポーツスターならば、1200ccで最高速度はどんなに多く見積もっても180キロ程度です。まあ充分ですね。ところがスポーツスターSのエンジンは121馬力です。そしてスポーツスターSのタイヤはVレンジで240キロ迄対応です。馬力イコール最高速ではありませんが、スポーツスターSのエンジンをそのまま積んだら明らかに、エンジンスペックがタイヤのスペックをオーバーしてしまいます。価格を見ても分かる様に、排気量を落としたところでコスト的には変わらない様です。要するに空冷スポーツスターのスタイリングは欲しい、だけど対応するタイヤがない、だからエンジンスペックを落としたのでは無いかと思います。もちろん専用タイヤと言う選択肢もあったとは思いますが、コスト増になりますし、只でさえハーレータイヤはハーレー専用の物がほとんどです。同じサイズで速度レンジの違うものを出すのは、タイヤメーカーも了解しないでしょう。それに現在市場に豊富にある多種多様なデザインのタイヤが使えないのならば、わざわざ同じサイズにした意味もなくなりますからね。(4)まとめ従来のハーレー像とは違いますが、水冷化が避けられない以上は上手くまとめて来ていると思います。デザイン的には今までのハーレーユーザーにも受け入れられると思います。普通にカッコいいです。ですが本来150馬力以上出せるエンジンを、事情があるとは言え89馬力で出すのはどうかと思います。基本的に1つのエンジンで、まかないたいと言うのは分かるんですけどね。結果としてエントリーモデルと言える価格帯の物が無くなってしまった訳ですからね。何か水冷エンジンに対しては、早くも行き当たりばったり的なものを感じてしまいます。追記と訂正です。Vレンジのタイヤが無いと言うのは誤りでした。数種類は存在しています。訂正してお詫びいたします。ただハーレーのロゴ入りの純正タイヤには無い様です。Hレンジの純正タイヤがあるのに、Vレンジの同サイズの純正タイヤを作成して、この先も供給し続けるのは現実的ではありません。タイヤだけの問題で89馬力と言うのは少し強引な考察でしたが、全く無関係ではないと私は思います。仮に純正タイヤは作れば良いとしても、純正以外に数種類しかタイヤの選択肢が無いのは問題と言えるでしょう。ナイトスターがよほどの大ヒットにでもならない限りは、タイヤメーカーも追加でVレンジのタイヤは出さないと思います。と言うよりこの先もスポーツスターサイズのタイヤを作ってもらう為に、ナイトスターを出したのかも知れません。
2022.04.22
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今回はスズキ アドレス110です。タイヤが14インチでFIの海外生産のモデルです。この前に乗っていたリードが事故の後に壊れてしまったので、急いで購入しました。何せ足がありませんでしたからね。なんでアドレスにしたかと言いますと、安かったからです。身も蓋もない話しですが、新車で買える二種のスクーターでは圧倒的に安かったです。確かにリードに比べれば、メットインスペースが狭いとか細かい部分は値段相応ですが、特に不便や不都合を感じる事はありません。ここら辺の造り込みはスズキは上手いですね。趣味性の強い2輪ですが、スクーターに関しては値段やコストパフォーマンスが占める比率は大きくなりますからね。動力性能もリードに劣る部分はありません。車重の問題なのか安定感は少し劣りますが、その分軽快感があります。ここら辺は好みの問題ですし、別段どちらでも不都合はありませんのでただの違いと言うだけの話しです。アドレスは現在も所有しています。サンバーを買ったので、めっきり乗る機会は少なくなりましたが、そのうち免許を取ったら子供が乗るでしょう。車を買ってあげるほどの経済力は私にはありません。中古のスクーターが精一杯です。あのバイクを手に入れて、何処にでも行けると言う感動を味わって欲しいですが、最近の若者はドライですからね。ふーん、便利じゃん、で終わりそうな気もします。そんな訳でこの先もまだまだ乗りそうなので、プラグやエアクリーナー等の交換もしようと思います。
2022.04.18
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埼玉県にライコランドが新しくオープンしました。『ライコランド 川越 ネイキッド』と言う店名です。昭和レトロがコンセプトと言う事ですが、どこら辺が昭和レトロなのか気付きませんでした。内装は木材を使った落ち着いた感じで、リラックスしてお買い物ができそうです。良く考えると、バイク用品屋って倉庫に金属の棚を並べただけって所が多いですよね。ここら辺は素晴らしいです。アパレルの比率が大きいので、店内の雰囲気にも気を使いましたと言う感じなのでしょう。この場所は前は漫画喫茶で、お店自体は二階にあります。一階はバイク用の駐車場です。屋根がついているでもろもろ便利ですね。車もお店の前に少し置けます。平日でしたのでお客さんは数人でした。一階に作業スペースもある様ですが、まだ準備中みたいです。工具類のセッティングをしている状態でした。整備士の方も見かけませんでしたね。二階店舗ですが、車椅子の方でも上がれる様に手すりに沿わせるエレベーター的な物もありましたので安心です。ちなみに川越と名乗っていますが、あるのは三芳町です。隣の安楽亭はふじみ野市です。まあ、川越街道沿いと言う意味なのでしょう。店内ですが、アパレル関係が多いです。と言ってもサイズは、おおむねLLまでですかね。一部ジャケット等は3Lまでありました。なんにしても、私のサイズには遠く及びません。もちろんヘルメットやパーツ類も置いてありますよ。特に品揃えが悪いと言う感じではありません。ヘルメットはショウエイ、アライ、カブト、ベル、シンプソン、ダムトラックス等々、実物が置いてあるのはありがたいですね。種類も豊富でした。でもお値段は定価ですね。特にオープニング値引きとかは無いようです。ヘルメットの下取りはやっていました。アライ、ショウエイ、カブト、ならば3000円で下取りしてくれるそうです。詳しい事はご確認下さい。まあ、これが実質値引きと言う事なのでしょう。ブーツやグローブもけっこうな種類が置いてありました。今はもろもろ厳しくなって来ていますので、パーツ類よりもウェア類にシフトと言う感じなのでしょう。そう言えば、カドヤのブーツが大幅値上げされた様です。何でも値上げですね。興味のある方は一度行ってみて下さい。ここら辺は道が混むので、少し覚悟が必要かも知れませんけどね。何ですか?写真はないか?ですか?私はバイク用品店に行くと、過剰にテンションが上がってしまうので撮り忘れました。すいません。
2022.04.06
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バイク遍歴も17回目なのですが、もう面白いバイクの紹介はあらかた終わってしまいました。今回は『ホンダ リード110』です。別にリードをディスっている訳ではないのですが、基本的にスクーターに求めているのは道具としての性能ですからね。と言う訳で、私のリードも特にカスタム等はしていませんでした。リードを手に入れた経緯は、リーマンショックの影響で今まで通勤に使っていた車をリードにしたと言う訳です。所有していた車はジムニーでしたが、駐車場代や保険や税金に車検とやっぱりお金は掛かります。家にはもう一台車がありましたから、自分用に軽自動車とは言え車を所有するのはさすがに贅沢と言う判断でした。けっこうなオンボロでしたが、長く乗っていたので泣く泣く手放しました。リードは知り合いが乗っていまして、それを見て良いなと思って購入しました。さすがはホンダです。本当に良くできたスクーターでした。燃費も良かったですし、メットインスペースも広くて申し分ありませんでしたね。もちろん、動力性能も十分でした。二種のスクーターとしては大柄な部類なんですけどね。何にでも難くせをつけるのが生き甲斐の私ですが、欠点と言える所はありませんでした。通勤の足としては完璧な一台と言っても良いと思います。強いて言うならば、お値段が高目と言う事ぐらいでしょうかね。2万キロ以上乗りましたが、事故にあって数日後に動かなくなりました。事故が原因なのか、それとも寿命だったのかは分かりません。外見上は大したダメージは無かったんですけどね。毎回の様に事故って廃車にしている私ですが、今回は完璧な被害者でしたよ。私の些細なプライドのために申し添えておきます。この事故は相手が任意保険に入っていなくて、かなり面倒な事になりました。車で任意保険に入ってない何て事は、少し昔ならば考えられないのですが最近は多いみたいです。埼玉県だと加入率は79%ほどだそうです。地方に行くほど加入率は下がる傾向にあります。ちなみに沖縄県は55%です。そして全国平均は74%です。何だ7割以上は加入しているのか。と考えるのは早計でして、そもそも車検を受けていない完全無保険の車が相当数いるそうです。その比率は都市部ほど高いそうです。正確な数字は分かりませんが、10台に1台要するに走っている車の10%は車検のない完全無保険車だと言うデータもあります。正直信じられない数字ですが、最近は検問も見ませんし事故さえ起こさなければ、無免許でも車検切れでも分からないと言うのはあるでしょう。全国平均の74%は登録車両に対する比率ですから、そもそも登録されていない車検切れの車は含まれてないと思います。多分ですが、自賠責保険の加入件数と任意保険の加入件数から比率を出していると思います。それらを考慮すると任意保険に加入しているのは、6割強と言う事になります。ちょっとおっかない数字です。事故にあっても約4割の割合で、まともな補償は受けられないと言う事です。自賠責保険では物損は出ませんし、自賠責程度の補償では打撲ぐらいならば良いですが、重傷ならば治療費にも足りない可能が大きいです。余談ですが、物損の出ない自賠責保険でも眼鏡は補償されます。『眼鏡は顔の一部です』だからだそうです。常識的に考えて任意保険に入っていない、そもそも車検を取ってない何て人に自腹で賠償金を払う経済力などありません。まあその為に任意保険には、無保険車補償特約とかがあります。対策としては、自分は任意保険にはきちんと加入する。特約もつけるそれしかありません。任意保険は高いです。若い方ならばなおさらで、月の支払いが自動車ローンを超える何て事もあります。若い方の車離れも当然ですね。完全に話しが脱線しましたが、加害者はもちろんですが被害者にもならない様に事故には気を付けましょうと言う事でした。
2022.04.01
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先日オフロードバイクが欲しいと言うブログを書きました。ですが、中古は正直に言って異常な値段です。もちろん、新車を買うほどの予算はありません。そもそもオフ車を買っても、一緒に林道に行ってくれる友人や知人などもういません。1人で林道に行くのは、限りなく危険な行為です。私はむかし痛い目にあってますからね。と言う訳で、オフ車が欲しいと言うのは置いておきます。改めて、4ストミニが欲しいです。まあ、モンキーとかシャリーとかダックスとかです。私はむかしシャリーに乗っていたので、若かりし日々よもう一度と言う訳です。今のパーツの充実っぷりは昔とは比べ物になりません。今ならばむかし以上に楽しめそうです。そんな気がします。とは言っても、ここら辺の4ストミニの中古もお高いです。そこで、中華キットバイクとなる訳です。中華キットバイクとは、要するにモンキーやシャリーやダックスのバッタもんです。良く言えばレプリカで、悪く言うと偽物です。しかも中国のバイクメーカーの正規の製品ではありません。中国にもバイクメーカーは数多くあります。ホンダ系やスズキ系や中国独自のメーカーなどです。キットバイクとは、○○と言うメーカーの○○と言うモデルと言う事のないバイクの事です。要するに、中国に流通しているバイク部品を寄せ集めて、バイクの形にして輸入した物です。メーカーは不明で車名も特になし、モンキーっぽいシャリーっぽいダックスっぽいバイクです。中国バイク業界の闇から産まれたバイク、それが中華キットバイクなのです。走る実物大プラモデルの様な物とご理解下さい。もちろん日本でナンバーを取れますし、100%合法なものですよ。YouTubeで検索すれば山ほど動画が出てきます。むしろYouTubeでは使い古されたネタですね。最近はわたくし、そんな動画ばかり見ています。何せキットバイクは安いです。運送会社の営業所までしか運んでくれませんが、送料込みで11万円ちょっとで買えます。いやいや異次元クラスの安さですよ。もちろん品質は値段相応ですけどね。壊れる事や不良品である事は前提です。本当に外国製のプラモデル感覚ですよ。何せ品質が不安定で当たり外れが激しいようです。そんな話を聞くとドキドキします。そして現実的な話をしますと、今持っているアドレスと入れ替えならば保険やもろもろの負担は少ないです。サンバーが来る前は私の唯一の足として活躍してくれましたアドレスですが、最近ではめっきり出番が少ないです。今はマクドナルドのテイクアウト専用機と化しています。このブログを書きながらちょこちょこと調べたのですが、キットバイクも品薄の様です。私の調べたところ、キットバイクを扱っているお店を3ヵ所みつけました。1ヵ所は九州の業者さんでモンキータイプが3月上旬入庫でした。もう1ヵ所は埼玉県の業者さんで、ホームページで在庫なしでしたので入庫の予定をメールで問合せましたが返答なしでした。残りの1ヵ所は長野県の業者さんで、発注しないと納期は分からない様です。一応ホームページには二週間ぐらいと書いてあるのですが、購入した方のブログやYouTubeを見るとかなり納期にバラつきがあるみたいです。二週間から数ヶ月間とバラバラでした。タイミングしだいなのかなと言う感じです。別に納期はこだわらないのですが、問題は営業所からどうやって持ち帰るかです。梱包材込みで100キロ近い代物です。サンバーがあるとは言え、中々の高難度ミッションです。金属の枠を段ボールで囲んでいる梱包の様で、積み降ろしもそうですが捨てるのも大変そうです。うーん困ります。またしばらくはいろいろと考えましょう。そもそも、アドレスをどうにかしないと、置場所がありませんでした。
