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2021.12.08
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「興進様昇和一周年記念式に際して」


(正午)ワールド・ミッションセンターにて


 きょうこの時間は、興進君が昇和されてから一周年を迎えます。その祝賀のために私たちはこの場に集いました。まず皆さんは、この世的にみれば理解し難い内容がここに介在しているということを理解しなければなりません。霊界がどのように動き、どのように発展し、どのようにしてこの地上との関係を結んでいるかという、全般的な内容を知らなければこれ(昇和式)をはっきり理解することはできません。

 霊界は、善なる霊界と悪なる霊界の二つに分けることができます。それは地上界の人々には分かりませんが、確かに実在する世界なのです。そして霊界では、善なる霊と悪なる霊が闘争しています。霊界においても闘争があるのです。善なる霊界は、悪なる霊を善導して善なる所に連れて行こうとするし、それに対してどんなことをしてでも悪なる霊が善なる所に行かないように妨ぐのが悪なる霊界なのです。また悪なる霊界はサタンを中心として連結され、今日の地球上の人間はその悪なる霊界の統治圏内に属していることを皆さんは知らなければなりません。そして先祖たちは、善なる霊としてあるいは悪なる霊として、全部霊界に行っているのですが、そこでは、善なる霊は堕落したこの地上世界において聖別されたという条件を立てたので善なる側に立っているのであって、神様から見ると完全なる善の立場に立ってはいないのであります。しかし善なる霊たちは、神様の本然の理想的善圏に向かって前進しようとしています。そして悪なる霊たちはそれを妨げているのです。悪なる霊界と悪なる地上の世界とは随時連絡し合っています。善なる霊とは、この悪なる世界において対立され、反対を受けながら生きていった霊であり、宗教を信じていった霊たちなのです。

 では、イエス様はこの地上に来られて何を成されたかといえば、サタンを屈服させて、悪なる霊の代表を屈服することのできる道理と道を整えようとされました。ところがその道理を百パーセント整えなければならないのに、五十パーセントしか整えることができなかったので、「再び来なければならない」という言葉を残されたのです。

 神様はこの堕落した世界を救援されるために、宗教を立ててこられましたが、この世はサタン世界の畑になってしまっています。聖書ではこれを野生のオリーブの木と呼んでいます。サタンが主管する野生のオリーブの畑なのです。神様が自由に主管することのできるオリーブ畑を作るのが宗教なのです。皆さんはこれを知らなければなりません。サタンが自分の意のままに管理し、神様は何一つ管理するものがないのです。だから宗教を通して神様が管理するオリーブの畑を作って、世界のサタン圏の悪なる野生のオリーブ畑を陵駕することのできる基盤を拡大するためのものが宗教文化圏なのです。

 神様は今までサタンに創造世界を奪われた立場にいても、負けることはできないので、この世に真なるオーリブの木となる標本として送られたのがメシヤ思想なのです。メシヤは一人ではいけません。サタン世界が夫婦を中心として社会を成し、国家をつくったので、メシヤ一人では真のオリーブの木とはなり得ないのです。メシヤである真のオリーブの木と、メシヤの相対となる真のオリーブの木を中心としてこそ、真のオリーブの木となり得るのであり、実を結ぶことができるのです。それでイエス様はこの地上に来られて、新郎の立場で新婦を探し出し、真のオリーブ畑を作り、サタン世界の野生のオリーブを吸収し、消化することのできるようにみんな切り捨てて、真のオリーブに接ぎ木する運動を準備しなければならないので、神様が管理することのできる宗教圏を中心として、一斉に切って接ぎ木できる環境としてつくったのが選民イスラエル圏であり、ユダヤ教であったのです。

 では、接ぎ木するためにはどこを切ればいいでしょうか? 首を切ればいいでしょうか? 足を切ればいいでしょうか? (それぞれに答える。中に、「根です」と答える人がいる)根を切れば枯れてしまうでしょう。人は首と根が逆になっています。精神が根となっているので逆になっているのです。だから首を切らなければなりません。イエス様の真のオリーブの木の芽を一本接ぎ木すれば、そこから真のオリーブの木となっていくのです。

