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アメリカも、明日からは「暦の上では春」になる。いわゆる「First Day of Spring」・・・とは言うものの、ここ東海岸あたりでは、今年の春はまだちょっと咲きのようだ。あれあれ、来週の天気予報では、「雪」だなんていってるぜ、まったく。やっぱり、年が明けてからは毎日が早い。中国正月も騒いで過ごしたし、パンケーキ・デーもつつがなく終わった。今年のアッシュ・ウェンズデーは、去年よりも多くの人が額に十字架つけてた感じだけど・・・・これもすっかり「季節的流行もの」ってことなのかもしれないなぁ、と妙に納得しちゃったもんだ。それでも、やっぱりHeathの死は、未だに週刊誌・雑誌に載ってるくらい。テレビでも、彼の出ている映画を観るたびに、信じられない私。いやぁ、世の中わからないもんだ。もう彼が、この世にいないなんて・・・とにかく来週末は、「イースター」。巷のウサギや卵を見ていると、「何か新しいことでも始めようかなぁ~」なんて、また悪い虫が騒ぎ始めた私なのである。フフフ・・・
March 19, 2008
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今時のアメリカは、まさに携帯電話がないと生きていけない人ばかり。こんな、携帯電話後発国のくせに、やたらめったら「高い電話」が流行のようだ。ここが、キックバック方式で、ただ同然の電話が出回る日本市場と大きく違うところ。同じ「携帯電話後進国」なのに。それに、「なんでも、お金」のこの国。電話料金も、安くはない。我が家の場合、私とセットで毎月約$150前後。だから、毎月毎月「いつものように」支払いをしていた・・・ところが今朝のこと。今月の請求書をオンラインで見て、びっくり。その金額、$300!なんと、いつもの2倍じゃないか。なんだこれはぁ???びっくりして、すぐに電話会社に電話をした。「どうしてこんなに高いんですか?」と鼻息の荒い私。するとカスタマーサービスのお姉さん、すんなりとこう答えた。「先月は、ご主人の電話回線にかかった費用がありますからね」う~ん、確かに奴は先月、また!新しい電話を買ったばかりだ。すると、私と話ながら請求詳細を見ていたらしい彼女。あっさりとこう言うではないか。「今、あなたの電話料金を訂正しましたので、合計$192になります。」・・・え゛っ?なんだって?確か、料金は$300以上だったはず。とにかく、安くなったのはいいことだ。なんだかわからないから、とにかく家に戻って、ダンナを取っちめる。なんたって、安くなったといっても、まだいつもの月のよりも高いのだ。あんた、一体何をしたのよ?とにかく、面倒くさがるダンナの尻をたたいて(?)、電話会社に電話させる。どういうことなのか、理由をよく説明してもらおうじゃないの?ダンナが電話している傍ら、片付けものをしていた私。すると、ダンナがやってきた。「電話料金なんだけど、調整してもらって、結局$130になったよ」・・・・え゛っ?なんだって?まったく、本日2度目の驚きである。何なんだ、これ?それにしても、驚きの発見から、更なる驚きの料金調整まで、ほんの数時間。もし私が、料金の違いに怒り狂って電話しなければ、電話代はいつもの2倍のままだったかもしれない。それよりも、もっと恐ろしいのは、ちょっと電話しただけで、あっという間に「通常よりも安い料金になってしまった」こと。一体、どうなってるんだ?まぁ、とにかく、電話会社の気が変わらないうちに、さっさと支払うことにした。でもねぇ、よく思うことだけど、世の中「言ったモン勝ち」なんだよなぁ。なんたって、日本のような「欲しがりません、勝つまでは」なんて、世界じゃ珍しいもの。やっぱり、「主張しましょう、手に入れるまで」なんだよね、世の中は。というわけで、来月も抗議することにしよっと。(笑)
January 7, 2008
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ようやく、今年初めての日曜日。といっても、気温は驚くほど上がっていて、とても1月って感じはしない。確か、去年も今頃メチャメチャ暖かい日があったよなぁ・・・まぁこんな日は、バーゲン荒らしにでも繰り出すのが「常」ってもんだ。というわけで(?)、お昼ごろから出かけた私。とりあえず、すぐ近くのショッピング・モールへ・・・と思ったら、これが大変な騒ぎ。なんたって、駐車場がまったくない。まぁ、CoachやJ.Crew、Macのショップなどなど、人気ブランドが勢ぞろいだからなぁ・・・・とにかく、一番手近なところへ車を停めて、ショップへ入る。ブラブラしていたら、Banana Republicのショップに出くわした。そこで、ふらりと入ってみる。近頃は、やたらと割引券が送られてきて、結構買い物した後なのだ。さて、あの商品たちは、今、いくらになってるかなぁ。これ、私の悪いくせ。せっかくバーゲンで買ったものだから、その後それ以上安くなっていると「損をした気分」になる。反対に、値段があがったりしていると「あ~、私って買い物上手」と思ってうれしくなってしまう。まぁ、これこそ「人間の単純心理」ってところなんだろうだけど。中に入ると・・・・どこもかしこも「Sale」札ばかり。そこには、もちろんこの前「3割引」で買ったセーターたちもある。定価$68だったから、買った値段は$47.60。あ~、さすがに残り少なくなってるかなぁ・・・と近寄って、ふと値段を確かめる。すると・・・ゲゲッ。値札は$27だった。それって、半額以下じゃん。(涙)しかも、ダンナに買ったラム・ウールのセーターもあって・・・・値段を見ると、$68。なんだって!?私は、$128で買ったのに!これは、もしかしたら、感謝祭のバーゲンを逃したことが敗因なのだろうか。なんたって、毎年このバーゲンで、その後のバーゲン・パターンを予測してたもんなぁ・・・・うかつだったぜ。というわけで、なんだかむかつくから、セーター5枚も買ってしまった。といっても、$20のものと併せて、せいぜい$100ちょっと。定価で買うのが、馬鹿らしくなってしまう。自分で着てもよし。Ebayで売るもよし。友達に売る(あげない!)もよし。まぁ、ダンナのうんざりした顔が目に浮かぶようだけど・・・これも「女性の楽しみ」と、笑って許してもらおうか。(笑)
January 6, 2008
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待ちに待った週末。なんたって、愛車のオイル・チェンジに行きたかった私。サービスがオープンするのは、朝7時。すぐに行かないと、「待ち、エンドレス(終わりなし)」になりかねない。以前、ほぼ一日待たされた教訓は、絶対忘れないぞ~行ってみると、結構な人数。みんな、ほとんど同時に愛車を持ち込んでいる。いやぁ~、人間って考えることは同じよね。特に短気な私は、待つことが嫌い。待つって行為は、本当に時間の無駄だと思う。ちなみにここ、我が家からは車で5分程度のところにある。とはいっても、土曜日の朝7時からディーラーへ乗り入れるなんて、「やる気」がなきゃできないこと。私だって、張り切って起きたもの。これは、時間管理のよくできる東洋人の特権・・・・客全体を10とすれば、コケージャン(いわゆる白人種)7:アジア人3。ちなみに、このあたりのアジア人居住率は、1%以下である。「約40分かかります」と、いつもの童顔デビッドの笑顔に頷いて、私は待合室へ。そして、無料のコーヒーを片手に、適当に座って本を開いた私。さて、昨日はどこまで読んだかなぁ・・・ダンナの邪魔を気にすることなく、読み進める私。すると、そこへいきなり「日本人の方ですか?」という声が聞こえた。もちろん、日本語だ。え゛っ?私のこと?顔を上げると、目の前に丸顔の男性が立っていた。年のころなら、30代後半ってところの東洋人。いやぁ、アメリカに来てからというもの、こんなに「日本人」と思いっきり言われたこと、なかったかもしれない・・・・あまりの感動に、手に持っていたコーヒーを落としそうになった。いやいや・・・「それ、日本の本ですよねぇ」と彼が指差した私の本。そうだ、日本に行ったときに買ってきた本だから、三○堂のカバーがついていたのだ。まったく、アメリカで本を買っても、カバーつけてくれないもんなぁ。シオリもつけてくれないし。プンプン・・・とにかく、私の前の椅子に座ってもらって、自己紹介。数年前にアメリカに来た、というその日本人男性。韓国人の奥様が、アメリカ国籍なのだそうだ。それにしても、いるんだねぇ、日本人の人。しかも彼、東洋系スーパーで日本語が聞こえると、その人たちに話しかけて、友達つくってるらしい。ほほ~、そういう手もあるよなぁ。まぁ、私たちもスーパーで、また会うかもしれないし。それにしても、人の出会いって、いろんなところであるんだよなぁ・・・・これも、新年早々「いいこと」なのかもしれないね。そう思うことにしよう。信じる者は、救われる。(笑)
January 5, 2008
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今日届いた、遅ればせながらの年賀状メール。まぁ、年始になって、気が向いたのかな・・・・そんな彼女と会ったのは、もうかなり昔のロンドン。私も彼女も学生だった。私より年上の「日本人の後輩」である。教育者一家の一人娘で、「うちの財産は、将来全部私のものだから」といつも言っていた彼女。以前、語学留学に来たイギリスの田舎が恋しくて、でも今度はロンドンに来たという彼女。イギリスといっても、いろいろあるんだけどねぇ・・・・とにかく「イギリス一筋」。でもあれから、ずっと日本に住んでいる。ロンドンの汚さと人種の多さ、白人の少なさなんかを、いつも愚痴っていた彼女。でも、どういうわけか日本ものが大好きで、日本人だけのアパートに住み、日本人とばかりツルム。そして、大学に「誰か日本人を紹介して!」と頼み込んで・・・・紹介されたのが、私。いやぁ~、光栄です・・・まぁ、イギリスが好き・・・というのは、個人の問題。でも、海外で日本人が働くのは、みんな考えているほど甘くはない・・・と私は思う。まして、彼女がどういう人がよくわかっている(つもり)私だから、「・・・・そう?」と、つい首をひねってしまう。海外暮らしは、そんなにいいだろうか?海外で働く、といってもいろいろある。家族がそこにいる場合は、まぁ仕方がないとも言える。でも、たった一人で生き延びるのは、大変。それは、自分がやってきたからよくわかる。年齢的な問題や、女性だということで、更に問題が増えることもある。でも、それを覆すのは、「気持ちと運」。ただ残念ながら、私には「彼女の闘志」は全く感じられない。きっと、日本からそれなりに策を講じてはいるんだろうけど・・・・ちょっと彼女はどうだろうなぁ。単純に「日本は嫌」って言うだけにしか聞こえない。これって、意地悪な見方だろうか。「また、イギリスで会いましょう・・・」というのが、いつもの彼女のメール。今度の年賀状もそうだった。そういえば、数年前に彼女が旅行でカナダに来たときも、「(カナダに)会いに来てね」。それに、自分の宿泊先に「電話してね」と。まぁ、アメリカからカナダは、比較的近いけどねぇ・・・私がいつも思うこと・・・日本が好きで、日本人とだけ付き合いたいのなら、日本に居るのが一番。堅苦しい社会であることは、私も十分認めるけれど、こういう人は、いざ海外に出ると、結局なんだかんだと「嫌なところ」しか見ないものだ。日本人社会は「硬いけれど、人に優しい」じゃない?まぁ、彼女の「幸運」を祈ります。
January 4, 2008
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ようやく、正月も3日目・・・とはいえ、欧米社会(もとより、アジア諸国だって)ではすでに「平常」生活。交通渋滞も相変わらずで、Xmas前後の静けさがなつかしい・・・・そういえば、1月は「往く(いく)」、2月は「逃げる」、そして3月は「去る」と言う。1月のことを、「行く」という人がいるのは、よくわからないけれど、まぁ意味的には似てるからいいんだろう。要するに「時間が早く過ぎる」ってことなのだ。ところで、今日のニュース・・・婦女暴行罪(私は、この言い方が嫌いだけど)で収監されていた男性が、DNAによって無実が証明され、釈放された。投獄期間、なんと26年。とにかく、長い。20歳のときから、「獄中の人」だったわけだ。20代30代の楽しい時期を、そういう特殊な状況で過ごした彼。シャバの空気を吸って、想いもヒトシオのことだろう。アメリカと日本の犯罪を単純に比較してみると、もちろん事件発生率事態も違うけれど、その凶悪度も大きく違う。だいたい、国土の大きさや人口が違うんだから、そりゃ当たり前だ。だから・・・というわけではないのだろうけれど、冤罪だって格段に多いはずだ。日本では、刑事訴訟法改定前後(いわゆる戦後)まで、多くの冤罪が作り出されたと言われる。とは言うものの、人間の本質自体が簡単に変わるわけではない・・・・冤罪は、今でも起こりうる問題。まぁ、さすがに26年投獄後に無実ってことはないかもしれないけれど、絶対に「ない」とは言い切れないところが恐ろしい。人間のやることだもの、もちろん間違いは起こりうる。ただ、犯罪そのものに対して、日本人の考え方は、「加害者より」だと言われることは確か。まぁ、死んだものよりも、生きているものが大事。少年犯罪の非公開問題や、過失死に対する考え方など、そんな例はどこにでも転がっている。さて、現在の日本は、大丈夫だろうか・・・犯罪が起きた5件並びに住んでいたから、アリバイがなかったから。被害者に「あの男性です」と指さされたばっかりに、四半世紀も投獄された男性。今、どんな気持ちだろう。アメリカの刑務所だから、きっと大変なことがあっただろうしなぁ・・・・そして、逆に加害者は、どんな気持ちでいるだろう・・・・1月は往く、2月は逃げる、3月は去る。とにかく、現在47歳の彼に、新しい「春」が早く来ることを祈って止まない。
January 3, 2008
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天気予報では、今日明日は結構冷え込むらしい・・・・とは言うものの、東海岸の冬としては「まだまだ」の今年。冷え込むって言っても、たかが知れている。せいぜい、摂氏一桁か0度程度。まぁ今朝も、ホームレスらしいおじさんが、家財道具のっけた自転車かっとばしてたけど、さすがに彼は寒いだろうなぁ・・・・アメリカの家は、セントラル・ヒーティングが基本。まぁ、そうでないところもあるけれど、今時の一般的な家庭は、セントラル・ヒーティングだ。だから、冬でも屋内は暖かい・・・これだと、コタツの楽しみはないけどね。寝るときの、「お布団の中が寒い!」って心配はないわけだ。そういえば、人間は「夢を見る動物」という。確か、2001年の映画「Artificial Intelligence: AI (日本題は・・・知らない)」で、ロボットの少年が最後に夢を見たっていうのが、オチだったよなぁ。ちなみに、天才の誉れ高かった彼、いつの間にか大人になっていて、酒や麻薬で警察沙汰になっている。やっぱり、有名人はいろいろと大変だなぁ。まぁとにかく、こんな私は、基本的には夢を見ない。ダンナに言わせると、「ロボットのように心が冷たいってことなんだよ=機械は夢を見ない」ってところだろう。でも、今朝は見たぞ~。間違いなく、夢を見た!うらやましいのは、夢で占いなんかができる人だ。夢に蛇が出てくると何だとか、何かをしているとどうなる、などなど。こういうの、と~っても興味深い。寝ている間にも、別の人生があったりするもの、楽しいよねぇ。もし私が「夢多き人間」だと、これは毎日大変だなぁ・・・・まぁ、初夢で一年を占うとも言うけれど・・・・でも、実は詳細をまったく覚えていない。なんたって、「My name is "big-width"!(私の名前は「幅広」)」と言って、右足をバーン!とテーブルの上に乗っけた・・・ところで、目が覚めた。それだけ。それにしても、まったくなんてぇ夢だ。何がどうなって、こんな夢を見たんだか。だいたい、幅広足の夢なんか、正月早々見るなんて。それとも、私の深層心理として、そこまで「幅広足を悩んでいる」のだろうか。でも、そんなの「何も今更」だしなぁ。不思議だなぁ、夢って本当に不思議だなぁ。今日は、1月2日。私は「初夢は1月2日の夜」と覚えているんだけど、聞くところによると、元旦の夜っていう人もあるらしい。まぁ、初夢っていうんだから、元旦の夜が正しいようにも思うけどねぇ。あれは、初夢だったの?これで、今年の運勢決まっちゃうの?もぉ~あんな初夢なんて、いやだぁ~「初夢や~、『幅広足』に一年の計」・・・・?
