2004年05月02日
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5/2
前日、ハウステンボス出口ゲートのお土産屋さんを一旦
出た後、みんなにちょこちょこ配れるようなお菓子を
買ってないなあと、引き返そうと思ったがそこはゲートの
内と外。
2度とは戻れない仕組みになっていて結局お土産
買えなかったので、今日、ホテルを出た後ハウステンボス駅の
売店を物色。クッキーを買った後、予定通り9:09の電車で
モンゴル村へ向かった。

有田。
伊万里。
あまりに有名な焼き物の街に、せっかく降り立ちながら
電車の乗換えだけしてすぐに発つのは惜しい気がしたけど。
10:31鷹島口駅。
そこからフェリーの出る今福港まで、下り道を徒歩5分。
と、私は準備したデータに沿って港を目指す。
海のすぐ傍まで山が迫った地形で、駅からしばらく急な
階段が続く。
こんな道でいいのかなあ?と思うような、軒と軒の間の
細い通りを下る。
小さな公園で地元の子どもが、別の子を呼ぶ声が聞こえる。
そこは観光用に作られたのではない、生活の匂いのする
海辺の町。
途中立ち寄ったスーパーには、“当店では当面の間、
消費税は外税のままとします”という張り紙がしてある。
いいなあ。
観光地をハシゴする旅も楽しいけれど、ほんとは
こんな町でのんびりしたいな、と思う。

結局道が分からなくて、そのスーパーと、何屋さんか
よく分からないお店で道を訊き訊き、教えられた道を行くと
建物と建物の間に港とフェリーが見えた。

フェリーで鷹島の殿ノ浦港へ。
そこからバスで、いよいよモンゴル村へ。
(ちなみにフェリーの時刻表は、10:55今福発、
 11:30殿ノ浦着。
 バスは11:25殿ノ浦発、11:45モンゴル村着。
“接続時間にズレがありますが、フェリーのほうは
 時刻表より若干早く港につくようで、もしかしたら
 うまく接続できるかもしれませんが、保証の程では
 ありません”
 というHP上のコメントを楽観的に解釈して計画を
 立てたので、フェリーを降りた後、バスが待っているのを
 確認した時はホッとした)

続きは、書くかもしれないし、書かないかもしれません。
書かないとタイトル詐欺ですね。    (5/11)


 ■ ■ ■ ■ ■ ■
  ■ ■ ■ ■ ■

続き(5/13)

貸切バス(?)がモンゴル村ですと降ろしてくれた所で、
正面の建物に入った。
受付に女性が二人。
まったく観光地ずれしてない・・というのか、もしかしたら
今日が初勤務?もしかしたら今日だけ借り出されたの?
って感じの応対だった(多分、ハウステンボスの
プロフェッショナルなスタッフに馴染んだ後だったので
余計そう感じたのかもしれない)
「予約しておいた□□と言いますが」
「あ、はい。ではこちらに記入してください・・
 宿泊は3時からになりますので、その頃また
 こちらに鍵を取りに来て下さい」
「はい」

「あの、お昼ご飯を食べられるような所はありますか?」
「あ、はい、園内にレストランが2ヶ所あります」
「あ、そうですか・・・(出入り口が2つある)あの、
 どっちが園内ですか?」
「あっちです」
「こっちは何ですか?}
「そっちは売店です」

・・軽くでいいから説明してよ。
事前に寄せ集めた情報の中に、民族衣装を着て記念写真が
撮れる、というのがあった。
見るとその受付の建物の一角に、民族衣装らしきものが
何着か掛けてある。
張り紙に“着回しはしないで下さい”とだけある。
「これって借りられるんですか?」
「あっはい」

「・・借りたら、ここで着て、写真を撮ればいいんですか?}
「ええ、はい」
「有料・・ですよね?」
「はい。200円です」
「子供用のってありますか?」
「ああ・・えーと、これが一番小さいですね」
(・・って、それ男物じゃあ・・)
「あの、女の子用のは・・」
「そうなんですよねえ」
・・って。

裾をつまみ上げれば大きいのも着れるかもしれませんね、とか
言われたけど、そんな写真を撮るのに200円払うのも何だか
どうでもよくなってやめにした。

ついでに隣の売店の建物に入ってみた。
オリジナルグッズを探してみたら、
“モンゴル村たこけずり”(だったかな)というのがあった。
なんじゃこりゃ~とすごい興味をそそられたけど、
一見かつお節に見えるそれを、何に使うんだろう?
やっぱりダシをとるのかなあ。
530円(だったかな)も出して買ってもそんなに
おいしそうにも思えなかったので、それもやめにした。

その頃しーちゃんは、がちゃがちゃを見つけて
チェックしていた。
しーちゃんは、あわ良くば何か買ってもらおうと思って、
こんなのがあるよ、こんなのもあるよ、と
私に報告に来る(でもたいてい却下される)
今回は、かぶり物ハム太郎シリーズ100円、というのが
私も気に入って、買ってもいいよ、という事になった。
(さっきから何にも買ってないし)
ところがちょうど100円玉を切らしていて、いいや、
後でまた来るし。その時にね、という事になった。