2022.03.02
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神奈川県平塚市にある有名な湘南 ジャンクヤードさんに行ってまいりました。YouTube等でも数多く取り上げられています。一度行って見たいと思っていたんですよね。何か掘り出し物でもとは思っていますが、最近のバイクブームでこの手のお店も人気らしくて、昔の様に掘り出し物なんて無いよと言われていますね。値段も少し上がっている様です。YouTube情報ですけどね。Googleのナビだと入口が分かりにくかったですが、無事に着きました。入口の前のスペースにも、バイクがずらりと並んでいます。中は撮影禁止でしたので、写真はこれだけです。うーん、最近はバイク人気ですからね。品揃えは悪くて値段も高いです。ジャンクヤードも例外ではない様ですね。需要と供給の話ですから、湘南 ジャンクヤードさんが特別と言う話ではないですよ。ヤフオクの方が、まだ行けそうと言う感じはします。ヤフオクだって十分高いんですけどね。結論から言うと今は中古バイクの買い時ではないですね。しょうがないです。コロナが終わって落ち着いたら値段も下がるでしょう。たぶん。YouTube等を見て予想していたとは言え、平塚まで来てこの惨状ですよ。本当に何しに来たんだろう。せめて美味しいものでも食べて帰るとします。
2022.02.07
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今回はホンダ FTR223です。バイク遍歴でやる以前に、バイク紹介でやりました。しかも三部作です。大河浪漫の超大作と言ってもよい位です。今回のバイク遍歴でやろうにも、もはや書く事などありません。FTR223に対するネタはすべて出し切りました。かと言って、バイク遍歴を名のっている以上はスルーする訳にも行きません。どうしましょう。しょうがないので、もはやバイク遍歴とは関係ない事を書きます。最近のブログの内容の補足をやってみます。大人には割りきりとあきらめも必要です。先ずは『ヘルメットの時のメガネについて語りたい』からです。ブログのなかでアイメトリクスの事を書きました。オーダーメイドのメガネです。基本的に縁なしで金属パーツは使っていません。恐ろしく軽くて、水に浮きます。野球の古田選手が現役時代に使用していました。イメージキャラクターもやっていたと思います。テレビでも何度か取り上げられていました。体操選手が競技しても、ずれないと言う内容だったと思います。私も使用していましたが、事実まったくズレませんでした。もちろん格闘技とかは別ですが、野球、テニス、ダンス等でも問題なく使用できます。私はそのメガネを着ける様になってから、メガネの眉間の部分を指でツンと上げる癖がなくなりました。メガネを外しているのに指で眉間を突いてイタタとなるのは、メガネ愛好者あるあるですよね。まあ、極限まで軽く作っているので耐久性はありません。手荒く扱うとすぐに壊れます。要するに、着けたまま寝落ちなどをしてはいけないと言う事です。それでも壊れても完璧に直せるので、軽さとまったくズレないと言う性能の対価としては妥当だと思います。普段使いと言うよりも、スポーツなどの必要時に掛けると言うのが正解なのでしょう。もちろん今でも売っていますよ。次は前回の『ブログ活性化計画』からです。飛行機で遠出する予定があると書いたのですが、コロナの影響でお流れになりました。ギリギリ蔓延防止になる前に行けるスケジュールだったのですが、まあしょうがないです。大人にはあきらめが必要です。(本日2回目)あとは同じく前回の『ブログ活性化計画』からです。取った写真のサイズを調整しないと、ブログに上げられないと言う話をしました。面倒ですと言う事だったのですが、写真を撮る段階からサイズを合わせておけば良いと言う事に気づきました。天才的な閃きです。豊富な人生経験の成せる技でしょう。大人には時には自らを褒める事も必要です。もう誰も褒めてはくれないからさ。
2022.01.30
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間が空いてしまいましたが、前回で丈夫なボディバッグを使うと言う一応の結論がでました。ですが、2回ほど御殿場を高速で往復しましたら、けっこうボディバッグが風で引っ張られまして、首や胸が苦しいと言う現実に気がつきました。昔はボディバッグなどありませんし、使ってませんでしたから考えがいたりませんでした。朝練とかの一般道では、ぜんぜん問題はないんですけどね。むむむ、やはりウエストバッグしか選択肢はなさそうです。しかし前にも書いたのですが、私はあのプラスチックのパチッとはめるヤツがどうにも信用できません。実際に外れたとか壊れたとかはないのですが、何かもう本当に不安なのです。とは言っても他に選択肢が無いのは事実です。ウエストバッグを試してみるとしましょう。押入を探したら昔に使っていたウエストバッグが出てきました。しかしあまりにデザインが前時代的で、バイクを降りた時に肩から下げてボディバッグですよと言うのは無理があります。そもそも、古いプラスチックのバックルではなおさら不安です。ですから、新しい物を購入です。バイク用の物でも良いのですが、けっこうな金額がします。横にペットボトルが入るとか、使わない便利機能も多いです。ですからバイク用ではありませんが、シンプルでボディバッグとしても違和感がないお安い物をチョイスしました。ミステリーランチのウエストバッグです。アメリカのミリタリー系のバッグを作っているメーカーです。アメリカ製の商品は高いですが、フィリピンやベトナム製造の物はお安いです。これはヒップ・モンキーと言う商品です。小さく見えますが容量は8リットルあります。大きめの長財布、スマホ、モバイルバッテリー、タバコ、ライター、携帯灰皿、コインケース、キーケース、ピルケース(薬入れの事です、そして成人病中年男性の必須アイテムです)など必要な物は十分に入ります。バックルは大きめで強度も十分にありそうです。しばらくは、こちらを使う事としましょう。
2022.01.28
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ただでさえマニアックな内容と言いますか、役に立たない内容の多い私のブログですが、今回はいつにも増して対象者の狭い内容です。バイクに乗っていて、メガネを使用している人限定の話です。私は視力が凄く悪いです。メガネを使用しないと、日常生活がまったくできません。当然ながら、車やバイクの運転もできません。コンタクトレンズは、ずぼらを絵に描いた様な性格なので使っていません。私はかれこれ35年のメガネの使用歴があります。昔のレンズはガラス製で、重くて分厚い物でした。落としたら割れますし、見た目はまさしく牛乳瓶の底でした。今はプラスチックレンズです。軽く、薄く、安価です。非球面レンズならば、視界の歪みも極めて少ないです。良い世の中になりました。メガネのうんちくは置いて置きまして、ヘルメットに適したメガネとはどう言った物なのかと言う話です。普段はコンタクトレンズでも、バイクの時はメガネと言う人も多いかと思います。コンタクトレンズは優れた物ですが、視界確保の確実性と言う意味では、メガネに劣る点は多々ありますからね。メガネも曇ると言う欠点はありますが、曇り止めを使えば一応は大丈夫です。まあ、メガネが曇るならばシールドも曇りますから、コンタクトレンズでも曇りと無縁ではいられません。今回は一応、フルフェイスヘルメットに使うと言う前提でお話します。まずはヘルメット本体ですが、昔はメガネ対応なんて事が書いてあったのですが、今ではそんな記載は見ませんね。サングラスを使う人もいるでしょうから、有名メーカーの製品ならば、言うまでもなく考えて作られていると言う事なのでしょう。私は今まで、アライ、ショウエイ、オージーケーカブト、シンプソン、中国製ノンブランドと色々なヘルメットを被ってきましたが、メガネが使えないと言う事はありませんでした。中にはメガネが圧迫される感じがする物もありましたけどね。現在はアライのラパイド・ネオを使っていますが、メガネが差し込み難い事も圧迫される感じもありません。よほどのマニアックなメーカーや、ヴィンテージヘルメットでなければ、メガネだからと言ってヘルメットの制限を受けると言う事はないでしょう。それではメガネ本体はどの様なものが適しているかと言う話に移ります。まずは、頑丈である事が重要です。フレームの太いタイプが望ましいと思います。縁なしとか細い金属フレームは少し不安です。私は数年前まで、アイメトリクスと言うオーダーメイドのメガネをかけていました。顔のサイズを測定して自分の顔にあったメガネをセミオーダーで作ってくれると言う物です。かけ心地は最高で軽いですし、ズレもしません。ただ軽い分オールプラスチックの縁なしなので、無理をするとすぐ壊れます。まあ、壊れた部分の部品を簡単に交換できるので、いくら壊れて復活できるんですけどね。耳にもがっつり引っ掛けるので、ヘルメットに差し込む事ができませんでした。そこでバイク用に買ったメガネがコレです。レイバンのメガネです。フレームが太くてツル(横の耳にかける部分の事)の中には金属の芯が入っています。もちろんレイバンである必要性はないのですが、そこら辺はお洒落と言う事です。それにある程度のブランドのメガネは、プラスチックフレームでも劣化してパキパキになりにくいです。行きつけの眼鏡屋さんがおっしゃるには、やっぱり質が違うそうです。レンズ込みで数千円のメガネはレンズ交換だけでも、パキッと行く事があるそうです。あまりにも安いメガネのフレームは、レンズ交換を断る事もあるそうです。まあメガネは顔に付ける物ですから、紫外線を浴びまくりですからね。少々値段は張りましたが、もう8年位使っているので元は取ったでしょう。それでも見ての通り、白っぽくなったり表面が剥げたりもしていません。まだまだ行けそうです。今は予備として使っています。今のメインはこちらのメガネです。オークリーのメガネです。オークリーはスポーツサングラスで有名ですが、メガネフレームも作っています。普段使いからバイクと何でも使えます。このメガネは耳に引っ掛けるタイプではなくて、ツルで顔を挟んで保持するタイプです。ツルの部分に耳に引っ掛ける様な曲がりがありません。年々メガネを付けていると手元が見え難くなってきて、頻ぱんに付けたり外したりします。そんな時にも、このオークリーのメガネは楽なんですよ。片手でサッと付け外しができます。これも5年ほど使用していますが、ゴムの部分が傷んで来たかなぐらいでフレーム本体は全然です。日焼けもありません。さすがはサングラスメーカーですね。ヘルメットに差し込む場合は耳に引っ掛ける曲がりが強いと差し込み難いです。ジェットだと斜め下から差し込む事ができるのですが、フルフェイスだとそれもやり難いです。まとめますと、フレームの太い物で曲がりの弱い物が理想です。あとは、出来るだけレンズと眼の距離が近い物が良いと思います。近い方がレンズに水滴や異物が付いてしまった時に、視界の邪魔になりにくいです。雨が降ってシールドが水滴だらけでしかも曇っている。やむにやまれずシールドを開ける、今度はメガネに水滴がつく。そんな時にはレンズと眼の距離が、近い方が圧倒的に見やすいです。まあ、きちんと撥水剤や曇り止めを塗っておけば良い話なんですけどね。色々と書きましたが、宜しければ参考にして見て下さい。
2022.01.22
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私がローライダーに乗っていた時に、私の影響なのか妻が中型2輪の免許を取りました。最初のバイクだから軽いのが良いよ、と言ったのですが私もアメリカンが良いと譲りません。じゃあ、ヤマハのビラーゴ250ならば、安いし軽いから良いかなと思ったのですが、気に入らない様です。じゃあ、何がいいの?と聞いたらコレが良いと言います。ホンダのV-TWINマグナです。人気車種です。当時は750よりも長いとか言うのを、売りにしていました。まあ、250とは思えない大きな車体が特徴のバイクです。いやー高いなー。けれど、愛する妻のためです何とかしましょう。ちょうどその時に、知り合いの奥さんが乗っていたマグナを買い換えると言う事で、譲ってもらえる事になりました。対価は引っ越しの手伝いです。ガチの引っ越しでしたから大変でしたが、報酬がバイクならば文句はありません。ですが、このマグナは超スーパー過走行でした。譲ってもらった時点で、11万キロオーバーです。メーターが1周していると言う、なかなかの古強者でした。まあ、その奥さんは旦那さんともども、ガチのバイク乗りでメンテナンス等はかなりキッチリされていた様で、不具合等は一切ありませんでした。さすが、安心と信頼のVT系のエンジンです。しかし、いざ妻が乗ろうとした時に妊娠が分かりまして、結局いまでも妻はペーパーライダーです。しばらく私が足で乗っておりました。最終的には某有名バイク買取り店でドナドナとなりました。『古いですけど、キレイで走行距離もそんなでもでもないですね』と買取りに来たお兄ちゃんが言っておりました。私は一言『査定の事はよくわからないから、お任せしますよ』とだけ言いました。嘘はついていません。肝心の乗り味ですが、良く走ると言う印象です。250ccとしてはかなりの巨体ですし車重もあるのですが、ダルい重いと言う感じはありません。さすがはホンダさん、仕事に隙がありません。VT系のエンジンはカブ系のエンジンと並んで、完成されたエンジンだと思います。価格、性能、耐久性、燃費性能、扱いやすさが高い次元で実現されています。マグナではありませんが、VTは当時のバイク便御用達でした。ある意味カブ系以上だと思います。今はV-TWINマグナはもうありませんし、国内メーカーのアメリカンバイクは絶滅危惧種です。車検のない250ccは今けっこう人気ですし、250ccのアメリカンって最高の足だと思うんですけどね。レブルが売れてますから、V型2気筒のアメリカンを復活させてもそこそこ売れそうな気がするんですけどね。それとも価格面を考えると、250ccは単気筒一択なんですかね。普通に4気筒の250ccが走っていた時代を知る者としては寂しいかぎりです。