January 2, 2008
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わ~い、気がついたら、年が明けていた・・・・それにしても、今年の暦は、大晦日の月曜日が出勤、火曜日は元旦でお休み。でも、水曜日から通常通り・・・なんて面白くないんだ!まったく、Xmasが終わったとたんに、もう気持ちはすっかり新年だからなぁ・・・・世の中には、いろんな宗教の人がいるっていうのに。考えてみれば、忙しかった年末年始。大晦日には2件のパーティーのはしご、そして元旦の今日も、パーティーが2件。たった2日なのに、4箇所で「食べ放題」でタラフク食べてしまった。あ、言うまでもなく、ご招待だから食べに行ったっていうだけね。自腹なんて、切るものか。しかも、昨日の大晦日は、退社後から2件。これは、結構大変だった・・・・食べものに期待できるほうを先にして、ビッグアップルの飾りつけを横目に2件目へ移動。デザートをほお張りながら、花火中継を見るって具合だ。そして、昨日出かける前に作っておいたケーキを持って、今日のお昼へ。お約束の仕出しの「お寿司」なんかを胃袋に突っ込んで、その後は夕食のご招待。従って、この日記を書きながら、実は胃が弾けそうに「いっぱい」なのだ・・・・我が家は2人とも、どちらかと言えば細身。だけど、この2日間でどれくらい体重増えたかなぁ・・・・でも、我ながらよくやった。自分を褒めてあげたい。まぁ、パンケーキデーには、まだ間があるけれど、やっぱり体重計はしばらくしまっておこう・・・(笑)
January 1, 2008
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いや~、日本はもうとっくに新年らしい。(←知ってるくせに)でも、こっちはまだまだ。あと半日もあるなんて・・・・まったく、この時差ってやつは、お得なんだか損なんだか。別に、全然興味はないはずの「紅白」。つい見てみると、なんと今年は米米クラブが出たんだって?しかも、マッキーや(槇原敬之)ドリカムも!いや~、だったら観たいなぁ・・・・こういうとき、海外でも紅白が見られるっていうのは、便利なことだと実感する。でも、我が家には、残念ながら日本の放送は入れてないから、どうせ観ることはできないのだけれど。私は、基本的には「アンチ・紅白」である。ただ、昔から海外在住日本人にとって、「紅白」は特別な意味があった。つまり、「やっぱりお正月は『紅白』を見てから」である。昔は、ぜ~んぜんだったけど、近頃はなんとなくその気持ちがわかる私。これって、私も年をとったってことだろうか。だいたい、日本人は「お約束ごと」が大好き。大岡越前や水戸黄門、遠山の金さんにしたって、最後には必ず「正義は勝つ!」。毎回毎回、ワンパターンの状態を、それでもハラハラしながら、最後にスカッとしたいがために見ている定番もの。きっと、紅白も「大晦日には紅白」って決まっているから、ってところなんだよね。まぁ、アメリカの場合、特に大晦日やお正月の定番はないけれど・・・・芸能人のかくし芸なんていう番組もないしね。でも、考えてみれば、ハリウッドスターのかくし芸大会なんて、誰か見るかなぁ。もし、マット・ディモンが出るんなら、絶対「永久保存版」だけどね。とにかく、することないなんてぇ時は、せいぜいフットボール。つまり、どんなときでもフットボール、困ったときにはフットボールだ。アメリカ生活は、まったくフットボールにつきるねぇ。来年は、マイアミ・ドルフィンズのファンを自認している、この私。やることないから、今晩はeBayで、ドルフィンズ人形でも買ってみようかなぁ・・・・って、私、結構「根暗」かも。(笑)
December 31, 2007
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現在、アメリカ東海岸時間は、午前8時過ぎ。まぁ、日本だと夜10時を回って、中には「そろそろ初詣へ・・・・」なんて、考えている人もいるのかもしれない。そういえば、日本の大晦日は、やっぱりまだ「紅白」なんだろうか・・・日本のお正月なんて、もちろん私には「なつかしい」ばかり。いつも胸を張って「私は日本人」と言っているくせに、正直言って日本のお正月は、あんまり経験していない。それでも(だからこそ?)、あの除夜の鐘の鳴り響く、おごそかで静かな日本の夜は、印象に深い。日本という国は、今でこそ国際化だとか言われているけれど、やっぱり「大和の国」なんだろうと思う。静かで、年長者を敬い、礼や儀を重んじる文化。とはいえ、これが何も日本だけのことではなくて、これこそが「本来の人間の姿」なのだと思いたい。どこの国に行っても、やっぱり挨拶や思いやりの心は同じ。宗教的な違いがあるから、Xmasやハヌカを祝うかどうかは別としても、みな新年に対する気持ちは同じもの。新しい年になって、何かいいことを期待して・・・・いい事悪い事、いろいろあった2007年はもうすぐ終わる。そういえば、日本では年末のことを、「年の瀬」という。年越しが、庶民の生活にとってギリギリ(生活の余裕)の状態であったことや、川の流れの深みをよけ切るなんてことから、「瀬」と使われるようになったという。とっても奥深くて、私の好きな言い方でもある。欧米では、比較的みんな集まってカウント・ダウンが恒例だ。爆竹を鳴らし、笛を鳴らし、花火を上げて大騒ぎ。それはそれで、楽しい年越しなんだけど・・・・私はやっぱり、静かな日本のお正月がいいなぁ。まぁ、それは、ないものねだりなのかもしれないね。隣の芝生は、青く見えるから。ちなみにこれ、英語でも「The grass is always greaner on the other side」。まさに、そのまんま。文化は違っても、人間の考えることは同じだということだ。これも、面白い。とにかく、今宵は映画でも観て、ゆっくり過ごそう・・・・これが、日本人の年の越し方だよね。(笑)2007年の、年の瀬に思うこと・・・・2008年が、いい年でありますように。 HAPPY NEW YEAR!!!
December 31, 2007
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今年最後の日曜日・・・・とはいえ、今日の天気はまったく悪い。雨は降っていないものの、どんよりとした雲が広がって、とにかく暗い。そんな時は、仕方なく?買い物やテレビを見て過ごすっていうのが、一般的かなぁ。もちろん、我が家は Dave Matthews Band Live を見ることになった。ウッシッシ。相変わらずのDaveたちのリズムで、気分よくなっていたところへ、ダンナの携帯電話がなった。まぁもちろん、そんなのお構いなしにテレビにかじりついている私だったのだけど、ふと見ると、どうも電話の様子が深刻そうだ。あれ~、誰だろう。「男の長電話」が終わったところで、ダンナがやってきた。そして、こう言った。「マリーのところの息子が、薬物中毒死したらしい」・・・・え゛っ?なんだって?マリーといえば、できちゃった結婚で、最近再婚したばかり。まぁ、年齢的には40は軽く超えているけれど、ダンナさんにそっくりの男の子に、このXmasにお目にかかったところだった。以前の結婚で、すでに成人した子供たちが3人いることは聞いていたけれど・・・・亡くなったのは、そのうちの一人らしい。まだ、22歳だった。ダンナは、「新しい命が生まれたところで、一つの命がなくなるなんて・・・」と言う。全く、やりきれないことだ。しかも、問題は「薬物死」。どうも、麻薬(ドラッグ)のオーバードースらしい。どんな薬物か、詳細はまだわからないけど。そういえば近頃は、若者の「薬物中毒死」をよく耳にする。10代の若者でさえ、簡単に死んでしまう現実。大人たちも、その現実がわかっているのだけど・・・・そこには、欧米社会にありがちな「個人主義」が、悪い形で現われているように思う。銃とは違う・・・・しかし、そんなことでは済まされない。欧米社会は、まさに薬物社会。いろんなことに、すぐ「薬」で対応する。だから、いろいろな情報も氾濫している。「薬」は、善にも悪にもなるものだ。これはある意味、高度文明社会の歪かもしれない。ゆとりのある生活と、それゆえに狂ってしまう人間本来の生活パターン。芸能人やスポーツ選手の薬物使用問題も、その一つ。それが、一般化・若年化しているだけなのか・・・きっと、今頃マリーは自分を責めているに違いない。でも、こんなことになる前に、もっとずっと前に、母親として自分の子供に、言うべきことはなかったのか、と私は思う。ひっぱたいてもいい、殴ってもいい。何らかの手段はなかったのだろうか。そして、22歳の彼は、自分が死んでしまったことを知っているのだろうか・・・・
December 30, 2007
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もう今年も、残すところあと2日・・・・そんな今日は、ギャリーの家でパーティーの予定だった。だから、昨日からケーキを焼いたりアタフタ・・・・と思ったら、いきなりのキャンセル。まぁ、どうせ持ち寄りパーティーだから、なくなるに越したことはないんだけど・・・でも、なんで?そのキャンセルの理由とは、「トイレのパイプが壊れた」。つまり、トイレ(もちろん家の中)から道路まで「汚水」を運ぶパイプのつなぎ目が、割れて外れてしまったらしい。これ、昨日の出来事。しかも、その「汚水」が庭にあふれ出てきたために、それを排水工事業者がポンプでくみ上げて、道路脇の排水溝へ流したら・・・それを見つけた近所の人から、役所の保健衛生局へ通報されてしまったらしい。ありゃりゃ・・・・確かに、考えてみればなんだかとっても汚い話。なんたって、水洗されたはずの「う○こ」が、その水で「汚い容量を倍増させて」庭にあふれ出る・・・しかも、それを「くみ上げて」「道路の排水溝へ流す」。うげっ!どう考えても、やっぱり汚い。衛生局、飛んでくるよなぁ。だいたい、たとえ事情がなんであろうと、庭に「う○こ」が湧き出したなんて、やっぱり嫌だ。確かに、「う○こ」たちだって、もともと我々の体から出て行った有機物。それに、大昔は水洗トイレなんてなかったんだぞ~。・・・・汚くなんて・・・いや、やっぱり汚い。とにかく、なんとか作業を終わらせてもらったらしいけど・・・・この排水工事代、一時間約3万円だとか。昨日から今日にかけてずっとだから、人件費だけで50万円以上になったはず。う~ん、「う○こ」くみ上げて、「う○こ」パイプを直して、時給3万円。これ、いい仕事なのかなぁ。さっき、そのギャリーから電話あり。一息ついたから、遊びに来ないかだって。まぁ、あの見事な庭園の、どのあたりが「う○こ」にまみれているのだろう。近づきたくないなぁ・・・・でも、断りきれずに、ダンナは出かけて行った。そして、私はこのブログを書いている・・・・・私としては、「う○こ」がどうやって庭に湧き出してきたのか、とっても興味はあるんだけど・・・・自分の靴が、「う○こ」にマミレルの、嫌だもん。まぁ、ご愁傷様、ギャリー。
December 29, 2007
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今日は金曜日。まぁ、日本だと仕事納めってところなんだろう。日本以外だと、年末だろうと年始だろうと、平常どおり・・・とはいえ、少なくとも欧米一般は、Xmas以降はすでに「新年」。それに、右を向いても左を向いても、み~んな「やる気ゼロ」。そして、私もそんな一人。そういえば、先日は日本で言う「冬至」だったっけ。近年の東海岸あたりでは、そんなに「寒い」と実感することはないのだけれど、英語圏ではこの日から正式に「冬」となる。だから、カレンダーにも「Start of Winter」とか「First day of Winter」なんて書いてあったりする。考えてみれば、日本ではゆず湯に入るなんていうことを言う冬至。寒い季節だから、あったかいお風呂に入って、体の芯まであったまって・・・ということなんだろうけど、こういうことって欧米社会にはないんだなぁ。もちろん、「風呂につかる」っていう感覚がかなり違うってこともあるけれど。それにだいたい、湯船の深さが違う。日本では、ゆったり「肩までつかる」っていうのが必須条件だけど、欧米の風呂桶は、まさに「風呂桶」。湯船とは程遠い。それに、なぜかジャグジーがお約束。近頃では、庭に大きな露天風呂を設置するっていうのが流行になってるみたいだけど・・・・私はなんだか嫌だなぁ~ こういうのを、庭にで~んと置いてるんだよなぁ・・・・どうせなら、やっぱり肩までしっかりお風呂で暖まりたい~そうすれば、少しはやる気も出てきて、しゃんとするかもなぁ。確かに、朝もようやく明るくなってくるのは、だいたい7時過ぎ頃から。まぁ、ヨーロッパに比べて、アメリカの朝はそんなに遅いわけでもないけれど、とにかく冬になると、朝暗いっていうのはなんとなく「いただけない」。もちろん、夕方すでに暗いっていうの「いただけない」。とは言うものの、これが「四季のある国」に住んでる楽しみだもの。寒いのは嫌だけど、やっぱ冬は寒くなくっちゃね♪これから、少しは寒くなって冬らしくなるのかなぁ・・・・さぶっ
December 28, 2007
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アメリカ・・・といえば、フットボール。ほとんど、国民的スポーツともいえる。なんたって、夢の祭典「スーパーボールの試合日」になれば、街に誰もいなくなるっていうくらい、国民的に意識が高い。そしてその出場チームも、そろそろ決まりつつある。それにしても、このフットボール。なんたって、一年間に16試合しかない。たったそれだけなのに、ものすごい高給取り。まさに「スーパースター」。だから、ジェシカ・シンプソンがガールフレンドになったりするんだねぇ・・・・ちなみに、現在の彼氏は、ダラス・カウボーイズのQBトニー・ロモ。試合そのものよりも、マスコミの注目はジェシカだったよなぁ。 先週、トニーの試合観戦中のジェシカ・シンプソン (AP)とにかく、みんなが大好きなスポーツだけに、その頂点であるプロ選手は「超人気者」。そして、だからこそ注目されるのは、来年早々のスーパーボール出場チーム。まだ、プレーオフ前だから、決定ではないけれど・・・だいたい、下馬評は整いつつある。ちなみに、開催地はアリゾナ。New England Patriots の出場は、間違いないってところかなぁ。その一方で、とにかくメチャメチャ弱いチーム・・・・マイアミ・ドルフィンズ。昔は、強豪チームだったのに、今ではすっかりビリッケツ。なんたって、今期一勝しかできなかった。どうなっちゃってるんだ。しかも、追い討ちをかけるかのような、連日の試合VTRの再生・放映。いやでも目につくよなぁ、「弱いドルフィンズ」。近頃、毎日見てるもん、ペイトリオットにボロ負けしてるところ。なんだかサラシ者状態で、泣けてくるなぁ・・・というわけで、弱いものには味方してしまうっていう「日本人魂」丸出しで、よっしゃ!来年はドルフィンズ・ファンになろう!! がんばれぇ~ドルフィンズ! でも、まだ今シーズン、終わってないんだけどね。(笑)
