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2023.06.17
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「転換的な万物解放の日」宣布
一九九八年五月二十六日(陰暦五月一日)、イーストガーデン(米国)にて、約二千名の食口たちが参加する中、第三十六回「真の万物の日」を記念する敬礼式の祝祷があり、それを通して「転換的な万物解放の日」が宣布された。


   祈祷

 愛するお父様…、今日は一九九八年五月二十六日、この日は第三十六回「真の万物の日」であり、統一教会における貴重な祝賀の日でございます。全世界の国家メシヤと幹部が集まったこの式典を、お父様の前に奉献したく思うものでございます。

 旧約時代・新約時代・成約時代、、万物の祭物時代・子女の祭物時代・父母の祭物時代を待ち望むすべては、天国の王権と地上の王権を完成するための摂理路程を………、今や「真の万物の日」から全体・全般・全能の権限をもって万物を生畜の祭物として奉献することのできる、祝賀の日をもつようになりました。この日を起点として、家庭的・氏族的・国家的・世界的・天宙的メシヤ……、神様のみ名を中心としてすべての万物は、あなたの所有へと返還される歴史的な大転換の基準を、三十六回日を迎えるこの日から展開し……、今年の標語である「真の神様を絶対に誇り愛することは二億六千万双の祝福完成とサタン世界の血統断切」という最後の終幕を前に、残すところ十九日となった六月十三日まで、私たちが内的、外的に万物と子女と父母を中心として完全に一つとなって、あなたのみ名の前に再び全体を奉献しなければならない地上最大の希望の時がやってまいりますから…、その日に先だって、第三十六回目を迎えるこの「真の万物の日」を、今や全体を返還させることのできる天の所願の時を迎える起源といたします。

 今回の集まりに日本から十二名、台湾から十二名、フィリピンから十二名、カナダから十二名、そしてアメリカから四十名、このように集まってすべてを清算する生畜の祭物として立ちました。祭物は今まで二つに裂きましたが……、完全に真の父母の勝利圏、家庭的メシヤ、氏族的メシヤ、国家的メシヤ、世界的メシヤ、天宙的な真の父母の権限によって、地上・天上天国を築く、天国の王権再臨を宣布し得る時代が訪れることによってそのすべてを整備し……、地上世界の偽りの父母から展開されたすべて、天上世界の偽りのすべてを、真の父母を通してきれいに清算すべき厳粛かつ歴史的な「真の万物の日」の式典を執り行います。「真の万物の日」を制定すると同時に「真の子女の日」・「真の父母の日」・「真の神の日」の基台を築いたごとく、蕩減の歴史を清算できる今日の式典となるようにしてくださいませ。

 今や真の父母は家庭的メシヤ、氏族的メシヤ、国家的メシヤ、世界的メシヤ、天宙的メシヤとして……、王権を具備し得るキリスト教文化圏から統一天下を成そうとしていたすべてが延長して以来、今やこの時を迎え、三億六千万双を祝福すると同時に、人類の解放を宣言できる時を再び迎えました。父母の国と父母を中心とした統一教会の祝福を受けた地上の家庭と、天上の興進君と相対的に連結した直系外の養子圏・庶子圏に立つキリスト教を中心として、霊界と霊人たちを代表する彼らが祝福を受けられなかったので、真の父母の家庭を中心としたアベル的な父母の権限を中心として、カイン的世界のアメリカを立てて長子権を祝福いたしました。これによって、霊界がそれを統一天下の一つの起源とみなしてくださいますように。そしてアメリカ全体のキリスト教、全宗教、人類が統合できる道を経て、天国の王権樹立を宣布することのできる、その日のために私たちは忙しく動いておりますから、その過程において天の前にすべてが滞りなく運ぶようにしてください。

 このような厳粛な式典をこれから奉献しようと思いますから、ことごとく深き心をもってこの「万物の日」を迎えることによって、エデンでアダム家庭が堕落することによって万物と子女と父母が……、王権を中心として天国復帰の世界的な宣布をすることによって、全体・全般・全権・全能の起源を中心として、自由解放圏で主導的な役割を果たすことのできる、主人の位置に立たれましたことを、喜びのうちに受け入れてくださいますようお願い申し上げます。真のご父母様のみ名によって申し上げ、天地の前に、神様の前に、真の父母の前に要求しながら、万民の前に宣布いたします!
 アーメン!
 (敬礼式へと続く)

