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プチおたく
『おたく』に憧れてはいるものの『おたく』にはなりきれず、移り気な性格も災いして次から次へと趣味を変え、その度に財布の中身を減らし、熱から冷めたら『ただのゴミ』を集める。そんな『トホホ』な毎日を自虐を込めて送ります。
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Comments
2016.01.06
カテゴリ： 本
主人公の女性作家が有川浩で、その後、夫となる読者が私
読み手の理想とするストーリーを紡ぎ、そして希望通りの
終幕を迎え、満たされた心で静かに本を閉じる。そんな
いつものパターンが裏切られ、今回だけは望まない方向へと
コマは進み、そして無情にも突き放されてしまう。
都心へ向かう通勤列車は早朝とはいえ人であふれている。
そんな車内から顔を背ける様に薄闇の中の街並みが
流れゆく風景を見ながら
私は泣いた。
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