December 27, 2007
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Xmas明けのこんな日は、みんな買い物にでも走っておくれよぉ~なんて思う私。そう、何を隠そう、意外なところが激混みの道路渋滞で、今日は大変だったのだ。まったく、みんな気持ちはすでに「新年」で、浮かれ気分・・・っていうのはわかるけど、私が走るところへ来るのはやめてよねぇ。そんな渋滞の最中、ぼ~っとしていた私が考えたのは、先週から交通事故で入院してしまった知り合いのこと。まったく、Xmasも正月もないよあなぁ・・・と思っていたところで、「ふっ」と思いついたのは、「血液型の話」。本当に驚くべきことに、日本人はまず「みんな自分の血液型を知っている」。これは、ものすごいことだと思う。それに付随してか、性格やひいては相性診断なんて、みんな大好きだと思う。でも、これってすごく変なことだよなぁ・・・・そう思うのは、私だけ?実際、血液型いわゆるA型O型云々っていうのは、結構古くから言われている。日本では、きっと今でもみんな言い合っているんだろうけど、これ、欧米ではまず聞くことがない。なんたって、欧米では「血液型なんて調べない」のだ。だから、みんな、自分の血液型なんて知るわけがない。確かに、現代医学においては、そんなことは関係ないようだ。A型B型なんていうよりも、更に細かく分類された様々な血液タイプに対応できるよう、輸血液だって「何でも可」用に精製されている。まぁ、だからその他もろもろの伝染の可能性も出てくるわけで・・・・それにしても、これも医学の進歩というのだろうか。逆に考えれば、これは日本人の「単純性」を表しているとも言えるかもしれない。基本的には、たった4つのタイプに自らを分類し、それをして「あ~でもない」「こ~でもない」と、いろいろな講釈をタレル。まさに、現代医学の進歩とは「正反対の極地」。日本人の、これぞ「国民性」。まったく、古きよき「大和の心」というべきか。助け合いの心もそうだろうけれど、こういう細かい「遊び」って、日本人に合っているのかもしれない。周り(諸外国)を見て、切磋琢磨してきた日本人。「人並み」という言葉を合言葉のように、高度経済成長を支えてきた人々。島国で育んできた、独自の文化を持つ日本人の根底にあるものは・・・・まぁ、諸外国人にはなかなか理解されない、こんな日本人。いきなり「あなたの血液型は?」なんて聞かれたら、そりゃあびっくりするだろう。これこそ「日本の常識、世界の非常識」ってところだね。小雨降る、東海岸の夜。気温が高めなのはいいけれど、これじゃ更に事故でも起きないよなぁ・・・こんな医療制度が腐敗している国で、病院に入らなきゃいけないなんて、そんなことになりたくないよ~・・・・そんな時、輸血されるのは、誰のどんな血なんだろう・・・・そんなことを考えながら、ノロノロ運転していた連休明けの帰り道。
December 26, 2007
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毎日、バタバタ過ごしていて、気がつくと師走・・・・そりゃ、坊主も先生も走るんだから、私だって走るよなぁ・・・ってことで、もう今日はクリスマス。欧米では、まぁ、ほとんどが「閉店」の暗~い、いや静かな一日となるわけだ。といっても、ここ数年のアメリカ東海岸のクリスマスはとっても「マイルド」。ホワイトクリスマスなんて、テレビでしか拝めない「代物」だ。まぁ、特にこのあたりは、「日本と気候が同じ」なのだそうだ。もちろん、そんなことを言う人は日本人なんだろうけど、それくらい北米とはいえ過ごしやすいってことなのかもしれない。それにしても、朝からメチャメチャ晴れている東海岸。気温でいうなら、「摂氏一桁(5度くらいかな)」って感じ。だから、セーター一枚だけでも、そんなに寒さは感じない。でも、アメリカでも内陸部は寒いのかもしれない・・・・アメリカでは、土曜日から火曜日(今日25日)まで、4連休になっているところが多い。とはいえ、クリスマス前のサービス業は大変だ。なんたって、書き入れ時。お店は、連日朝から真夜中まで開いていたし、どこに行っても大変な人だった。みんな「ラストスパート」でクリスマス・ショッピングしたんだよねぇ。まぁ、そんなわけで、静かに過ごした今日一日。明日から、また仕事だなんて・・・・・(涙)
December 25, 2007
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もうすっかり秋の雰囲気全開な、今ごろの東海岸。それでも、今日は朝からなんとなくどんより。それが、やっぱり小雨に変わってシトシト降り続いている日曜日。ついつい、テレビをダラダラと見ていたら・・・・女性のバイクレース(いわゆる、自転車レースのこと)の話題をやっていた。2001年からカナダのチャンピオンだった、ミッシェル・ドゥマレスク(Michelle Dumaresq)のことだ。現在37歳の彼女、実は性転換者である。つまり、元男性。世の中には、いろいろな人がいる。男性であること、女性であることの2通りしか、基本的には存在しなかったのに、今では自分の「希望」で、性別を変えることができるようになった。名前だって、変えることができるんだから、そういうことも「アリ」なわけだ。私自身は、そういう状態の人たちに対して、別に偏見も何も感じない。それは、個人の自由だと思うからだ。それに極端な話、売春や麻薬だって、それ自体は個人の勝手。お国が取り締まることではないと思う。ただ、それに付随することが「問題」なのだ。話は戻るけど、確かにそんなことで思い悩んでいるよりも、お金で解決できることならば、手術はしたほうがいい。男性にだって、女性にだって、なればいいのだ。しかし、彼女の場合、問題になっているのは・・・・スポーツ選手としての登録の問題。特に、彼女の場合、いくら性転換したのが10年前だからといっても、体はどうみても男性の体つき。もちろん、鍛えているからだろうけれど、他の女性選手たちと比べて、その差は歴然としている。だから、アップから駆け下りるレースでは、その体重のおかげもあって、いつも圧倒的なレコードで勝利してしまう。 2006年のカナダ・チャンピオン戦にて。左の2位の女性のシャツに注目。彼女のボーイフレンドが、着せたもの。「本当の女性のチャンピオン」・・・これで、彼女は3ヶ月の参戦停止処分となった。「そんなのは、おかしい!」と画面に向かって叫んでいるダンナの気持ちも、当然のことかもしれない。小さな(?)女性たちが、一生懸命にトレーニングを重ねてがんばっているというのに、元男性の体力で同じコースを走られたら、そりゃ負けてしまうよなぁ・・・・それでも、彼女、世界ランクのトップ10にも入っていないらしい。カナダはともかく、世界には、もっとすごい「女性たち」がいるってことなんだよね。それもすごい・・・性転換ということが、次第に「そんなに大げさに報道されなくなった」とは思うけれど、それでもまだまだ偏見なんかはあると思う。特に、有名人の場合、みんながその「過去」を知っている。転換する前も、した後も、大変なのだねぇ。しかし、私もこの件については、ちょっと小首をかしげてしまう。確かに、見るからに体力の差は明らか。まぁ、彼女がダントツの強さで世界チャンピオンになってしまったら、それこそ問題になるんだろうけど、少なくとも彼女が「女性としてレースに参加すること」が腑に落ちない関係者も、きっといると思う。もちろん、性転換者の参加を禁止してしまうことは、明確な差別につながる。だから、関係者も時代の流れとともに、こういう事態を認めざるを得ない。でも、男性と女性は、体力的にも全く違うから、わざわざ別レースになってるんじゃないのかなぁ・・・・男性から女性になった選手たちに負けないために、もっと頑張る女性選手。女性から男性になった選手たちも、生まれながらの男性たちに負けないように、頑張るわけだ。結局、頑張って頑張って頑張るのは、やっぱり女性なのかなぁ。世の中、本当に「男女平等」かしらねぇ?
August 19, 2007
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近頃、なんとなくジメっとしている東海岸。まぁ、なんといっても四季ならぬ「二季」しかないこの国。もう、夏は終わり・・・・確かに、巷にはすでに冬ものが並び始めているもんね。これからは、夏物一掃でどこも大変だなぁ。ところで、思いがけず(!)職場復帰してしまった私。以来、まさに坂道を転がるように時間が過ぎている。「あれぇ~、そんなはずでは・・・」と思いながらも、結構毎日の通勤にも慣れてきた近頃。まぁ、呼ばれるうちが花ともいえるってことで、自分に都合よく考えることにしている。それにしても、アメリカという国は、まさに車社会。ある程度分別のつく年齢になれば、さっさと免許をとって、スクールバスとはおさらばっていうのが、高校生の「異性にモテル秘訣」だったりするようだ。まぁ、確かに車は便利だけど・・・そんな私だって、車がないと生きていけないような生活をしている。もちろん、バスや電車を使ったっていいんだろうけど、やっぱり自宅からそのまま出かけていけるのは、超便利。サンダル履きや、頭にカーラーまいたまんまでも、そのまま移動できるもの・・・って、それ、私だけかな?とにかく、車を買い替えようかと画策している最近の私。それにしても、なんて高いんだ。アメリカは車社会・・・だったら、もっと出回って、値段が下がってもよさそうなのに、全然安くない。新車のホンダ・アコードだったら250万円くらいから、中古でも150~200万円を切る程度だ。物価の安いアメリカなのに!しかも近年、やたらとレクサスやらインフィニティやらが大人気で、あっちこっちのディーラーにいっぱい転がっている・・・でも、値段はやっぱりそれなり。これだけいっぱい巷にあふれているっていうのに、なんで高いままなんだろう。まぁ、車について人々の関心といえば、やっぱりガソリン。その値段もさることながら、燃費を計算するのは日本人と同じ。今では、省エネ・カー(Hybrid=ハイブリッド)の燃費比較なんかもされている。さすが、アメリカ。こういうことは早いねぇ・・・ちなみに、トヨタのハイブリッドなら、新車で買っても3年で元が取れるらしい。ホンダは、足元にも及ばないのだとか。ホンダファンの私としては、なんだか不満な結果・・・値段的には、300万円を軽く超えるって感じ。何も新車で買うこともないし・・・というわけで、週末になるとあれこれとディーラーめぐりをしている私。それにしても驚いたのは、Volvo(ボルボ)がホンダより安いこと!どうりで、近頃はよくボルボを見かけると思ったよ。確かに、世界で最も「強く頑丈な車」を言われるボルボ。アメリカでの評判も、今ではなかなかいいらしい。やっぱりフォードのおかげなのか。まぁ、私もイギリスにいるころに乗っていたけど、丁度手ごろな感じ。当時のタイランドだって、本国スウェーデンよりも売れていたけど・・・でも~・・・・問題は、ホンダが高いってことなんだよね。むっかつく。
August 8, 2007
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気がつけば、もう8月。日本では、お盆だ帰省だと言った時期になるんだろうけれど、そんなものとはまず縁のない生活をしている私。この土地では、8月といえばすでに残暑が厳しい時期なのだ・・・・そういえばもうすぐ、「終戦記念日」がやってくる。だいたい、8月には原爆記念日もある。私の場合、疎開のおかげか、誰も戦争の被害に遭ったという人間はいない幸運な親戚一同なんだけど、さすがにダンナは、ナチ・ドイツの終焉にものすごい関心を持っている。まぁ、当然といえば当然かなぁ・・・気のせいか、近頃ヒトラーものの番組をよく見かけるように思う。シリアス歴史ものあり、コメディあり。先日、戦渦のドイツからアメリカに逃げ渡った、一人のドイツ人女性のドキュメンタリーをみて、そういえば誰か涙してたっけなぁ・・・もちろん、当時のアメリカは、どちらかといえば戦争には積極参加ではなかったはずだ。日本の歴史でどう習ったか、情けないことによく覚えていないのだけど、それでも、原爆を投下され、気がつけばいつの間にか大国・アメリカの占領下におかれた日本。パールハーバーの詳細なんて、習ったっけなぁ・・・その点、アメリカでもドイツでも、当時のことは、非常に細かく教えられているようだ。ユダヤ人問題はもちろん、日本との戦争のいきさつ。「日本は、パールハーバーを恥だと思っていたのに、戦争を辞めると言い出せず、結局原爆を投下されて降伏せざるをえなかった」・・・これが、欧米人の一般的な認識のように思う。ちなみに、実際の原爆の恐怖についての認識は、かなり低いと思われる。国際化と言われて久しい、日本。他の国で習う日本の歴史は、多くの場合かなり食い違う。しかし、歴史は「史実」。ストーリーは、たった一つのはずではないのか。そして、多くのことが政治的理由なんかで、簡単に曲げられていることを、今ではみんな感じている。原爆を投下された人々の想いと、投下したほうの想い。それぞれの受け止め方は、戦後時間が経っていくほど、広がっているようにも思える。多くのアメリカ人にとって、原爆は「止むを得なかった」手段。たった、それだけのこと。言い方を変えれば、肯定的ともいえる。そして、終戦・・・・天皇の「人間宣言」。日本人でさえ、原爆や戦争の記憶はかなり薄れつつある、と聞いた。そして人々は、教育という過程で知りえることを、「知識」として吸収し記憶していく。たとえそれが、真実に反したことであっても。そして、異なった認識は異なった感情へと発展する。大事なことは、国家なのか、個人なのか。この国にいると、この時期になると、なぜかいろんなことが頭をよぎる。世の中には、理解できないことが本当に多い・・・・
August 6, 2007