   祝祷

 愛するお父様……、今日は一九九八年五月二十六日、第三十六回「真の万物の日」でごさいます。復帰摂理の路程における三十六数は、最も重要な数であり、統一家における三六家庭を中心とした十二数と七二家庭、一二〇家庭・四三〇家庭・七七七家庭・一八〇〇家庭・六〇〇〇家庭・六五〇〇家庭を祝福して、帰一数である十番目の三万双の祝福と三万双を蘇生として長成である三十六万双、三百六十万双の祝福完成の峠を越え、四千万双の祝福を宣布することによって三千六百万双という下るべき段階を超越し、三億六千万双という歴史にない大転換を宣布し得る時代を迎えました。

 この事実は「真の神様を絶対に誇り愛することは、三億六千万双の祝福完成とサタン世界の血統断切」という、創造主たるお父様の宿命的な願いを終結するための、宿命的な因縁をもった、父子関係を提示した真の父母の名前をもつ息子として、偽りの父母の因縁を残した数多くの事情と蕩減の恨を解かなければ、神様の前に恥ずべき過去の歴史を清算しようとしても、清算することができないという事実がごさいましたが、真の父母が現れることによって、天の秘密と地の秘密、サタンのすべての秘密を暴露し、長子権と父母権と王権を取り戻して、あなたの摂理歴史を、縦的な過程と横的な過程を連結させ、万民解放を中心として成約時代を迎え、祝福完成という宇宙史的な天宙の恵みを万民の前に付与することのできる、この時をもたらしてくださったことに感謝申し上げます。 父母なる神様 の願い、地の父母なる真の父母の願い、真の父母の道理を果たす、数多くの統一家の子女の名分を備えるためにしたがってきたすべての子女たちが苦労した事実……、彼らを礎にして短い間に、個人時代、家庭時代、氏族時代、民族時代、国家時代、世界時代、天宙時代まで心情的に団結した事実を連結して、私の心と体から統一して、夫婦統一、氏族統一、民族・国家・世界・天宙統一、 天の父母 と真の父母の実体と一体となり、あなたの創造理想、解放的な愛の主権世界を、個人から家庭・氏族・民族・国家の、全体・全般・全能・全権時代として対応しようというすべてを再び回復し、定着できる時代を目前に控えております。

 今回、第三十六回「真の万物の日」を中心として、今やっと神様がアダムとエバの真なる愛の因縁を中心として、真の家庭によって……、万物の喪失、天の子女の喪失、天の夫婦の喪失、天の主権、王権の喪失、この全体の数多くの恨の歴史による蕩減をお一人で担い、無知なる人類の歴史的な背後で徘徊された、お父様の苦労がいかばかりであったかを、統一教会の食口たちは薄々知っております。主体の前に対象的な実体圏を備えるために、恨多き歴史的な神様の心情を代身して、地において真の父母というみ名をもって、個人的な受難の道、家庭的な受難の道、氏族・民族・国家・世界的な受難の道を再び蕩減し……、霊的世界と実体世界、願ってもいない霊界に行っている天上の彼らと地上の全人類を統一するために、真の父母は霊界に興進君を送った後で祝福をいたしました。

 地上世界のキリスト教が責任を果たせずに世界的な祝福の限界線を残したのを、今まで統一教会が先頭に立って……、今やそれを越えることのできる時がやってまいりました。そのように越えることによって、天の懐に帰れない皇族圏を解決するという問題をめぐって、世界史的なキリスト教を再び立て、怨讐のような立場、サタンよりも悪い立場に立っていたものを愛して抱き、今や父母の国とその代身となる統一教会と、霊界を代身する興進君夫婦の祝福家庭を中心として、養子のような立場、庶子のような立場にあるこのキリスト教を、イエス様を中心として既に祝福は二十五年前にいたしましたが、ようやく今年の四月十七日、勝利的な時を迎える三億六千万双の祝福を前にし、世界史的な整備をいたしました。