 本来人間は、堕落しなければ真のオリーブの木として生まれたはずなのに、野生のオリーブになってしまったのです。ですからこの野生のオリーブの木を接ぎ木して、真なるオリーブの木として実を結ぶようにするためのもとがえしの歴史が、救援の歴史であります。だから救援の歴史は復帰の歴史なのです。それで神様は、僕たちをして野生のオリーブの木をみんな切るのです。そしてその畑は、神様が管理する畑でなければなりません。サタンが管理する畑であったらとんでもないことです。それは何のためかといえば、接ぎ木されるためには必ず蕩減条件を立てなければならないし、その条件は個々人を通して立てられますが、個々人の蕩減条件は世界史的なのです。世界史的なのですよ!

 一つ一つを切るのに、それほどまでの条件が必要なのです。ですから神様は、選民という畑を作って、イスラエルという大きな畑を作って、一度に切っても讒訴することのできない環境にして、メシヤを送って接ぎ木させて、メシヤの種子をつくろうとなされたのです。ですから、非宗教界から宗教界へと越えていく時には、血を流す戦いをするのであります。そこで、旧約時代は物を通した祭物時代であり、新約時代は息子を通した祭物時代であり、成約時代は愛を犠牲にする祭物時代であります。ですから成約時代は、父母が愛の十字架を背負って行くのです。そこには愛の問題を中心として、世界のすべてを整理して屈服させることのできる観がなければなりません。個人観から家庭観、民族観、国家観、世界観と、このように世界を指導して余りある観をもたなければならないのが、統一原理を通した愛の理想なのです。なぜそうしなければならないのですか。なぜですか? それはサタン世界の愛による種が蒔かれたので、それを神の世界の愛をもって蕩減しなければならないからです。

 そこで今日、真の父母の愛の理想を中心とした蕩減基盤に新しく接ぎ木され、エデンの園において完成したアダムとエバのような結実をもたらす真のオリーブの木の立場に立っていくのが、統一教会の祝福の行事なのです。皆さんはこのことを知っていなければなりません。堕落したことによって、真の父母ではなく悪なる父母に、真の兄弟ではなく悪なる兄弟に、真の社会、真の民族、真の国家、真の世界ではなく、悪なる社会、悪なる民族、悪なる国家、悪なる世界になってしまったのです。ですから、メシヤが来られて成すべきことは、これと反対に真の父母となり、真の子女をつくり、真の民族、真の国家、真の世界をつくって、サタン世界を完全に消化するのです。その時、理想世界へと越えていけるのです。民主世界と共産世界は、イエス様を中心とした右の強盗と左の強盗のような立場であり、世界史的な実を結ぶため戦うのであります。これが最終戦であります。

 統一教会では、真なる愛の関係といいますが、真なる関係を結ぶためには、サタン的な人と完全に因縁を切り、天的な人と結んだ因縁の内容から出発することが本来のみ旨であります。そのような関係が立たずしては、いつでもサタンが引っ張っていくのです。それでは、アダムの伝統的内容とは何でしょうか? それは神の愛を中心として、真の父母の文化を連結させることです。神様と真の父母を中心とした愛の文化圏であります。分かりますか? 神様の愛と真の父母の愛を中心とした文化なのです。その文化が理想的地上天国の文化であります。歴史を通して永遠不変に受け継ぐことのできる一つの文化圏とならなければならなかったのに、堕落によってすべてを失ってしまったので、これを再び復帰して取り戻していくのが救援歴史であります。