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まただ・・・・またまた、すっかり「おサボり」してしまった私。「そんなつもりはないのに~」と、悲鳴まじりの言い訳(?)が、すっかり板についてしまったような気がするなぁ。考えてみれば、もうすっかり7月も半ば・・・近頃の日課といえば、まず庭のシマリス(英語では、チップマンク=Chipmunk)へエサやり。垣根を越えてやってくるリスたちにも、エサを撒く。エサといっても、もちろん鳥用。いろいろな鳥がやってくるのが、かわいいやら面白いやら・・・・と、すっかり「まるで隠居人」状態だ。ちなみに、みんな野生。 ダンナの手のひらに乗っかってるシマリス・・・お尻でごめん!そういえば、日本は確か梅雨のはず。こっちだって、雨が・・・まぁ、たまには降るけれど、とにかく暑い。というよりも、日差しが強い、強すぎる。東南アジアや赤道に近い国ならば、暑くても納得だけれど、なんでアメリカってこんなに暑いんだろう。まぁ、だからみんな「皮膚ガン」って騒ぐ気持ちもわかるよなぁ。日本にいたときは、鳥なんて、誰かが飼っているのしか見たことがなかったっけ。でも、イギリスならともかく、まさかアメリカのこんなところに、これだけ色とりどりの小鳥たちがいるなんて、これは大きな発見だったなぁ。なんて、「今更」なんだけど。 カーディナルのオス。真っ赤できれい! ブルージェイ。しゃべれるらしい。 イエローフィンチ。見とれてしまった・・・とにかく、こんな毎日での私の目標は、野生のブルージェイに「オハヨー!」と言わせること。まぁ、なにもアメリカくんだりで、日本語はないだろうとは思うけどね。多分、誰かが聞いたら「なんでオハイオ州?」と思うんだろうなぁ・・・そんなこんなで、毎日毎朝、やってくるブルージェイたちに向かって「オハヨー!」と言い続けている私。いったいこの夢、いつ実現することやら・・・ねぇ?(笑)
July 10, 2007
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まったく、そんなつもりもないのに、気がつくともう一ヶ月も「サボっている」私。毎日暑い中、買い物や庭仕事で、すっかり忙しいのだけど・・・・これって、まるっきり「専業主婦」って感じだ。いやぁ、そんな気はマッタクないんだけどさ。それにしても、引越しすると、いろいろな手間がかかる。自分ひとりで、勝手に移動するならともかく、所帯の移動ともなれば、なにかと面倒なことが多い。なんたって、テレビやPCなんて、全部ケーブル使っているから、その工事もあるんだけど・・・・それが、予定の日に来やしない。文句のあげく、やって来たのは一週間後。しかも、何の事前連絡もなし。たまたま土曜日だったから、ダンナも在宅でよかったんだけど・・・これが、全米で最大の通信会社の仕事だなんて、お粗末極まりない。しかも、ガス会社。我が家の場合は、暖炉がガスボンベなんだけど・・・・・その接続のアポイントは、ある日の午前11時。そしたら、朝6時(!)に電話があって、予約をキャンセル。緊急事態だって言わりゃ、しょうがないけど。そして後日。いきなり電話で、「明日の午前9時」と言う。まぁ、特に予定はないから大丈夫だけど・・・・・そして、彼らがやってきたのは、朝の7時半。欧米社会のいい加減さには、結構慣れているつもりだけど、これはないよねぇ・・・・そんな最中に、友人レックがタイランドからやって来た。本来は、もっと前に来る予定だったのに、仕事を変わるその変わり目に、アメリカにやって来たってわけだ。もう、予定は前もって連絡してよ・・・・・こっちも、家の中滅茶苦茶状態なんだから。それにしても、久しぶり。考えてみれば、ほぼ8年ぶりの再会になる。彼女、今では子供もいるから、以前とはぜんぜん違う印象。時代の流れを感じてしまう。言葉が解らなくてボンヤリしているダンナを尻目に、お互い昔話で盛り上がった私たち。そして、東海岸の夜は更ける・・・・そんな大騒ぎが収まって、ようやくレックがバンコクへ帰って行った・・・と思ったら、いきなりレイが「仕事で、今週末アメリカに行く」という。こっちは、北京からだ。いや~、なんだか懐かしいシリーズで楽しみなんだけど。もっと、前もって連絡できないもんかなぁ。彼女とも、約8年ぶりだなぁ。以前、中国人の占い師のおじさんに、「5月6月は忙しい、運は年末にかけて上がる運命」といわれたことがあったっけ。まぁ、あの占いだって、あの年のことだったかもしれない。だいたい、占いなんて、アタルかどうかは怪しいもんだ・・・とは言いつつも、なんだか信じちゃうなぁ。近頃本当に、あわただしい日々なのだ。
June 12, 2007
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暑い暑い昼下がり、いつものご近所(?)スーパーマーケットに立ち寄った。横っちょの出入り口に近いところに車を停めて、お店に向かって歩き出した・・・・そしたら、中から出てきた東洋人の一団が、我を競ってベンチに腰掛け、タバコをスパスパ・・・・・確かに、このあたりにも日系の企業があるから、そこへの出張者一団なんだろうか・・・・とにかく、遠くから見ても一目で「日本人だ」わかってしまう。なんたって、その歩き方と、JTBのネームタグ。間違いなく、日本人だ。さすがに、大きなカメラは下げてなかったけど。まさかこんなところに、日本人がうろついているとは、誰も思っていないよなぁ・・・見ていると、スーパーマーケットを写真にとっている。まぁ、「ここでお昼を食べました!」とか日記に書くのかな?それとも、スーパーマーケット関連の視察団ってところなのか。それにしても、日本人男性は、どうしてこうもタバコを吸うのだろう。もちろん、タバコは個人の嗜好問題だから、私がとやかく言うことではないにしろ・・・あれほど集団で、われ先にとタバコを取り出すさまは、かなり異様だ。それにアジア人というのは、確かに欧米型の人種に比べて、体が小さい。その分、足も短いから、同じ距離を歩くのには、それなりの歩数が必要なのは納得できる。それにしても、ほかの国の人に比べて、特に日本人はチョコチョコと歩くように思うのは、私だけかな。よく言えば、歩き方が早いってことだ。日本人は忙しい・・・・そういえば、イギリスに移住した日本人が、「イギリス人は、信号が赤でも渡る!」って驚いていたっけ。でも、日本人だって渡るし、だいたい歩く速度は、東京の方がロンドンよりも絶対早いと思う・・・・とにかく、その歩き方もそうだけど、あの「みんなそろって、一斉にタバコ」っていうのは、アメリカでは奇妙なものだ。イギリスでは、近頃多少は禁煙の方向に向かっているようだけど、アメリカは非喫煙者が多い。こういうのも、人種偏見(?)につながっているように思うなぁ。タバコを吸うのは、個人の勝手。でも、やっぱりアジア人特に日本人の喫煙率は、アメリカに比べて高いと思う。そりゃ、嗜好品だから好き好きとはいえ、さすがにああいう光景を見ると、「そこまでしてタバコ吸わなくても・・・」と思ってしまう。日ごろは、「日本人です!」って胸張っている私。でも、さすがにああいう人たちは、つい避けて通ってしまうんだなぁ・・・・日本人として、見たくなかった光景だった。
May 16, 2007
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昼間の暑さを、夜まで引きずってしまった今日の気温。2階にいると、袖なしでもいいくらい・・・・そんな時、友達のグレッグがひょっこりとやってきた。あれ、また晩御飯でも狙ってやってきたのかなぁ・・・・相変わらず、太めで立派な(?)おなかをしている彼。でも、さすがにゴルフの腕前は一流で、元テニス選手だったというこのスポーツ男は、日焼けサロンに通うことなく、一年中日焼けしている。そういえば、なんでも子供が生まれるとか言ってなかったっけ・・・・すると彼、「今週末、結婚するんだよ」という。えぇぇぇぇえぇぇぇぇ?と、驚いてのけぞってしまった我が家。確かに、子供が生まれるのは知っていたけれど、結婚するのかどうかも知らなかったし、だいたい結婚するなら、子供が生まれてからだろうと、勝手に思っていたのだ。それが、今週末とは。イギリスの場合、役所の人間が立ち会うとか面倒なことがある。でも、アメリカは、「結婚させる資格がある人」が書類にサインすればいい。まぁ、それが多くの場合、神父さんだったり牧師さんだったり。日本のように、「二人だけで書類を提出」なんてわけにはいかないのだ。考えてみれば、日本の制度は簡単だ。成人していれば、当人同士と立会人(?)の署名・捺印があればいいはず。何も、「結婚させる資格がある人」っていうのは、関係ない。結婚式に拘らなければ、本当に書類だけで結婚することができる。ところが、欧米社会だと、「キリスト教」に由来した文化背景を持っている人が、比較的多数派だと思う。もちろん、ユダヤ教やイスラム教などいろいろある。でも、結婚に関しては、キリスト教は比較的「簡単」じゃないかなぁ。だって、まず改宗の必要がないもの。グレッグ達だって、キリスト教とはまったく関係のない生活をしている。教会なんて、誰かの冠婚葬祭以外、足を踏み入れていないらしい。それでも、探しまくれば「どこか」で結婚させてもらうことができる。書類にサインが必要だから、「仕方なく」ってわけ。でも、それでもいいのだ。しかも、基本的にタダ。これがネバダ州なら、その場ですぐ「インスタント・結婚式」ができる。でも、ここは東海岸。そうは行かない・・・・あれ?結婚する前には、事前に申請書を出す必要があるはずなんだけど。ということは、結婚することを今まで隠していたってことだ。なんだ水臭い。とにかく、振って沸いたようなこの話。いくら身近な人だけで・・・とはいっても、一応声を掛けてもらったからには、行かねばなるまい。さて、何を着て行こうかなぁ。女性は、いつもこれが悩み、いや楽しみなんだよね。(笑)
May 15, 2007
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あっという間に、夏の日差しになってきた東海岸。外を歩いても、車の中でも、日差しが暑い・・・・でも、長袖は離せない。なんといっても、お店の中がメチャクチャ冷えていたりするからだ。まったく、みんなそんなに冷やして、寒くないのかなぁ・・・それにしても、今週末には引越しするというのに、何も準備ができていない。自分ひとりなら楽なんだけど、なんと言ってもうちの「ワガママ大王(=ダンナ)」。なんだかんだといって、私に全部やらせようとするんだから。たとえ国境を超えての引越しだって、自分だけなら簡単だ。だって、必要・不必要が、自分で判断できるから。そして、自分でわかりやすく区別しておいたり、不必要なら売ったり、友達に上げたりすればいい。今までいつも、比較的簡単に引っ越してきた。ところが、結婚してからの引越しは、いつも私の荷物以外の片付けで追われてしまう。なんたって、やつは自分の周りのことしかやらないからだ。キッチンや庭関係、ガレージなどなど、片付けるところはいっぱいあるのに、頼りになるはずの肝心な「亭主」は・・・時々古いものを見つけては喜んでいたりする始末。これ、前回の引越しもそうだった。ダンナの「亭主関白指数」が高くなるのだ。つまり、なんでも私にやらせようとするわけ。自分は「仕事が忙しいんだよ」とか言っちゃって、暇なはずの私に全部やらせようとする。そりゃ、今は忙しくないけどさ・・・それにしても、この調子だと一体いつまでこの国にいるのやら・・・・まぁとにかく、人に荷物を片付けてもらおうなんて、10年早いよ。それに、ちょっとやって、後で文句言われるのは嫌だもんね。ナンダカンダとうるさいんだから。まったく、スヌーピーの気分だよ。(笑) 触らぬ神に祟りなし~
May 14, 2007
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毎度のことだけど、人のお家に御呼ばれする・・・これは、ちょっと複雑。自分家でないから、用意や片付けなんて面倒くさいことがない。でも、人の家っていうもの、意外と気を使うもの。何を着ていこうか、何を持っていこうか。こういうときは、うれしいはずのタダ飯でさえ、些細なことに思えてしまう。そうは言うものの、その場になってみれば挨拶もそこそこ、食べ物に直行。ワインなんかをチビチビやりながら、ダンナの周りをうろついてみる・・・と、なにやらトンでもない話をしている様子。なんだってぇ~?友達のビル。ある会社の御曹司で、お金にはまったく不自由がない男。お城のような御殿に住んでいて、行く度にいつもため息をついてしまうほど。その彼、なぜか庶民の(?)うちのダンナとよくつるんでいる。その二人を囲んで、みんなが話していたのは・・・・・ある男性の死亡事件。馬と性行為の後、死亡した男性のことだ。それというのも、先日の話。ある女性が帰宅したところ、夫が犬と性行為中のところに遭遇。しかも、なんとそれを写真にとって、警察に突き出したらしい。おかげでそのご主人、もちろん逮捕されて、裁判にかかることになった。それは、動物虐待などの条例ができたかららしい。実はこの事件、2年前の男性の死亡事件に所以している。男性が死亡した後、動物虐待についての「この手の」条例が、改めて規定されたのだとか。おかげで、犬と・・・っていう人も、正式に逮捕されてしまったわけだ。まぁ、うちのダンナ曰く「そんなこと(警察に通報)したら、学校で子供がいじめられるだろうに」・・・・そんなビデオなんかがあることも知っているし、冗談で(?)そんな話をしているのも、何度も耳にしたことがある。確かに、そんな死亡事件も聞いたことがあったような・・・でも、事実だったとは思わなかった。まったく、気持ち悪いやら、信じられないやら。ところが、もっとすごいのは、2年前のその事件を、ドキュメンタリー風映画にした人たちがいるってことだ。実際の関係者たちに、直接インタビューしたりして映画化したらしい。この映画、先月末からある劇場で公開されている。(「ZOO」、監督 Robinson Devor)まぁ、世の中にはいろんな人がいるとは思っていたけれど・・・・幼児への性的虐待やインターネットでの性犯罪だって、近頃では珍しくなくなってきた。そうやって、どんどんエスカレートして、最後には一体どうなってしまうんだろう。それとも、その動物(馬や犬)に「そういった、恋愛感情を抱いていた」ということなのか。確かに動物が好きなことは、歓迎されるべきことだろう。でも、こんな愛情表現を考えたこともない私としては、なんとなく腑に落ちない。少なくとも、あれが事実だったということ、それが映画になっているということを教えてくれたビルに感謝するべきなのかな。それにしても、世の中ってわからない・・・・・
May 13, 2007
