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2023.11.26
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世界平和超宗教超国家連合(IIFWP)共同創設者 韓鶴子女史の講演文
「アセンブリ2000」の開会総会
2000年8月18日
ニューヨークの国連本部第二会議場


 高名なる貴賓、各国からお越しになられた指導者、そして、紳士淑女の皆様。

 きょう、このように世界平和理想のための精誠が込められ、威厳あるこの殿堂において、二度目の演説の機会を持つようになったことを光栄に存じます。

 一九九二年四月十日、韓国・ソウルのオリンピックスタジアムにおいて、私と私の夫は、国際連合の非政府機構として世界平和女性連合を創設したことがあります。当時、世界七十二か国から十五万人の女性が殺到して、本連合の創立の熱気をより高めることとなりました。

 世界平和女性連合は、創立以来、世界百八十五か国において活発な活動を展開しており、平和文化と文明間の対話を指向する国連の方針に積極的に協力してきました。

 女性連合は、すべての女性が皆、一緒に神様の娘としての本質的な価値を持っていることを覚醒させることができるように、多様なプログラムを支援してきました。そして、後進国家の女性たちに奨学の恵沢とともに、教育の機会を提供してきており、国際的な姉妹結縁の行事を通じて、人種と宗教間の和解を追求してきました。

 AIDSの予防活動を通じては、婚前純潔と夫婦間の貞操の重要性を強調してきました。

 世界平和女性連合と世界平和家庭連合の創始者として私は、国連の加盟国家の大部分を巡回し、その国の国民と直接に対話と交流を分かち合うことができる機会をもってきました。また、国際救援親善財団の総裁として、数十年間救護奉仕活動を世界的に展開してきています。

 世界各地を見て回った私の経験として、道徳性の喪失、戦争、飢餓、貧困、劣悪な教育環境、疾病等、世界を苦しめている諸問題が、ますますより深刻化していることを感じています。世界が抱いているさまざまな問題の中で最も深刻なものは、神様のことが分からない霊的無知と家庭の崩壊であると言えます。

 神様は、存在します。そのおかたは、世界を創造された後に、これに背を向けて遠くに行ってしまわれたおかたではありません。普通の親と同じように、神様は、ご自身の子女たちが苦痛を受けるときに嘆息されるおかたなのです。

 神様が受けておられる最も深い苦痛というものは、正に人類が神様の心情を感じることができる能力を喪失したということにあります。

 このような理由によって、私たちは、神様が親であられ、すべての人類は神様の子女であり、互いに兄弟姉妹であるということを感じることができないのです。

 神様と普遍的な真の父母の理想なくしては、真の兄弟姉妹の理想は成されえません。私は、真の愛による夫婦の揺るぎない軸を中心とした、真の家庭を打ち立てる運動に専念しています。そのような家庭の中においてのみ、真の父母像、真の夫婦像、真の子女像が定立されるのです。

 平和世界も、繁栄する国家も、真の家庭を基盤とすることによってのみ可能です。

 私の夫である文鮮明牧師は、このような善の目標を成し遂げることができるように、私を理念的に指導し、全幅的に支援してくれており、常に感謝しております。

 文鮮明牧師は、一生を神のみ旨と平和世界実現のために献身してまいりました。幼少のころより、神様と特別な関係を結んできつつ、人生の目的、悪の根源等、人生の根本問題に対する答えを得るために、神様と深い祈祷の交感を続けました。

 私の夫を知っている人はだれでも、夫がこの上なく真摯で深刻な人物であるということを感じるようになります。

 夫は、自身のすべてのものを投入する人生を通じて神様に仕えてきたのであり、捜し出した真理のみ言は、世界百八十五か国にいる数多くの人々と若者たちの人生を転換させてまいりました。

 夫の一生は、決して平穏ではありませんでした。夫は、あらゆる無理解と試練に耐えなければなりませんでした。背信と拷問、収監生活、数回にわたるテロによる威嚇を甘受しなければならなかったのです。

 しかし、そのいかなる障害も、六十余年前、韓半島の山上で神様とイエス様にささげた約束を成し遂げるための、夫の決心を防ぐ術はなかったのです。

 私の夫の献身的な人生は、個人的な安楽と衣食住を超越するものであったということを、私は妻として、だれよりも近くで見守ってきました。自らの家庭をおいて、民族、国家の因縁を犠牲にしてでも、神様の心情を慰労してさしあげて、神様が願われる平和理想世界を地上に実現するための一筋の道を生きてきた人こそ、正に私の夫であるということを証しいたします。

 私は、今回の大会に参加してくださった皆様に深く感謝を申し上げる次第です。国連は、神様の心情奥深くに宿る理想を実現すべき代表機構であると考えます。私は、このような摂理史的な組織が、神様から賦与された責任を全うして、平和時代を率いる団体として祝福を受けることができるように祈祷いたします。

 神様の祝福が、皆様すべてと今回の大会とともにありますよう祈願いたします。
 ありがとうございました。




一休さんのような機知(トンチ)ではありません。
奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵
世界平和を願う奇知の外の凡人が徒然なるがままに書く日記です。
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Last updated  2023.11.26 23:49:34
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