 そうして「家庭盟誓文」の第五にあるように、毎日、私たちが主体的な天上世界をはっきりと知って、地上世界、対象世界をはっきりと知って、統一のために促すとともに、促進化させるための前進的な誓いを唱えるために、霊界の事実を地上に引っ張ってきて、真の父母のみ名によって霊界全体の状況を知り、地上においてこれを代置できるものを連結させ……、真の父母が清算しなければ、恨の峠を個人から数多くの障壁と数多くの城壁を崩すことができませんから……、天上世界のすべての内容と地上世界の誤ったものは、堕落した父母によるものであり、サタンと因縁を結んだものですから……、今や三億六千万双を出発する前に、それを清算するために、李相軒氏を通して霊界の事実を地上に知らしめました。

 今や私たちは、霊界の諸事実を事実として信じ、地上の真の父母のみ言と一つになって……、霊界と肉界が私の家庭から、私自身から分裂しましたが、統一的な基盤を備えた忠孝の道理、聖人の道理、聖子の道理を果たして、全宇宙の解放圏を形成すべき摂理史的な最終段階に立って、万物から帰るべき時が来たので万物統一圏を宣布し、これをお父様の前に奉献し、子女圏を中心とし、夫婦圏を中心として、真の子女の長子権・真の父母の長子権・真の王圏の長子権を総合して、全宇宙の解放を宣布すべき日が目前に迫っております。この全体を代身した第三十六回「真の万物の日」から、今や一心同体となって、霊界と肉界の全体を統合した立場の個人となり、家庭・氏族・民族・国家・世界・全人類の家庭とならせてくださいませ。

 天に直行すると同時に、霊界が弟の立場で共に天国に入ることのできる、特別の恩恵を与える開幕式のごとき、本日、第三十六回目の「真の万物の日」を迎えました。日本が責任を果たせなかったすべての蕩減条件を連結させるために、台湾をアジアを代表した長女の立場に立て、五色人種の中間にある立場にフィリピンを立て、アメリカのエバの立場にあったカナダを全世界のエバ国家を連結した立場に立てました。カナダはアメリカが長子というとき、エバ圏の立場にあるからでございます。この三か国を娘の立場に立てて、真の父母に完全に侍って完全に一つになる立場で、今や万物世界の清算、旧約時代の完結、子女時代の清算、成約時代の完結、父母時代の清算、この地上・天上天国の王権降臨を宣布し得る時代を迎える、厳粛な宿命的課題を前に、第三十六回「真の万物の日」を奉献いたしますから、お父様……、喜びの心でお受けくださいませ。

 恨多き復帰の道で万物を失い、子女を失い、父母を失ったその歴史的な事実を、今や、天の真の父母である縦的な真の父母と、地上の横的な真の父母と真の直系の子女が、霊界・肉界において一体となり得る内容を中心として……、養子圏のキリスト教、その代表的な国のアメリカを長子の立場に立てて、天の長子を、長子の国を愛せなかったことを、この次子の立場にあるものを復帰することによって、絶対アベル基準である兄が絶対信仰・絶対愛・絶対服従し、その二人が一つになって真の父母の前に絶対信仰・絶対愛・絶対服従の天理の道理を果たし、六月十三日を中心として、万国、地上・天上世界の解放圏を宣布する時が来ましたから、急いでこの場を準備いたしました。

 お父様…、この神聖なる式典、万物復帰の式典を中心として、裂かれる供え物ではなく、全体をお父様の前に奉献できる生きた供え物、勝利的な供え物として、サタンと関係ないこの万物世界を奉献することのできる、復帰の大転換的世界の奉献を代表して、この式典を奉献いたしますから、お父様……、お受けくださいませ。この万物を愛する息子と娘はサタンが干渉することができず、サタンの干渉できない子女を愛する父母はサタンの国が干渉することができず、父母に代わって愛する真の父母は、サタンの天宙が参席できない勝利的な大解放圏に向かって、この日を記念しようと思いますから、お父様……、喜びの中で霊界に行っている統一家の三六家庭のすべてと、因縁のあるキリスト教宗教圏すべての……、地上で罪を犯した全体を、地上で解消できる時代を迎えることによって、霊界解放の開門、地獄から天国まで高速道路の愛の道を連結させたいのが、あなたの願いであるということを知っておりますから……、誰も知らない中でこの場に来てこの日を宣布することのできる、勝利の日をもたせてくださったことに感謝申し上げます。