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外の暑さに、少々うんざりしていた午後のこと。キッチンに陣取って、コーヒーをすすっていた私。実はさっき、出先で会った某アジア人の言葉。彼、私に向かって「メーム」の連発。こういうのって、フランクなアメリカ社会では、あんまりないんだよなぁ。なんだか、こっぱずかしいほどだった。考えてみれば、東南アジアで習い使われているのはイギリス英語。もちろん、イギリス領だったことが影響している。マレーシアや、そこから独立したシンガポールだって、もちろん元イギリス領。香港だって、イギリスの領土だったわけだし、タイだって王室外交があるから、イギリスとは近い間柄。ところで英語では、日本語のような「丁寧語」「謙遜語」なんてものはない。でも、フレーズの最後に「メーム(Ma'm=Madam マダムの略)」とか「サー(Sir)」をつけることで、丁寧な意味にする。これは、英語圏なら広く使われている言葉。ただざっとイギリスと比較して、アメリカでは比較的限られた使用頻度だと思う。なんたって、イギリスは身分上下が歴然としていた社会。アメリカは、みんなが移民の国家。そのせいか、東南アジア系の人の初歩英語には、必ずついている言葉。これを、タイ語で考えてみる。実は、タイ人同士での会話の中に「ピー」という言葉がいっぱいはいっている。これはなんとなく、大阪芸人同士が「義兄さん」「義姉さん」と呼び合うのと、同じようなモノだと思う。親しき仲での、軽い尊敬を表す敬称だ。だからタイ人は、それを英語にそのまま訳して「サー」ということが多い。マレー語はよくわからないけれど、いわゆる華僑中国人たちの生活は知っている。彼らも、「おじさん」「おばさん」と呼び合っている。それも、親しい間柄だからこそ。尊敬の念と丁寧な態度で、相手に対してこう呼称する。そして、彼らもそれを英語に訳して、「サー」と言ったりするわけだ。つまり東南アジアの人々は、その生活言語からして、基本的にそんな態度が出来上がっているだけ。別に、「相手が白人だから、尊敬の念を持ってサーと呼ぶ」わけでは決してない・・・と私は思っている。言い慣れているから、すぐ口にする。一方、日本語はそんな言葉はない。日本人同士が、そうやって呼び合わないからだ。なんたって、日本人は「みんな中流意識」を持っている。そりゃ、目上の人にはそれなりの態度は必要だけれど、語尾に付け足すような簡単な言葉はない。そのせいか、日本人のしゃべる英語には、「サー」がつかないことが一般的。そんな英語は、習っていないからだ。多少の人種コンプレックスがある人を除けば、日本人は「欧米諸国とは対等」だと思っていることもある。だから、それが外交に現れている。昔の「大日本帝国の精神」の名残だろうか。でも逆に、必要なときもあると思うけどね。まぁ、こんな一言でも、国の歴史や文化が垣間見れたりするんだよね・・・ふと、そんなことを考えて、可笑しくなってしまった今日の私。
May 12, 2007
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毎日とは言わないまでも、買い物に出かけていつも思う不思議なこと。日本ではハンバーグが、立派な一食になっている。日本ならではの「和風ハンバーグ」や「テリヤキハンバーグ」なんて、とってもおいしいよねぇ・・・考えただけでも、ヨダレが出そう。ところがアメリカでは、特に「ハンバーグ」という食べ物はない。それに、ああいった挽き肉のことは「あくまでも、サンドウィッチの中身(=パテ)」なのである。これを一食分にしたものを、アメリカではサルズベリー・ステーキ(Salisbury Steak)という。確か日本では、「ドイツのハンブルグの食べ物だったから、それが訛って(?)ハンバーグ」と言っていたはずだ。でも、アメリカのそれは、もっと薄めでまさに「(ハンバーグ)バンに挟むため」に、アメリカで考案されたものらしい。それは、戦争中に肉のステーキが贅沢だったから。そのせいか、アメリカではサルズベリー・ステーキは、あんまり人気がない。外食先でも、まずお目にかからない。まぁ、そのあたりのダイナー(ファミリー・レストラン)なら、あるかもしれないっていう程度。やっぱり、挽き肉は「挟んで食べるため」という認識のようだ。ということは、同じ挽き肉を使った同じような形態の食品なのに、実は全然違う食べ物ってことだ。確かに、冷凍食品をわざわざ買って食べてみたりしたけれど、まずい・・・・日本のように、パン粉やタマネギなんかが入ってないからね。しかも、お決まりのグレービー・ソースまでまずい。日本の醤油仕立ての和風ソースなんて、とってもおいしかった。カイワレ大根付で、マッシュルームがちょっと乗ってたりして。アメリカでは、日本人向けの日本食レストランで、食べることが出来るくらいだ。でも、これは、日本人にしか解らない「繊細な味」なのではないかなぁ。そういえば、欧米人は味覚が4つ、日本人は5つだと聞いたことがある。その味覚とは、「苦い」「(塩)辛い」「甘い」「すっぱい」、そして日本人には「うま味」。つまり、グルタミン酸ナトリウム(味の○)。英語では「Monosodium glutamate(MSG)」。このMSGについては、アジア特に日本での認識と、欧米(特にアメリカ)での認識が、とてもかけ離れているように思う。もちろん、なんだって使いすぎはよくないんだけど・・・アメリカの日本食や中華、タイ料理だって、絶対どこかに入ってると思うけどなぁ。まぁ話はそれたけど、とにかく「まずい」サルズベリー・ステーキ。この際、日本風に「ハンバーグ・ステーキ」にして売り出したら、結構売れると思うんだけど・・・いくら味覚が違うからって、やっぱり「まずいもの」は誰でも「まずい」。確かに、日本の「和風スパゲッティー」も、友達関係にはあんまり人気がない。ああいう、醤油ベースの味付けは、その味覚の違いから受け入れられないのかもしれない。だいたい、中国の醤油と日本の醤油の簡単な味の違いも、わからないもんなぁ。あぁ、悲しいかな、欧米人の味覚なり・・・・?
May 11, 2007
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このブログを書きながら、今私が食べているのは・・・・日本のカ○ビーのBBQポテトチップス。日本にいるとき、結構好きだったスナックだ。これが、近くの中国系スーパーマーケットで簡単に買えるなんて、世の中本当に便利だなぁ。このポテトチップス。実は、これも私がアメリカに来た当時、かなり混乱した言葉でもある。なんたって、イギリスでは、チップスと言えば「ポテトの揚げ物」。いわゆる「フィッシュ・アンド・チップス」だ。白身の魚の天ぷらと、芋の揚げ物。 でも、アメリカだと、芋の揚げ物は「フライド・ポテト」とか、「フレンチ・フライズ」と言う。多分、日本も同じだよね。ちなみに、イギリスでは、一般的なポテト・チップスのことは、単に「クリスプ」。乾きものってところ。とにかく、欧米ではポテト・チップス(クリスプ)でも、立派に野菜扱い。私にはどう見ても、ただのスナックなんだけど・・・・これを毎日「野菜だから」と食べさせられている子供たち。確か、結構カロリー高いと思うけど?それにしても、アメリカに来て驚いたのは、そんなポテト・チップスを「何かにディッブ(浸けて)して食べる」こと。まぁ、フライド・ポテトにケチャップはいいけれど、チーズやサワークリームなどと一緒に食べるのだ。これが一般的。基本的に、アメリカ人はポテト・チップス類(クリスプ)をよく食べる。まぁ、芋だけじゃなくて、それにちょこっと「色を添えるのに」ディップが必要なわけだ。逆に、イギリスでは、猫も杓子も「フィッシュ・アンド・チップス」だったけどね。それ以外ありえない、っていうくらい。ちなみに私、フィッシュ・アンド・チップスは大好きなんだけど・・・・あの、ビネガーとケチャップの混ざったニオイが、絶対駄目。アレを、誰かが近くで食べているだけで、その包み紙が、バスの座席に残っているのを見ただけで、ものすごく気持ち悪くなったもんだ・・・・おぇぇぇぇぇぇぇそれにしても、このカ○ビー。近頃では、サ○ヨー食品同様、アメリカで現地生産・販売をしている。もちろん、コストが安く済むっていうのもあるだろうけど・・・・やっぱり、味が違うんだよなぁ。特に、我が家の「かっぱえびせん大王(=ダンナ)」は、絶対「アメリカ産かっぱえびせん」食べないもん。まぁ、一般のアメリカ人対象にするなら、それでもいいわけだ。でも、私(達)の舌はごまかせない!うちのダンナなんて、日本に住んだこともないクセに、「日本産じゃないとおいしくない」なんて、贅沢言うしなぁ。実は、ただの「オリジナルが一番」っていう思い込みかも。諸外国人には、やたらと知ったかぶりで「日本ビイキ」の人も多い。日本人から見れば、「え?」っていう程度なことも結構ある。日本を気に入ってくれるのはいいけれど、何も知らないくせに「知ったつもり」で口幅ったくされるのは、私としては嫌なんだなぁ・・・・・考えてみれば、うちのダンナも同類かもね。(笑)
May 10, 2007
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ちょっと久しぶりに、近くのガソリン・スタンドで給油。ここは去年から、東南アジア系の男性たちが働いている。今までは、ずっとアメリカ人の学生たちだったんだけど、さすが冬になって、すっかり姿を消してしまった。代わりに働き始めたのが、彼らだ。というわけでそれ以来、すっかり東南アジア系の男性たちが、寒さにも負けずに働いている。まだ一年にはならないけど、半年くらいにはなるかなぁ。ちょっと浅黒い肌に、おそろいの真っ赤なポロシャツのユニフォーム。あ~、もうすっかり夏だもんなぁ・・・そんなことを考えていたら、いつもの給油マンが私に話しかけてきた。「どこの国から来たの?」・・・・おやおや、それは私が聞こうと思っていた台詞。いつも、慌ただしく給油して走り去るから、そんな暇なかったけどねぇ。いつも、私のこと、仲間内で話しているの、知ってるよん♪そして、彼はこう続けた。「韓国人?」・・・・むっかぁ~、韓国人とちがうわい!まぁ、確かに東洋人でも、韓国・朝鮮や日本人は、似てる感じだもんなぁ。そこで、「違うよ」と言った私。そしたら彼、今度は「中国人?」と言う。なんだそりゃ。そこで、「私は日本人よ」と胸を張って答えた私。すると彼、ものすごく意外な顔をしてのけぞった!まったく、日本人を見たことがないのか、彼の「日本人のイメージ」に私が合わないのか。とにかく「意外な驚きをする相手のリアクション」が大好きな私は、「意外性の女」。まぁ、許してあげよう・・・で、私も彼らの出身を尋ねてみた。そしたら、やっぱり「ネパール」だそうだ。しかも、私の想像通り、政治亡命してきたらしい。アメリカは、ネパールとすべてが違うから、こんな仕事でもやるしかないんだと言う。そうか、みんな生きるために一生懸命なんだね。私が住むあたりは、昔イギリスから入植した移民たちが、自分たちの出身地の名前をつけた場所。緑が多くて、あちこちに湖が点在している住宅地だ。そして、東洋人は数えるほどしか住んでいないらしい。そんなところで働いている彼ら。アメリカは、人種が混在している国。それでも、いやだからこそ、人種差別や偏見は、なくなることを知らない。私自身が日々感じる差別も、何年経っても変わることはない。人と接することがあれば、なんらかの相手の反応を感じることもシバシバだ。ガソリン・スタンドは、アメリカの車社会の中での必需品。みんなが、絶対と言っていいほど、お世話になるところ。英語がしゃべれなくても、なんとかなる。こんな住宅地だと、比較的に客スジも良いらしい。でも、やっぱり中には、失礼な客もいるらしくて、口ごもっていた。片言の英語でも、彼らの思いは伝わってくる。そして、ここで結構長く働いているのは、やっぱり危険を感じないからだという。日々寒い思いや暑い思いをしながら、「将来を夢見て」がんばっている彼ら。家族でお金を貯めて、いつか家を買いたいんだそうだ。なんだか、思いがけずに話込んでしまった私たち。意外と、いい友達になれるかもね。
May 9, 2007
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強い日差しは、お肌に悪い・・・・そんなことは、女性ならばよく知っていること。今では、オゾン層の問題も深刻だ。紫外線が皮膚ガンにもなりかねないことは、多くの人が知っている。特に、欧米人はその皮膚の弱さゆえか、特に問題になっているところ。なんたって、白っちいもんなぁ。日本の夏の日差しなんて、そんなに強かっただろうか。東京の場合、「ビル熱」がある分、温度が暑いって聞いたことあったっけ。まぁ日差しの強さなんて、全然覚えていないんだけど、東南アジアの日差しの強さは、日本のそれよりも強かったと思う。もちろん、赤道に近くなるんだから、当然のことだ。もちろん、ヨーロッパは夏でも「それなり」。そんなに「日差しが強い」わけではない。だから、その分「夏の日差しを楽しもう」とばかりに、長期の休みでゆっくりするってわけだ・・・・でも、アメリカの場合、その日差しは、メチャメチャ強いと思う。やっぱり、アメリカといえば「両極端」。夏は暑く、冬は寒い。そのせいか、車を運転していても、半そでなんかを着ていようものなら、日差しが暑くて仕方がない・・・そして、すぐに腕の皮膚が痒くなってしまう。これ、毎年の困った問題なのだ。とにかく、私の住んでいる東海岸でこれだから、南部の州はもっと大変だろう。まぁ、その分、冬のドカ雪がないんだろうけど・・・・ヨーロッパからやって来た昔の開拓者は、そりゃ大変な思いをしたはずだ。だから、感謝祭(サンクス・ギビング)を祝う気持ちもわかるよなぁ・・・とは言うものの、やっぱり「焼けた肌」は人気らしい。おかげで、あちこちで「日焼けサロン」が大人気。まったく、ネイル・サロンか日焼けサロンって感じの、アメリカン・ライフだ。そういえば、日本でもネイル・サロンがあるようだけど、日焼けサロンも大盛況なんだろうか。それに、夏になると「インスタント日焼けクリーム」で、見た目「日焼けしているように」見えるものも、いっぱい出回っている。おまけに、露出したお肌にワンポイントってわけで、刺青(タトゥー)を入れている人達も大勢見かける。とにかく、巷はすっかり「夏モード」。逆に、建物に入ると冷房で寒いくらいなのに、みんなすっかり薄着で半そで。相変わらず肉乗りジーンズで、身体冷えないかなぁ・・・なんて言いながら、私も結構「肉」乗ってたりして?それにしても、アメリカの夏の日差しは殺人的。ダンナも私も、夏でも長袖。色白のダンナは、やっぱり「皮膚ガン、皮膚ガン・・・」と大変な心配よう。まぁ「肌だけは、お互いデリケート」ってことだね。(笑)
May 8, 2007
