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ネット上の経済誌、『ダイヤモンド・オンライン』で今日から拙著の紹介が始まりました~!これこれ! ↓自己啓発本がヒットするのは日本とアメリカだけ?「日本初の啓発本」を書いた超有名人とは | ニュースな本 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp) これ、拙著の内容を抜粋して、このネット上の雑誌に3回に分けて連載するというものなのですが、今日・明日・明後日の3日間、連続して掲載されますので、興味のある方は是非! っていうか、元本そのものが面白いので、上の抜粋を読んで面白いと思った方は、元本の方も是非読んでくださいませ。これこれ! ↓アメリカは自己啓発本でできている ベストセラーからひもとく [ 尾崎 俊介 ] それにしても、文学者の書いた本/研究書が、経済誌で紹介されるというのもアレですけど、まあ、ある意味、象徴的な事例ですなあ。 つまりね、自己啓発本に興味のある人たちというのは、文学界にはほとんどおらず、経済界に居ると。そういうことなのよね。 逆に、人文系の研究者とか専門家と呼ばれる連中は、拙著に興味を示してくれませんなあ・・・。『図書新聞』と『週刊読書人』という、ド人文系の書評新聞があって、どちらもこの時期、「2024年、上半期の収穫」と称して、この半年の間に出版された優れた本を、各界の専門家たちが3冊くらいずつ紹介するという企画をやるのだけど、どちらも拙著を完全無視するという・・・。 まあ、本当に専門家というのは、なんともはや・・・。あっしがこれだけ優れた本を出しても、タイトルに「自己啓発」とあるだけで手に取りもしないんだろうな。ほんと、腹立つわ~。 まあ、いいわ。とにかく、『ダイヤモンド・オンライン』が、是非ともこの本を世の中に紹介せねば!と思ってくれたことを、ありがたいと思わないとね。ほんと、ありがたいです。『ダイヤモンド・オンライン』に幸あれ!
July 31, 2024
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若い頃は「夏男」と自負し、夏がむしろ得意だったワタクシ。ところが、このところの地球温暖化の影響なのか、ここ数年、7月に入ると途端に夏バテしてしまいまして。栄養ドリンクを飲んだり、ニンニクの漬物などをかじったりして、かろうじてやり過ごしていたわけ。 で、今年ですよ。連日の猛暑。こんなん、夏バテするに決まっているじゃん! ・・・と思っていたのだけれども、何故か全然夏バテしていないというね。バテる気配もない。 で、ふと思ったんだけど、コレが、アレかと。 つまり、歳をとって、あちこち老化して、暑さを感じるセンサーが逝かれちまったんじゃないかと。 よくいるじゃん、爺さんとか婆さんで、脱水になりかけているのに、のどが乾かないという人。それでいきなり熱中症になる人。「え、今日は暑いの?」とか言いながら、倒れる人。 自分がまさにそういうのになりかけているのではないかと。 こわっ! のどが渇かなくても水を飲むべきであるように、ワタクシも「今年は夏バテしないなあ」とかうそぶいていないで、実はバテているのだという想定で、過ごした方がいいのかもね・・・。 さて、そんなことを考えながら、今日は大学で前期末試験がありまして。 で、試験後、すぐに採点し始めたんだけど、まあ、これがひどいのよ。授業中、あれだけ懇切丁寧に説明したつもりだったのに、受講生は当該の短編小説の欠片も理解していなかったんだ、というのが判明。 30人のクラスで、「コイツは理解しているな」と思えたのがたった二人というていたらく。 最近のニュースでも、中学生だか高校生だかの学力テストで、日本語の長文読解の力がすごく落ちていることが報じられていましたけれども、ましてや英文読解ともなると、さらにひどいことになるわけですな。 しかし、あれだけ一生懸命に教えて、それなのに学生の大半が何も理解していなかったのかと思うと、さすがに落胆しますなあ・・・。 ああ、なんだか頭がクラっとしてきた。 どうやら、ようやく今年、夏バテがやってきたようです。めでたい!・・・のか?
