ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jan 24, 2013
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 突然ですが、古今東西の大衆歌謡について雑感。

 結婚式や食事会とかでクラシック以外の曲も弾く機会もあり、ぼくは流行りの歌謡曲を今まで以上に意識するようになったわけで。「人気曲」がそのまま果たして音楽的に名曲と言えるものなのか、いろいろと考えさせられます。

 最近は(ってゆーか2000年代及び10年代)、和声的/リズム的に同じことを四小節とか八小節単位で延々と繰り返す曲が多いようです。あるいは、和声は変化してても曲調はハデに変化せず、明確なサビがなく中途半端な曲。
 これって、80年代のコテコテ昭和歌謡で育った世代にとっては、新鮮であるとともに物足りない。90年代のK室哲哉系(=サビ転調かつ熱唱系)のわかりやすい曲とも違う。

 そんな単調な和声進行繰り返し系歌謡曲、ふと思いつくだけでもいろいろ挙げられます。
 Someone Like You(アデル)、Somebody I Used To Know、If I Lay Here/Chasing Cars、Secrets(ワンリパブリック)、Moves Like Jagger、Viva La Vida、Bittersweet Symphony、あと、Marc Anthony の曲全般。
 ジョン・メイヤー「Say」にいたっては、和声進行だけでなく、歌詞までも繰り返しまくる。Say what you need to say を八回だか十回だか繰り返す。

 こうゆうミニマル・ミュージック(?)、ぼくとしては別に苦言を呈するつもりはありません。実は演奏する側にとってはすごくラクだし(笑)。旋律を担当する人以外は同じことを何度も繰り返して弾いてればいいわけで。

 昔からあります。「Stand By Me」とか「With or Without You」。ドイツの Kraftwerk とかも。三世紀前にはパッヘルベル「カノン」!


<追記>
 ぼくの記憶が正しければ、このテの音楽は1980年代に「題名のない音楽会」で特集され、司会の黛敏郎さんが「音楽的に魅力に欠ける」と批判してました。一例として槍玉に挙げられたのは確か中森明菜「I Missed the Shock」。







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最終更新日  Jan 26, 2013 11:15:41 PM
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