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近頃は、もうすっかり夏日の東海岸。おかげで、ちょっと車から離れて戻る度に、社内の空気が暑くてしょうがない・・・・ルーフや窓を開けておかなかったばっかりに、毎回毎回大変な目に会う。こんな暑いのに、車内に子供を置いたまま、「ちょっと・・・」って車を離れる母親って、アメリカでも結構いるのだ。それにしても、車に対する気の使い方って、日本と全然違うように思う。アメリカでも中心部だと、もちろん場所が限られているから、縦列駐車は当たり前。でも、住宅街だと、まるで車を「馬」のように、無造作に敷地内に停めていたりする。これも、アメリカ開拓の歴史の名残かなぁ・・・だいたい、車庫があっても、毎日車庫に車を出し入れする人は、あんまりいないようだ。基本的に、車庫は「モノ置き場」。家の中に「あんまりモノを置かない」分、家財道具は、どこかにしまう必要があるってわけだ。まぁ、我が家の場合は、ダンナの「ロケット製作所」と化しているけどね。日本だと、週末にはマイ・カーを洗ったりする人がいた。でも、アメリカの場合、「自宅で車を洗うのは、環境への問題あり」と言われてしまう。だから、洗車はもっぱら、自分で洗えるコイン・洗車場か、自動洗車場というパターン。とにかく、アメリカは車社会。車がないと、どこへも行けない地域が多い。つまり、それだけの台数の車+ガソリンが必要なアメリカ社会なわけだ。そういえば、近頃はガソリンの値段が上がってるんだよねぇ・・・・これも、近頃の中近東との「冷たい関係」が原因らしい。でも、私は「実は、誰か密かに金儲けしたい、共和党の陰謀じゃないかなぁ・・・」なんて思ってるんだけど?でも、こんなに手荒(?)に車を扱う割りには、車の値段はそんなに安いわけじゃない。もちろん、長持ちする日本車(トヨタや日産、ホンダ)は、中古車市場でも、アメリカ車よりも値段が高い。それに、近頃の人気は、レクサス(トヨタ)やインフィニティ(日産)だとか。やっぱり、日本車か・・・私も、運転することはもちろん、車が嫌いなわけじゃない。今まで、いろんな国で運転してきたけど、アメリカは道路が広い分、右側通行でも運転しやすい。とはいえ、今日なんて相変わらず、とんでもないおばちゃんドライバーに、またもぶつけられそうになっちゃった。それだけじゃなくて、反対車線をブイ~ンとつっぱしってきた、アフリカ系おっさん。もちろん、一旦停止完全無視で、交差点につっこんで、私の前に割り込んだ。危ないったらありゃしない・・・・もしかして、ヤクでラリってたのかなぁ?こういうのって、ホント、むかつくわ~
May 7, 2007
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近頃は、毎日すっかり半そでになってきた私。来週は、アメリカ版母の日っていうせいか、巷は母の日商戦で大変だ。どこに行っても、MOTHERの文字だらけ・・・・といっても、日本を含めて、来週が母の日っていうのは結構多いよね。ともかく、紫外線の強さが気になりながら買い物を済ませた後は、お待ちかね「釣り」。今年初めての「釣り」だ。すっかり釣りモード全開の装いのダンナにせかされて、私もあたふたと用意する。そして、もちろん釣りライセンスも忘れない。いくら、すぐ裏の池だからって、無用心は禁物。なんたって夕方には、野生の鹿も出没するあたり。長袖・長ズボンに、ブーツっていう格好は当然だ。まぁ、私の場合、釣りよりも、折りたたみ簡易イスの上で、ジュース飲みながら読書っていうのが毎度のパターンなんだけど・・・・私としては、釣りといえば、結構「出かける」っていうイメージ。でも、アメリカの場合、マンハッタンの中心部以外は、だいたい「すぐそこら辺で釣り」というパターン。まぁ、それだけ自然が豊富ってことなんだろうけど・・・日本みたいに、釣った魚をその場で食べられないところが、問題といえば問題。それにしても、ロンドン時代には考えられなかったほど、アメリカに来てからは釣りにいそしむようになったもんだ。なんたって、日本だって釣りなんて行ったことない私。まぁ、ダンナが行くから「仕方なく」お供していただけなんだけど・・・まぁ、今年の初釣りは、小さなクロッピー(Crappie)・・・そして、最後までクロッピー。バスは、全然出てこなかった。私の腕じゃ、まだまだってことなのかいなぁ。とはいっても、まだ5月だからこの先は長いのだぁ。 日本名ではなんて言うのかわからないけど、このクロッピー、一応バスなんかと同じ仲間。でも、みんな釣り上げると「いやぁ~な顔」をする、かわいそうな魚。食べられないわけではないらしいけど・・・・やっぱり、油で揚げるっていうから、あんまりおいしくはないようだ。とにかく、今度はフロリダなんかで、食べられる魚を釣りたいもんだねぇ・・・・
May 6, 2007
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近頃すっかり暖かくなった、米国は東海岸。気温的には華氏70度程度(摂氏20度ちょっと)なんだけど、車の中はもちろん、体感気温はかなり高い。私だって、半そでにカプリ・パンツだったりするくらいだもの。もちろん、足は素足にサンダル。もちろん私は、日本人。だから、というわけではないけれど、足の幅もそれなりだ。確か、日本で売っている標準の靴の幅は、D幅だと聞いたことがあったっけね。それでも広いものは、いわゆるE幅。中には、EEとかEEEなんていうもの売っているらしい。ところが、欧米での靴の幅は、B幅が基本。もちろん、Aから順番に、B、C、Dと広くなっていくのだ。近頃では、スニーカーなんかでも、ワイド幅が結構出回っているようだ。それでも、せいぜいD幅。イギリスでは全く見たことのなかった、幅広の靴。さすが人種のルツボのこの国は、そんな靴もちゃんと製造・販売されている。幅広の靴、大歓迎の私に反して、ダンナは逆。一般に売られているB幅でも「広い」と文句を言う。靴の中で、足が泳いでしまうらしい。だから、紐をきつく締めることになる。まったく、両極端な我が夫婦。日本人は、基本的に農耕民族。だから、足腰がしっかりしていると言われている。穀物を主食にしているから、他人種に比べて比較的胴も長い。脳みそが詰まっているかどうかは個人差もあると思うけど(?)、とにかくそんなに重い体を支えているのだから、足が厚くがっちりしていても当然だ。まさに、Lord of rings(ロード・オブ・リングス)の ホビットたちと同じ。毎年、夏になるとそんな足にサンダルで、爽快に過ごしている私。もちろん、今日もサンダル履きのままで、ダンナと買い物に出かけた私。すると、ダンナがこう言った。「誰かが、パンでも千切って投げてくれると面白いのに」・・・・間違いない、私の足のことだ。つまり、私の足が幅広でアヒルみたいだから、誰かがそこら辺にいっぱいいるアヒルと間違えて(?)パンくずでも投げるかも、と言っているのだ。そんなわけないだろう!?まったく、毎年、夏になると私のことをアヒルと呼び始めるのダンナ。だいたい、うちのダンナは私をいろいろな呼び方で呼びつける。何か頼み事があるときや、勝負事に勝った時などなど。人のこと、勝手にいろいろと呼んでくれるもんだ・・・・それにしても、パンだなんて、ちょっと失礼よねぇ~?と言いながら、ついその発想が可笑しくて大笑いしてしまった、情けない私・・・・悔しい。
May 5, 2007
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うちのダンナは、日本語が全く駄目。それは、毎度のことなんだけど、だいたい覚えようという気がないせいか、その語彙だって全然増えない。それでも、どこかから聞き覚えた変なフレーズなんかを時々口走って、私を驚かせてくれる・・・・まぁ本人は大得意なんだけど、意味がわかってないからなぁ。それでも、大昔に覚えた言葉って、意外と覚えているようだ。例えば、初歩日本語とも言える「耳」。「目」や「鼻」は覚えてないくせに、耳だけは覚えているのだ。それは、MIMIさんがいるから。英語の名前で「ミミ」。例えば、マライヤ・キャリーも自称ミミ。韓国人でも、ミミさんっているもんね。探せば、結構多い名前。そういえば、日本人は「熱いものをうっかり触った時」に、耳たぶを触る。身体の中で、比較的体温が低いところだかららしい。でも、お尻だって結構冷たいと思うんだけど・・・・まぁ確かに、熱いからってその手をいきなりお尻っていうのは、あんまり歓迎できない。余談だけど、耳といえば昔、ピアスの穴を開けると、その穴から「神経が糸のように出てくる」とか「その糸を引っ張ると、目に繋がっているから目が引っ込む」なんていうことも聞いたことがある。誰が考えたのか知らないけれど、日本人の考えることは、やっぱり面白い。そんな耳たぶ。だいたい、熱いものを持ったからって耳たぶを触るのは、日本人くらいじゃないかなぁ。他の国の人で、そんなことしてる人、見たことないもんんねぇ。でも、だからといって、お尻に手を入れる人も見たことないけど。とにかく、私の耳たぶはともかく、ダンナの耳たぶは小さくて薄い。日本式に言うならば、「全くお金が貯まらない相」なのだ。ひぇ~・・・・これは、将来不安かも。ダンナの耳を見ながら、そんなことが頭をよぎった今日の私。
May 4, 2007
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することはいっぱいあるはずなのに、ついつ~いテレビの番組表を見る。別に、何かを見ようというわけではないんだけど・・・・と言いながら、気に入った映画なんかを見つけた途端、すぐにテレビはオンになるのだ。すると、The 40 Year Old Virginをやっているではないか。もちろん、すぐにテレビにかぶりつき。これは、メチャメチャ面白かったのだ。近頃、時々テレビでやっているのは知っているけれど、今日はうまい具合に時間があったもんだ。これ、何の期待もなく映画館に行って、たまたま見た映画だった。実は私、この映画に出ている Paul Rudd が大好きで、それだけで見たような映画。ところが、予想に反して大笑い。最初は「ポールかよ」なんてバカにしていたダンナも、途中から大うけで、それ以来友達みんなに勧めて回ったらしい。ちなみに、私のポールは主役ではないけどね。 Paul Ruddこの映画の前から、テレビのコメディ番組(The Office)で注目されていた主役の Steve Carell。それが、まるで駄目押しのようなこの映画で、数々の賞を総ナメ。ボックスオフィスの評判もよくて、すっかりハリウッド有名人の仲間入りをしてしまった。それにしても、日本人の男性脱毛屋さんだとか、日本人従業員総出演のヒバチ(いわゆる、パフォーマンス付ステーキ屋さん)レストランだとか。とにかく、日本がいっぱいでてくるのが、不思議といえば不思議な感じ・・・・ただ残念なことに、確かこの映画、日本ではDVDにさえなってなかったと思う。今ならもう出てるのかなぁ・・・・・出てたら、是非オススメです。
May 3, 2007
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近頃、ようやく暖かくなってきた東海岸。昼間はすっかり半そでで、十分・・・・もちろん、足は素足にフリップ・フラップやサンダル。男性だって、Tシャツに短パンで、軽装になったもんだ。まぁ、私の場合、カーゴ・パンツをはいているから、それが気になる・・・・そんな午後のこと。チラッと立ち寄ったお店で、レジに並んでいた女性。う~ん、年齢的には40歳すぎってところだろうか。ショートなブロンドに、コーチ(Coach)のショルダーバッグ。カプリパンツにフリップ・フラップ・・・・ただ、すべてがピンクで、結構太っている。はっきり言って、私は太っている人が大の苦手だ。自分の健康管理も出来ない人とは、合うわけがないと信じている。ちなみに、私が言う「太っている」とは、ヨーロッパやアフリカ系によくいるタイプの、病気ではなく「自分のせいで太ったタイプ」の人達のこと。東洋人のそれとは、大違い。そんな女性が、しかも全身ピンク・オバケ。ピンクが好きなのは良くわかるけれど、何もバッグまで・・・・アメリカでは、コーチ(Coach)は大人気。猫も杓子も、コーチのバッグを持っているほど、大人気のアメリカン・ブランド。もちろん、ショッピング・モールの中にもあるし、我が家の近くでさえ専門店がある。よく、日本人はブランド好きと言う。でも、それは日本人だけではない。どこの国の人も、結構好きだ。もちろん、アメリカ人もそう。ただ、アメリカは大量生産・大量消費で、安いものに敏感な国民なはず。このアンバランスさは、私としてはとても興味深い。これは、愛国心?ところが、私はブランドの中でも、コーチはあまり好きではない。革製品は好きなんだけど、あのいかついデザインや縫製が、気に入らないのだ。だから、大昔の彼氏にもらったコーチの財布が盗まれたときにも、全然気にならなかったくらい。むしろ、同時に盗られた皮の手袋の方が、とっても悲しかったっけ・・・・一体イクラしたのか知らないけれど、よく見れば、コーチのCマーク入りピンクのフリップ・フラップを履いている。ご近所なのに、力はいってるなぁ・・・こんな人は、きっと悠々自適に主婦生活を楽しんでいるのだろう。こんな昼間に、こんなところに出没するくらいだもの。悪いけど、思わず見つめてしまった後に、あまりのことに目をそむけてしまった私。なんたって、かなりの「バッド・コンビネーション」。まるで、自分の身体が浮腫んでしまうような錯覚さえ、覚えてしまったのだ。まったく、好きなだけ食べて、好きなだけ買って・・・・まさに、「ピンクのコーチ(←馬車客車っていう意味=それくらいの身体周りってこと)」なんだわ~
May 2, 2007
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ちょっと野暮用で、ある日本語教授に会うことになった私。もちろん、「日本のことなら、この人!」ということで、紹介されたからだ。そして、指定された時間に彼のオフィスに向かった。日本人と会うなんて、久しぶりでちょっと緊張・・・初対面の挨拶もそこそこ、早速本題にはいる。年齢的には、私より上だろうことは、間違いない。でも、用件はすぐに終わって、結局無駄話。まぁ、日本人同士の長話って感じだろうか。ただ、私は彼の日本語が気になっていたけれど。「長くアメリカにいるから、日本関係のことがやりたかった」という彼。あ~、そうか。ちょっと日本語が変だけど、きっと日系のアメリカ人なんだ。でも、某有名大学の博士だもの、きっと語学的に素晴らしい人に違いない。そんなところへ、アメリカ人の学生たちがやってきた。もちろん彼、英語でも話す・・・・あれ?まるっきり、日本人の英語。悪いけど、とっても、とっても日本人丸出しの英語だった。聞けば彼、大学までは日本らしい。おや・・・・彼と話しをしながらも、なんとなくその「日本人離れした感覚」が気になってきた。私としては、日本人として、大学の「日本人の日本語教授」とお話させていただいたつもりだったのに・・・・あまりの傲慢さに、途中からかなり不愉快な感覚に陥ってしまった。とにかく、なんとか適当にその場を濁して、部屋を出た。周りは、すべてアジア語系の教授たちの部屋。そして、彼の部屋の反対側には、他の日本語教授。すると、学生と日本語を交え、英語でも話している女性の声が聞こえてきた・・・間違いない、この彼女のほうが「本当の日本語教授だ」。英語ももちろん、日本語も「生きた日本語」だった。その彼女、博士号は持っていないはずだ。なんたって、彼が言ってたもの。「僕だけが博士で、他はみんな修士号」って。彼は、博士号(ピー・エッチ・ディー=ph.D=Doctor of Philosophy)をもっているから、教授経験がなくてもいきなり常勤主席教授。「仕事は、人の口コミでやってくる」と、自慢いっぱいだった。でも、彼よりも明らかに、経験的にも語学的にも優れていると思われる彼女のほうは、非常勤。それは、修士卒だから。そういえば、知り合いのポルトガル人。もちろん、ポルトガル生まれ育ちで、言語学の博士をアメリカの某有名大学で取得。そのまま、大学でポルトガル語を教えている。実は、ポルトガル人としての彼の言語や常識は、「かなりずれている」と聞いたことがある。それでも、そのスジでは一人者らしい。英米語の社会では、英語面での評価は可能でも、外国語面での評価は難しい。だから、某有名大学の博士号という肩書きは、立派な「お墨付き」というわけだ。しかし、本当に優秀な人でも、博士号がないばかりに、真の評価をされることがないとすれば、それは悲しすぎる。そして、逆も然り。学歴は、確かに履歴書で「光る」。それに、アメリカ人社会では、某有名大学の博士号や出版経験は、高く評価されることだろう。しかし、日本の文化や言語を教えるべき人が、正しい日本の感覚や言葉を使えなくてどうするのだろう。そして、それが誰にもわからない恐ろしさ。学歴に騙され、本当の価値を見出せないことの空しさ。大事なものは、いつも「見えない」・・・そんなことを考えながら、運転していた帰り道のこと。