July 30, 2024
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昨夜、オリンピックの中でも私が楽しみにしている柔道の二日目、阿部一二三・詩兄妹の登場を見守りました。 が! 詩選手、無念の敗退! 隙を突かれての一瞬の出来事でした・・・。 いやあ、何だったら一二三選手よりも金が確実だろうと思っていたんですが・・・。男子66キロ級だと世界には強豪選手も多いので、それこそ一瞬の隙を突かれて一二三選手が負ける可能性がなくはないけれど、女子52キロ級だと阿部詩選手の実力が他を圧倒しているので、まあ、負けることはないだろうと。 だけどね、あの試合、途中まで観ていて、なんかいやな予感がしたんだよね・・・。それで途中で耐えられなくなって、それまで居間で観戦していたんだけど、一旦、書斎に戻っちゃったのよ。 そうしたら、わーっと歓声が上がって、急いで居間に行ったら、詩選手が蒼い顔をして頭を抱えていたという。 兄妹同日金メダルが確実視され、日本中で期待されていたもので、詩選手の無念さは、いかばかりか・・・。ギャン泣きする彼女を見て、家内も思わずもらい泣き。 でもちょっと素敵だったのは、泣き崩れる詩選手の姿を見て、柔道会場の観客たちが「ウタ・コール」を始めたこと。「ウタ、ウタ!」って。世界中の柔道ファンが、詩選手のことを分かっているわけよね。あのあたたかい励ましのコールは、おそらく詩選手本人の耳にも届いて、立ち直る力となったことでしょう。 そして妹の無念を晴らすかのような兄・一二三の快進撃。強かった! 金メダル、お見事でした。いやあ、獲る獲ると日本中から期待されて、プレッシャーかけられて、しかもそれを実際に獲るって、並みの精神力ではできないことよ。素晴らしかったです。おめでとう! 今回は兄妹共に金メダル、とはいかなかったけれども、また4年後、二人は仲良く偉業を達成してくれることでありましょう。それまで長い4年間だけれども、詩選手、気を取り直して頑張ってもらいたい。まだ若いからね。きっとやってくれることでしょう。
July 29, 2024
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オリンピック、始まりました! 私も家内も柔道ファンなので、まずお楽しみは柔道の試合。 昨夜は、角田夏実選手の見事な勝利に熱狂! ただ、準決勝の判定は、さすがに「?」で、少しだけ後味の悪いものになってしまいましたね・・・。一方、男子60キロ級の永山竜樹選手の方の疑惑の判定、あれは許せない。「待て」が掛かってからさらに数秒の締めは、違反という以上に危険ですらある。 永山選手、第1試合、第2試合と精彩を欠き、これは期待薄かと思いましたが、むしろ敗者復活戦に回ってから、目が覚めたような快進撃は素晴らしかった。最初からあの攻めの姿勢で試合ができていたら、と思いますが、とにかく、銅メダルお見事! 胸を張って帰国してもらいたいと思います。 ところで、パリオリンピック開幕を寿ぎながら、自分は今まで一体いくつのオリンピックを見てきたのか、気になりまして。それで、書き出してみた。1964年 東京 1歳1968年 メキシコ 5歳1972年 ミュンヘン 9歳1976年 モントリオール 13歳1980年 モスクワ 17歳1984年 ロス 21歳1988年 ソウル 25歳1992年 バルセロナ 29歳1996年 アトランタ 33歳2000年 シドニー 37歳2004年 アテネ 41歳2008年 北京 45歳2012年 ロンドン 49歳2016年 リオ 53歳2021年 東京 58歳2024年 パリ 61歳 なるほど、私は生まれてこの方、16回のオリンピックを目撃してきたわけだ・・・。 まあ、最初の東京オリンピックの時は1歳ですから、まったく記憶がない。メキシコの時は、マラソンのアベベ選手の2連覇のことだけ覚えていて、後はまったく。ミュンヘンも・・・あまり記憶にないかな。 逆にモントリオールはよく覚えています。というのは、妖精コマネチが出たから。自分と同年代の美少女が世界の晴れ舞台で前代未聞の「10点満点」の演技を連続する様を見て、魅了されたというのか、圧倒されたというべきか。あれは強烈な体験でした。 そして悲劇のモスクワ。日本がボイコットを表明して、マラソンの瀬古選手や柔道の山下選手が悲嘆にくれた様は、今も目に焼き付いております。 