2022.01.12
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今回は満を持して登場のハーレーのローライダーです。99年式のFXDL1450です。俗にツインカム88と言われているエンジンを積んだキャブ車です。初期型ですね。後には、排気量を上げたりインジェクションになったりしたモデルです。前に乗っていたZZ-R1100で事故を起こしまして、外科的処置は免れましたが、内臓に割と深刻なダメージを受けました。一週間以上血尿が出ると言う、肉体的と言うよりも精神的なダメージで、速いバイクは止めようと考えました。まあ乗っている人の問題で、バイクの責任ではないんですけどね。その頃に結婚もしまして、ゆったり乗れるバイクと言う事でハーレーのローライダーをチョイスしました。初の外車です。いや、厳密に言えばナイス110も立派な外車なのですが、何となくノーカウントにします。原付ですからね。バイクも格差社会です。買っといて何なのですが、ハーレーに良いイメージは持っていませんでした。高い、遅い、壊れる、乗ってる奴がウザい、と言うイメージでした。じゃあ何で買ったんだよ、となるのですがチャレンジ精神です。結果としては、高いですこれは間違いありません。当時は国産ビックバイクも今ほど高価ではなかったので、けっこうな価格差がありました。私が買ったローライダーは中古ですが、当時なら国産ビッグバイクのネイキッドの中古ならば、2台は余裕で買えるほどの値段でしたよ。遅いですが、特に遅くはありません。絶対的な排気量とトルクがありますから、最高速は別にしても遅いと言う事はありません。国産ネイキッドから乗り替えても、ストレスになるほどの違和感はないと思います。ただ、ハーレー用のタイヤと言うのは重い車重をささえるためなのか、耐久性重視でグリップ性能は二の次です。コーナーを攻めようなんて人もいないでしょうから、問題ないと言えば問題ないのですが、国産ネイキッドと同じ感覚でコーナーに入ると怖い思いをします。ハーレーです、アメリカンです、と言う明確な意識の切り換えが必要です。続いて壊れるですが、これは壊れません。少なくても私は、壊れたりトラブルにあった事はありません。ただ振動がありますので、ボルト類の緩みのチェックは必要です。特に何かしらの、カスタムパーツを取り付けたりした時は注意が必要です。常にネジロック剤を使うくらいの気持ちでいないといけません。ツインカムはそれでも、振動が少ないと言う話し何ですけどね。私の乗っていたツインカムエンジンは、それ以前のモデルのエンジンと比べれば格段に性能や信頼性が向上しているそうでして、割と国産バイクに近い感覚で乗れると思います。オイルが3種類あったりと、面倒くさい所があるのは事実ですけどね。クラッチが重いとか、他も言い出したら切りがないんですけどね。不完全さを楽しむとか、メカメカしさを味わうとか、まあ絶対的な性能以外に価値を見い出だすバイクです。工業製品に置いて、その背景を含めて価値を見いだすのが正しいのかは知りません。乗る人が決めて下さい。社外パーツが山ほどありますから、信頼できるショップとやる気があれば一生乗れます。魅力の溢れるバイクなのは間違いありません。私は割とハマった方です。乗ってる奴がウザいですが、まあウザいです。私を含めてですけどね。オールドハーレー以外は、本当のハーレーじゃあない!と言う人もいましたし、何か乗っている車種によって差別もありました。ハーレーオーナーも格差社会なんです。最近のハーレーは、ちょい悪おやじのおらおらアイテムの様な扱いで少し悲しいです。数年乗ったのですが、最終的には子供の出産費用のために手放しました。子供も産まれるし俺も大型バイクは卒業だなぁと、ありがちな事を言って売却しました。まあ結果として、再入学しましたけどね。
2021.12.26
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今回はスズキの『ストリートマジック110』です。最初に言っておきますと、まったく思い出がありません。所有していたのは事実何ですけどね。正直に言って、私も存在を忘れていました。バイクの説明をしますと、ギアのない股がるタイプのスクーターです。メットイン等の収納スペースもありません。50と110が存在しました。当時はけっこうCMもやっていた様な記憶があります。確か長瀬さんが出ていた様な、出ていなかった様な気がします。数あるスズキの失敗バイクの中でも、割と上位に入るのではないでしょうか。2台目のバハを知り合いに売った時に、おまけで付けてもらったバイクでした。うーん、けっこうボロだったので何ともなのですが、2スト110にしては遅かったです。ある程度は、売るために直したのですけどね。普段の足にするのに、収納スペースがないのは致命的です。普通のスクーターで良いよね。どう考えてもさ。と言う訳で、ちょこちょこっと直してすぐに売ってしまいました。買った人は喜んでいたので問題なしです。まあ、車歴が多いとそう言った事もあります。想い出が薄すぎて、私とした事が短文になってしまいました。これはいけません。内容の無い長文を書かせたら、右に出る者なしと言われた男です。何とかひねくり出しましょう。えーと、最近は旧車ブームです。昔からZやCBFなどは人気でしたが、今時は古ければ何でもと言う感じです。4輪車は衝突安全性能などがありますから、昔の車と全く同じ車体と言う訳にはいきません。いやまあ、材質を変えたり見えない部分に補強をいれたりすれば、全く同じデザインと言うのも可能かも知れません。しかし、室内の広さまで同じでは、商品にならないでしょう。現代の車と比べたら、昔の車はびっくりするほど狭いですからね。しかし、2輪車は違います。やろうと思えば、全く同じデザインも可能です。もちろん、エンジンは環境基準と言うものがありますから同じエンジンと言う訳にはいかないでしょう。けれど、エンジンの見た目を似せるのは容易でしょう。事実として、4輪よりもはるかに2輪の方が旧車デザインの完成度は高いです。Z900RSなんて2本サスとモノサスの違いはあっても、一瞬おっと思います。今のカマロと、69年式カマロを見間違う事なんてあり得ませんからね。おそらくですが、これからも4輪と2輪ともに旧車デザインと言うのは加速して行くでしょう。こう言った流れは、単にデザインの流行の話ではありません。背景には、4輪2輪ともにユーザーの高齢化と言う問題が存在します。ユーザーの高齢化によって、旧車デザインを好む人が増えていると言う事です。しかもある程度は経済力がありますから、市場に対する影響力は強いです。ですから、4輪ならば高級車や2輪ならば高価な大排気量車に、その傾向が強くでています。とは言っても、車業界すべてが旧車デザイン一色になると言う事もないでしょうから、結果的には選択の幅が広がったと言う事なんですけどね。どうですか?内容の無い文章を書かせたら、僕はちょっとしたものなんですよ。
2021.12.15
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セカンドバイク編も3回目です。 セカンドバイク編は、所有していた時期がけっこう前後しているのですが、お読みの方には何の問題もないのでこのまま進めます。 今回は『ホンダ NICE 110』です。 ナイスです。 110ccです。 知りませんよね。 タイホンダのバイクで、一般的にはタイカブと言われていたバイクです。 知人が輸入バイクを扱うバイク屋に勤めておりまして、そこの不良在庫を格安で売ってもらいました。 カブと言っても形がカブに似ているだけで、実際にはモンキー系になると思います。 ロータリーギアではなくて、クラッチのあるタイプでした。 一応メットインですが、実際にはヘルメットは入りません。 まあ、荷物入れですね。 デザインとカラーリングは、タイらしく派手です。 レプソルカラーもどきでカッコ良かったですよ。 本当にナイス110なんてご存知ないとは思いますが、マニアの間では人気でした。 バイクがと言うよりも、エンジンがですけどね。 なんと、モンキーにポン付け出来るのです。 私もやってないので詳しい事は分かりませんが、本当にそのまま載せる事ができるそうです。 このナイス110は一応10馬力となっておりまして、実際にそこそこ速いです。 モンキーを10馬力にするのは、まあ大変です。 それが載せかえるだけで、スーパーモンキーの出来上がりです。 そりゃあ、魅力的な話ですよね。 欠点と言うほどでは無いのですが、南国バイクなので日本だと始動性がいまいちです。 まあ、キックオンリーなので少しかったるいと言うだけで、それほどの欠点ではありません。 チョークもついてましたからね。 今のタイカブと言われている物は、インジェクションになったりで高価になってしまいました。 そして独自のシステムが多くなってしまったので、日本で乗るには部品が心配です。 昔は見た目は南国デザインですが、エンジンなどは日本で手に入るパーツが使えたんですけどね。 できれば、もう一度欲しいバイクです。
2021.12.05
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いよいよバイクランキングも後半戦に突入です。 2021年の栄冠はいったいどのバイクに輝くのでしょうか? 目が離せません! では、後編です。 5位 カワサキ Z900 RS こちらも大人気のバイクです。 今年大型バイクで一番売れたそうです。 往年のZのイメージを、巧みに取り込んでおります。 極端に言うと外装を変えただけで、バカ売れバイクになった訳ですから、いかにバイクにとって見た目が重要かがわかります。 もちろん中身は最新バイクですから、旧車とは違い何の心配もいりません。 ただ、このZ900RSは恐ろしい事実を教えてくれました。 現在あまりの人気でプレミア価格です。 定価で購入する事は不可能です。 現行モデルでプレミア価格もどうかと思いますが、市場経済である以上は多少しょうがないとは思います。 ですが、カワサキの正規販売店がそれをやるのはさすがに問題です。 もちろんメーカーは、定価で売ってくれと言う要望は出しています。 そこで、一度登録をして中古車としてプレミア価格で売ると言う事をし始めました。 中古ならばいくらで売っても勝手だろ、と言う理屈です。 やってる事は転売屋です。 仮に家電量販店が、仕入れたPS5を未使用の中古品として、プレミア価格で売ったら大問題になります。 お店の信用に関わりますから普通はしません。 はからずも、カワサキの正規販売店の企業倫理の低さが露呈してしまった訳です。 ハンターカブがいくら人気でも、ホンダの正規販売店でそんな事は起こりません。 信用よりも企業倫理よりも目先の金と言うお店で、まともな整備をしますかね? そう言った不安は当然ながら出てきます。 まあ、そこら辺がカワサキがいつまでたっても、二流バイクメーカー扱いをされる理由なんでしょう。 近年カワサキ自体は、魅力的なバイクを出して頑張ってたんですけどね。 直接お客さんに接する、ブランドの顔である販売店がこれではね。 もちろん全ての販売店と言う訳ではないのでしょうが、とても残念です。 別にザンザスがぶっ壊れたからとか、ZZ-Rで内臓を1つ潰したとかの恨みで言っている訳ではありませんよ。 本当です。 4位 ヤマハ WR155 R これは正規販売の車両ではなくて、インドネシア ヤマハからの輸入車になります。 俗に言う、国内未発売モデルと言うやつですね。 車名からわかる様に、155ccのオフロードバイクです。 タイヤは前後フルサイズで、21インチと18インチを履いています。 タイヤサイズは、走破性能に直結しますからとても重要です。 今は国内市場において、オフロードバイクは冬の時代です。 国内メーカーにあれほど大量にあったラインナップは、今や数えるほどになりました。 しかも高額です。 このバイクは国内未発売モデルなので定価と言うものはないのですが、おおむね車両本体42万円位で売っています。 乗り出しで48万円位ですかね。 安いです。 高速には乗れますが、何せ小排気量です。 不安がないと言えばウソになりますが、YouTubeや雑誌のレビューを見る限り問題なさそうです。 中古市場のオフ車がもうあり得ない値段なので、こう言う物が増えてくれるとありがたいです。 3位 BMW R18 1800cc水平対向2気筒のアメリカンバイクです。 BMWお得意のボクサーツインですね。 ハーレーのシェアを奪うと言う野望を掲げて、BMWが送り出した意欲作です。 圧倒的な個性と、ヨーロピアンデザインの上品さが同居しております。 カッコいいです。 乗っていれば、賢く見えます。 たぶん。 昔はBMWのバイクなんて、ハーレー以上の高嶺の花でした。 今はお手頃な価格のモデルも数多くあって、ずいぶんと買いやすくなりました。 4輪とは違い2輪では、確実に販売台数を伸ばしております。 ここで一句。 一生で 一度は乗りたい ボクサーツイン 字余り。 2位 カワサキ Z H2 スーパーチャージャー搭載の、ハイパーモンスターネイキッドです。 先ほど私はカワサキの事を二流と言いましたが、正確ではありませんでした。 B級です。 B級映画のB級です。 そちらの例えの方が適切です。 先ほどはB級の悪い面です。 こちらはB級の善い面です。 発想がぶっ飛んでます。 一流のメーカーはこんな物を作りません。 ある意味顧客のニーズをガン無視です。 作りたい物を作る。 やりたい事をやる。 