 アダム家庭一つの祝福を成就することによって、今では万物をあなたの前に寄与することができ、子女もあなたの子女であり、父母もあなたの子女であり……、万物の転換的な復帰の基盤として地上・天上世界まで宣布することによって、自由の解放万物世界から、愛する子女の世界から、子女を愛する父母から、父母を愛する子女から、一体的な解放の歴史が地上万民から、定着することのできるこのみ業を、真の父母、真の神様、真の子女と共に認定しながら、この日を期して宣布いたしますから、お父様……、縦的な真の父母、地上の横的な真の父母、祝福家庭が一心同体となり、失った全体をお父様の前に、万物自体、子女自体、夫婦自体、王権自体をそのまま奉献することのできる、喜びの春に逢うことのできる、転換的な万物の解放の日を宣布いたしますから……、喜びの中でお受けくださいませ。

 全天下にこの日を記念し、天上解放・地上解放の万物の主人となられまして、恵みを受ける子女の所有、夫婦の所有、天国の所有になることを、真の父母のみ名で宣布いたしますから、 天の父母 が共に宣布なさり、天上世界の一つの勝利の日として記念することによって、地上世界・天上世界の解放の基盤とならせてくださいまして……、その上に子女の名分、父母の名分、王の名分を再び回復できる三億六千万双解放、サタン血統の断絶と共に、第四次アダム圏のその時を迎え、全天地の統一、地上・天上天国の解放的な出発の起源とされますことを、真の父母のみ名によって奉献いたしますから、お父様……、受け取ってくださいませ。

 この事実を宣布なさいまして、天の天理を立てる記念の日として立ててくださるよう神様の前に神様を代身して宣布いたしますので、霊界の神様もこの真の父母を代身して受けられ、天上世界から地上世界に宣布してくださいませ。真の父母のみ名によって生畜の生きた供え物として奉献しながら、解放的な天上・地上の圏を築いてくださいませ。真のご父母様のみ名によってこの日を期して宣布いたします。アーメン! アーメン! アーメン!

 (祝賀ケーキに点火)

   敬礼式のみ言

 一八○○家庭と日本家庭、国家的メシヤの代表たちは皆、ここで十二種類のもの、花でも何でもいいのですが、十二種類のものを取って包みに包んで、写真に撮っていきなさい。歴史的なこの大会、万物の転換式を行うことによって、子女たちも引き続いて主管し、父母も引き続いて主管し、神様も引き続いて主管できるのです。

 万物を祭物としたのは、子女圏を復帰するためです。旧約時代は子女を探すためのものであり、(新約時代に)子女を祭物としたのは父母を探すためです。そうして今、成約時代まで来たのです。

 成約時代は何かと言えば、すべてをもらい受ける祝福です。アダム家庭で誤った愛が出発したので、万物を祭物とし、子女を祭物とし、父母を祭物としてきたのです。そればかりか、神様とすべての宇宙が祭物的な立場に立って、サタン圏と天圏が闘ってきたのです。血を見たのです。

 全世界の人類がアダムー家庭ゆえに、そのようにしなければならないのです。すべての女性はエバとして来たのです。これまで祝福を受けた皆さんは、まだサタン圏内にいます。三億六千万双の峠を越えられませんでした。解放的な世界に至れませんでした。それで地上に着陸して、今日このような宣布を行ったのは、すべての所有はまずアダムとエバのものにならなければならないからです。まず、神様のものにならなければなりません。その後に子女のもの、その後にアダムと祝福を受けた家庭………。その後、アダム家庭で王権時代を築いて、氏族の王、民族の王、国家の王、世界の王権時代に発展し得るすべてを総合した蕩減的なこのみ業を成すために、旧約時代、新約時代を経て成約時代を迎えたのです。

 成約時代とは何でしょうか? 真の父母はこれまで苦労してこられました。息子が苦労するのは、真の父母がこの地上に来られるようにするためのものなのですが、キリスト教が血を流して子女の立場で真の父母が来られるようにするみ業を成就できなかったのです。キリスト教が真の父母に反対したので、それが延長して真の父母が家庭を失ったのです。

