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2019.06.08
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◆2018年8月14日 第35番清瀧寺 第36番青龍寺 第27番神峯寺 第26番金剛頂寺 第25番津照寺 第24番最御崎寺
 この年の盆休み。
 2泊3日の旅行で、母親とは1泊の温泉旅行、2泊目には八十八カ所巡りというパターン。12日に四国中央市で母親をピックアップし、今回は香川県の塩江温泉に泊まった。高松市からほど近い。12日は高松市の栗林公園(暑くてほどほどにしたが)を散策し、ホテル(新樺川観光ホテル)に宿泊。翌13日も高松市に出て、県立ミュージアムや平家物語歴史館などを見学して、母親を四国中央市に帰し、そのまま高知市に移動した。高知市では「ツーリストイン高知」というホテルに泊まり、近くの居酒屋で夕食をとったが、この居酒屋(「囲いの蔵」という店だった)も結構旨かった。四国はどこへ行っても美味しい居酒屋が多い。







 さて14日。この日は高知市から西へ移動し、仁淀川を渡って土佐市にある清瀧寺へ行き、さらに横浪半島の先っぽにある青龍寺を廻る予定。
 まず清瀧寺。地図で見ても相当な山の中にあるのがよく分かる。道も細く、クネクネの道になっている。対向車とはすれ違うことのできない道幅で、しかも片側は崖になっている。実際に帰り道に対向車が来て、僕の方がすれ違えそうな場所までバックしなければならなかった。お寺に着いてみると、駐車場は本堂のすぐ横だった。山門はずっと下にあって、そこからは長い石段になっていた。駐車場から本堂、大師堂も石段を上がるが大したことではなかった。本尊は薬師如来だが、境内には大きな薬師如来立像があった。山の上なので眺めは良かった。






 今度は同じ土佐市でも南の端、太平洋まで南下する。ここには横浪半島という半島が太平洋に突き出ているが、その先端(東の端)と陸地とは橋で繋がっているので、意外に時間はかからなかった。宇佐大橋を渡って半島へ。この辺りは太平洋とは言え、湾曲しているせいか海水浴ができるらしい。竜の浜という浜辺から内陸へ入って行く。有名な明徳義塾高校が近くにあった
 内陸に入ってすぐに青龍寺の駐車場があった。そこから入ると僧坊のようなものが建っていてそこかと思ったら、違っていた。逆の方に山門があって、お寺はその奥だったが、山門をくぐってみると、どこまで続くのか全く先が見えない長い石段があった。八十八カ所のお寺では非常に多いパターンとは言え、ここはまた長い。180段だった。しかも8月。ふうふう言いながら上がって行った。山上には古い本堂、まだ新しい大師堂、赤い三重塔もあった。






 これで予定の2カ寺を終えたがまだ10時にもなっていない。これからどうしようかと家内とスマホを眺めていたら、近くにお洒落な感じのカフェがある、というので行ってみたが、それはヴィラサントリーニという高級リゾートホテルの一角で、朝は営業もしていなかった。それならと、まだ行っていない高知県東部の札所へ行けないか、カーナビに入力してみた。第27番神峯寺まで1時間半で行ける、と出た。じゃあそこまで行くかと車を走らせた。
 太平洋のすぐ横を走る道は気持ち良い。仁淀川の河口の大橋を渡り、高知市に入り、桂浜を横目に浦戸大橋を渡る。・・・までは良かったが、さすがにお盆休み。結構車が多くて途中からノロノロになってしまった。神峯寺は高知市から東に南国市、香南市、安芸市を越えた安田町にある。途中のコンビニで弁当を買い食べながらの移動となった。そして国道55号線から北(山)のほうへ。ここも山中にあるお寺だった。
 道路は整備されていて、お寺の駐車場までは問題なく行けたが、ここも山門をくぐっても広い庭があるだけで、本堂へは急で長い石段を上がらなければならなかった。山全体がお寺の敷地なのか、広い。本堂や大師堂そのものは大きくはなかったが、前庭の部分は手入れの行き届いた庭園という感じだった。