公道を走るバイクでこんな馬力は、誰がどう考えてもいりません。 それを言ったら100馬力だってそうだろですって? そうですよ。 そもそも、そんな馬力はいりません。 ハイスペックは言わばカラーリングやデザインと一緒で、速いんだぜ!カッコいいだろ!と言うアピールの意味合いもありますから、使いきれないスペックにも意味はあります。 ですが、物事には限度と言うものがあります。 スーパーチャージャーの200馬力はやり過ぎです。 乗っている自分を想像するだけで、走馬燈が頭のなかで流れます。 想像だけで、命の危険を感じます。 まさに存在が『暴力』です。 しかも、乗り出し200万円を切ります。 車両本体の定価は220万円ですが、値引きされて190万円弱です。 グーバイク調べです。 いやいや、これが500万円や1000万円ならば、スーパーカーと同じで現実味はありません。 金持ちの道楽アイテムだよねーで済みます。 しかし、200万円です。 1馬力1万円を切ります。 高額ですが、買えますよ乗れますよと言う値段です。 現実味が違います。 YouTubeで暴れるゾウを見るのと、玄関を開けたらゾウが暴れてたぐらい違いますよ。 難点は今のZ系はデザインが似てるので、あまり目立たないと言う事でしょう。 1位 カワサキ Ninja ZX-25R カワサキの誇る250ccの4気筒スポーツバイクです。 昔は250ccの4気筒は、どこの国内メーカーでも作っていたんですけどね。 一時期は完全に絶滅しました。 今の250ccの主流は単気筒と2気筒です。 燃費や製造コストを考えれば当然の選択です。 寂しいですが、これは使用がない事です。 実際にどうなるかは分かりませんが、内燃機関そのものに絶滅のカウントダウンが始まっている状況ですからね。 普通は4気筒なんぞ作りません。 だがカワサキは作りました。 なんで?どうして?よくも企画が通ったな~。 そんな事は余計な話でしょう。 実際に今、新車で買える事は事実なのですからね。 企業としては、馬鹿げた判断なのかもしれません。 しかし、この判断は尊敬と敬意に値します。 ですから1位なのです。 えっ何ですか? 散々カワサキを二流だとかB級だとか言っておいて、本当はカワサキが好きなんだろ?ですって? それは………好き(///∇///) うん、テレる中年男気持ち悪い。
2021.11.29
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私の独断と偏見で決める、2021のバイクランキングです。 日本国内で新車で買えるバイクが対象です。 性能や整備性やコストパフォーマンス等々、トータルで決定しております。 うん、よくある感じの企画です。 決してブログのネタに困って、苦し紛れの企画ではありません。 満を持してです。 では参ります。 10位 ホンダ CT125ハンターカブ いくら奇抜なランキングをやろうとしても、このバイクを無視する事はできません。 デビューしてからバカ売れです。 基本どこでも新車の在庫はない状態が続いています。 社会情勢のあと押しもあって、125ccとしては異例の大ヒットです。 YouTube等でも数多く取り上げられて、今や芸能人ご用達バイクの地位を確立しました。 ホンダらしくオフテイストを活かしながらも、手堅く丁寧に作られています。 しかしこのバイクの一番の功績は、やや下火だったカブ人気に再び火をつけた事でしょう。 ハンターカブが欲しいが在庫かない、ならば中古のカブを買ってカスタムしよう!と言う感じです。 事実として新車のハンターカブを買える金額を出せば、中古のカブを買ってがっつりカスタムできます。 これから先も、コンスタントに売れ続けるでしょう。 9位 ホンダ レブル250 このバイクも無視できません。 ホンダは4輪車とは違って2輪車の方では、売れている商品が多数あります。 今さらながら、本業は2輪車なんだなぁと思います。 レブルは街中でも頻ぱんに見ます。 本来はバイクと言うのは安い足でした。 今はそうでもありませんが、実用半分、趣味半分で乗っている人はけっこういると思います。 レブル250はそう言ったニーズにドンピシャです。 実用性と趣味性が絶妙なバランスです。 これはひとえに、数多くのバイクを作ってきたホンダの卓越したバランス感覚なのでしょう。 8位 トライアンフ ロケット3 バイクには不変の真理があります。 それは、排気量が大きい方が偉いです。 そうです、偉いのです。 扱いきれるパワーとか取回しやすい車体などが良いと言っているのは、とんだ綺麗事です。 バイクの本質は『力』です。 いや、より野蛮に『暴力』と言っても良いかも知れません。 ハイパワーで大排気量の巨大なバイクを、テクニックと腕力でねじ伏せて、自由自在に乗り回す。 そこに理屈など存在しません。 そこに求められるのは、戦士としての強さのみです。 値段も歴戦の勇士にふさわしい価格です。 前のモデルのロケット3 クラシックならば比較的安いですが、横から見るとワルキューレにそっくりなのは言ってはいけません。 7位 ロイヤルエンフィールド コンチネンタル GT650 イギリスと思いきや、今はインドの会社です。 そのおかげかは知りませんが、インジェクションになってはいるのですが、エンジンの仕組みは昔のままです。 まさに、真のクラシックモデルです。 何せ情報が少なくて、性能や耐久性は未知数ですが純粋にカッコいいです。 空冷並列2気筒がイカしてます。 デザイン的には、トライアンフよりも好みです。 今やインドも立派な自動車生産国です。 国内需要が膨大ですから、あまり輸出はされてないようですけどね。 ホームページの日本語訳が、めちゃくちゃなのはご愛嬌です。 6位 スズキ Vーストローム 1050 世界的にアドベンチャーバイクブームです。 まあ、実際にオフロードを走る様な使い方はしないんでしょうけど、ブームなのは間違いないです。 ハーレーも出す位ですからね。 オフテイストのツアラーと言った位置づけでしょう。 Vーストロームシリーズ全てに言えるのですが、かつての名車のDR800のイメージを、上手く現代風にアレンジして取り込んでおります。 むかし『砂漠の怪鳥』と言われた800cc単気筒の勇姿が、ありありと浮かんで来ます。 中年男性にはたまりません。 しかしこのバイクは、もちろんデザインだけではありません。 他のメーカーのアドベンチャーバイクに比べて、圧倒的に値段が安いです。 スズキのバイクは基本安いのですが、このVーストローム1050は圧倒的なバーゲンプライスだと思います。 1位から5位は次回に続きます。
2021.11.26
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2台目のXLR BAJAを購入しまして、ビックバイクとオフ車の2台体制と言う、楽しい時間を過ごしておりました。 オフに乗ってはいますが、基本的に荷物満載で林道に入って行って、キャンプをして帰ってくるツーリングです。 本格的に林道を走ろうとか、攻めてやろう的な事はありませんでした。 あくまでも、目的は自然を楽しみながらのキャンプツーリングです。 要するにオフ車の性能にまかせて、其なりに走っていただけです。 しかしオンでの走りを考え始めると、オフでの走りの奥深さがわかります。 そんな時に知り合いから、レーサーのXR 250があるよと、声をかけられます。 もちろん中古で、レーサーとは言っても保安部品つきで公道走行可能です。 基本的にはXLR 250と同じです。 ただ、カギはありませんし、バッテリーレスです。 馬力もXLRが28馬力のところ、31馬力を誇っておりました。 カギか無いので、キックをすると問答無用でエンジンがかかります。 防犯能力はゼロです。 ですから、U字ロックは手放せません。 あと、ささやかな抵抗で、見えにくい場所にキルスイッチを設置しました。 いやー速い速い。 さすがはレーサーです。 BAJAとは別物です。 BAJAはデカいライトがハンドルマウントだったので、ハンドリングの軽さが違います。 BAJAはそれはそれで、ライトのおかげでハンドルが安定して、ツーリングには都合が良かったんですけどね。 XRで荷物は最小限で、林道に走りに行くと言うのを繰り返しておりました。 それでも、本格的にモトクロスをやっている様な方とは、くらべるまでもない腕前でしたけどね。 ある日気持ち良く林道を走った帰りに、XRが白煙を吐き出し始めました。 ああ、コレもうダメなやつだ。 まだ自宅まではけっこうあります。 ドキドキしながらも、何とか自宅にたどり着きました。 そしてエンジンを切ったら、もう二度とかかりませんでした。 回し過ぎでしょうかね。 レーサーですから、回すだけ回ってしまいますからね。 私の腕の無さが原因です。 間違いなく。 ちなみにその後XRは、知り合いが直して売ってもらいました。 廃車にはなっていませんよ。 きっと何処かで元気に走っているでしょう。 この青い空の下を…。 と、綺麗にまとめる昭和うまれでした。
2021.11.25
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今回からはメインのビックバイクではなくて、セカンドバイクの話になります。 時期はGSX-R1100J型から、ZZ-R1100C3の間になります。 GSX-R1100が無事に走れる様になりました。 キャブのセッティングに悪戦苦闘していましたけどね。 とまあ、オンロードを走るとオフロードも走りたくなるのが、人間と言うものです。 林道を走って山でキャンプと言うのは、峠を走ったり高速を使ったツーリングとは、まったく違う楽しみがあるものです。 と言う訳で、またXLR BAJAを買いました。 さすがに、セル付きの後継車であるXR BAJAには手が届きません。 セル付きの後継車が出たおかげかなのか安かったですよ。 まあ、当時でも好んでキックの車両に乗る人は、少数派でしょうからね。 そう言えば、1台目のバハの時に書きわすれたのですが、アチェルビスのビックタンクとハンドガードをつけていました。 アチェルビスは、オフ用の樹脂パーツでは有名なメーカーです。 実際には輸出されていたXR用のパーツなのですが、問題なく付きました。 まあ、同じバイクですからね。 樹脂タンクで16リットルと言う巨大なものでした。 これを付ければ、航続距離は余裕で400キロを超えます。 オフ車はキャリアを付けてビックタンクを付ければ、最高のツーリングバイクになります。 まあ、今はオフ車は冬の時代ですし、インジェクションになってますから、昔の様に気軽にタンクを変えるなんて出来ませんけどね。 とまあ、色々といじっていたのは1台目の話で、今回の2台目はノーマルで乗っていました。 キャリアも付けていません。 サイドバッグを付けて、その上に荷物と言う感じでした。 別にキャリア代をケチった訳ではありませんよ。 キャリアを使わない分、重心を低くできます。 まあ、どっかの雑誌の受け売りなんですけどね。 この2台目のバハですが、割とすぐに乗り換える事になりました。 もちろん、次もオフ車なんですけどね。
2021.11.17
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むかし日本にはアメリカンブームと言うものがありました。 日本メーカー全てで排気量の大小を問わずに、多くのアメリカンモデルが発売されていました。 まだ、ハーレー・ダビッドソンが特別だった時代の話です。 では、その特別さを手離したハーレーであるスポーツスターSはどうでしょう。 スペック的には、特別目を引くものはありません。 細かい数値は、バイクブロスさんの新車カタログを見ると分かりやすいです。 まあ、正直に言って平凡です。 機能面でも、最近のお約束であるトラクションコントロール、モード切替、クルーズコントロール、ABS、スリッパークラッチ、Bluetooth接続等々がついております。 タッチパネルではありません。 まあおかげで、左右共にハンドル回りはスイッチだらけです。 こんなの使いこなせる人がいるのでしょうか? 何もスポーツスターSだけではありませんが、バイクは雨や熱や振動など、電子部品には厳しい環境です。 時には転ける事もあります。 5年10年と使用した時に大丈夫なんでしょうか。 液晶モニターも、紫外線で薄くなったり変色したりしませんかね。 けっこう不安です。 まあ流行りですから、この手の機能を付けないと言う訳にも行かないんでしょうけどね。 スタイリングですが、見なれるとカッコいいです。 ただデザインに寄せすぎて、機能面は二の次と言う感じです。 タンデム仕様の映像がないので何とも分かりませんが、リア周りのデザインは大幅に変わるでしょう。 例えタンデムをしない人でも、積載スペースは必要ですよね。 オプションパーツを付けないと、タンデム出来ませんし荷物も載りませんは少し厳しいです。 しかも2人乗りは、車検証に記載する必要がありますから、新車登録時に付けなくてはいけません。 と言う事は、実質的な車両本体価格が変わってしまいます。 これはユーザーに優しくないです。 むしろ不親切の部類に入ると思います。 あと一番の問題は、フォーワードコントロールですね。 日本人と言うか、アジア人には厳しいです。 シート高が低くいです。 車体重量も軽くなりました。 ですから、小柄な人にも扱いやすいです。 とアピールしていますが、フォーワードコントロールで全てぶち壊しです。 日本仕様はミッドコントロールで売ると言う選択肢は無かったのでしょうか? 相も変わらずハーレーは、売る国にあわせると言う事をしません。 ミッドコントロールもオプションであるそうですが、タンデム仕様にしてキャリア付けてミッドコントロールにしたら、工賃を考えれば余裕で10万円は越えるでしょう。 もう他のバイクメーカーと同じ土俵で戦わなくてはいけないのに、いまだに従来の殿様商売の癖が抜けてないようです。 ここら辺が残念ポイントです。 バイク本体に話を戻します。 