 ですから、個人の救いではありません。家庭を救って、天の国をこの地上に君臨させるのが目的です。しかし、それがなされていないのです。そこで、三億六千万双を完結して、サタン世界の血統を断絶すれば、世界は完全に真の父母の世界に帰っていくのです。

 ですから、真の父母はどんな王になるべきでしょうか? 万物の王になるべきでしたが、万物の王になれませんでした。万物の主人になれず、子女の王になれませんでした。そして、その次には夫婦です。皆さんはまだ真の愛を完成していません。皆さんの家族を見ると、物も天のものになっていませんし、息子や娘も自分勝手ですし、皆さん夫婦もいい加減です。この三億六千万双が成就することによって、全世界が真の父母を中心として、父母として迎えることのできる父母の王が出発するのです。父母の王権が出発するというのは、アダム家庭を完成して家庭の王が出発する、というのと同じ意味です。

 ですから、アメリカが一つの体のようになって、真の父母の前でこれが長子、父母の国……。本来は、韓国とイギリスが父母の国になるべきでした。そして、アメリカが長子となり、フランスがアベルとなるべきでしたが、彼らがむしろ反対をしたのです。キリスト教文化が反対し、旧教と新教が反対し、人類が反対したので、完全にサタン側に落ちました。これを再び、家庭を中心として十字架の路程を歩んだのです。ですから先生が、心情の十字架を背負ってきたということを知らなければなりません。心情の十字架です。

 家庭が問題です。聖進君の母親から何もかも……。聖進君の母親が絶対信仰・絶対愛・絶対服従したならば、統一教会に今日のような悲惨な事はなく、先生には一生苦労がないのです。そうなれば、韓国も南北に分かれることはありませんでした。先生の家庭と一族がすべて分かれることで、韓国が二つに分かれ、すべてを統一できるキリスト教が、旧教と新教が統合できず、そのままサタンの祭物となって、天の家庭の破壊の旗手として登場したのです。キリスト教が共産党と結託して統一教会を売り飛ばす、そのような受難過程を経て、今や、この家庭全体が世界的に歓迎される時が来たのです。

 また、青少年問題と家庭破綻の問題は、アダムが結婚を誤ってこのようになったのですが、これが世界的な事件になっているのです。神様も堕落したアダムに手をつけられず、サタンも手をつけられないのです。ですから、神様もお手上げで、サタンもお手上げでした。ですから、どこにも行くあてがありません。自分たちとしては、この道だけは行ったことがないのです。

 世界を所有するためには、神様の理想世界、一つの世界を所有するためには、原理原則に立脚した内容を備えなければなりません。これからはそれを備えて、世界に行ける一つの個人的な完成、家庭的な完成、氏族的な完成、民族的な完成、国家的な完成をしなければなりません。これを連結するために、祝福家庭は「家庭的メシヤ」というのです。

 その次に氏族的メシヤです。イエス様は氏族をすべて束ねることができませんでした。家庭を束ねて、氏族を束ねることができなかったのです。それで、氏族的メシヤを宣布したのです。ところが、氏族的メシヤが責任を果たせませんでした。世界的なメシヤ基盤を築いていくにあたって、韓国では氏族的メシヤ……。南北を統一するには、共産党以上、金日成以上に、一生懸命に神のみ旨に従っていかなければならないのに……、天の主人たる真の父母が、この世界をすべて救うために歩んでいかれるのに、家庭において皆泥棒をしたのです。完全に破綻させたのです。それによって国と共に滅亡段階に入ったのです。これが韓国の通貨危機です。このような時代になったのです。

 ですから、政治はもとより、経済もすべて破綻するのです。宗教、キリスト教もみな終わりました。すべておしまいです。文化をはじめ何も自慢するものがありません。唯一、真の父母を中心として自慢できるだけです。その内容は何かというと、真の父母が経てこられた歴史です。真の父母がどれほど天の国の文化を愛し、どれほど教育し、どれほど宗教を愛し、どれほど国を愛し、どれほど世界を愛してきたかというのです。神様は創造理想の全分野にわたって迫害され、その段階からこのような世界的な条件をすべて立ててこられたのです。