 次の金剛頂寺は、安田町から奈半利町を越え、ついに室戸市に入ったところにある。ここも国道55号線から山の方へずいぶん入ったところにある。少し遠い。でも何とかたどり着き駐車場に止めたが・・・駐車場の周囲には何もない。ここもか、と思いつつ案内板のほうへ行くと、やっぱり石段。
 厄坂と石柱に掘られていたので、60段あるということ。上がると山門。でも山門の先はまたまた石段。そこを上がると広く開けていて、立派な本堂がある。僧坊などもある大きなお寺だった。お参りをして、また元の国道55号線に戻る。家内は(霊場巡りは)もう十分、という顔だったが、どっちにせよ室戸市まで来た以上、元に(高知市のほうに)戻る訳には行かない。あと2つで高知県もコンプリートできることになる。次の津照寺は海辺にあるので、そんなにきついことはないと踏んで津照寺へ。距離も近い。






 津照寺は室戸の漁港のすぐ前にあった。確かに海の目の前だ。なのに・・・。なのに何故かここにも小高い丘があって、本堂はその丘の上にあった。山門は仁王さんも何もない普通の赤い門。くぐると石段。石段の途中に中華風の鐘楼(?)が石段を跨ぐようにある。さらに上がって頂上に本堂。これもコンクリート造りで、少し残念な感じ。お参りの後石段を降り切ったところに納経所。もう万葉はグロッキー気味だった。






 しかしあと一つ。最御崎寺は室戸岬の先端近くにあるが、ここは近くまでドライブウェイが完備されている。ここも近い。行ってみると、巨木に囲まれて、日陰で涼しい。実は天気予報だと、日本に台風が近づいていた。しかもここは室戸岬。風も少しずつ強くなっていたのだ。
 最御崎寺は石段を上がるということはなく、ゆったりとした坂道を行く。境内は広く、また長い歴史を感じさせるお寺だった。お参りを済ませた後、室戸岬灯台が近いので行ってみた。大きな灯台。太平洋が一望でき、美しい。ウンザリ顔だった家内も満足。しかも、これで(予定外だったが)高知県もコンプリート!






 四国八十八カ所は、徳島が発心の道場、高知が修行の道場と呼ばれているが、まさに高知は修行の場だった。因みに愛媛は菩提、香川は涅槃の道場。
 室戸岬をしばらく見学して帰路に着いたが、ここからが大変だった。室戸岬から国道55号線をひたすら徳島市に向かうことになる。もう夕方が近づいている。ナビを入れてみると、尼崎の自宅に到着する時刻は22時30分と出た。しかし、こんなところを徳島市まで走る車は少ない。ガラガラの国道、しかも信号も少ない(ほとんどない)のだから、そんなに時間がかかる訳ないと信じ、走り続けた。少しずつ台風の影響が出てきて打ち寄せる波がものすごいことになっていた。徳島県に入った海陽町の道の駅「宍喰温泉」で夕食。本当ならこの辺りでもう1泊したいところだが、お盆に空きなどない。そこから尼崎まで走ったのだった。家に帰りついたのは21時半くらいだったと思う。たった1日の出来事とは思えない、長い長い1日だった。
 これで2018年は最後となった。2018年は正月、GW、盆の3回だけとなったが、全部で16カ所を廻ることができた。通算では78カ所。しかも、徳島県、高知県、香川県の札所は全て廻り終えて、何故か地元の愛媛県ばかり10カ所も残ってしまった。ずいぶん偏ってしまった気もするが、四国中央市を拠点とすると、何となく愛媛県の南予のほうが残りそうな(要するに行きにくい)気がしていた。特に久万高原町の大寶寺と岩谷寺は一番行きにくい。一方で残り少ないと淋しい気もしないではない。





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最終更新日  2019.06.10 22:04:50
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