先ほど平凡と書きましたが、平凡と言う事は特に劣る点はないと言う意味でもあります。 充分に他のメーカーとも張り合える性能はあると感じました。 ただ、フロントの160タイヤに関しては、微妙な表現をしている動画が多かったです。 強いて言うならば、フロントタイヤか不安点でしょう。 価格面でも、ずば抜けて高いと言う訳ではありません。 問題はこのバイクの用途はなに?と言う事です。 ノーマルの状態では積載性は皆無ですから、ツーリングに使うのは厳しいです。 さらに実燃費は分かりませんが、11.9リットルのタンク容量では航続距離も不安です。 もちろんタンデムも出来ません。 フロント160のタイヤで、コーナリングを楽しむと言う事もないでしょう。 天気の良い日を選んで、日帰りツーリングがせいぜいです。 ファッションや足として乗るには、高額すぎるのは言うまでもありません。 従来型のエンジンの様に鼓動を楽しんで、走っているだけで幸せと言う訳でもないでしょう。 YouTubeではハーレーらしい鼓動も感じられると言っている人もいますが、演出された味と機能から生じる本来の味とではまったく違います。 売りにはならないでしょう。 と言うか、DOHCとは言え大排気量のV型二気筒ですから、直列四気筒に比べればそりゃ振動はありますよ。 結論を言いますと否定する理由はないけど、買う理由もないと言うところだと思います。 それでも、本命はこの先デビューすると言われているクラシックモデルだと思いますし、スポーツモデルも出るそうですから、水冷スポーツスターを評価するのはまだ早いですね。 ちなみに私が同じ金額でバイクを選ぶとしたら、ストリート ボブを買います。 少し高いですが、オプションでミッドコントロールとタンデム仕様にする事を考えれば同じような金額でしょうからね。 ハーレーらしさを求める人ならば、ミルウォーキーエイトがライバルになります。 特にハーレーらしさを求めない人なら、それこそ競合バイクは星の数ほどあります。 ハーレーは車種ごとの販売台数を公表していませんが、全体の登録台数は分かります。 空冷スポーツスターの販売が完全に終了すれば、このスポーツスターSの売れ行きも大まか分かるでしょう。 もしハーレーが輸入車の首位陥落となれば、失敗と言う事でしょう。 いずれにしても目が放せませんね。
2021.11.14
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スポーツスターSも実車が公開されて、YouTube等でも試乗動画が数多く出ています。 今回はそれらの情報を踏まえて、私の勝手な意見をのべたいと思います。 わたくし腕はないけど、車歴は山ほどあります。 ハーレー系ですと、99年式のツインカムのローライダーと13年式のスポーツスター48に乗っておりました。 現在はビューエルの07年式のライトニングXB12STTに乗っております。 バイク好きの中年男性でございます。 と言う訳で、下手の横好きの素人中年男の意見としてお楽しみ下さい。 まずは大前提として、現在まで売っていた空冷のスポーツスターは、環境性能の問題でこの先売れなくなると言う事があります。 もちろんミルウォーキーエイトの様に、新規で設計し直せば空冷と言う道もあったでしょうが、内燃機関の将来も不透明なのに、わざわざ前時代的なOHVの空冷エンジンを作るのは現実的ではありません。 実はミルウォーキーエイトもモデルによって、油冷や水冷の機構を備えています。 どのみち環境性能を考えれば、現在のスポーツスターとはまったくの別物になってしまいます。 ならば、水冷でDOHCと言う選択は当然でしょう。 まあ、やむを得ずと言う事です。 ハーレーは過去に二度ほど水冷モデルで、大失敗をしております。 V-RODとストリート750です。 後継モデルのなしに廃盤ですから、お世辞にも成功したとは言えないでしょう。 ストリート750はあっさり諦めた印象ですが、V-RODはリアに極太タイヤを入れたり、ブラック一色のモデルを出したりと、テコ入れはしたのですが結局は売れませんでした。 ドラッグレース専用のデストロイヤーなんてモデルもありました。 それだけに、今回のスポーツスターSには力が入っています。 プロモーションに創業家の方を出したり、YouTubeを積極的に活用したりしています。 正直に言って、ブランドイメージ命のハーレー・ダビッドソンが、言葉は悪いですが零細YouTuberにもバイクを貸し出しているのは意外でした。 もう失敗は許されない、と言う覚悟が伝わって来ます。 肝心のスポーツスターSですが、おおむね反応は良好の様です。 新時代のハーレーの幕開け、と言うご祝儀もあるのかも知れませんけどね。 今までのハーレーは完全に独自路線でした。 頑なに空冷OHVを作り続けてきました。 一時期は高品質な日本メーカーに押されて、倒産の危機に陥ったこともあります。 近年は世界的なバイクの高性能化をある意味無視する事によって、ブランドイメージを作り上げて来ました。 それがこのスポーツスターSの登場によって、同じ土俵に立たざる得なくなってしまったのです。 今まではハーレーを買うか、ホンダを買うかで迷う人なんていなかったでしょう。 極端に言えば、これからはスポーツスターSを買うのか、レブル1100を買うのかで迷う様なことも出てくると言う事です。 スポーツスターSが売れなければ、ハーレーは相当の痛手でしょう。 潰れる事はないでしょうが、現在の事業規模を維持する事は困難になるかも知れません。 では、スポーツスターSが売れれば良いのかと言えば、それも実は微妙です。 もちろん売れる事に越した事はないのですが、大ヒットとなれば日本メーカーやヨーロッパメーカーも黙ってはいません。 今スポーツスターSが切り開こうとしている、言わばハイパフォーマンス・アメリカンバイクのカテゴリーに新型を投入して来る事は間違いないでしょう。 そしてそうなれば、水冷DOHCを選択したハーレーに差別化をはかる物はありません。 まったく同じ土俵での勝負となります。 それこそハーレーを買うのか、ホンダを買うのかです。 長文になってしまいましたので、続きは次回にするとします。
2021.11.13
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前にもレビューは書いたのですが、今回は雨天時の走行と低温時の走行をしましたので追加です。 乾燥した路面で適温時には、スポーツタイヤの名に恥じない性能でした。 では、雨天時や路面温度が低い時はどうだろうと言う話です。 先ずは雨天時です。 正直に言って、タイヤのパターンだけを見るととても雨に対応しているとは思えません。 何と言うか、昔のレースタイヤでスリックは禁止だから、一応の溝を付けました的なタイヤにそっくりです。 アマチュアレースではレギュレーションの問題でそう言うタイヤを使っている時代もあったんですよ。 今だとシンコータイヤのドラッグレース用タイヤのステルスがそんな感じですね。 一般道だと数百キロでツルツルになる様なタイヤです。 レース以外の用途では使いません。 だけど、一応の溝があります。 他に理由があるかも知れませんが、結果としてレギュレーションに対応する以外の用途は、その溝にはありません。 まあ、それくらいの見た目は頼り無いタイヤパターンです。 なのですが、濡れた路面や水溜まりでも滑りません。 あら、不思議です。 低めのギアでアクセルを急に開けたりもしましたが、滑っている感じはしません。 もちろんレインタイヤではないので、雨でも攻めるぜ!とは行かないでしょうが、通常の走行ならばまったく問題はないでしょう。 ブレーキの効きも問題なしです。 科学の進歩って凄いや。 あと低温時ですが、これも問題なしです。 一番寒い時で、外気温度6度ぐらいだと思うですが、何の変化もありません。 タイヤが硬くなっている感じも、グリップが低下している感じもありません。 もちろん、過信は禁物ですけどね。 レビューを書いている側としては、つまらないです。 購入した側としては、頼もしい限りです。 峠も攻めたい、ツーリングもしたい、タイヤの減りが少々早いのは我慢します。 そう言った方にはオススメです。 いやいや、と言うよりもこのパワー5が予想以上に良すぎて、ツーリングタイヤのロード5でも十分なんじゃないかと言う気がしてきました。 けっこう値段が違いがますから、少し損した気がしてきました。 オレ、器が小さい。
2021.11.10
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ホンダ X4でポジションがキツくて、ぜんぜん思うように乗れないと言う大失態をやらかしました。 はてさてどうするかな、と思っていました。 ちょうどその頃に、知人がZX-12を購入すると言うので、それまで乗っていたZZ-R1100(C3)を譲ってもらえる事になりました。 走行距離も多くて、程度も良くはありませんでしたが、乗るには問題はありません。 自作のオリジナルマフラーが付いていました。 高回転では伸びるのですが、回転に谷があって乗り難かったですね。 オリジナルマフラーのせいで、ZZ-R1100の責任では一切ありませんよ。 へっぽこマフラーでした。 ZZ-R1100自体の感想ですが、完全にツアラーですね。 まあ、事実ツアラーとして売っていましたから、何の問題もないのですが、コーナリング等の運動性能はお世辞にも…と言う感じでした。 そもそも重すぎますし、車体重量に比べてブレーキ性能が見合っていません。 足まわりも貧弱です。 それでいて、ギアに問題を抱えています。 C3では一応は対策されていた様ですけど、ギアが入り難いや抜けると言う事はありました。 D型ではトータルで改善されたそうですけどね。 まあ、私の乗っていたZZ-R1100C型は過走行の車両ですし、ザンザスの一件でカワサキに良いイメージはないので、多分に偏見も入っていると思いますので気にしないで下さい。 今どきC型の中古を買おうと言う人もいないと思いますけど、参考にはしないで下さいね。 ツアラーとしての性能は、古い車体でしたが十分及第点でしたよ。 元世界最速はダテではありません。 買うバイク買うバイクで、色々やらかしている私ですから当然ながらZZ-Rでもやらかしています。 例によって詳細は書きませんが、自損事故でバイクの下敷きになり、内臓をやってしまいました。 そしてこのZZ-R1100が、私のハイパワーバイクの最後となりました。 今のところはですけどね。
2021.11.05
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バイクでもクルマでも、故障やトラブルが起きる可能性は常にあります。 もちろん、ガス欠やバッテリーなど日頃のメンテナンスで防げる事もありますが、どうしようもない事もあります。 それでもほとんどの事は、JAFや任意保険のロードサービスで対応できるでしょう。 現場で対応できなくても、近くのディーラーや修理工場に運んでもらえれば、何とかなります。 しかしそれも、一般的な車種ならばです。 外車で特にマニアックな車種となると、修理ができるお店も限られます。 私のビューエルも、そのマニアックな車種に含まれるでしょう。 仮にビューエルが故障して、近くのハーレーディーラーや街のハーレー屋さんに持って行ったとしても、修理はしてくれないでしょう。 まあ、ほとんど断られます。 応急措置ぐらいならば何とか、と言う感じでしょう。 当然です。 だってハーレーのお店であって、ビューエルのお店ではないからです。 ネットで検索すると、ビューエルで引っかかるバイク屋さんは何件かあります。 しかし、ネット情報は当てにはなりません。 しかも飛び込み修理ですし、そこが近いとも限りません。 やはり確実に診てくれる、知っているバイク屋さんに運びたいものです。 と言う訳で、私の場合は御殿場市のブーン・モーターサイクルさんに運ぶ必要があります。 私の自宅から約130キロです。 私の任意保険のロードサービスで60キロ、JAFで15キロあわせて75キロまでは、基本追加料金なしで運べます。 オーバー分は1キロで700円ぐらいだったかな。 と言う事は55×700=38500円で運べると言う事になります。 まあ、そうそう起こる事でもありませんから、そのぐらい良いかなと言う気もします。 しかしこれはあくまでも、自宅からと言う話です。 ツーリングでどこか遠距離となると、莫大な金額になってしまいます。 そんな心配しすぎじゃない? と言う方もいらっしゃるでしょう。 しかし、私には数々の事故や故障などの実績があります。 高額なレッカー代を払った事もあるわけです。 そこで、距離無制限のロードサービスに入会しました。 『AJ ZuttoRide Club』と言うものです。 ブーン・モーターサイクルさんのお勧めなんですけどね。 ちょっと、ネーミングセンスに胡散臭さを感じますが、数多くの利用実績もあるそうなので大丈夫でしょう。 事故や故障やトラブルが起こりますと、まあ面倒くさい事の山積みになります。 そこで、バイクどうやって運ぼう…が無くなるだけでもありがたい事です。 当然ながら使わなければ、会費は無駄になります。 仮に使っても得した、とはならないでしょう。 だってその時は、そんな事を感じないくらいに大変な事になってますからね。 私だって国産の現行モデルに乗っていたら、入りませんよ。 ビューエルだって気兼ね無く、ツーリングに行きたいじゃあないですか。 その為です。 会費は一年間で8990円です。 1ヶ月約750円です。 絶妙な価格設定です。 興味のある方は、調べて見て下さい。 正直に言って古いハーレー等に乗っていて、ミーティング等に頻繁に行く人にはお勧めだと思います。 一緒に行く人に、迷惑をかけずに済みますよ。 故障してしまった人を置いてツーリングを続けるのは、けっこう厳しいですよ。 そこで『大丈夫だよ!俺はズットライドクラブに入ってるからね!』と言えたら…。 カッコいいですよ。 て言うか、最後のささやかなプライドは守れます!
