ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Feb 17, 2019
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カテゴリ: 映画、テレビ
「灯りの消えた街角で速い車に乗っけられても急にスピンかけられても怖くなかった」
(評価 ★★★★★ 満点五つ星)

 イギリスで人気のお笑い芸人が父親と一緒に世界を旅する紀行系ドキュメンタリー/モキュメンタリー。全部観終えたので感想をば。
 第1期:タイ、カンボジア、ベトナム
 第2期:ドイツ、ハンガリー、ルーマニア、モルドバ、ウクライナ

<感想>
 とぉっても気に入った。アジアのほうが彼らにとってはより異国的だろうけど、ヨーロッパ編も充分に楽しめた。是非続編も期待したいところ。南米とか。
 行き当たりばったりの紀行ものと見せかけて、たぶんヤラセも多く台本もしっかり存在するんだろうけれど、別にいいと思ふ。楽しけりゃいいし。
 マイケルさん(父親)は絵にかいたような英国老紳士で堅物。大自然に遠足に出かけるのにも背広にネクタイに帽子に革靴。いつも不機嫌で決して笑わない。感情があるんだかないんだか、国境越えとか怖いお兄さんとかにも動じることはなく、実はかなり強靭な精神力の持ち主。ときどきロンドンの自宅で待つ奥さんと電話する場面では素の一面をも見せる。
 一方のジャックさん(息子)はチャラ男。ほんとはかなりお育ちがよろしいはずなのに、下品なお笑いばかりを連発。

 いやぁ、旅ってほんっとにいいもんですね、とか思いながら観進めたのだけれど、なんだかんだ言って最も印象に残ったのは、カンボジアの地雷現場とチェルノブイリの事故現場を訪ねる回。





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最終更新日  Feb 18, 2019 10:16:20 PM
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