 神様の愛を中心としては、全部が兄弟であるので、そこには黒人も白人もなく、過去の人も現代の人もないのです。だから霊界と意思が通じるのです。統一教会の信者たちを中心として、白人黒人をみんな愛で消化する立場になれなかったら、サタン圏内をまだ離れることができないということです。それはまだ真のオリーブの実ではなく、野生のオリーブのエキスを受けているので、その実は野生のオリーブの実です。このように見るとき、アメリカの文化は何ですか? それはサタンの文化ですか。それとも神様の文化ですか?(ノー)。そういう種を受けてはなりません。このような話は、アメリカ人の耳には聞きづらくとも仕方がないのです。耳が痛く、腹が痛く、胸が痛くなければなりません。こういう話をしていて監獄に入り、途中で出てきてもまた、このような話をします。先生の言うことはいつも同じです。(拍手、歓声)

 それでは、霊界の仕事というのは何でしょうか? それは地上を正す協助機構なのです。地獄の悪霊は、麻薬を飲めとか、フリーセックスや女同士のスワップなどをやれやれと言います。そして、それはとても興奮的でいいからと一度にみんな押し込んでしまうのです。また、愛というものはとてもいいものだ。愛の中にみんな入りなさいと言って、その中にみんなを入れるのです。この頃ではそれにも飽きてしまって、ホモセクシュアルとか、レスビアンとかいって騒いでいます。それらは滅びるのです。一世紀もせずに滅びてしまうのです。そういうことをやっていては滅びてしまうのです。今のアメリカの文化は何を根拠にしているかといえば、破壊的であり、滅亡するサタンの愛の文化圏に立っているのです。分かりましたか?(はい)。

 私たち統一教会は、神の愛を中心として立っているために、サタンの文化とは反対です。神様の愛を中心とした文化なのです。そこではフリーセックス絶対反対、ホモセックス絶対反対、麻薬も絶対反対です。父母が父母としての役割をすることができないし、祖父母が祖父母としての役割を果たしていないし、兄も弟も各々の役割を果たすことができず、みんなが愛を中心としてめちゃめちゃになって滅亡するしかないソドム、ゴモラが今のアメリカなのです。また、親族間の愛がどれほど多いことでしょう。そういう者たちが、統一教会に対して異端だとか、社会を滅ぼすなどと言えるでしょうか。レバレンド・ムーンは、宗教の一番先端です。(拍手)

 サタンがどうすることもできないように一度に切ってしまうのです。そのように世界的サタンも讒訴できない秘法をもって現れたのがレバレンド・ムーンです。そしてどうしたのかといえば、霊界がサタン世界と神の世界の二つの群れになっているので、サタン世界の霊界から善なる霊界に早く行ける道があれば、地上は自然に早くなります。分かりますか? そこで霊界のサタン世界に行って、個人的に引き継ぐ方法、サタン家庭を引き継ぐ方法、サタン氏族を引き継ぐ方法、サタン国を引き継ぐ方法、サタン世界のすべてを、サタン霊界のすべてを引き継ぐ秘法をもっていればすべてが可能になるのです。何の話か分かりますか? 霊界にそういう時が訪れます。霊界にそういう時が訪れたならば地上にも反映されるので、すべての変化が速まり、究極的に世界に広がっていくのです。

 昔は、ストリーキングとかいって裸になって走り、大騒ぎしましたが、それも過ぎて今はフリーセックスだとかいってますが、しかしこれも過ぎ去ってしまいます。ワイフスワップということも速く過ぎ去って、そしてこの頃ではどうなってきたかというと、年を取った人たちがフリーセックスだとか言っている間に、若者たち二世が、「私たちはそういうことは嫌だ。あなたたちがこのアメリカを滅ぼし、国を滅ぼすのだ。それはいけないことだ!」と立ち上がって、反旗を翻す運動が起きています。