May 1, 2007
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気がつけば、また値上げ・・・・これ、アメリカの切手代の話。ついこの間、値上がりしたばかりなのに、また上がるなんて。結局、みんなが郵便に頼らない生活に変わってきたからだ。なんといっても、今はインターネット社会。それでも、郵便は出すことがある。だいたいアメリカの切手は、シールになっていて便利。買ってきて、そのままペタンと封書の上に張って出せばいいだけ。通常、郵便局やあちこちのお店の店頭で、1シート20枚綴り($7.80)で売られている。もちろん、自動販売機もあり。アメリカの郵便局は、もちろん民営。とは言うものの、働いている人達、特に窓口なんていうのは、本当に人柄が出る。サービス業とは言うけれど、そんなことは全くお構いなしっていう「公務員気質」だったりする。まぁ、これは世界中どこも同じようだ。とにかく、いつも行くのは、我が家のすぐ近くの郵便局。そこで先日、いつものように切手を2シート購入した私。そしてその夜、ニュースを見てびっくり。それは、切手代が値上がりするってことだった。切手を買ったときには、知らなかったのだ。あれぇ、またかいな・・・・郵便料金が値上がりするのは、5月14日。しかし問題は、今までとはサイズと値段が、格段に違ってくるということ。例えば、約50グラムくらいの封書。この値段が、場合によっては、過去の倍くらいにまで上がってしまう。これが中小のビジネスを逼迫しかねない、という声も上がっている。そして、更に話題になっているのが「フォーエバー・スタンプ」。値段が印刷されていないので、値段の変更に関係なく、いつでも使用できるというもの。実は、以前から存在していたらしいのだけど、今回はとっても大きく報道されている。それは・・・・ 現在の切手代は、39セント。34セントだったと思ったら、すぐに37セントになって久しかったここ数年。それが、去年39セントになって、更にこの値上げ。フォーエバー切手が取り沙汰されるっていうのは、恐らく「次の値上がり」を懸念している人々がいるからだろう。そりゃ当然。だいたい、アメリカというところは、その気象条件や環境条件(そして、身体条件)から、家から出ない、車から降りない生活をすることが多い社会。インターネットの普及もいいけれど、結局便利な分だけ、何かが犠牲になっいくわけだ・・・・まぁ、文明社会って所詮そんなもん?
April 30, 2007
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全く、毎日毎日、飽きることなく日本の阿部首相の顔と「慰安婦問題」が、セットで報道されているアメリカ。本当は、それだけの訪米ではないんだろうけど、結局そのために訪米したような報道になっている。それにしても、私の疑問。「なんで、慰安婦問題を米国で『謝罪』し、それを『ブッシュ大統領が、受け入れる』のだろう?」。アメリカは、直接関係ないと思うんだけど・・・だいたい、報道を見ていると、阿部首相の同じ発言の繰り返し。しかも、その英語が「あまりに日本的意味すぎ(私の感覚だと)で、曖昧すぎる」こと。だから、結局「謝罪」になってしまっている。でも、そんなに謝罪するくらいなら、謝罪すべきところにするべきでしょう?しかも、基本的意識はやっぱり「過去の臭いものには、もう蓋をする」といった意図が見え見え。だから、とにかく世界の表舞台(アメリカ)で、日米関係を強調した上で「日本の意図を伝えれば」、アメリカのバックアップもあって、当該国たちは黙るだろうと考えている・・・って感じだ。ニューヨーク・タイムズに、ドでかい表示でこの問題が掲載された、首相訪米当日。これほど、長年騒いでいる割には、何も明らかにできていない日本。やっぱりこれじゃ本当に、北朝鮮の日本人拉致問題なんて解決しないかもねぇ・・・・一体、何が問題なんだろう。確かに、東洋の微妙な意味合いの英語訳は、特に外交面では難しいはずだ。でも、これを「文化の違い」と簡単に片付けるのは問題だ。自分で自分の首を締めていることに、早く気がつかなければ。まさに「トンチンカン」とはコレ。でも、こんなこと感じているのは、私だけなんだろうか?とにかく、もういい加減にして欲しい気分だよ・・・・
April 29, 2007
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公聴会といえば、「パット・ティルマン(Pat Tillman)の事件」。アフガニスタンで戦死した、元人気のプロ・アメリカン・フットボール選手(アリゾナ・カーディナルズ)。その死因発表で、アメリカ中が揺れている。アメリカン・フットボール選手というのは、とにかくメチャメチャ国民的ヒーロー。そんなパットが愛国心から、当時プロ野球選手(アナハイム・エンジェルズ)だった弟のケビンと共に、「お国のため」に軍隊入り。動機は、9・11のテロ。 Pat(左)とKevin サウジ・アラビアにて Kevin Tillmanのレポートより発表された当初の死因は、「戦闘中に、銃弾を頭に受けたこと」。これが、2004年4月。まだ、27歳の若さだった。もちろん国を挙げて、彼の功績をたたえ英雄視された・・・・ところが、その直後、ペンタゴン(国防総省)より本当の死因が通知される。実は、射撃訓練中に、仲間の銃弾を受けたというのである。いわゆる「フレンドリー・ファイヤー」。つまり、ヒーローから一転、ただの誤射死亡。そこで、公聴会が開かれている。なんといっても、彼にはメダルを授与、階級も上がっている。それが、後から出てくる出てくる・・・・しかも、実は彼、イラク介入したブッシュ政権に反対の立場だったとくれば、世論もだまってはいない。大スキャンダルだ。それにしても、パットの死後すでに3年。今頃になっても、まだまだ騒いでいるなんて、よほど「何かを隠したい人達」がいるってことか。まぁ、政権末期にもなると、やっぱりいろいろ出てくるわけで。真実を知ること、そしてそれを見つめ過ちを正し、新しい道を探ることが大前提の、欧米社会の価値観。だから、どこかの国の「ウヤムヤな同情ばかり」は、相手にされないんだよなぁ・・・・。まったく、公聴会で夜が長いなぁ~
April 28, 2007
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アメリカでは、いろんなことですぐ公聴会が行われる。つまり、「真実を明らかにするため」だ。まぁ、何でもかんでも、公聴会に呼び出すっていうのは、前向きで良いとは言え・・・・なんといっても、テレビ番組「24」の製作者たちも、テロ対策の公聴会に呼ばれたくらいだもんねぇ。ところで、近頃アメリカのマスコミが騒いでいるのは、ゴンザレス司法長官の事件。いわゆる、政治・政党がらみのスキャンダルだ。私としても、なかなか興味深くて、いつもニュースは見ているんだけど・・・ 「記憶にありません」なんて連答するその姿は、昔の日本のピーナッツ汚職事件を思わせる。司法長官ともあろうものが、まさに周りの嘲笑を買ってしまうのも納得だ。まぁ簡単に言うと、共和党の現政府がその基盤を強めるために、民主党派裁判官たちを切ったってこと。実はこれには、ブッシュ大統領とゴンザレス司法長官の以前からの「深いつながり」がある。もともと二人は、テキサスつながり。ブッシュ大統領が、まだ上院議員だったころからの「縁」。いろいろと、陰で「助けて」いたらしい。とにかく、そんな公聴会は、平日の昼間というよりも、やっぱり視聴者が在宅している夜に放送されることが多い。で、ついつい見てしまうから、またまた夜更かしになってしまうわけだ。特に、ヒラリーXオバマの選挙熱の高まっている昨今、国民の関心も高い・・・・どうせ、裏はわかっている・・・そんな感じでも、一応みんな見ちゃうんだよねぇ。
April 28, 2007
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私が好きな俳優・・・って、まぁいっぱいいるんだけど、もちろんヒュー・グラントはその中でも特段。実際の彼は、映画で見る印象と違って、結構小うるさい頑固ものらしい。でも、ファン心理というものは、彼がいい映画・面白い娯楽を作り出してくれればそれでいいのだ・・・そんなヒューなんだけど、実は昨日、ロンドンで逮捕されちゃったらしい。どうも、取材記者に暴言を吐き暴力を振るったとか。それで、逮捕・拘束。でも、すぐに保釈されたらしい。そりゃ、パパラッチは世界中にいるからなぁ。実はこの話、イギリスでもほとんど報道されていないらしい。というのも、逮捕・保釈があっという間だったことと、保釈後も名前は伏せられ、弁護士もだんまりらしい。それでも、多少漏れてしまった話のようだ。まぁ、イギリスでは、彼は超有名人だもん・・・それにしても、ハリウッドでもたくさんの俳優たちが、常にパパラッチに追いかけられている。そんなハリウッドの環境を嫌って、マドンナやブラピXアンジー、ニコラス・ケイジなどなど、イギリスやフランスに「逃げていく」人達もドンドン増えているとか。テレビでも、「ハリウッド・ウォッチャー」なんていう番組で、毎日毎日いろいろなハリウッド人情報を流している。そして、それでも物足りないのか、挙句の果てにその家族だとか、いわゆる素人さんたちまで登場。まぁ、「演じること」はサイエンスであり、面白い職業だとは思う。ただ、能もないのに「親の七光り」だけでハリウッドにいる人達も、確かに多い。でも、そんな人は生き残れないほど、ハリウッドは厳しい社会・・・お金はあるから、いいんだろうけど。どっちにしても、いつも誰かに追われる生活って、いやだなぁ。取材攻勢に頭に来たり、暴言吐きたくなる気持ちも、わからないではないよね。まぁ少なくとも、こんな人達の家は、もちろんカーテンくらいあるんだろうね。いや、そのために外国に逃げちゃうのかな。
April 27, 2007
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ニュースを見ると、なんとトップニュースに、日本の安部首相訪米が報じられている。しかも、ここ数日、連日のトップニュースだ。今までにはありえなかったこと・・・・でも、この記事には必ず「慰安婦問題」が同時に論じられていることは、日本で報道されているのだろうか。忙しさにかまけて、近頃のニュースに疎い私だけど、日本での内閣の支持率はどうなっているのだろう。アメリカでは、先日の阿部首相の発言は、今だに報道され続けている。つまり、アメリカの日本に対する目は、それほどまで「とても冷たい」。いや、「冷たくしてしまった阿部首相の発言」とも言える。アジア諸国に対する対応も然り、アメリカへの対応も然り。ある意味で、「僕らは日本人だ!」と胸を張るのはいいことだけど、所詮日本は小さな島国。他の国々と強調しながら生き延びるしか、道はないはず。なのに、残念ながら(?)外交があまり得意でないことは、誰の目にも明らかだろう。こんな態度は、欧米諸国特にアメリカにとって、逆に「やはり大事なのは、日本より中国」と思わせてしまいかねない。もちろん、国土も人口も、日本を圧倒的に上回る中国。その未知数の将来は、いろいろな意味で魅力的だ。やはり、大事なのは、日本より中国・・・実際、先日の安部発言では、アメリカの親日スジの関係者が、一応にみな「まずい」と言っていた。その後、特にたいしたフォローもなく、今回の訪米。これで、関係回復と思ったら大間違い。このままでは、今の気まずい関係が、更に決定的なものになりかねない。この訪米については、アメリカのマスコミはやはり「慰安婦発言後の関係回復が狙い」と報道されている。そして、その反応は「難しい」そうだ。時間をかけてアメリカまでやってくる暇があったら、今の日本に何ができるか、態度で示したほうがよかったんじゃないのかなぁ・・・・結局、まるで「何もしたくないから、代わりに時間をかけてわざわざやって来た」と思われてしまうだけ。まさに「臭いものに蓋」の構図、そのまんま。こんなの、もちろん国際社会に通じるはずがない。まったく、何をすべきか、求められているのか、全くわかっていない。ただ「同情」を繰り返すだけなんて、何の意味もない。日本人として、恥かしい。こんなことで、「日本」がトップニュースになるのなんて、もうゴメンだ。いや、それとも、判っていても敢えてはぐらかしているだけなのか・・・・とにかく、世の中そんなに甘くない。ホント、外交ってそんなに甘くないよ。
April 27, 2007
