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釈迦楽

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October 31, 2010
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カテゴリ: 今日もいい日だ



 神保町の古本市、毎年、この時期に開かれるのですが、なんでこの時期なのか、確か「サン・ジョルディの日」だかに関係があったような気がしますが、とにかくこの時期の風物詩でございます。

 東京で学生してた頃は、これが楽しみでね。友達と連れ立って行って、どっちがいい本をゲットしたか、なんて競争したり。しかし、名古屋の大学に赴任してから、なかなか行くチャンスがなくて、今回行ったのは、それこそ10年ぶりくらいでしょうか。

 しかし、相変わらずの盛況で、日本というのは本好きの多い国なんだなあとあらためて実感。人ごみがすごくて、まともに歩けないですもんね。

 で、私たちはすずらん通りの辺りから見始めたのですけど、そのあたりにあった「ボヘミアンズ・ギルド」という古本屋さんで池田満寿夫の本を2冊、『親しい友への手紙』と『池田満寿夫詩集』を(今日は1割引きで)ゲット、しかもどちらも初版のサイン本。この店、私好みの本がずらっと品揃えしてある上、二階にはリトグラフのいいのも置いてあったりして、かなり気に入りましたね。教授のおすすめ!です。

 その後、道端に仮設された台に並んだ古本を眺めながら信山社の方までそぞろ歩き、そこから交差点を渡って神保町の名店、「ランチョン」へ。今日はここで昼食を食べることにしておりまして・・・

 ・・・と思っていたら、なんとこのお店、今日はお休みだそうで。あーん、予定が大幅に狂う~。

 で、仕方なくその辺にあったパッとしないイタリアンで食べたのですけど、ホントにパッとしませんでしたなあ・・・。

 かくして変なものでお腹を満たした我ら親子は、再び古本探索の人となり、私は種村季弘さんの『怪物の解剖学』を購入。英文学の由良君美、フランス文学の澁澤龍彦ときて、ドイツ文学の種村季弘と、こう来るわけですけど、私は今まで種村さんの著作に親しんだことがなかったんです。だからこの際、一度試してみようと。今年は「今までにやったことのないことにチャレンジする一年」ですからね。

 で、父も母もそれぞれ古本を1冊ずつゲットしたところで今日の古本祭り散策は終了。帰りがけに「山のホテル」でお茶をしてから帰宅とあいなった次第。

 で、私はその後、4時間のドライブで名古屋に戻って来たと。

 今週末は学会がらみで忙しかったけれど、忙中閑あり、久しぶりに神保町の古本まつりの賑わいに接することが出来て、楽しかったです。ネットで古本を買うことが多くなってしまった昨今の私ですが、やはり神保町の古書店を冷やかす楽しみはまた別物。今度はもっと時間をかけて、じっくり歩いてみたいですなあ。





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Last updated  November 1, 2010 01:57:39 AM
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