 サタン世界の愛は、愛すれば愛するほどに嫌気がしますが、神の愛は、愛すれば愛するほどに神秘的で陶酔するのです。これが異なる点です。サタン世界の若者たちは、死ぬほど愛しているといいながら結婚しても、一週間もたたないうちに離婚してしまうのです。ところが、ムーニーヤングのアメリカの人たちはどうかといえば、「私たちは違います。結婚も自分たちの勝手ではなく、レバレンド・ムーンがやってほしい。決めて頂きさえすれば感謝です」と言う群れになりました。これが希望なのです。(拍手)そして統一教会では、結婚した後も数年間を南北分かれて、会っても手を握ることもせず生活しているのです。しかし、この方がゆっくりと燃え、いったん燃え始めると永遠に消えません。これはどういうことかといえば、電気コンロはコイルがあって電気が(コイルの)原素に入って熱くなるのですが、私たちはこのようなコンロになるのであって、コンロの上に載せてある鍋ではありません。鍋のような愛とコンロのような愛は異なるのです。

 私たちはだんだんと刺激的な、神秘的な愛の世界に向かっていきます。しかしサタン世界の愛は、刺激や神秘がだんだん狭まっていくのです。白人の統一教会の男性は、白人の美人の女性と結婚すると思っていたのに、白人の美男美女たちはアジアの人たちと結婚するというのだから、どれほど刺激的で、どれほど神秘的なことでしょうか。地の端から地の端まで、東から西の方へ、南から北の方へ行こうとするのが理想です。そこには神秘があります。だから面白いのです。サタン世界の愛は、大騒ぎをして消えてしまう愛ですが、神の愛は悪口を言われながら、殴られながら、異端視されながら発展するのです。(先生が、「ホッホッ。ハッハッ。ヒッヒッ」と笑い声をだんだん大きく表現なされる)そういう愛が神の愛です。

 アメリカの教会の中で、椅子を使わない教会があるでしょうか? ここは愛の教会です。皆さんは自分を中心に東西南北に接したいのですね。(笑い)前を見ると黒人で、横を見ると黄色人で、後ろを見ると白人で、東西南北に五色の人たちが接し合っています。(笑い)だから愛の人種の教会なのです。そういう意味からすると、レバレンド・ムーンがこのように教育したことは良かったの、良くなかったの? どちらですか? (良かったです)。良くありません。(ノー、ノー、ノー)。私は知りませんよ。結論は分かりましたね。ではこれから、どのようにして霊界に橋を置いて、そのまま飛び越えるようにするかということのお話をしましょう。面白いでしょう?

 ここにいる文という人は韓国の人ですか、アメリカの人ですか? 西洋人ですか、東洋人ですか? (様々な答) 東洋人であり、韓国人です。しかし一つの特許権があります。すべての文明の発展の要素は特許権で連結しているのですが、その特許権はみんな異なっています。例えば服を作るにおいても各々異なるようにです。特許権さえもっていれば、そのような特許権が一つあれば、どこへ行っても仕事ができるというのがこの世の理法です。霊界にもそのような法があるということを知らなければなりません。その特許権は、白人にのみ通用し、黒人には通用しないとか、アジア人には通用しないなどというものであってはなりません。どこにおいても万事に通じるのです。分かりますか?

 霊界における特許権をもらうため、苦労した宗教人は歴史上に数多くいましたが、先生はそのような宗教人たちの中でチャンピオンの特許権をもっている人かもしれませんよ。それを見せてほしいですか?(はい)。もしそれが偽りであったとしたらどうしますか? 先生のようにユダヤ人に似ている鼻の人は詐欺をする人が多いというのです。先生には詐欺性があるかもしれませんよ。先生が良いか悪いか、何を見れば分かるのかといえば、ここに集ってきている五色の人たちが離れ離れではなく一つとなってどんな所にでも上がっていこうとするので、これは良いことだといえるのです。そこで神様は、「レバレンド・ムーンよ、駄目だ駄目だ」と言われるでしょうか? 神様は、「良し」と言われるのです。だから先生のサインがなければなりません。レバレンド・ムーンには特別なものが神様から与えられているのです。何かがあるのです。