1984年のロス五輪は、開会式のアーチェリーによる聖火台点火、それから「ロケットマン」がまず印象的。柔道山下選手の涙の金メダルも記憶に残っています。一方、失速した瀬古選手は可愛そうだった。政治的状況のために全盛期を逃した悲劇でした。あと、陸上カール・ルイス選手の活躍が圧倒的だった。 でも、一回一回のオリンピックが鮮明に記憶に残っているのはここまで。ソウル以降は、記憶が重なってしまい、どれがどれだったか、記憶がごちゃごちゃ状態。近い時期の記憶ほど鮮明であるはずなのに、実際にはそうではないんですな。小・中・高・大の学生時代に何をやったかはよく覚えているけど、就職してからは曖昧、というのと同じかな。 それにしても、自分はあと何回、オリンピックが見られるのか? 5回? 8回? 10回は無理か? そう考えると、一回一回のオリンピックを精一杯楽しまないとね。
July 28, 2024
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ひゃー、春先から取り組んできた原稿、ついに今日、脱稿いたしました~。 これ、もともと私が書き溜めてあった原稿を、某出版社に送って出版を打診したのですけど、出版社が、出版を引き受けると言ってくれたのが、今年3月8日のこと。 で、その後、春休み中に出版社を直接訪れ、担当編集者のNさんと企画のすり合わせをした結果、オリジナルから若干方向性が代わり、元の原稿をそこそこ大幅に書き換える・・・というか、書き足すことになったわけ。 しかし、4月に入れば大学の授業も始まってしまいますから、すべての時間を原稿書きに当てることもできない。週末などを中心に書いていったのですが、結構、時間がかかってしまった。 なぜ予想以上に時間がかかったかといいますと、書き足す分の原稿に関しては、テーマとなっている自己啓発本を読み直す必要があったから。20本くらいの原稿を書き足したから、少なくとも20冊程度の本を読み直したのよ。だから、こんなに時間が掛かったわけ。 でも、それは良かった。結果的に。 つまりね、昔読んだ時と、今読むのでは、自己啓発本に対するコチラの理解度が違っているのね。だから、今、あたらめて読み直したことによって、明らかに理解が深まったところがある。 あとね、コチラが書いた原稿について、編集者のNさんから書き直し要請が入ることがあるのだけど、それも良かった。 やっぱりね、一人で書き進めていると、どうしても独り善がりになるのよ。これはもう、仕方ない。執筆している時は、ある程度「自分に酔って」書いているからね。 だけど、そこを冷静な編集者の目で見て、その上で「それは違うんじゃないですか」と言われると、ハッと目が覚める。言い過ぎたな、とか、この書きぶりでは、これを読んで不快に思う読者も出て来るかもしれないな、とか。そういうことに、指摘されて初めて気づくことがある。 だから、私は本を商業出版するということは重要だと思うんだよね。プロの編集者の目が入ることによって、初めて原稿はまともなものになるからね。私はその辺、編集者を信頼するから、指摘されたら素直にすぐ直すよ~。 まあ、でも、とにかく、一応、今日でもって原稿はすべてそろった。この先、校正が始まると、またそこで相当大がかりな書き直しをしなくてはならないことになるだろうけれども、それはね、いいの。形のあるものを、あちこち直すのは、苦ではない。苦しいのは、最初にまず形を作ることであって、それが終わってしまえば、後は大分楽。 っつーことで、脱稿して、少し楽になったかな。結局、夏休み直前までかかってしまったけれども。 まあ、今日は少し休もう。オリンピックも始まったことだし。しばらくは日本選手団の応援を楽しもう。
July 27, 2024
