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2006年11月07日
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カテゴリ: Movie(洋画)
ダイヤモンド・イン・パラダイス ◆20%OFF!
ダイヤモンド・イン・パラダイス ◆20%OFF!
原題は「After The Sunset」です。
映画の内容とかなりリンクしていますので、原題のままの方が私はいいと思いましたが・・・
「ダイヤモンド・イン・パラダイス」のほうが、興味を引くような気もします。
この映画は、いわば 古き良き時代 の(設定は現代ですが)泥棒の話で、ターゲットもリアルに現金・・・ではなく、ダイヤモンドです。
ロバート・レッドフォード主演の「ホット・ロック」あたりに作りはちょっと似てますかね?
「ホット・ロック」は1971年の映画ですからね・・・・
映画の題材としては少し古い感じがします。
そういえば「ピンクパンサー」という映画は本来ダイヤモンドを狙う怪盗「ファントム」の話なんです。
決してクルーゾー警部が主役の話ではなかったようです。
しかし、その強烈なキャラのために主役に格上げになり、以来、ピンクパンサー=クルーゾーのイメージが定着した・・・んじゃないかと思ってます。
ちなみに新クルーゾーを演じたスティーブ・マーティンは私のもっとも好きな俳優の一人ですので、早くDVDがリリースされないかと待っています。
話がずれてきましたが、「ピンクパンサー」はさておき、60年代後半から70年代にかけてのスタイリッシュな泥棒映画が好きな人にとってはたまらない映画かもしれません。

それではストーリーを・・・
映画はいきなり計画を遂行するところから始まる。
FBIが厳重に護送しているダイヤモンドを見事な手口で盗み出すマックス(ピアーズ・ブロスナン)とローラ(サルマ・ハエック )はそのまま泥棒稼業を引退してバハマへ行くことに・・・
その時盗んだのは皇帝ナポレオンが所持していたとされる、この世に3つだけ存在する財宝「ナポレオン・ダイヤモンド」の一つであった。
実はマックスはそのうちの2つ目を盗み出したのだった。
その後、バハマで優雅な暮らしをしていた2人だったがそこへ2人を追い続けるFBI捜査官スタンがやってくる。
彼は2つ目のダイヤモンドを盗んだときの護衛だった捜査官だった。
そしてスタンはバハマに一時停泊している豪華客船にナポレオン・ダイヤモンドの最後の1つが展示されていることをマックスに教える。
マックスをたきつけて今度こそ彼を逮捕するつもりだった。
やがてそのダイヤモンドを狙うギャングもマックスに接近してくる。
マックスとの平穏な生活を願い、マックスに再び昔の仕事に戻らぬよう懇願するローラだったが彼は刺激無しでは生きていけない根っからの「泥棒」だった・・・

「誰が最後に笑うのか?」
という要素も若干はあります。
しかしそれはストーリー上すこし脚本に付け足した程度で、本来の展開はやはり主人公の「一人勝ち」です。
ということでこの映画では チョイ悪オヤジの究極の夢 を全てかなえてくれます。

「自分の肩書きはダイヤモンドだけを狙う怪盗」
「セクシーな若い美女(しかも死ぬほど愛されている)がいつもそばにいる」
「一生使い切れないほどの財産」
「引退して南の島へ」

この時点でうらやましすぎて、現実感がありません。
しかし、ピアーズ・ブロスナンのかっこよさは尋常じゃありません。
だから、なんか許せるんです(笑)
ちなみに彼は5代目の007ですが、いかんせんそのイメージは残ったままです。
スーツを着るともうジェームズボンドにしか見えないので、今回はピシッとした姿は封印しています。
まぁ、舞台がバハマなのでかなりラフな格好でも違和感はありません。
物語の最初の方では無精ヒゲもはやし放題です。
イメージを払拭するのはやはり大変だということでしょうね・・・・
ちなみに泥棒役は007の合間にも「トーマス・クラウン・アフェア」(スティーブマックィーンの「華麗なる賭け」のリメイク)でも演じていますが・・・
なんだか、どちらの作品も 趣味で泥棒 している感はいなめません(笑)
貧乏感がないんです・・・ハングリー感というか・・・・(笑)
スクリーンに登場した瞬間に 金に不自由していない余裕 のような物が感じられるんですよ(笑)
本作品でも完璧な「男」なので無理して泥棒何かしなくてもいいのに・・・
と考えてしまいますが、それこそがこの物語の主人公に必要不可欠なものなのです。
有り余る金と美女を手に入れても、ダイヤモンドに恋いこがれてしまう・・・
そんな身勝手な欲求のせいで、本当に大事な物を失いかけてしまう・・・
最後にバハマの夕日を改めて見たときにその事に気づくんです。
ここで「After The Sunset」という原題が生きてくるんですけどね・・・

まぁ、映画はそれだけでは終わらないんですが・・・
なんだか、ピアーズ本人も007を降りて、のんびりとしたい・・・なんて事を今思っているんじゃないかな?
と思わせるような感じの映画でした。
007ファンの私としてはバハマの夕日を見ながら「お疲れ様ピアーズ!今までありがとう!」なんて感慨にふけってしまいました。
ちなみに、新しいボンドのダニエル・クエイグですが、新たな映像が見て、「なかなかいいじゃないか!」と唸ってしまいました。
歴代ボンドのなかでそれぞれが演じる上で最も困難を極めたのはボンドというスパイが持っている「非情さ」だったらしいです。
原作でのジェームズ・ボンドの肩書きは「世界で最も女たらしなスパイ」・・・じゃなくて、「世界最高の殺し屋}なのです。
コネリーボンドが今も高く評価されているのは、最初にボンドを演じた、と言うことだけではなくその辺の雰囲気を出していたからでしょう。
このことは、この冬公開の「カジノ・ロワイヤル」を見たときに詳しく書こうと思っていますが、つまりピアーズボンドはその辺が、マイルドでした。
要はあんまり必要以上に「殺し」をしそうにないボンドのイメージがありました。
本作「ダイヤモンド・イン・パラダイス」でもやはりそういう感じはしました。
悪役を演じても悪役になれないような・・・・役者としては幅が狭いと言われそうですが、それもピアーズ・ブロスナンという俳優の 魅力 なんだと思いました・・・

最後にヒロインのサルマ・ハエックですが、全編 エッチな感じがたまりません (笑)
彼女はやはり、泥棒なんですが、世界最高の大泥棒マックスをなんとかカタギにしようと(実際は本当に愛しているからなんですが)してる姿がけなげ・・・なんですが・・・
いかんせんその方法は 峰不二子ばり のフェロモンとすんごいボディで、つまり「身体」でつなぎ止めようとしているように見えて・・・・
R指定になりそうなシーンは全くないのですが、2人でキスするシーンもほぼ彼女からなので、何ともエロティックです。
「フリーダ」の女優にここまでやらせるか・・・てな印象を受けちゃいましたね・・・
って「フリーダ」ってどんな映画だったっけ?(笑)

ダイヤモンド・イン・パラダイス
2006/02/25公開 98分
監督 ブレット・ラトナー
出演 ピアース・ブロスナン サルマ・ハエック ウディ・ハレルソン ドン・チードル





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最終更新日  2006年11月13日 22時31分32秒
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