 アメリカの多くの立派な大統領も、霊界に行っては今後サインが必要なのです。いかなる君主、いかなる聖者、いかなる宗主であろうと、サインの必要な時は、頭を下げてでも来ざるを得ません。博士号を得るためには、主任教授の小間使いもしたり、足で蹴られても、はい、ありがとうございますというほどでなければ、博士号は得ることができません。もし、ある人が私はあなたと比べて顔もよく、相撲も強く、走っても一番であるので、百点には一つだけ条件がないが博士号のサインをしてくださいと言ったとしても、それは通じません。どうですか? (はい、そうです)。

 今日、このように激しく社会で噂されれば、みんな滅びてなくなってしまいますが、先生は堂々とダンベリーの監獄に入り、今またここに来て大言壮語しているのです。全部傍受され報告されることを知っていながらもです。分かりますか? 神様もレバレンド・ムーンのサインがしてあるかどうかによって決裁するでしょう。レバレンド・ムーンのサインがあれば「良し」、なければ「駄目」と言います。先生は言葉の上で特別の特許権をもっているのかもしれません。言葉で言うことは易しいですが、実際にそれを手に入れることがどれほど難しいか考えてみなさい。だから先生がこのような特許権をもっている限り、これから霊界は先生の手の中に入るだろうし、この霊界に入る肉界はどうせ一つの谷間に入らざるを得ないという結論が出ます。これは正しいでしょうか、間違いでしょうか。そこで共産主義者をコントロールするのです。世界が一番恐れるアメリカの政府と一人で闘うのです。この前の裁判の時、先生は、「私は有罪ではありません」と判事の前でも、誰の前でも言いました。神様の前でも「有罪ではありません」と。(拍手)

 きょうは興進君の昇和式一周年記念日なのです。先生はこのように莫大な霊界の内容を知っているために、何が良いか何が悪いかを分け、そして切るものを切り、結ぶものは結び、蕩減すべきことは蕩減させることのできる、このようなすべての専門家なのです。霊界のサタン圏にそれを成し、すべての霊界が一つ所に来るようになれば、地上の世界は自動的に回るのです。そこで、個人から家庭に移っていくとき、霊界と肉界の壁を整理してあげる責任があります。家庭と氏族、氏族と民族、民族と国家、国家と世界、世界と霊界が通じることのできるためにこの壁を整理してあげなければならないのが、レバレンド・ムーンの地上四十年の統一教会の運動だったのです。

 先生の時代に至って、聖書のすべての内容がはっきりしてきます。聖書のどの部分が成就していくか、次に何章のどの部分が成就していくか、今がどういう時なのか知っています。少しだけではなく、全部成就するのです。何の話か分かりますか? 先生はそのような碁を打っているのです。碁の分からない人にはこれが分かりません。碁を打つのに、既に霊界は終わったのですが、地上の世界の国々へ移っていくとき、それが塞がれているので、祭物が必要なのです。興進様がその代わりの使命を果たしたのです。このように言えば何の話か分かるでしょう?

 イエス様が三十三歳で亡くなった時、イエス様の死によって、その以後の人たちは恵沢を受けたのですが、それ以前の人たちは恵沢を受けられないのです。イエス様は一人で亡くなったのです。そして楽園に入りましたが、天国には入っていないのです。これをどのようにして解放すればいいのか。このような複雑な内容は、昼の祈祷の内容を知れば大体分かりますね。もし知りたければ、先生の祈祷の内容を録音したテープを聞けば、どのような摂理でこのようになったのか分かります。大まかにいえば、国が入り全部が入るのです。そこには歴史のすべてが出てきます。復帰歴史が出てきます。国がどのように連結されているのか、みんな出てきます。イエス様が国とユダヤ教を一つにして、ローマと連結すべきだった責任が果たせなかったことを、今日地上で蕩減してあげなければなりません。解怨をしてあげなければなりません。それは先生の息子以外に成せる人がいないのです。興進様は、イエス様の霊的救援と実体救援歴史を受け継ぐと同時に、地上における未完成な部分を完成し、世界舞台へと連結する霊的基盤の門を開き、共に地上の開門が連結する中間の責任を成したのであります。

