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2020.12.03
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​​韓鶴子総裁自叙伝「人類の涙をぬぐう 平和の母」からの抜粋です。


人類の涙をぬぐう平和の母 自叙伝 [ 韓鶴子 ]



第六章 平和の母、凍土を越えで世界の果てまで

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 数日後、私たちは澄み切った心で中国の北京に向かいました。北京空港の待合室で待機して いると、北朝鮮の代表が来て、公式の招請文書を手渡してくれました。招請状には平壌の官印 が鮮明に押されていました。そうして十一月三十日、私たち一行は金主席が送ってくれた朝鮮 民航特別機JS215便に乗り込み、北に向かったのです。
 飛行機は私たちのために、夫の故郷である定州の上空を通過した後、平壌に向かいました。 飛行機が平安道を通る時、窓の外を見下ろすと清川江が見えました。青々とした水の流れが、 まるで手でつかめるようでした。確かに私たちの山河ではあっても、南北に分かれ、訪れるこ とのできなかった四十年余りの歳月に、心が痛んで仕方がありませんでした。
 平壌の順安空港に到着すると、冷たい木枯らしに吹かれながら、夫の家族と親族が待ってい ました。夫が「私の妻です」と言って、私を紹介してくれました。彼らはみなずいぶん年を取っ ており、私たちの手を握ったまま、ただ涙を流すばかりでした。しかし、私と夫は泣きません

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でした。心の中では滝のように涙があふれていましたが、唇を噛み、ぐっとこらえたのです。
 牡丹峰迎賓館に到着後、夫は北朝鮮の人々を前にして演説を行いました。夫と私は平和と統 一のためなら、命を差し出すことも辞さないという覚悟でした。
 翌日の十二月一日、私たち夫婦は日頃の習慣どおり、明け方に起き、祈祷をしました。もし 迎賓館に監視カメラがあったならば、韓半島の紘一のために働芙しながら祈る姿が、すべて録 画されているでしょう。朝食を食べてからは、平壌市内を見て回りまじた。
 訪朝三日目となる十二月二日に万寿台議事堂で行った演説は、今や伝説となっています。主 体思想の王国である北朝鮮の心臓部で、主体思想を批判し、「主体思想では南北を統一するこ とはできない。統一教会が提示する神主義と頭翼思想によってのみ、南北が平和裏に統一され、 全世界を主導する国になれる」と、誰にはばかることもなく、大声で語ったのです。さらに、 彼らの常套句となっていた「韓国動乱は北への侵略である」という主張に対して、「南 の侵 略だ」と、正面から反駁しました。
誰もが驚かずにはいられませんでした。拳銃を腰に付けた北朝鮮の警護員が、すぐにでも銃 を抜いて駆け寄ってきそうな雰囲気でした。同行していた信徒たちは、一様に冷や汗を流した ことでしょう。これまで私は、夫と世界中を歴訪し、各国で多くの首脳に会いましたが、平壌 では本当に悲壮な覚悟と深刻な決意を固めざるを得ませんでした。



統一教会#文鮮明先生北朝鮮の万寿台議事堂演説




一休さんのような機知(トンチ)ではありません。

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すなわち神様の知恵

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Last updated  2020.12.03 20:44:18
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