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もし、予言書の内容が、 「終末の予言」 の一つだけが書かれていたとしたらどうだろうか。
まさに、そのよい例がノアおじいさんだ。
洪水審判の啓示を受け、平地ではなく山頂に方舟を造った。その間、当時の人々はノアにその理由を尋ねなかっただろうか? ノアおじいさんは洪水審判の話をしたに違いない。ところが、それを聞いた人々は、彼を奇人変人扱いしたのだ。
時満ちて、その時はすでに遅し、その人たちは全て水に呑まれてしまった。
また、多くの未来予測だけが羅列されていたとしたら。。。
耳につければイヤリング、鼻にすれば鼻ピアスといったもので解釈次第で、どうにでもなる。また、占い師か、予知能力者の程度で、さほどの関心も示さないであろう。
ところが、『驚くほどの、古今東西の予言書』には、未来予測だけでなく、終末に関する予言も混在する。
ノストラダムスの予言然り、聖書の黙示録、中国の預言書"チュベド"、マヤのカレンダー 、格庵遺録、等々。
予言書のカギをひも解く研究者らは、未来予測と史実とを照らし合わせてその的中率の高さを誇るとともに、その予言書の信憑性にもつなげようとしている。それが、この『終末の予言』をも見過ごせなくしているのである。
さて、このコラムの結論的内容はすでに 【シリーズ】驚くほどの、古今東西の予言書(2) 、および、 【シリーズ】驚くほどの、古今東西の予言書(3)-- 弥勒仏とメシア:救世主は誰か で書き記した。
(統一教会の) 原理講論は、聖典の一つではあるが、半世紀前に書かれた予言書という見方もできるのではないか、と思うのである (公式のものではないので、凡人の日記次元で)。
2000年前、「ナザレから何のよきものが出ようか!!」と言われていたように、半世紀前までは韓国もそのナザレ同様であった。
原理講論では、その韓国を中心とした環太平洋時代の到来を予言していたのである。
今日の韓流ブームなど、到底予想できない時代に、である。そして、
『終末論』の記述があるのはもちろんのことである。
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