2021.10.29
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GSX-R1100が盗難にあいまして、乗るバイクが無くなってしまいました。 実際にはセカンドバイクがありましたけどね。 大型バイクがないと言う意味です。 結局は見つかりませんでした。 どこかに乗り捨てられているのを、わずかながらも期待していたのですけどね。 世の中そんなに甘くはありませんね。 忘れていましたが、GSX-R1100の名前は『ブルーサンダー5世号』でした。 ブログだとあっさりですが、そこそこの期間乗っていましたので、ブラックバードのローンも終わりました。 バイクで空いた心の穴は、バイクで埋めるしかありません。 よっしゃー、新車じゃい! カウル付きが2台続きましたので、次はネイキッドにしようと考えました。 ちょうどその時期に、ホンダ X4が発売されました。 1300ccの直4です。 直4としては最大排気量で、売り文句は『トルク アート』でした。 良いじゃないか! 『これ、下さい』 試乗もしないで購入です。 今思えばディーラーに行って試乗をしていれば、せめて跨がってさえいれば、私の過去最大の失敗をしなくても済んだのです。 愚かな自分を呪うばかりです。 いやまあ、普通の体型の人ならば問題ないのでしょう。 しかし、私にはポジションがキツすぎます。 X4はドラッグレーサーイメージなのですが、V-MAXの様にステップが前方にに出ていません。 まあ、直4で横幅がありますから、物理的に無理なんですけどね。 普通にお尻から下の位置にステップがあります。 シート高を低くした分、ポジションが圧迫されているのでしょう。 まあ、キツいキツい。 乗れなくは無いのですが、私には正座をしている様です。 それでいて、上半身はネイキッドの身体が起きているポジションですから、本当に正座をしている様になります。 足に力が入りません。 と言うより、はまり込んでいます。 ですから、お尻をずらせません。 いやいや、本当に無理ですよ。 さすがにローンを組んでしまったので、しばらくの間は乗りましたけどね。 結局一年とたたずに乗り換えをする事にしました。 うん、余裕で数十万円は損をしましたね。 自業自得です。 どんなバイクでも乗れると思ったのですけど、まさかネイキッドでポジションがアウトとは、考えてもいませんでした。 エンジンの完成度は高かったと思います。 それこそ何速で何キロでも、平然と加速します。 トルクアートの名に恥じない性能です。 ただ、何で最初からCB1300を出さなかったのでしょう。 スタイリングが売りと言っても、ポジションでもステップやマフラーを擦ってしまう事にしても、機能を犠牲にしてスタイリングを取っただけです。 買っておいて何なのですが、ただネイキッドを上から潰しただけのバイクでした。 当然ながら、潰れていないネイキッドが登場したら用済みになりました。 クルーザーにしてはポジションが…。 ネイキッドにしてはコーナリングが…。 本当にホンダは何で作ったんだろ? バイクで空いた穴をバイクで埋めようとしたら、うっかり余計に掘ってしまいました。 当然ながら個人の意見と感想です。 ちょっと乗って酷評している訳ではありません。 新車で購入した上での評価ですから、多少の酷評はご勘弁下さい。 こうならない為に、バイクは試乗してから買いましょう。
2021.10.28
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GSX-R1100の後編です。 数々の失敗を繰り返し、遅ればせながら頭を使う事を覚えた訳です。 GSX-Rもまだまだ完璧とは言えません。 先ずはサビきったマフラーを社外品に交換です。 私が乗っていた後に、軽い油冷ブームが起こって、ヨシムラや他の国内マフラーメーカーからも何種類が出たのですが、当時は国内に社外マフラーはまったくありませんでした。 そこで、USヨシムラの鉄マフラーを取り寄せます。 選ぶ余地などありません。 結果として良いマフラーでしたね。 鉄管の方が音はいいんですかね。 高音まで響く素晴らしい音色でしたよ。 すぐにサビてきましたけど…。 半分抜けていたリヤサスは、ホワイトパワーに交換です。 車両本体よりも高いリヤサスでした。 これも選ぶ余地などありませんでした。 壊れかけのリヤサスと比べるのも、失礼な話なのですが、まったく違います。 タイヤが2段階位アップしたかの様に、格段に滑らなくなりました。 高いだけの値打ちはありました。 キャブレターはKアンドNのパワーフィルター仕様にしました。 エアクリーナーボックスが劣化でパキパキでしたからね。 とまあ、仕様も決まったところで、キャブのセッティングなのですが、最後までセッティングは出ませんでした。 どうしても最後まで吹けきりません。 試行錯誤したんですけどね。 そこで、中・低速特化にしました。 トルクに極フリです。 結果として2速でもパワーリフトする、バイクが出来上がりました。 正直なところ意図してやった訳ではないんですけどね。 走れる様にあわせて行ったら、こうなっちゃったと言うのが正解です。 結果として危険ですが、楽しめるバイクになりました。 自分で手を入れて愛着もあったのですが、別れは唐突にやって来ます。 盗難です。 当時やっていた深夜のバイト先で盗まれました。 倉庫だらけで、人気はないところでした。 プロの犯行だと思います。 まあ、目を付けられていたのでしょう。 今もですが、当時もバイク盗難は多かったですからね。 怒りや悲しみもありますが、結局は諦めるしかありませんでした。 長い人生だもの、そう言う事もあります。
2021.10.19
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ご存知の方もいられるでしょうが、125ccを超えるオートバイには、ABSの取り付けが義務化されました。 要するに中型免許や大型免許で乗るオートバイの新車には、ABSを付けないと売ってはいけませんと言う事です。 一応ざっくりABSの説明です。 アンチロック・ブレーキ・システムの略です。 強くブレーキをかけた時や滑りやすい路面で、タイヤがロックする事を防ぐために、細かくブレーキをオン・オフする機能です。 これによりフルブレーキ時にも、ある程度のハンドル操作が可能になります。 タイヤがロックしないので、転倒予防の効果もあります。 以上ざっくり説明でした。 結果から言ってしまうと、必要だとは思います。 必要なのかを考える…、と言っておいて何なのですけど。 ただ、必要不可欠ではないと思いますし、最優先事項でもないとは思います。 バイクは趣味性の高い乗り物です。 250ccクラス以上ですと、なおさらでしょう。 けれど、すべての人が趣味や娯楽で乗っている訳ではありません。 車よりも安価な移動手段として乗っている人も、当然ですがいらっしゃる訳です。 そう考えると、値上げの要因になるABSの義務化はう~んと言う感じです。 ただでさえ、2輪車は近年の排ガス規制クリアのために、値上げが激しいのにですよ。 正直に言って、今かな?と言う感じです。 もちろん、安全のためと言う事はわかるんですけどね。 250ccクラスが高いので125ccクラスを買いますとなったら、結局のところABSを義務化した意味は無くなりますよね。 実際に最近は125ccクラスが、めちゃくちゃ売れてます。 もちろん、ABS義務化による要因だけではないと思いますけど。 ABSを義務化するならば、50ccを廃止して125ccに統一した上で、バイク全車にABSの義務付けるぐらいして欲しいなと思います。 今は安全には少々鈍感な東南アジアの国々でも、近い将来には必ず安全にたいする意識や要求は高まります。 その時のためにも、スクーターやカブタイプのバイクにもABSの装着は意味があると思います。 要するにどうせやるならば、徹底的にやるべきで中途半端は良くないよ、と言う話です。 それでも値上がりは痛いですよね。 ABSやトラクションコントロールのモード切替など、今時のバイクには普通になってきました。 クルーズコントロールの付いているバイクもあります。 シンプルで安いバイクが良いのにな~。 何て事は、もはや中年の愚痴にしかなりません。 バイクだけでなくて、世の中のいろんな事について行けない中年男の秋でした。 はい、分かってます。 今回はネタもオチも、いまいちでした。
2021.10.16
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バイク遍歴も、もう7台目です。 まだまだ続きますよ。 今回は私の中でも、最も思い出のあるバイクです。 身体の調子も良くなり、シャリーとAR80でのリハビリを経て、またビックバイクに乗ろうと考え始めました。 まだCBR1100XXのローンが残っている状況でしたので、新車と言う訳にも行きません。 良い中古はないものかと考えていました。 そんな時に、CBR1100XXを買ったバイク屋さんで1台のバイクに目が止まります。 それはフレームに、タイヤとエンジンが付いているだけの状態でした。 見た感じ古そうですが、事故車と言う訳でも無さそうです。 聞けば、知り合いのところで、長い間置きっぱなしになっていた物を持って来たそうで、外してはいるがカウルやタンク等の他のパーツも一応あるそうです。 ただ状態が良くなくて、動かすまでにはけっこうな手間がかかるので、バイク屋さんでも持てあましていたそうです。 そのバイクの名前は、スズキの『GSX-R1100』88年式でした。 知る人ぞ知る、スズキ油冷の名車です。 ボロボロの姿が自分自身と重なります。 『これ、下さい』 こんなもの売れないよ、と言うバイク屋さんを説き伏せて格安で譲ってもらいました。 それから数ヶ月間は、レストアの日々でした。 油冷でしたので、ラジエーターはありません。 と言うより冷却水はありませんから、当然ながら詰まりや内部の腐食の心配はありません。 もともと、頑丈さでは定評があるエンジンです。 アルミフレームは腐食で白くなっていましたから、手で磨いて鏡面加工です。 ゴム類は使い物にならないので交換です。 ベアリング関係は大丈夫そうなので、取り敢えずグリスアップします。 タンクの内部のサビは手こずりましたが、穴が開いたらおしまいなので、そこそこにして燃料ホースにフィルターを付けて対処しました。 キャブもゴム類は交換です。 要するにちょっと丁寧なオーバーホールです。 エンジン以外はすべてに手を入れたと言っても、過言ではありません。 まあ、純正部品がまだ出たので、そこまで大変でもありませんでしたね。 時間はかかりましたけど。 ようやく走る様になったころ、私の傷も完全に癒えました。 ここで、スズキのGSX-R1100の説明を致します。 油冷と言ってまあ、空冷の一種と言えばそうなのですが、より大量のオイルを効率良く循環と噴射をして、エンジンを冷やす方式です。 メンテナンスの手間は空冷で、走行している分には水冷並に冷せます。 水冷に比べれば、はるかに軽くコンパクトに作れます。 とまあ、良いこと尽くめの様に聞こえますが、渋滞に死ぬほど弱いです。 ちょっとハマると油温が130度近くになります。 (注)油温の適正温度は80~100度と言われています。限界で120度と言うのが定説です。つまり、もろもろアウトな温度になっちゃうと言う事です。 もう、ドキドキです。 私のGSX-R1100の88年式は、130馬力で当時のスーパースポーツと比べれば非力ですが、車体重量は30キロ位軽く前後18インチタイヤの効果もあり、操作性能や乗り味は非常に軽快です。 峠道ではまったく劣りませんでした。 当時はまだ、18インチのハイグリップタイヤがありましたからね。 個人的にとても相性の良い、バイクだったと思います。 私はこのGSX-R1100と出逢った事により、遅ればせながら考えて走ると言う事を覚え始めます。 後編に続く。
2021.10.10
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バイクの時に所持品をどうするのか? メットインのスクーター等ならば良いのですが、通常のバイクには、基本的に所持品を入れる様な収納スペースはありません。 シート下に少々のスペースのある車種も有りますが、工具や雨具を入れていればスペースは無いでしょう。 それに毎回シートを外すのは、面倒くさいですよね。 まあ人にもよりますが、私の場合は財布と携帯と煙草は必ず必要です。 朝練に行くときはこんな感じです。 結果から言いますと、何かしらのバッグを持つしかないのですが、ウエストバッグはちょっと…バイク限定ならば良いですが、普段使いは中々の勇気が必要です。 移しかえるのが面倒なので、バイク以外でも使いたいと言う話しですよ。 それに、あのプラスチックのパチッとはめるやつが、私は昔からどうも信頼できません。 高速で万が一外れたらと考えると、とても運転どころではありません。 そうです、心配症です。 基本的に手ぶらで出掛けたい私は、数年前より普段から、ボディバッグを愛用しています。 なんだよ、問題ないじゃん、それ使えよ。 そうおっしゃる方もいるでしょう。 では、ご覧下さい。 これが普段から使っている物なのですが、ベルトが細いです。 ベルトと本体の接続部分も、バイクに乗るには強度に不安があります。 そこでこれです。 ベルトは太くて、接続部分も金属製です。 一応バイク用と言う事で、ヤフオクで売っていました。 合革ですから濡れても大丈夫です。 けど、接続部分の金属のロックが外れたらどうしよう。 不安です。 私は心配性です。 取り敢えずこれで行きますが、私の理想のボディバッグ探しの旅は、まだまだ続きそうです。