 六月十三日の一次祝福式が終われば、百八十五か国の国家メシヤを中心として、その国から三人を選び、まず海上から先生の生活の伝統を受け継がなければならないのです。

 一六○が何かというと、私たちの一六○家庭です。韓国動乱に参戦した国連軍も十六数です。十六数なのです。それを代表できる魚を取って、天の前に、神様の代わりに、真の父母の代わりに、神様の息子の代わりに魚全体を生きた供え物として捧げる、そのような式を行わなければならないのです。それで、十月十日にパンタナールに行って式を行い、それから、ウルグアイに行って訓読会の伝統を立てるように指示したのです。

 今後、残されたことは何でしょうか? 先生は霊界に行くのです。今後、真の父母はいなくなるのです。真の父母の息子や娘たちも皆逝くのです。逝けば、この地に残る生は、真の父母から残されるのです。真の父母の子女から残すのです。真の父母の血統による一族が残すべきものは何でしょうか? 主体の前にサタン世界は対象なのです。皆さんの子孫が、み言を絶対信仰しなければなりません。

 原理のみ言というのは、神様が絶対に信じてこられたのです。そのようにしなければならないのです。この峠を越えることによって、絶対愛の相対を求めるのです。無限に投入して、投入して、忘れてしまい、為に生きて、為に生きて、忘れてしまえる愛を抱いた者だけが、天の直接の愛と生命と血統を受け継ぐ、直系の子女としての資格をもつのです。

 それが個人から世界に平準化、代表的家庭が接した世界になるとき…、神様と真の父母の前に相対的な家庭となるとき…、それは家庭的メシヤの完成、氏族的メシヤの完成、国家的メシヤの完成、世界的メシヤの完成をしたという資格を……真の父母を認定すると同時に、真の父母の子女の名分をもった祝福家庭が、その前に立つとき…、家庭的メシヤ、氏族的メシヤ、国家的メシヤ、世界的メシヤの上に立って、神様が「すべて完成した。みな成就した」と言えるのです。そのように神様を中心として、真の父母の実体の前に対象的な家庭をもった民族、国家、世界の代表者になってこそ、相続がなされるのです。

 今、家庭では相続できないのです。皆さん、個人が祝福を受けることでは、相続は成されません。サタン圏をすべて超えて、第四次アダム圏、第四次アダム圏の代表になれる人類の代表、人類の個人的代表家庭・氏族・民族・国家のすべての結実が、真の父母なのですが、神様自体の実のような種が移されることで、そこから皆さんが自分の子女を祝福する時代へと展開していくのです。その時から地上・天上天国が連結されていくのです。そのような時代に移行していくのです。

 なぜ、このようなものを写真に撮っていけと言うのでしょうか? 皆さんが百八十五か国に行って……、今日ここに十二種類を広げて、それを写真に撮って、石の箱に入れて、写真の品物が何だったか、はっきりと見えるようにするのです。十二種類を写真に撮って、どの時代においても、その国の代表的な祭物の足場となるような記念物として残しておけというのです。

 万物を愛する、そのような家庭になったときには……。万物は自分の所有ではありません。地上において堕落した人間たちには、自分の所有というものがありません。サタンが盗んでいったのです。自分の体は自分のものではありません。サタンのものだったのです。夫婦は自分のものではありません。サタンのものなのです。これを断切するのです。

 アダムとエバが堕落する前は、その所有は神様の所有であると同時にアダムとエバの所有でしたが、これをすべて失ってしまいました。ですから、世界祝福を受ける前に、万物の統合解放圏を成すために……。今日が三十六回です。十二数の三倍。アダム家庭からノア家庭、ヤコブ家庭まで三十六数です。それは蘇生十二数、長成十二数、完成十二数の三十六数を代身したものです。これをすべて統合した数です。それで今年はとても意味ある年なのです。そのような式典が今、先生が祈祷することによって終わりました。

 この万物を十二種類ずつ取って……。何でもいいのです、何でも! 一つも欠けないようにしなさい。全体のうち一つも欠けてはなりません。そのようにすることで、全世界百八十五か国が今日の解放的祭物をまつり、統一的な所有時代を迎えて……。