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先日、バイデンさんが大統領選から撤退して、あれあれ、と思っていたのですが、所詮、他人事、安穏としていたわけですよ。 そうしたら、今日になって、バイデン撤退の余波が我が身に及んできたという。日本で、バイデン撤退によって直接被害を被った人物って、私以外にそう大勢はいないんじゃね? どんな被害かって? いや実は、ある本を書評したのですが、その私の書評文の中に「バイデン対トランプの大統領選を見ても分かるように、今、アメリカは分断の時代の只中にあり・・・」云々という一文があったのよ。だけど、今やバイデンさんが身を引いてしまったので、この文章は通用しないことになる。この書評の校正はとっくに済んでいたのだけど、今日になってこの部分の書き直し要請が雑誌社の方からありましてね。 ね。立派な直接の被害でしょう? さて、それはともかく、今日も今日とて原稿書き。 でも、今日は割と捗ったかなあ。 ここ数日、この原稿から離れていたんだけど、そのせいかも。やはり、毎日同じ原稿とにらめっこしていると、行き詰まることもあるのだけど、ポーンと5,6日、原稿から離れると、新鮮な気持ちで書き始められるので、案外、その方が筆が進んだりするのよね。 まあ、こういうのも、原稿書きあるあるというか、コツだよね。 とにかく、今週末で最後までこの原稿を仕上げようと思っているので、明日・明後日が勝負。それを終えてから、オリンピックを堪能することにしましょうかね。
July 26, 2024
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今日は、同僚のN先生の教授昇任祝いをするので、お昼、学外にちょっと出て、レストランでランチを奢ってきました。 N先生が教授に昇任したのは今年の1月末だったのですが、N先生がちょうどその頃、若干、体調を崩されたこともあって、その回復を待って祝い延ばしをしていたのよ。 で、半年経ってようやく今日。 私も、自分が昇任した時、先輩同僚にランチを御馳走になったことがあって、こういうのは順繰りだなあと思っていたので、今回、後輩の同僚の嬉しい出来事をお祝いすることができて良かった。 でも、最近はこういうことも少なくなりました。大学内の人間関係がどんどん希薄になっていくので、同じ科の同僚が昇任しようが、何をしようが、まったく無関心、というのが普通のことになってしまいましたからね。歓迎会、歓送会もなくなっちゃったし。 私はそういうのはあまりにも寂しいと思うタイプなので、せめて私だけは古き良き習慣を維持しようと。 ま、私の思いはともかく、教授になったN先生をお祝いできて、良かった。N先生だって、少なくとも科の中に一人、自分の昇任を寿いでくれる人がいると知れば、頼もしいでしょうしね。 その昔、私の昇任を祝ってくれた先輩同僚へのお礼を、今日は後輩同僚に対して返済したようなもんですな。次、いつの日か若い同僚が昇任した時に、N先生がその人のために祝いの昼餉を用意してくれれば、私としてはこれに越したことはございません。今日も、いい日だ!
July 25, 2024
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自己啓発思想を研究して幾星霜なんですけど、これだけ長く研究していると、普通の世間の物の見方と、自己啓発思想を基にした世界観というのが相当違うというのが分かってきます。無論、どちらが正しいということはないのだけれども、私が思うに、自己啓発思想を基にした世界観の方が、生きていく上で楽は楽。そりゃそうだよね、人生を楽にするのが自己啓発思想なんだから! 例えば、今世間を騒がせている体操選手の件とか。 あれ、世間の見方を観察していると、二種類あって、一つは「大した罪でもないのだから、許してやったらどうだ、可哀想じゃないか」というもの。もう一つは、「ルールはルールなんだから、出場させないのがよろしい」というもの。 だけどこの見方の前提は、「客観的な世界が一つだけあって、その中に一人の選手がいる。両者の関係性の中で、世界がその選手の罪を咎め、結果として選手は念願の大会に出場できなくなった」というもの。見た目の図柄としては「世界という大きな碾き臼の中に、個人という小さな存在が放り込まれ、すりつぶされた」という感じで、それをある人は「可哀想」と見るし、別の人は「自業自得」と見る。 まあ、これが普通の世間の見方でしょう。 だけど、自己啓発思想者から見ると、そうは見えない。世界と個人の関係を、そういう風には見ないからね。 自己啓発思想者は、「客観的な一つの世界」というのを想定しません。あるのは、個々の人間にとっての世界だけ。だから、問題なのは「特定の体操選手Aさんと、彼女自身の世界との関係」なのね。 