 イエス様が、イギリスの教会の食口に何度も現れて、御自身は旧いメシヤであり、興進様は新しいメシヤであると言いましたね。不思議ですね。どうしてそうなのでしょうか。霊界の内容を知らない人は「気が狂ってしまった」と言うでしょうね。興進様の犠牲によって、霊界と肉界が連結され、キリスト教と統一教会との間に塞がっていた壁が崩れ、アメリカと共産世界の恨みとなっていたすべてを解く段階へと越えていくのです。あれほど反対していたアメリカのキリスト教が、この数カ月の内に統一教会を協助し、レバレンド・ムーンが監獄に入ったことに反対して、自分たちも監獄に共に入ると言うのです。そういう運動はなぜ起こると思いますか。これは人間の力では想像もできないことです。今まで、ムーニーを追い出すために足で蹴ったり、唾を吐いていた人たちが、今はそうではありませんね。(拍手)

 一九八四年を中心として、興進様をこのように送り、最後に私がダンベリーに入ることによって、三十万のキリスト教の牧師に統一原理のビデオテープを渡してあげるのです。今までの莫大な原理のみ言の内容を圧縮させてあるのです。それで大騒ぎになっているでしょう。いくら反対していても、これからはレバレンド・ムーンの後についてくるのです。足で蹴とばしたとしてもついてくるのです。時代がそうなってきているのです。だから“レバレンド・ムーンという人は不思議な人間だ”という好奇心が非常に大きくなっています。レバレンド・ムーンとは誰ですか? どのような人ですか? 私は私です。(笑い) 私は私ということは真です。私は不思議な人ですね。(いいえ)。人々はレバレンド・ムーンの秘密が分からないのです。ですから不思議なんです。他の人々は、監獄に入るとなったら、泣いて大騒ぎするのに、先生は希望を抱いて監獄に入り、監獄の地獄の後には何が訪れるかという期待で、「ハッハッハー」と笑っています。だから不思議なのです。(拍手)

 先生は監獄の門を開かなければならないのです。私が因縁を結んで、どの門も開けてあげるのです。私がこの場に来ている今も、ダンベリーの人々が、「先生、電話をしたいのですが、いいですか」と言ってきているのですが、勝手な電話はできません。私が、「電話してもいい」と言ったとき、電話できるのです。先生がダンベリーにいる時には電話をかける必要も感じなかったのですが、今はいくら電話して声が聞きたくても、それができないので、「どうか一日が早く過ぎ去るように……。早く日々よ過ぎ去れ!」と言っているのです。あなたたちは、「一日がもっとゆっくり過ぎるように」と言いますね。そして“一日がどうしてこんなに短いのか”と思うでしょうが、あそこの人たちは“どうして一日がこんなにも長いのだろう”と思っているのです。反対ですね。今まで一方は神側であり、もう一方はサタン側だったのですが、両方とも神側になったのですね。(拍手) アメリカは白人の社会であり、白人の教会が最も良く、白人の牧師が一番良いのであって、どうして韓国から来たレバレンド・ムーンに大騒ぎするのでしょうか? しかし、ムーニーたちは韓国のレバレンド・ムーンが好きなのですね。それが神様の力なのですよ。

 今は、霊界が一つずつ越えていくので、地上も黙ってはいられないのです。私がダンベリーに入ったことによって、北韓と南韓との交流が始まり、共産世界の中から中国が飛び出してきたり、統一教会に反対していたキリスト教会が、統一教会の話が本当で自分たちが異端であったというような、今までと反対のことがいくらでも起きているのです。あのように中国が変わってきたということは、低開発国家の半分以上に色が染まりつつあるということです。そしてグアテマラでは、解放神学が良いといって大騒ぎしていましたが、今ではローマ法王も解放神学は異端であると言って解放神学を信奉する神父を首にする運動が起こってきているのです。ローマ教皇庁において、レバレンド・ムーンは異端であるというのに、その教皇庁を代表した学長が、レバレンド・ムーンに名誉博士号を授与したのです。これは何という変化でしょう。(拍手、歓声)