2021.10.08
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オフ車です。 オフロードバイクが欲しいです。 FTRを手放したばっかりだろ? その通りです。 けど、言わせて下さい。 FTRはストリートバイクです。 本当にフラットなダートならば良いですが、林道は厳しいです。 シートがフラットではないので体重移動がしにくいですし、ステップの位置も立ち乗りを考慮したものではありません。 知らない方にざっくり説明です。 基本オフでは立ち乗りです。 まあ、トコトコ走る分には別ですが、前後に積極的に体重移動をしてリアのトラクションやバランスの調節をしながら走ります。 高い目線で、先を確認すると言う意味もあります。 モトクロスみたいに飛んだり跳ねたりしない林道でも、体重移動は重要と言うことです。 以上ざっくりでした。 などなどを考えると、FTRでは…と言う感じです。 贅沢と言えば贅沢なんですけどね。 そんな訳で、やっぱりオフロードバイクと言われている物が欲しいとなります。 やっぱり軽いバイクがいいですね。 オフでは軽さは正義です。 もちろん昔に乗っていたXLR系でも良いのですけれど、さらに小さいTWやセローが理想です。 問題は、いやいや中古車が高すぎですよ。 ビューエル買えちゃいますよ! gooバイクを見て戦慄しましたよ。 昔はプレミア価格なんて、Z系とかCBXぐらいだったんですけどね。 今は何でもプレミアプレミアですよ。 新車は新車で、CRFなんて250なのに昔のビックバイクの値段ですよ。 昔ならぼCB750が買えますよ。 はぁ~~~タメ息しか出ません。 しばらくは、ビューエルとサンバーに集中するとしましょう。
2021.10.05
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シャリーも良いのですが、やっぱり物足りません。 要するにタイヤの小さいカブですから、多少いじってもたかが知れています。 そんな時に近所のバイク屋さんで、面白そうな物を見つけました。 カワサキのAR80です。 カワサキの2サイクルのスポーツバイクです。 AR50の原付二種バージョンですね。 10馬力の6速ミッションで、なかなか速かったです。 現在では2サイクルは絶滅状態ですが、当時はまだまだ走っておりました。 私のリハビリとトラウマ克服に多いに役にたってくれました。 うん、AR80に関しては他に特に思い出がないや。 そう言う事もあります。 スクーター以外の2ストは初めてでしたが、まあパワーバンドがシビアなバイクでした。 外れると全然前に進みません。 一応ノーマルだったのですが、高いギアでアクセルを開けるとすぐにかぶります。 2ストって難しいなー、と思ったのは覚えています。 二種とは言って原付なのに…さすがは男カワサキです。 絞り出してもこの位の思いでしか出てきません。 次回のバイク遍歴は『スズキだよ!油冷だよ!』です。 ちなみにAR80の名前は『パンパン 煙太郎』でした。 ごめん、ウソです。 忘れました。
2021.09.28
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CBR1100XXスーパーブラックバードで大きな事故をして、今度こそ完全にトラウマになりました。 身体の方もリハビリです。 まあ、自業自得で同情する要素は、まったく無いのですけどね。 前回そんな二十代と言っていましたが、まだまだ二十代です。 XLR BAJAも手放して、ミニバイクいじりをしようと考えました。 スーパーブラックバートを買ったバイク屋さんに並んでいた、ホンダの『シャリー』に目をつけました。 カブ系統のエンジンを積んだ、一応は女性向けバイクになるんですかね。 カブと同じロータリーギアです。 ロータリーギアならば、踏むだけですからギアチェンジも出来そうです。 小さいタイヤで足付も良好のバイクです。 『これ、下さい』 お前は、ぜんぜん懲りてねーな。 て言うか、そんな身体の状態でバイク乗るのかよ。 まわりには散々言われましたが、バカは死ななければ治りません。 故に死んではいないので、治る理由はありません。 グリーンで丸目ライトのかわいいバイクでした。 年式は分かりませんけど、かなり古かったと思います。 6Vでした。 77ccにボアアップしてビックキャブと、まあ定番カスタムですね。 マフラーはモリワキのチタンのモナカ管って言うんですかね。 カブ用のモリワキ モナRと言う商品名だったと思います。 これはこれで、楽しく乗っていました。 何かシャリーのアクセルは普通のタイプではなくて、ハンドルに渦巻状に溝が掘ってあって、それにワイヤーを這わせる様なタイプでした。 全然分かりませんよね。 要するにアクセルを自分で戻さないと戻らないタイプでした。 何が言いたいかと言いますと、アクセルを全開にしたまま腕を組んで、AKIRA(名作アニメ映画)ごっこが出来ると言う事です。 さらに意味が分かりませんよね。 まあ、事故の後遺症とリハビリで、原付の乗るのがせいぜいでしたからね。 そんな良い子は真似してはいけない、遊びをしてたと言う事です。 恒例の名前は『シャリー師匠』でした。 次回のバイク遍歴は『ボロボロの心と身体を癒す日々、彼は再び立ち上がれるのか!』 刮目せよ!この男の生きざまに!
2021.09.17
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この頃、日本のバイク界に変革の時が訪れます。 大型バイク免許の教習所解禁です。 今まで免許センターで、一発試験を受けるしかなかった大型二輪免許が、教習所で取得できる様になったのです。 ビックバイクブームの到来です。 それでも国内のラインナップには、大型バイクはそれほど多くなかったので、逆輸入車ブームの到来でもありました。 私も興味はありましたが、教習所に通うのは面倒ですし、XLR バハでバイクライフを満喫しておりましたから、わざわざと言う感じでした。 当時、世界最速と言われていたのは、カワサキのZZ-R1100でした。 ただ、これには当時から諸説ありまして、文句無しに世界最速ではありませんでした。 そんな中で、ホンダから『CBR1100XX スーパーブラックバード』がデビューします。 これは文句をつけようも無く、量産車世界最速でした。 少なくても、すべてのバイク雑誌でその様に取り上げられていました。 私も当時行っていたバイク屋さんで、そんな話を聞きました。 これは間違いなく世界最速でスゲーらしいよ。 メーターで330キロ、実測でも300キロオーバーらしいよ。 ふーん。 実測300キロねー。 世界最速ねー。 『これ、下さい』 スピードキングが、長い眠りから目を覚ましました(笑) 逆輸入車は納車までに数ヶ月かかるので、その間に大型免許を取得です。 ピカピカの新車です。 金額も当時でコミコミで150万円近くと、国産バイクではかなりの高額です。 そして、納車された16時間後に、トレーラーにスライディングアタックを食らわします。 交差点でスリップです。 新品タイヤと164馬力です。 アクセルを少しラフに開けたらこの様です。 コマの様に回って行きましたよ。 僕はこんなんばっかです。 幸い大事にもならずに、カウルの傷とミラーが壊れただけで済みました。 お陰と言うのは変ですが、一度転けたのでその後はわりと遠慮無しに乗れる様になりました。 このブラックバードでも色んなところに行きました。 長距離ツーリングやハイスピードツーリングを楽しみました。 私がミスターコンプライアンスになる前ですので、正直に言って書けない事だらけです。 完全にスピード狂でした。 スピードの向こう側に行こうとしていました。 キリンの読みすぎでした。 (注)キリンは有名なバイク乗りマンガです。 まあ、結果として一年ちょっとで、事故で廃車にしてしまったんですけどね。 事故の詳細は、まあかなりの大事故になったので、関係者もろもろの問題で差し控えます。 大丈夫です。 人が亡くなっている様な事故ではありません。 わたし以外に重傷者もなしです。 当時はバイクの任意保険の対物に無制限はありませんでした、今はバイクでも対人と対物の無制限は普通です。 当時は対物は1億円まででした。 被害のほどは、この脈絡のない任意保険の話からお察し下さい。 ここで一句。 任意保険 入っておいてね 無制限 byザンバー777 保険って大事です。 任意保険に加入していない人がいたら、今すぐ入って下さい。 NOW GOです。 まあ、苦すぎる思い出です。 バイクも無いのに、2年近くローンだけ払うと言う経験もしました。 失敗をして少し大人になりました。 そんな二十代でした。 先日の記事で、私が良いフルフェイスのヘルメットを被れと被れと、うるさく言っていたのはこう言った経験があっての事です。 最低限ではなく最高を身につける、それが安全への近道。 byザンバー777 ちなみにCBR1100XXの名前は『カラス丸』でした。 次回!大事故を起こして満身創痍のザンバー777! 傷ついた彼は何を見て、何を感じたのか!
2021.09.06
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ザンザス高速エンジンブロー事件がトラウマになり、速いバイク恐怖症になりました。 そして、世はアメリカンブームが始まった頃でした。 ゆったりアメリカンも良いじゃあないか! うん、そうしよう。 レッドバロンに急ぎます。 ザンザスの一件で、ある程度ちゃんとした店で買おうと言う知恵がつきました。 スティードも良いけど、イントルーダーの方が好みだなと考えながらウキウキです。 レッドバロンの豊富な在庫を見ながら、楽しいバイク選びです。 ふと、アメリカンではないバイクに、目が止まります。 ホンダの『XLR BAJA』です。 言わすど知れた、250のオフロードバイクです。 ライトが2つ付いて、少しラリーテイストのバイクでした。 年式は覚えていません。 まあ、年式による違いはカラーリング程度で、機能的には変化は、ほとんど無いみたいですけどね。 ちなみに、バジャではなくてバハですよ。 オフ車ですから頑丈ですよ。 店員さんが、ささやきます。 頑丈で壊れないのか…。 へぇー。 『これ、下さい』 またしても、衝動買いです。 アメリカンは何処へやらです。 自分でもアホだと思います。 結果このバハは、まったく壊れませんでした。 調子が悪くなる事もありませんでしたね。 高速は使いましたが、自走で北海道ツーリングにも行きましたし、林道ツーリングも頻繁にしました。 関東近辺の林道は、けっこう行きましたね。 当時は林道の管理も甘かったですからね。 けっこうどこでも入って行けました。 あと、バブル後の不景気で山を切り開いて、砂利道だけ作って放置なんて道もけっこうありましたよ。 数キロ砂利道を走って、唐突に行き止まりとかね。 おそらくコレが一番走ったバイクだったと思います。 三万キロ以上乗りましたからね。 オイル、プラグ、エアクリーナーと基本的なメンテナンスで壊れ知らずの凄いバイクでした。 まあ、バッテリーレスで始動性がいまいちな上に、キックオンリーと言う人によっては致命的な弱点もありましたけどね。 キャリアを付けた位で、ノーマル状態でしたけとね。 バイクの楽しさを教わりましたよ。 ひき逃げ事故にもあったので、如何にバイクが無防備なのかも思い知りました。 相手は無理に合流しようとして、逆走してきたハイエースでした。 正面から当たっていたら、死んでいたかも知れません。 とっさにバイクを横にして、さらにバンパーに挟まれない様に左足を上げて、左腕で頭をカバーしました。 本当にスローモーションでしたよ。 人生で一番のテクニックでした。 同じ事はもう絶対に出来ませんね。 そして、そのままハイエースの正面にドンッです。 まあ跳ね返って、バイクと道路に右足を挟まれて折れましたが、それだけで済みました。 全身打撲でアザだらけになりましたけど、些細な事です。 まあ、折れた足でキックでエンジンかけて帰って来ましたけどね。 翌日に見た事がない位に右足が腫れていて、さすがに病院に行ったら骨折でした。 しかも、病院にもバイクで行くと言うアホさ。 帰りはギブスで固められたので、さすがに無理でしたけどね。 病院からのバイクの引き揚げは、友達に頼みました。 犯人は捕まりました。 死んだと思ったみたいですね。 自首してきたそうです。 お酒でも飲んでたのかな? 昔はもろもろユルかったので、何で逃げたのなんて捜査もしなかった見たいです。 今なら間違いなく逮捕ですよね。 警察署で相手のハイエースを確認した時に、自分の形にハイエースが凹んでいたのには、爆笑しましたね。 こりゃ、死んだと思うよって感じでした。 フロントガラスが割れて、人の形にフロントが凹んでいたら、逃げ切れるとは思わないですよね。 前だけ見たら、完全にハイエース大破状態でしたからね。 まあ、相手や保険屋のいい加減さや警察の適当さで、事故の時の対応も勉強になりました。 何事も経験ですね。 けっこうな事故でしたが、バハの方は少しフロントフォークが曲がったのみ、傷はつきましたがオフ車ですから気にはなりません。 他にダメージは皆無でした。 レッドバロンさん。 おっしゃる通り、頑丈でした! そんなXLR バハの思い出でした。 ちなみに名前は『デカメロン号』でした。 ライトが横2灯で、目がデカいからのデカメロンです。 デカメロン伝説のパクり、いやオマージュです。 まあ、語録が良かったと言う事です。 次回!風雲急を告げるバイク遍歴! 君は歴史の目撃者になる!