Aさんの世界は、「Aさん」と「彼女の世界」とで構成されています。その世界の中で、主人公はAさんただ一人。で、この世界の中で、Aさんは自分の世界を刻一刻、選択をしながら作り上げている。いわば、神との共同作業として。 で、神が設定したある状況の中で、Aさんの前にいくつかの選択肢が置かれ、Aさんは自らの意志でその中から一つの行動を選びました。酒を飲む、とか、煙草を吸う、とか、そういう行動ね。 さて、Aさんの世界では、あらゆること(=結果)がAさん自身が行った選択を原因として生じます。Aさんの過去の選択は、今のAさんの逆境を引き寄せました。 だから、Aさんは自らの選択によって生じた結果を、今、体験しているわけね。自身の選択によって生じた喜怒哀楽、まあこの場合は悲しみがほとんどでしょうが、それを体験している。そのことは辛いでしょうが、それによってAさんの人生にこの体験が付け加えられ、その分、Aさんの人生は豊かになりました。 なぜなら、魂の冒険とは、人生の中で様々な体験をし、様々な感情を味わうことだから。右を知らなかったら、左の意味が分かりません。深い悲しみを知らずして、大きな喜びの意味を知ることはできません。 そしてAさんの魂の冒険によって、神もまた一つ発見をしました。Aさんがこの体験をしなかったら、神もまたその体験を味わうことはなかったのだから。このようにAさんの世界は、Aさんと神との共同作業によって刻一刻と新たな学びが生じ、その分、刻一刻と豊潤なものになっているわけね。 さて、しかし、その体験をしたAさんは、いわば「昨日のAさん」です。今日のAさんとは別人です。まったく別人なので、過去のAさんの選択やその結果とは、まったく関係がありません。だから、今日のAさんは、昨日のAさんのやらかしたことを恥じる必要もない。別人なんだから。 それに、そもそもそんな過去のことにこだわっている暇はないんです。人生は、刻一刻と選択を迫られているのだから、今、目の前にある選択をしなければならない。 あらゆる選択が、Aさんの前に開かれています。「昨日のAさん」の体験を引きずって、いつまでも絶望する、という選択肢もある。それを選ぶのは、Aさんの自由。Aさんの世界の主人公はAさんただ一人だから。 しかし、別な選択をすることもできる。体操からすっぱり足を洗って、別なことに人生を賭けるのもよし。あるいはまだ若いのだから、4年後のオリンピックで復活して、今度は世間の絶賛を受けるのもよし。今、どんな選択をするかで、どんどん違う未来が引き寄せられてくるので、ぐずぐずしている暇はありません。 人間の前には無限の選択肢があって、それを人間は自分の自由意思によってどうとでも選択ができる。この自由意思による選択こそが、自己啓発思想の考える「人間の尊厳」です。そして、この自由意思にこそ、人間としての尊厳が掛かっているのだから、人は何かを選ばなくてはならない。 これが自己啓発思想者の考え方/世界観ですね。この考え方/世界観の中では、「碾き臼にすりつぶされる個人」などという図柄はひとつも出てきません。あるのは、今、Aさんの目の前のある選択だけです。その選択によって「Aさんの世界」が変わるだけ。 ね。普通の世間の見方と、自己啓発思想者の見方では、だいぶ、見ている世界が違うでしょう? どうなんですかね、このような自己啓発思想の世界観を受け入れると、少なくとも渦中のAさんは楽になるのではないでしょうか?「世界が寄ってたかって自分の罪を弾劾している」という世界観ではないのだから。そんな、「自分と敵対する世界」などというものは、自己啓発思想者の概念の中にはないのだから。 ま、私は、Aさんが自己啓発思想を取り入れて現在の状況を理解し、今、彼女自身にとって最善の選択をしてくれることを望みます。 でもそれはあくまでも他人事。私は私の世界の中で生きているので、私の世界にAさんは存在すらしない。私の世界で重要なのは、私が私の選択をすることだけです。私は私の課題を果たす。私は私の道を行く。
July 24, 2024