 これまで統一教会は、騒がしく悪口を言われ続けてきましたが、これからはレバレンド・ムーンの何が悪いかと攻撃していってもいい時代が来るのです。先生はラテン・アメリカ連合を提唱しました。私たちはアメリカを相対に立て、ラテン・アメリカ連合を成そうというのです。(拍手)これは世界的な出来事です。また先生は、世界の代表の六大宗教の責任者に対して、宗教のための共通する全世界的な聖書を作りましょうと提案しました。これは本当に素晴らしい構想です。(拍手、歓声) こんな話をどんどん続けていたら、皆さんが興奮して心臓が爆発するかもしれませんので止めておきます。(ノー!)。とにかく細かいことは分からなくても、先生は偉大ですね。それは間違いではありませんね? (はい、そうです)。(拍手)

 ドイツもレバレンド・ムーンに反対していましたが、今ではレバレンド・ムーンでなければどうにもならないと言っています。言論界も今や、レバレンド・ムーンでなければ……。というように変化してきました。アメリカの責任者たちは耳があれば聞き、思いがあれば考えてみなさい。もっと話しますか? (はい)。

 このように聴衆の前で、これほど大胆に話をするレバレンド・ムーンを囚人たちは全く知りません。今の時代、私が監獄に入ることによって全体がよくなる場合は、私は監獄の道を行くのです。なぜかといえば、蕩減復帰原則によってです。サタンも先生の家庭からそれを願い、神様もそれを願われるので仕方がなかったのです。だから私の興進が行き、私も昨年監獄に入ったという条件を立てたのです。そして七月二十日、自らダンベリーに入りました。それほど蕩減が多かったのです。いくら周りを見ても、それを果たせる人がいなかったのです。サタンもそれを願い、神様もそれを願っていました。そういうことを知っている先生には、監獄はもはや監獄ではありません。成功の決判をする所なのです。こういう先生の話を聞くと、これから一九八五年は、希望に溢れる伝道の時代であるというのです。

 昔はゴミのような、廃物のような、麻薬を飲み、人間の屑のような人たちを伝道してきましたが、これからは国を代表する一国の大統領になれるくらいの人たちを、神様が最も喜ばれる牧師たちを、牧師といっても値打ちのないような牧師ではなく、リーダークラスの牧師を伝道するのです。また、私たちはカイン・アベルの原則を知っているので、統一教会がアベルとしたら既成教会の牧師たちはカインの立場になるので、早く引き継がせなければならないのです。彼らは先生の前に付くのですか? あなたたちの後に付くのですか? 考えてみなさい。カインはアベルに従わなければなりません。(はい)。

 では、アベルの中心は誰でしょう? それはレバレンド・ムーンです。カインは誰の後に従えばいいのですか? それはアベル的カインの後です。それは誰ですか。だから、あなたたちは牧師のリーダーを連れてこなければなりません。ミスター・パクは国の指導者を連れてくるのです。これは理論的なことです。

 これからは国の指導者たちを接ぎ木するのです。そうなればその国は生きます。もし接ぎ木しなかったならば滅びます。この手を見てください。右の手はアベルで、左の手がカイン世界です。二つは合わされなければ生きられません。これから、このような意味で先生の号令を歓迎する人は手を挙げてみなさい。(はい!!)。(みんな手を挙げる)皆さんは間違いなく、手を挙げましたね。(はい)。

 今年は少なくとも、一人が一二〇名の牧師をいかに連結するかということです。分かりますか? そうすれば、あなたたちはイエス様が一二〇名を一つにすることができなかったゆえに亡くなったその恨みの世界を越えて、地上天国と天上天国へすいすいと飛んで行くようになるでしょう。アーメン。

