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今まで、H氏の見た映画も、青空無料映画会の「鞍馬天狗」や「丹下左膳」など、結構書いた積りだが、一体どの程度覚えているのだろう・・・
思い出の映画といっても、シリーズもの等は一々覚えていないが、妙に、その一場面だけ記憶に残り、気になっているものを、取り上げてみたい。
記憶力の限界の範囲もついでに、WEBサーチの力も借りて補足できぬか?・・とも思って・・
「 エノケンの西遊記
」
その頃、5人の子育て最中で、普段忙しかった筈の未亡人の母と映画を見に行った覚えはそんなにないが、この映画を連れられてみにいった事は何故か、妙に思い出す。
恐らく昭和23年頃の事で、H氏が小学校以前に見た筈の当時の映画は大体2本立てが普通だったが、もう一本は記憶にない。
映画館の場所は、旧小倉駅前にあった 常盤座
あたり?だと思うが・・覚えている限り、母親と劇場で見たのはこれが最初の様な気がする。
もう一つ思い出したが、その折のモギリの切符係りが、たまたま近所に住むお姉さんで、辺りを見回し「 入り!」
と云って、すばやく親子二人、顔パスで入れてくれたのも、うれしくも懐かしい・・ちゃきちゃきの下町っ子の彼女の顔はうっすら覚えているが、彼女の名前はもう思い出せない・・
当時の娯楽映画の事だから、 エノケン
の孫悟空が、キン斗雲に飛び乗り、空高く飛ぶ場面にしろ、雲に見せかけた煙(ドライアイス?)と孫悟空の裾が画面の外からの扇風機でひらひらする程度の特撮だったが・・
ある場面で、 孫悟空
が、 お釈迦様
に逆らい、天空の果て迄、飛んで行き、その証拠に、遥か天空にそびゆる剣山の五峰に、名前を刻み、意気揚々と、帰ってきて得意げに、お釈迦様に報告すると・・
にこやかにお笑いのお釈迦様が、ご自分の手のひらを拡げ、五本の指にそれぞれ書かれた、孫悟空の筆跡の文字を、「 その天空の果ての剣山の五峰に書いた文字とは、この事か?」
とお見せになられた・・・まさに、孫悟空はお釈迦様の手のひらを宇宙と思い、その果ての五本の指に文字を書いた訳で・・
驚く エノケンの孫悟空の顔は、当時のH氏も、驚いて、 口あんぐりな顔をしていただろう・
・と思うと、今でも思い出す懐かしい場面・・・。
此処まで書いてWEBで以下調べるみると・・・・
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""
1940年(S15年)
135分・モノクロ
東宝映画 制作=滝村和男 監督、脚本=山本嘉次郎
特殊技術撮影= 円谷英二
,奥野四郎 撮影=三村明 美術=松山崇 音楽=鈴木静一 録音=村山絢二 照明=大沼正喜 編集=岩下広一 製作主任=本木荘二郎 衣裳=島公靖 按舞=益田隆・荻野幸彦 殺陣=近藤登
キャスト:孫悟空= 榎本健一(エノケン
)三蔵=柳田貞一 猪八戒= 岸井明
沙悟浄= 金井俊夫
観音さま= 花井蘭子
玄宗王=北村武夫 珍妙大王=高勢実乗 金角大王=中村是好 銀角大王=如月寛多 猿太夫=団福郎 お伽の姫=高峰秀子
魔法の精=牧久千恵子 妖々女王= 三益愛子
姑娘=服部富子 東洋の女=李香蘭(山口淑子)
支那人形=汪洋 金鈴= 渡部はま子
袖珍= 中村メイ子
侍女頭=伊達里子 衛士女子=千川照美
日米開戦直前制作の映画である。1939年には脚本の検閲、制作・配給の許可制、外国映画の上映制限などを定めた、映画法が施行されていた。にもかかわらず、歌い踊るオペレッタ西遊記というのがとにかく珍しい! オペレッタといってもエノケンですから、和風や中国風の歌で、耳に馴染んで乗りもいい。豪華でギャグも満載の本作、日中戦争が激化した戦争中の緊張した時代のものとは思えないというか、そういう時代だからこそ娯楽が求められたというか…
エノケンの孫悟空
より
""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
とあった。
WEBは便利なもので、 戦前製作
の娯楽映画で エノケン
以外にも シミキン
デブな キシイアキラ
まで出ており、 李香蘭(山口淑子)や高峰秀子 も出演していたとは驚き!!
特殊技術撮影も あの円谷英二 氏 だったとは・・偉そうな事を書いてしまったが・・
しかし、 エノケン
はこの映画で孫悟空を演じた時に、如意棒(数メートルある)が足に当たったことが原因となって脱疽になってしまい、10年後の48歳の時に、脱疽が再発し大腿部から右足切断の手術を受ける厳しい運命がエノケンを襲いました。・・とあり、 http://d.hatena.ne.jp/tougyou/20060108
知らなかったとは云え、その後も活躍し、園遊会で昭和天皇に、「榎本は元気であるか?」と声をかけられ、「ハハァ」と恐々謹言した逸話とあわせコメディアンの,偉大な先駆者だった。
その後記憶に残る 「西遊記
」は1978年から1980年にかけて放映された日本テレビの、 堺正章が孫悟空
に適役で 猪八戒に西田敏行
沙悟浄の岸辺シロー
、それになんといっても、 三蔵法師の夏目雅子
は最高でしたね!

毎日新聞朝刊で現在 平岩弓枝作 「 西遊記
」を連載しているが、最初から丁寧に読む積りが、道東旅行等で途中、少しとばしたが・・、「忠臣蔵」や「源平もの」とおなじく、どこから読みはじめても、一緒で、まだ附いて ゆけそうなので、又読み進めている・・
その3 <続>少年に背負われた子は・・・『… August 11, 2018
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