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2009.07.22
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カテゴリ: 宗教/天地創造

イントロダクション

  1. 1人の救世主がこの地上にやってこられた。お生まれになったのは、インディアナの聖地。お育ちになったのはフォートウェインにある神秘の丘。
  2. 救世主はまずインディアナの公立学校でこの世界のことを学ばれた。卒業後は、自動車の修理工となられ、その仕事を通じてまた新たなこともお知りになった。
  3. しかし、救世主は、他の土地や他の学校、ずっと前に生きていたときのことも、憶えておられたのである。
    その思い出としての知識は、この世界で強く賢く生きていくのにとても役に立った。
  4. 救世主が、ご自身のことを救世主として自覚なされ始めたのと、それを知った人々が相談にやってくるようになったのとはほとんど同時であった。
  5. 救世主は信じておられた。いかなる人であっても自分を神の子だと考えるのはもっともなことだ。
    人々は集まり始めていた。救世主の教えや、御手が触れることを求める人々は増え続けた。救世主がお働きになる店や工場だけでなく、表の通りでも人々はあふれていた。お歩きになる救世主の影が自分の上に重なることによって、生き方をより良く変えようとする人々であった。
  6. ある時、自動車修理工場の経営者が救世主に出てゆくことを命じた。
    救世主に会うため、人々があまり多く詰めかけて、工場の仕事が全くできなくなったためである。
  7. 救世主は自動車修理工場を出られた。郊外へと向かわれた。後に追いてきた人々は救世主のことを、”自動車修理の――さん”ではなく、ちゃんと救世主、奇跡を行う人物と呼び始めた。
    人々はそれを信じた。救世主は現実に、数々の奇跡を起こされたからである。
  8. ……

(マーカーは凡人)

イリュージョン 』―退屈している救世主の冒険―(リチャード・バック)の冒頭、物語は続く。


イリュージョン (集英社文庫 ハ 3-1)

昨日、図書館で予約していた本を手にした。県立図書館の蔵書で、初版が1977年、その第二版だ。見るからに古い。(右フォト・表紙は文庫本か?)

ところどころに「救世主入門テキスト」の文が挿入されながらの物語が展開。

「かごめのジョナサン」もいいが、凡人のお勧めはこれ。探されて読んで見られるのも面白いと思う。






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Last updated  2009.07.23 03:32:32
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