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今夜のニュースは、とにかくホーキンス博士の無重力体験の報道。以前から、ある大金持ちが博士を宇宙旅行に招待する(2009年予定)、とは言っていた。今回は、そのために「訓練」ってわけだ。私も、博士同様宇宙に行きたかったから、無重力なんて興味深々・・・もちろん、これはお金を払えば誰でも体験できること。そのお値段、$3675也。これで、25秒間無重力が体験できるってわけだ。まぁ、たった25秒間、されど25秒間。考えてみたら、結構いいお値段だよねぇ・・・・でも、庶民が出せない金額ではない。思い起こせば、かなり前の映画「アポロ13」。実話に基づいた、宇宙飛行士たちの話だ。リンカーン元大統領の子孫と言われる、俳優トム・ハンクス主演の映画である。この映画も、今回のホーキンス博士同様の無重力状態で、撮影されたもの。ということは、あの撮影だけでもかなりの金額ってわけだ。とにかく、博士の場合は、医師・看護士たちがそろっての万全を期しての体験。本来1回だけのトライが、博士は8回もやったんだとか。健康状態が心配・・・博士の病気とは、いわゆるALS(Amyotrophic Lateral Sclerosis=いわゆる筋萎縮症)。ただ、博士の健康状態から、実はALSではなく別種ではないか、という説もある。それにしても、今後のホーキンス博士は、実際に宇宙に飛び出すための準備に入るというわけだ。無重力を体験するっていうだけでも、一般人にはまだなかなかできないこと。でも、さすが博士。いろんなことをドンドンやっちゃうんだねぇ。そんなホーキング博士。年齢65歳。今までなら、すっかり「おじいちゃんは引退」っていう年齢だ。でも、今は違う。それに、なんといっても「やる気と好奇心」。これがあるから、人間いくつになってもがんばれるんだなぁ。さて、65歳までには、まだかなり時間がある。私も65歳になったら、博士みたいに宇宙旅行ができるかなぁ・・・・
April 26, 2007
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お友達のお宅にお邪魔して、よく思うこと。みんな、家にカーテンないんだよねぇ。それに、カーテンもなければ、ブラインドもないってことさえある。そして、家の外からは「家をライトアップ」。中からは、ピッカリのシャンデリアで、外からは丸見え・・・・これは、私のプライバシー感覚をとっても傷つける。しかも、みな大邸宅で天井もメチャ高い。それなのに、壁一面が窓だったりするんだけど・・・だから、外から丸見えどころではなくて、中も外もガラス一枚で仕切られてるってだけだったりする。それって、せいぜい冷暖房の違い。もちろん、セキュリティ会社と契約しているから、誰かがガラスを割って侵入しようものなら、すぐに大音響と共に、保安会社や警察が飛んでくる仕組み。それでも、警察が来る前に殺されちゃったら、元も子もないと思うのは私だけ・・・?だいたい、街中の住宅というよりも、郊外の大邸宅にこの手は多い。 あるお宅の全景 あるお宅のリビング あるお宅の中庭まぁ、大きい家もいいけど、掃除が大変だなぁとか電気代が大変だなぁ、としか思わない私。一人に一部屋以上あって、どうするんだろう?それに、建築費も高かっただろうなぁ。それにしても、カーテンなくって、嫌じゃないかなぁ?とかいいながら、大邸宅の「だ」の字にも及ばない我が家。実は、一階にはカーテンがないのだ・・・・つまり、外から丸見え。今日の晩ご飯が「粗食」っていうのも、毎日丸見え。野菜押し付けあっての大喧嘩も、ま~る見え。きゃぁ~まぁ、気分だけ大邸宅ってことで。(笑)
April 26, 2007
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アメリカの子供のいる家庭では、ベビーシッターを雇って子供のお守りをしてもらう。州によっては、それが義務付けられているところもあるけれど、やはりこれは一般的。とにかく、子供だけが家に残るということは、ありえない。多いのは、近くの高校生に頼むケース。ある程度しゃべったり出来る年齢であれば、これでもいい。でも、低年齢層の場合、どうしても「要・経験、有・資格者」なんてことにもなりかねない。夫婦で出かけたり、仕事に出たりすることが多いアメリカ人家庭。これは、仕方のないこと。それが、たまには死亡事故なんていうことにもなってしまう。単なる事故の場合もあるけれど、実は事故のように装った「虐待死」ということもあるわけだ。そして今日も、そんなニュースを見てしまった。こういう事件は、本当に腹が立つ。なんと言っても、被害者は赤ん坊や幼児。虐待の事実を、直接訴えることはない。だから、死後の遺体解剖で、ようやく事実判明ということも多い。しかも、不審点がなければ、遺体解剖さえもされないかもしれない。両親が何も知らないということもあるわけだ。ちょっと腹が立ったとか、ムカついたとか、ムシャクシャしていたとか。理由なんて、そんな程度。幼児相手に、基本的な感情コントロールもできていない大人に、ベビーシッターなんて仕事が勤まるとは思えない。そんなことを考えていて、なぜかふとロボトミー(Lobotomy)のことを思い出した。ほんの40年ほど前には、欧米でさかんに行われていた「脳の手術」。これで、感情のコントロールができるとされ、特に性犯罪者へ処置されていたという。実際には、犯罪者だけでなく、単純に「感情的な性格をなんとかしてほしい」なんていう家族の意向で、簡単に手術されていたようだ。ちなみに、元大統領ケネディの妹ローズマリーが、実はこのロボトミー手術をされたことは有名な話。確かに、手術後は「おとなしく」なるらしい。しかし、結局それは「感情をコントロールする」というよりも、「破壊」。何も感じられなくなった患者は、その後「感情のない人間」になってしまう。これが、「20世紀最大の恐怖」といわれるロボトミー。そして、このロボトミーは「ノーベル賞の恥」と言われるほどの、受賞前後で相反する評価を生んだ医学的発見である。私は、基本的に性善説者。そして、極刑反対論者でもある。人間は、本当はみんないい人なのだ。ただ、ちょっと違った環境なんかで、悪さを覚えちゃったりするだけなんだよねぇ・・・・まぁ、みんな良い人なら警察はいらない、か。
April 25, 2007
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夕方、ダンナの帰りに、石屋さんで合流して、サンプルをゲットすることになった。まぁ、石屋さんといっても、外の石門や石壁だけではなくて、家の中のインテリアの石。柱やちょっとしたアクセントにも、石を使うのは結構あることなのだ。何度も来ているところだけど、何か新しい出物はないかなぁ・・・って、ウロウロしていた私。そしたら、そこへ他のサンプルを見ていたはずのダンナが、すっ飛んできた。そして、押し殺したような声で私に告げる・・・「ブリーチ!ブリーチ!」。ブリーチ(bleach=漂白)?・・・はて、何がブリーチなんだろうと、クビをかしげる私に、ダンナは更に追い討ちをかける「ブリーチ!ブリーチ!」。全く、何が言いたいのか、さっぱりわからない。石をブリーチするのだろうか?「何がブリーチ?」と尋ねる私。すると、ダンナがこう言った「あそこの、カウンターの女性、かわいいと思わない?」。そして、そのカウンターの中にいる女性を見ると・・・年の頃なら20代半ば。ブルネットのロングで、服は上から下まで黒尽くめのスタイルだ。でも、一体ブリーチと彼女、何の関係があるのかわからない。「彼女がどうしたの?」と、ダンナに聞いてみた。すると、ダンナはこう言った。「彼女、ダークな髪で目の色が薄くて、とってもかわいいんだけど、ヒゲがあるんだよ!」。つまり、カウンターの女性は、とても魅力的な外見にもかかわらず、どうも口元の毛が少々濃い目らしい。それが、我慢できないらしいうちのダンナ。だから、その毛を「ブリーチ!(漂白しろ!)」と言っているのだ。これを、「剃れ」とか「抜け」といわないところが、欧米的だなぁ。女性だけでなく、男性だって、毛の濃さは気になるところ。特に、欧米人いわゆるコケージャンの場合、その肌の白さに対して、毛の濃さはとても目立つ。男性も胸毛はともかく、背中毛や肩毛なんてのもすごかったりする。まぁ、これは好き好きだけどねぇ・・・女性の場合は、顔や足などの無駄毛の処理というのは、永遠のテーマ。テレビでも盛んにコマーシャルが流れているけれど、やっぱり一般的には簡単なところで、ワックス脱毛ってところなのかなぁ・・・・でも、見てると痛そうなんだよなぁ。剃ったり脱毛したりだと、その毛は物理的になくなるわけ。でも、ブリーチをすると、その毛はのこったまま。ということは、そんな毛たちが、光に反射してふわふわしているのが見えると思うんだけど・・・・なんだか、それも嫌だなぁ。とにかく、東洋人というのは、そんな「毛」の悩みは比較的少ないように思う。まぁ、「毛がない」っていうもの問題だけど、「毛がある」のも問題だったりするんだねぇ。「無駄毛」とは言うけれど、本来「毛」とは、その部分を保護したりする目的があるはずなんだけど?子供時代は、初代007ショーン・コネリーの大ファンだった私。あの「フワフワ胸毛」に憧れたものだ・・・人間、適材適所っていうけれど、毛も「適量適所」ってことだよね。
April 24, 2007
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今日の一大ニュース。ソ連(いや、ロシアというべきか)のエリツィン前大統領が亡くなったこと。なんだか、久しぶりに彼の名前を見つけて、とにかく驚いた。76歳とのことだけど、彼の生前の活躍(?)を思うと、残念でならない。彼の時代は、ソ連が大きく変わった頃。民主化をモットーに、社会主義の代名詞だったソ連が、西側に向かって歩き出したのだ。もちろん、彼の評価は大きく分かれるところ。国民を貧乏のどん底に叩き落した、という見方もあれば、世界にその扉を開いた功績は、西側からは評価されている。あのいかつい風貌に、硬い表情。鋭い目つきに、力強い演説・・・・確かに、コワモテのイメージが強いエリツィン氏。しかし、そんな彼だからこそ、国の180度の転換を強力に推し進められるだけの、国民の支持を得ることができた。彼の時代から、どれだけ多くの国々が独立をし、世界中へその人口があふれ出たことだろう。「鉄のカーテン」を引き、西側に全く扉を閉ざしていたソ連。今では、世界のあちこちで「金持ち元ロシア人」たちが、悠々自適な生活をしているという。これも、ソ連の民主化があったから。あの力強い外見は、見てくれだけではなかったようだ。あの大きな国を引っ張れるだけの、大きな身体と力強さは、しゃべり方や態度に表れていた。彼がいたから、ロシアの今日があるといえる。もちろん、今だ多くの問題を抱えているにせよ。とにかく、人間だから、いつかはその寿命は尽きることはわかっている。でも、なんだかとても思いがけなかった。そういえば、もうそんなお歳だったかなぁ・・・・いろいろな意味で、生前の彼を思いその死を悼んでいる私である。
April 23, 2007
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今日も昨日に続いて、DIY(Do It Yourself)ショップめぐり。このところ、凝り性のダンナが、さらに凝り性になってきたようだ。天気もよくなってきたところで、どこのお宅も、家の改築や庭の手入れに忙しくなってきた・・・ところで、アメリカというところは、私が見るところ「やどかり型」。日本人のように「サラリーマン一生の夢・一戸建てを建てる」というよりも、気に入った家を買っては住み替える方が多いようだ。買っては売り、そしてまた買っては売る・・・・そんなアメリカ人の強い味方が、DIYショップ。もちろん、何でもが「大型店舗」のこの国。大きく大量販売することで価格を下げる、という考え方だ。例えば、日本にもCOSTCOってあるんだよね。とにかく、なんでもが大型大量販売・消費なのだ。しかも、近頃の家の改築・転売ブームを背景に、「やどかりアメリカ人」たちも、かなり熱が入っている様子。とにかく、Home Improvement(ホーム・インプルーブメント=家の改築・改良)を合言葉に、みんな寄るといつもこの話。アメリカで最大のチェーンは、なんといっても The Home Depot(ホーム・デポ)。オレンジ色がトレードマークで、ドでかいショップがあちこちに点在している。といっても、主にアメリカは東北部や、全米でも比較的大きい都市らしい。 二番目にでかいのが、Lowe's(ロウズ)。こちらは、ブルーが基本。こっちも、全米に広く事業展開をしているそうだ。もちろん、我が家の近くには、この2大チェーンがどちらも、しかも複数店舗存在している。まさに、共食いマクドナルド状態。 もちろん、こんな大型ショップ以外にも、あちらこちらに壁やブラインド、石屋さんやら床板屋さんなんかも、いっぱいがんばっている。気がつけば、本当にいろいろあって、みんなちゃんと商売が成り立っているんだから、やっぱりそれだけホーム・インプルーブメント熱がすごいってことだなぁ・・・ってなわけで、我が家の近頃の週末は、こんな感じで疲れ気味。(笑)
April 22, 2007
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土曜日だというのに、朝からとっても忙しい。なんと言っても、キッチンの床の石タイルを探しに、あちこちと回るからだ。それにしても、急に外気温が高くなって、本当にうれしい限り・・・・もう、すっかり半そで。アメリカは、確かに広いんだけど、それでも家の改築ブームは、どこでも同じらしい。そんなテレビ番組も、軒並み高視聴率を誇っているのだとか。そして、あちこちに大型DIY(Do It Yourself)ショップが立ち並んでいる。もちろん、平日はおろか週末は大変な人。まぁ、凝り性の人ならば、お金さえ問題でなければ、本当に素敵なものができる。ただ、どこの家にお邪魔しても暗い・・・これ、嫌なんだよねぇ。だいたい、欧米の家だと、どこも天井には「プロペラ扇風機」がついている。その中に、埋もれたように小さなライトがついていたりする程度。 例えば、こんな感じでとにかく、私が我慢できないのは、キッチンの暗さ。特に、近頃のアメリカの流行りは、線路に小さな電気がついてるタイプ(トラック・ライト)。もちろん、電球は「目に優しい」黄色いランプだから、野菜の色もすべてが、なんとなく黄色っぽい・・・・そんなこと思うの、私だけかなぁ? どこかのお宅。ちょっと失礼・・・だいたい、天井に電気がないから、どうしてもライトを自分で購入することになる。でも、ワット数が小さなものしか売ってないし、「自然光」ってことで黄色っぽい光。くつろぐには、少々暗めでもいいんだけど、本を読むには暗いんだよなぁ・・・頭も痛くなるわけだ。まぁ、どうせ私の意見なんぞ聞きゃしないくせに、私を引きずりまわすダンナ。こっちだって、大変なのだ。だいたい、凝り性なダンナのこと。どうせ、自分が好きなようにするくせに・・・・夏は、すぐそこ。それまでに、落ち着けるのかなぁ・・・・というわけで、朝からあちこちの床石タイル屋さんを、駆けずり回ってきた我が家。それにしても、「たかが床石、されど床石」。いっぱい売ってるもんだ。はぁ~疲れた。
April 21, 2007
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