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January 12, 2006
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カテゴリ: 思わず納得!



 ま、もちろん風邪の対処法として一般的なのは、「安静にする」でしょう。第一、症状が重い場合はそうせざるを得ない。しかし、私は黙って風邪のウイルスに蹂躙されるがまま、という状態に我慢が出来ない質でして、何とかこちらの側としても逆襲に転じたい、ウイルスに反撃してやりたいという気がある。その際、「薬を飲む」というのも反撃の一手ではありますが、今私が言っているのは、できるだけ薬に頼らない、民間療法的な反撃のことです。

 風邪の民間療法というと、例えば日本では「卵酒」なんてのがありますね。つまり水分と栄養をとり、かつ身体を暖めるという行き方です。これと同じようなのは外国にもあって、たとえばイギリスなんかで風邪の時に飲む「エッグノッグ(eggnog)」なんてのは、暖めたラム酒に卵と砂糖とミルクを入れたものですから、これはまさにイギリス版卵酒と言っていい。

 一方、アメリカ人はというと、彼らは風邪を引くとよく「オレンジジュースを飲め」ってなことを言いますね。これも水分およびビタミンCの摂取が目的ですから、一応合理的ではあるのですが、「卵酒」とか「エッグノッグ」の情緒がないですなあ。冷蔵庫からでっかいカートンを取り出していきなりゴクゴクですからね。そういう散文的なところがアメリカ人らしいと言えば言えそうですが。

 またアメリカ人のアメリカ人らしいところは、風邪の時、ただオレンジジュースを飲むだけでなく、さらに「サウナに入る」という荒療治をするというところにも表れています。日本人だったら生姜を摂ることで発汗作用を促すところでしょうが、アメリカ人はもっと物理的に行くわけ。この荒っぽさが、やっぱりアメリカンっぽい!

 ちなみに、アメリカの薬局などに行くと、風邪薬のコーナーに「エクネシア」と「ゴールデンシール」というのがよく売られています。これはどちらも有名な薬草ですね。それから「風邪には亜鉛が効く」というのもアメリカの常識で、驚くべきことに「亜鉛ドロップ」という、風邪の時に舐める飴まで売ってたりする。これは私も試したことがありますが、舌に金属の味がいつまでも残って非常にまずい! でも、これらもまたアメリカで一般的な風邪対処法の一端なんですな。 

 とまあ、こんな感じで、日欧米にそれぞれ民間療法があるわけですけど、さてここで問題です。私の場合、風邪に反撃するためにいかなる手を使うのでしょう?

 その答えは、「上に挙げた手を全部使う」でした。

 要するに、ビタミンCと亜鉛と「エクネシア」を摂取し、暖めた酒を飲み、水分を多量に摂り、サウナに入るのであります! おりゃあ! 風邪のウイルスへの総攻撃じゃ!

 で、その結果風邪があっさり治るかというと・・・これが案外そうでもなくて、かえって悪化させたりする(ガク、ガク!)。じゃあ、最初から何もせず静かに寝てればいいようなもんですが、それが出来ないんですね。やっぱり、どうにかしてウイルスに攻撃を仕掛けたくなっちゃう。思えば因果な性ですなぁ・・。

 で、昨日ブログに書きましたように、ここのところ私は風邪を引いてしまっているのですけど、今回は「総攻撃」はやめにして、ただ「大量の水分を摂る」というのだけ実践してみました。でも、これは案外効いたみたいです。いつもだったら、風邪を引くと喉に焼け付くような痛みを覚える私ですが、今回はそうでもなかったですからね。ま、大量の水を飲んだせいだけかどうかは分かりませんが。

 ということで、まだ体調は万全というところまで快復はしていないんですけど、今日も今日とて、勤務先に大量のお茶を持ち込み、飲みたくなくてもがんがん飲んで、風邪のウイルスを溺れ死にさせようと懸命のワタクシなのでした。おりゃあ! 風邪のウイルスよ! これでも食らえ~! ゴク、ゴク、ゴク・・・。





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Last updated  January 12, 2006 12:02:54 PM
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