ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Nov 3, 2009
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 懲りずに再びオーケストラピットねた。

 どっかで読んだ記事のことを思い出した。
 英マンチェスターだかの由緒ある劇場にミュージカルを観に出かけた客が、興行主だか劇場だかを相手に訴訟を起こした件。せっかく著名な演目を観劇できると楽しみにしてたのに、ホンモノの生オケではなくカラオケで演じられてたことにご立腹。案内ポスターなどの表現が誤解を招いていたとの主張。

 フルオケではなくカラオケ。これ、不況に伴い、世界ぢゅうのオペラやミュージカルの現場で起こっていることかと思う。あるいはピアノや電子キーボード一台だけで伴奏させるとか。いわゆるコレペティさんがそのまま本番にもご出演。(ちなみに稽古ピアニストのことを英語ではrepetiteurだかなんか。←綴り不明)

 NYブロードウェイの地方巡業などでも、わざわざオケごと全員連れていくのではなく、あらかじめ録音しておいた音源を、特別な機材で再現して上演しているらしい(Realtime Music Solutions社の「シンフォニア」システム)。これ、テンポを揺らしたり、音程を微調整したりできる優れものなのだとか。オケピットのない劇場でも使えるから、かえって現実的。
 歌手の声域や体調に合わせて移調できるってことは、声楽界を中心に意外に支持されてたりして。

 そのうち、オケピットに所狭しと楽団員さんが詰め込まれてるのを見られなくなってしまう日が来るのもしれない。






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最終更新日  Nov 4, 2009 08:28:28 AM
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