再び受付の建物を通り抜けて、やっとモンゴル村へ。


緑広がる草原に点在するゲル。
その向こうには、いくつかの島影を浮かべた海。
私が、ずっと憧れていた、モンゴル村。
今日はここで、一日のんびりする予定。

レストランの食事はとてもおいしかった。
特にお子様ランチがおいしかった。
お子様ランチというのは、
 かわいい事。
 おまけが付いている事。
 待たせると子どもがぐずるからさっと出てくる事。
などが優先されて味は二の次、ということが多く、
これ全部一緒くたにチンして解凍したんじゃないの?なんて
思う事もあるけど、その分おいしいとちょっと感動する。
ここのは、まずチャーハンが、チンしたケチャップライス
ではなく、大人が食べても十分おいしいチャーハンに
モンゴル村のシンボルマークの旗がついていた。
あとチューリップ。
外はこんがり艶やかにローストされて、
中はやわらかく、しっかり味がしみている。
あとしーちゃんの好きなとうもろこし。
あとは忘れたけど。
私は、ちゃんぽんと、手羽ぎょうざと、ビール。
ビール、おかわりしようと思ったんだけど、店員さんが
とても忙しそうで声をかけられなかったので諦めた。

お腹がいっぱいになって、いい気分になったところで、
草原で遊ぶ。
馬マークの複合型遊具。
その向こうの柵の中に、ヤギと馬が飼われていた。
ヤギたちはお腹がすいているらしく、喜んで草をやる子供達の
手から、喜んで草を食べていた。
乗馬も出来る、とどこかに書いてあったような気がして、
ソリを借りに行ったついでに受付で聞いてみたら、
馬が年老いたため現在はやってないんですよ、とのことだった。
グラススキー(というかソリ)はとっても気持ちが良かった。
雨のせいか板のせいかすべりは悪かったけど、
長い芝のスロープを滑り降りるのが楽しくて、何度も滑った。
その度に長い階段を登る事になるので、結構バテた。
本腰入れてのんびりするのは、結構疲れるものなんだ。
でもそれは、心地良い疲れ。
しーちゃんは上着を枕に、草原にあお向けに寝転んでいた。

3時に鍵を取りに行って、一旦部屋に入った後すぐに
温泉に入りに行った。
水着1人300円はちょっと高い気もしたけど、時間も
たっぷりだし借りてみることにした。
袖のないジャージのような、ヘンな水着だった。
水着浴コーナーからの海の眺めはとても素晴らしかったけど、
そのことに気付いたのは、水着を返して裸で入るコーナーに
移動してからだった(あっ、こっちからは海あんまり
見えないじゃん)

温泉の後、同じ建物にある焼肉レストランで早めの夕食を
とった(お昼のレストランで、メニューを見ながら、
夜はふぐ刺定食にしよっか、と決めていたのだけど、
あっさり焼肉に負けてしまった)&ビール。

食べている間、雨の音が激しかったように思ったけど、
外に出た時には小止み状態だった。
雨は降ったり止んだりしながらも、次第に激しさを
増しているようだった。

(5/15)
モンゴル村は、鷹島という縦長の島の北端に位置する。
なだらかな勾配になっている草原の一番小高い所に登って
いくと、三方に海を望む事ができた。
夕陽は既に厚い雲の向こうに沈み、西の雲の縁に最後の
白っぽい光を残して、海には夜の帷が降りようとしていた。

私は今、どのくらい日常から遠いところにいるんだろう・・

私はもうしばらく海を眺めていたかったし、しーちゃんは
もう一度馬に草をあげたかったのだけど、風に混じる雨が
強くなってきたので、食後の散歩を切り上げて
ゲルに戻ることにした。

ゲルの内装は、ベッドやテーブルに極彩色の装飾を
施してあり異国情緒溢れるものではあったけど、
何ていうか、写真で見た通り、といった印象で
思ったほどの感動はなかった。
ただ、風雨が入ってきたり、もちろん浸水したりと
いう事も全くなく、その心配さえ感じさせない
しっかりした造りではあったけど、ゲルの外側を覆っている
テント生地は、傘の下にいる時のように如実に雨風の音を
伝えてきて、その“自然の中にいる”という感じがとても
素敵だった。
テントは傘よりも大きく部屋全体を覆っている分、
部屋全体がすっぽりと、草原を吹き荒れる嵐の音に包まれた。
何もない草原、が売りのここでは、雨が降ると本当にもう
何もする事がない。
ゲル内にはトイレがないので、小降りの時を見計らって
トイレを済ませて、私もしーちゃんと一緒に8時過ぎには
ベッドに入った。
明日の朝も早いことだし。

明朝は、6:20発のフェリーに合わせて6時に出発の予定だ。
早く起きなくてはいけない時の常として眠りが浅い所に
持ってきて、テントの上をザンザンと畝るように斜めに走る
雨の音と、バタバタと風を孕む音で、夜中に何度も時計を見た。
眠れなくても翌日仕事という訳ではないし、“ゆうべは
殆ど眠れなかった”なんて言う人に限って結構イビキなんか
かいて眠っているものだし、何といっても眠り始めが
早過ぎだったので、眠れない事自体は別に気にならなかった
のだけど、あまりの荒れように、フェリーが出ないのでは、と
何となく重たい気分で一晩を過ごした。







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最終更新日  2004年05月11日 22時45分09秒


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