 これまでは自分の所有時代でしたが、これからはみな教会の所有に移転しなければなりません。所有権を転換しろというのです。自分たち個人が、そのまま所有してはいけません。真の父母の所有権でもありません。教会の所有、国の所有、世界の所有、その次には天宙の所有として、真の父母がこれを神様の前に捧げてこそ、神様の所有となるのです。そこから新たに祝福を受けた血統を通して相続できる立場に立ってこそ、天の国の所有権を引き継いで、自由に振る舞うことができるのです。天の国に直通するのです。妨げるものはありません。祝福を受ければ地上世界・天上世界のどこにでも通じるのです。

 このような時代が来て人間が解放圏に立つので、地獄の門も開けておくのです。地上解放が実現したのです。三億六千万双には泥棒はいないでしょうか、マフィアはいないでしょうか、テロ集団はいないでしょうか、ありとあらゆる者が皆いるのです。彼らを祝福してあげるのです。これをなしたゆえに、天上世界の門を条件的にでも開け放ったのです。

 だからといって、誰もが皆、天上世界に入っていくわけではありません。そのためには、自分が個人完成して、氏族完成のために投人しなければなりません。個人は家庭のために犠牲となり、家庭は氏族のために犠牲となり、絶対信仰・絶対愛・絶対服従をしながら上がっていくのです。僕の僕の立場から僕の立場、それから僕の立場で忠誠を尽くして一つになり……、そのように生きた人たちに、祝福を受けられる秩序が生まれるのです。

 僕の僕から、僕から、そして養子から庶子の立場に上がっていくのです。庶子は養子の代表者にならなければなりません。それから、庶子の立場から直系の子女の立場に上がっていくのです。直系の子女たちも、自ら生きた供え物にならなければなりません。このようにして、やがて父や母となって、自分たちの息子と娘も生きた供え物として捧げていかなければならないのです。これは裂くことはできません。絶対に一つになるのです。真のお父様の教えに絶対信仰・絶対愛・絶対服従しなければなりません。異存はありません。異存はないのです。これまでは勝手にやってきました。これからは完全に一つにならなければなりません。

 このようにして、この一つになったものを……。神様が出発当時に絶対信仰したように、真の父母はこのみ言と共に絶対信仰しました。再創造のみ言なのです。復帰のみ言なのです。絶対信仰です。疑いがありません。それが嘘でも絶対信仰するのです。嘘でもサタンの言葉を神様の言葉として信じれば、長成期完成級に行ってそれを神様の言葉として信じれば、サタンが所有権を引き渡さなければなりません。

 ですから、今はどんな時かといえば、サタンの役事、反対の役事が起きても、恐れるなというのです。真の父母を愛する心を抱けば……絶対信仰が先立ち、愛の心が先立ち、真の父母を誰よりも思う人は、嘘をついても許されます。そのような解放的な標語を知らなければなりません。

 神様は創造当時に絶対信仰を抱かれたのです。絶対的に愛したのです。絶対的に自分を投人して愛の対象をつくりました。それで、父母という形状をもたせたのです。愛の対象、実体が必要なのでつくったのです。天上世界・地上世界において実体がなければ、実体の子女を指示できないので、形状として体をもたなければなりません。これが完成した真の父母の形態です。その次に何ですか? 愛の対象です。神様が地を中心として愛することのできる愛の対象が必要だったのです。その次には何ですか? 繁殖しなければなりません。これが三大要素です。

 創造目的の一番目は形状が必要であり、二番目は愛の対象、三番目は繁殖です。垂直で縦的な世界である霊界には繁殖がありません。縦的な世界には面積がありません。ですから、横的な人間の実体世界を中心として、この空間世界の無数の面積の中に、無数の万民を繁殖して、天国をつくるのです。その国を数多くつくっても、それはすべて天国の花と同じです。香りが同じだというのです。それがみな天の栄光となり、天の誇りとなり、愛を中心として永遠に和合する家庭的な理想天国、天上の無限なる世界、理想天国、神様の自由解放圏として、億千万世に、共に生きるのです! アーメンです。(二九三-一一〇、九八年五月二十六日)



一休さんのような機知(トンチ)ではありません。

奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵

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