 第二次世界大戦後の四十年目である今年だから、この年に四十年路程において決定したことを成さなければ、統一教会と今後の摂理歴史に莫大な支障をきたらすのです。イスラエルが一九四八年に独立して、韓国も一九四八年に独立したので、第一イスラエル圏と第三イスラエル圏が独立しました。それから四十年間に、世界復帰蕩減基盤を整えなければ、神の国のみ旨に影響するという事実をはっきりと知らなくてはなりません。そこで、アメリカの第二イスラエル圏において、キリスト教文化圏と一つとなり、神の国の新しいカナン福地に向かって越えていく時代に入ってきていることを皆さんは知らなければなりません。ですから三兄弟が一つとならなければなりません。第二番目のアメリカが中心となって直線上に立たなければ、世界は滅亡に向かって進む時が、遠からず訪れます。アジアにおいては、韓国がよく知恵を使って処理すれば、アジアは飛躍する時代圏に入っていくのです。それは誰も知らないことです。

 自由世界を指導するこのアメリカの大統領も今後、ソ連と共産圏から落伍した国々をいかに収拾するかということには、何の方策ももち得ないのです。その時、レバレンド・ムーンに相談すれば、知恵を得るでしょう。これからはそのような危険な時代に入っていくので、今これを防ぐ万全の準備をレバレンド・ムーン一人でやっているのです。

 既に皆さんにお話ししたように、一九八八年までに一二〇名以上の牧師たちを結束することができれば、私たちは世界に影響を与えて指導的立場になれるのです。その具体的な内容は、ここにいるリーダーたちにみんな話しました。分かりましたね。二五〇の基盤が五〇〇になり、五〇〇の基盤が一〇〇〇になり、一〇〇〇が二〇〇〇、二〇〇〇が四〇〇〇となる時、その時から攻勢的な戦略をもって、三万から三十万の基盤をつくって世界へ雄飛しなければならないというのが、今後の統一教会の道なのです。そのような契機をつくるために、私がダンベリーに行くことになったのです。それで、三十万本のビデオテープをアメリカ中の牧師に配ろうとしているのです。アメリカの教会の実情を私はよく知っています。いくら新約、旧約の聖書を読んでいても、この急変する世界情勢の前に現代のキリスト教を導く何の能力もないのです。ですから、この統一原理を知らなければなりません。私は出監すれば全国の牧師たちに会いに行きます。(拍手) 今、あなたたちは虐待され苦しいこともあるでしょうが、その時になれば分かります。それで先生は、これまで言論界の人たちに対して一度もインタビューに応じませんでした。その時になって、「レバレンド・ムーンがあなたとは知らなかった」と目を丸くすることでしょう。(拍手)その希望をもって、その日を迎えるために私たちは一二〇名の牧師を中心として、接ぎ木することを二十四時間、夜も昼もこの一路へ総尽力しなければなりません。妻であれ、夫であれ、祖父であれ年齢を越えて、すべてを越えて、環境を越えて生死の事を解決する原理をもって世界的問題を越えるのです。これからは蕩減路程は越えて行けるのです。あなたたちはこれからは苦労しません。一九八八年を過ぎれば、先生は荷物を持って故郷の北韓の地を訪ねて行こうと思います。いかにして北韓の地に行くか? それは易しいことだと思いますか? これまで私は難しいことを成し遂げてきました。夢のようなことを成してきました。そういう経歴をもっているのです。

 皆、立ってください。きょう一日中お話をし、汗を流しましたので、ダンベリーに行く前に倒れるかもしれません。だから先生が気持ちよくなるように、「一二〇名は問題ありません。蕩減世界を越えて、艱難と試練のすべてを越えて自由の天国に向かっていくために一二〇名の牧師は問題ない!」と言う人は手を挙げてください。(イエス! イエス! イエス!)。

 神様の祝福が皆様にありますように……。 (拍手、歓声)


一休さんのような機知(トンチ)ではありません。

奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵

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Last updated  2021.12.08 00:39:01
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