2021.08.28
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新企画のバイク遍歴の第2回目です。 本当はですね、ネットからバイクの写真を引っ張って来て載せちゃうのが、一番分かりやすいんでしょうけど、そう言うのって良くないんですよね? 無断転載とか著作権とかの問題になりますよね? 良く分かりませんけど、わたくしミスターコンプライアンスを自称しておりますので、その様な事は致しません。 (注)面倒くさいからではありません。本当です。 お手数ですが、興味のある方はネット検索して見て下さい。 今回のバイクは知らない人が、おそらく大多数ですからね。 では、続きでございます。 社会人になって車はありましたが、普段の足で原付でも買おうかなと考えておりました。 ただ、スクーターはJOGでウイリーして突っ込んでますので、ギア付きの物にしようとバイク雑誌を読んでおりました。 (注)スクーターもちゃんと乗れる様になりましたよ。気分を変えてギア付きにしようと言う事です。 400カッコいい! ZEPHYRカッコいい! やっぱり空冷四発だよな! はい、私はすぐに影響されます。 よし、ゼファー(言わずと知れた、カワサキの名車)を買おう! 当時はあちこちにあった、バイク量販店に向かいました。 昔はね、雑誌の後ろの方に、新車の乗り出しの金額をずらっと並べた広告が、たくさん載ってたんですよ。 それで、バイク量販店に向かう途中の中古バイク屋さんに、見た事もないバイクが飾ってありました。 あれなんだろ? カワサキの『ザンザス』です。 レプリカのZXR400のエンジンを積んだ、ネイキッドです。 当時としては、かなり振り切れたデザインでした。 近未来的です。 4in2in1in2の右側2本出しと言う、謎のエキゾーストシステムを採用していました。 『これ、下さい』 衝動買いです。 空冷四発なんて話はどこかに行きました。 私は昔からこんな感じです。 いやー、速かったですよ。 400ってこんなに速いのか! 完全にスピードの虜になりました。 私がミスターコンプライアンスを名のる、はるか前の話です。 そしてこのザンザスは、私にスピードの魅力を伝えて、高速道路でエンジンが弾けて終了となりました。 いやー焦りましたね。 高速を、けっこうなスピードで飛ばしていたら、いきなりドンッでリアがロックですからね。 反射的にクラッチを握ったので無事でしたが、あと数秒クラッチを握るのが遅れていたら、転倒して死んでましたね。 うんうん、良い経験でした。 後から知りましたが、ザンザスと言うかZXR系のエンジンは、カムの焼き付きが多かったみたいですね。 もちろん、オイル交換はちゃんとしていましたよ。 当時のカワサキは品質面では、外車レベルで当たりハズレが激しかった様ですからね。 まあ、大昔の話です。 ちなみにザンザスの名前は『ブルーサンダー四世号』でした。 色はブラックでしたけどね。 余談ですが、わたくしはこのザンザスに関して1つの誓いを立てました。 もしカワサキから、ザンザスの名前の冠されたバイクが発売されたら、それを買うと言うものです。 当時の私としては、やはり悔しかったんでしょうね。 今考えると、意味が分かりませんけどね。 けれど、誓いは誓いです。 絶対です。 Z1000が発売される時に『ザンザス復活か!』と一部の雑誌で書かれていました。 とうとうその時が来たか…。 と、ドキドキして正式リリースを待っていたら、結局Z1000になってホッとした様な、残念な様な複雑な気持ちになりました。 よくよく考えれば、復活させるほどの知名度のある車名でもないですからね。 もう、ザンザス復活はないだろうなー。
2021.08.22
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私が過去に乗っていたバイクを、思い出を交えて振り返ると言う新企画です。 あくまでも、自己所有のバイクと言う事です。 借りて乗っていたとか、少し乗った事があるとかまで含めますと、膨大な台数になりますし正直に言って覚えていません。 一応、古い順からやるつもりなのですが、まあ記憶が曖昧なところもありますので、ご勘弁下さいませ。 あとバイクの説明も、間違っている可能性があります。 ネットの情報で、確認しながら書きますけど、違っていたらすみません。 さらに各種エピソードも、少々見栄をはったり、面白く脚色しちゃったり、無意識に自分を美化している可能性があります。 想い出は常に美しいものですから…。 エピソードに関しては、酔っぱらいおじさんの武勇伝レベルとお考え下さい。 前置きが長くなりました。 ではでは、記念すべき第1回目はヤマハの『JOG』です。 確か4代目の、3YJだったと思います。 新車で買いましたから、年式からいってこれでしょう。 もしかしたら、3代目だったかも…。 形はほとんど同じですし、自信がありません。 当時はそこまで、バイクに興味がありませんでしたので、本当に記憶が曖昧です。 ウインカーがプッシュキャンセルでは無くて、スライド式のスイッチだったのは、はっきり覚えています。 7馬力だぜ!と言う会話をした様な記憶があります。 買って3日で、ウイリーして電柱に突っ込んで、フロントフォークを曲げました。 13万円のスクーターで修理に3万円かかりました。 当時は2サイクルでしたから、簡単にウイリーしちゃいましたね。 当時のスクーターあるあるですね。 今考えると、危ない乗り物でした。 いやー苦い思い出です。 まてよ、この先も苦い思い出ばっかりだな。 止めようかなこの企画…。 まあ、恥をさらせるのも生きていればこそですから、ポジティブに考えましょう。 それでちょこちょこといじって、年齢的にクルマに移行していきました。 私がバイクと言う沼に落ちるのは、まだ先になります。 そう言えば、スクーター代を親に借りて返済してないや。 息子あるあるですね。 完全に時効だな。 うん、忘れよう。 ちなみに、ジョグの名前は『ブルーサンダー三世号』でした。
2021.08.15
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さて皆様、わたくしの次期バイクの予想はいかがですか? 高速を走れて、完全合法で乗れるバイクです。 車種が多すぎますね。 実はヒントは結構ありましたよ。 異常なほどのハーレーの革ジャンの連発紹介です。 俗に言う匂わせです。 スポーツスターは乗っていましたので、また買うつもりはありません。 ツインカムは乗っていましたし、ミルウォーキーエイトは予算の都合上とても無理です。 それに、またハーレーと言うのも面白くありません。 大量のハーレーの革ジャンをムダにする事なく、尚且つ今までのテイストと違うバイクと言えば、そう1つしかありません。 一般人が購入できるレベルの市販車では、ダントツと言っても良い変態バイク(誉め言葉です)のアレです。 そうです。 Buellです。 ビューエルです。 会社は潰れています。 純正部品の供給も終わりました。 その、Buellです。 ビューエルに対する細かい事は、YouTubeやネットでいくらでも出てきます。 興味のある方はお調べ下さい。 簡単に説明すると、チューンアップしたスポーツスターのエンジンを積んだスポーツバイクです。 一時はハーレーのディーラーでも扱っていました。 スポーツタイプのない、ハーレーのラインナップの穴を埋めるべくと言う感じです。 それが、リーマンショックでハーレーダビッドソンに見捨てられて、あえなく倒産したと言う訳です。 今回わたしが購入したのは、XB12STT俗にライトニング スーパーTTと呼ばれているバイクの2007年式です。 2007年と2008年の2年間しか売られていなかったバイクです。 正確な数字はわからないのですが、当時はビューエル全体で年間販売台数が、800台から900台だったと思います。 人気やモデル数から考えると、多く見積もっても日本で100台は売れてないと思います。 かなりレアなバイクです。 まあ、ビューエルは排気量の違いや、少しのフレームや外観の違いはあれど、基本的にはみんな同じなんですけどね。 これからは、ビューエルのメンテナンスやカスタムもブログでやって行きたいと思います。 まあ、例によって基本素人がやりますので、サンバーと同じでどのていど参考になるかは分かりませんけど…。 と、言うわけでビューエルです。 そしてたまたまですが、ナンバーが13です。 奥さん、こりゃあワルですよ。
2021.07.05
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私はバイクが好きです。 国産車でも外国車でも、オンでもオフでも、排気量の大小に関係なく、バイクと言う存在その物が大好きです。 今までの車歴もまったく持ってバラバラです。 見境がありません。 正直に言ってこだわりはありません。 ですから、今回のバイク選びもまったくのノープランです。 と言っても、自分の中でいくつかの条件はあります。 (1)高速に乗れる排気量である事。 ハンターカブとかでゆっくり下道も良いのですが、いざと言う時に高速に乗れると言うのはやっぱり重要です。 時間にも気持ちにも余裕が持てます。 (2)完全合法である事。 当たり前と言えば、当たり前の話しなのですが、 車検の時だけマフラーを取り替えるとかは、まあ日常的に行われています。 ハーレー何かだと、883を1200にしてそのまま車検を通しちゃうとかね。 外見上は分かりませんから、車検は通ります。 ここら辺の話しも機会があれば、書きたいと思います。 まあ、今回はそんな事はしないで、済むバイクと言う事です。 以上です。 この二点をクリア出来れば、何でもオッケーとなります。 あとは、私の趣味嗜好の問題ですね。 クルマと同じでバイクも出逢いです。 こんな、バイク選び何て事を言っておいて、次回には買いました、と言う可能性もあります。 基本的に勢いとノリで買わないと、バイク何て買えません。 メンテナンス性がとか、見てくれるショップがとか、考えていたら何も買えませんからね。 すいません。これは私の勝手な意見です。 メンテナンス性とか信頼できるショップは、もちろん大切ですよ。 それでは、何を買うのかこうご期待です!
2021.06.18
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実はハーレーを持っています。 2013年式のXL1200X48です。 俗にフォーティーエイトと、言われているモデルです。 ハーレーの中では小排気量のスポーツスター系です。 ドラッグレースに使っていました。 もはや、フォーティーエイトの原型はありません。 レースを引退したので、車検を取ろうとしたのですが、いじり過ぎて車検を取れる状態にするのが、非常に困難です。 もちろん、無理やり取ろうと思えば取れるのですが、バレないと言うだけで、見えない部分まで公認を取ると言うのは、かなりの手間と言うより無理です。 それに、車検に通る様なマフラーでは、まともに走りません。 かと言って、普段は爆音で車検の時だけ、静かにすると言うのは、正直マヌケです。 そもそも違法ですから、良い年齢の中年が整備不良で捕まるのは、さらにマヌケな話です。 昔はどうあれ、今の私は完全合法がもっとうです。 それでも、諦めきれないで所有していたのですが、今回別れを決意しました。 いざ、手放そうと思っても、バラした方が高く売れそうだとか、まあ色々な事を考えてしまう訳ですよ。 そんな事を考えているうちに、更に時間がたってしまうと言うしだいです。 本当に話しが進みません。 未練ばかりが募ります。 そこで、思いきってバイク王でリセットしました。 損だとか得だとかを、言い始めたらキリがないので、本当に思いきっての売却です。 忘れます。 想い出は辛いだけです。 ついでにFTRもドナドナです。 私のバイク人生の再スタートです。 長年バイクを乗って来ました。 まあ、下手の横好きなのですが、車歴だけは結構なものです。 そのうち、想い出を語りたいと思います。 辛い話しも多々ありますが…。 さて、これで少ないながらも、実弾(現金)を手に入れました。 サンバーがあるので、普段の足は確保しています。 それでも実はまだ、スクーターがあるんですけどね。 ですから、何をどんな車種を選ぼうと問題ありません。 予算意外はまったく自由な、バイク選びです。 さーて、どんなバイクに乗りましょうかね。 ザンバー777のバイク選びプロジェクトの始まりです! 涙を拭いて、切り替えて行きますよ!
2021.06.16
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