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新札に代わってから既に何日か経ちましたが、一向に見かけないし、手にしたという人にも会ったことないなと思っていたんです。 が! ついに今日、新1万円札を見てしまった。 同僚のイギリス人のR先生が一枚、お持ちだったので、それを見せてもらったんです。ほう、これが噂の・・・。 突然ですが、ここでクイズです。一体なぜ、R先生は新1万円札を持っていたのでしょうか? 答え:R先生は、「日本鉄道友の会」の会員、それもかなり偉い人だったからでーす! なぜ鉄ちゃんは新1万円札を持っているのかって? それはですね、新1万円札のデザインとして、東京駅が描かれているからでーす! そうなんだって。R先生曰く、日本鉄道友の会の会員の間では、東京駅が描かれているというだけの理由で、新1万円札をいち早くゲットし、それをお守りのように財布に入れておくのが流行っているのだとか。 はあ~、さすが鉄ちゃん、目の付け所が違うね! でも、新1万円札の「10000」の書体、アレはどうなんだろうか? なんだか知性の感じられない書体だよね・・・。バンカースのような、ボードゲームで使うおもちゃのお札みたい。 それもそうだけど、私は日本の最高額のお札には、金儲けした人じゃなくて、聖徳太子や福沢諭吉のような、文化的なインパクトをもたらした人の肖像の方がいいな。どうしても澁澤を使うというのなら、澁澤龍彦の方が良かったんじゃないか? まあ、1万円札の肖像が、サングラスかけているのも、ちょっとアレかもしれないけれども。
July 23, 2024
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いやあ、時間の問題だとは思っていましたが、バイデン氏の大統領選撤退! 遅きに失した感もありますが、私が思うに、ベストタイミングだったのではないかと。 アメリカの大統領選って、長丁場の持久戦で、下手に最初から手を挙げてしまうと、長い選挙戦を戦っている間にボロボロと襤褸が出て、決戦の前に脱落、っていうことになりがちなのよ。 だから、もうあとがないというこの時期に、民主党が一致団結して誰かを推せば、案外、そのまま突っ走る可能性がある。 だから、民主党に勝つ気があるなら、チャンスは今しかない! だけど、その推す人が間違っている! 推すべき人は、カマラ・ハリスではない! ハリスが出たら、民主党は絶対に負ける。 もっと手垢のついていない、フレッシュな人を出さなきゃ! せめて、この人を出しても負ける可能性大だけど、ピート・ブティジェッジとかを推して欲しい。 だけど、本当に勝ちたいなら、オプラ・ウィンフリーを推すしかない。政治経験ゼロだけどね。勝つことは勝つ。アーノルド・シュワルツェネッガーにカリフォルニア州知事が務まるなら、オプラは立派にアメリカ大統領を務めると思う。 とにかく、バイデンだったら楽勝だったトランプ氏も、今後、相手によっては苦戦を強いられるかもしれない。民主党は、ここが考えどころよ。
July 22, 2024
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先日、朝起きる寸前に、『ミッション・インポッシブル』の1シーンが夢の中に出て来まして。 それは、廊下にスクリーンを張り、そのスクリーンに後ろの風景を写し、あたかも何もなく廊下が続いているように見せかけておいて、実際にはそのスクリーンに隠れて作業をする、というシーンだったのですが。 で、目覚めてから、あれは『ミッション・インポッシブル』の第何話だったかしら?と思い、調べてみたら『ゴースト・プロトコル』の1シーンであることが判明。 となったら、それ、見直したくなるじゃないですか! で、見た。そしたら、超面白かった。まあ、私は『MI』ファンだからね。 で、『ゴースト・プロトコル』を見たら、今度はその次の『ローグ・ネイション』も見たくなってきた。 ということで、ついに『ローグ・ネイション』まで見始めてしまったという。 ただ、こちらも忙しいので、1作品まるごと、最初から最後まで見ている時間はない。そこで一日に30分とか1時間とか、その位に分割して、何日かに分けて見るわけ。 ま、初見の映画をそんな風に見るのは邪道でしょうけれど、もう何度も見ている映画だったら、そういう風に見ても別に悪いことはない。 逆に、名作ほど、そういう見方が可能なのよ。というのは、映画というのは、つまるところ、幾つかのシークエンスがつながって一つの映画になっているのであって、しかも名作映画は、それぞれのシークエンスが面白いのよ。で、一つのシークエンスが20分くらいあるから、それを一度に一つか二つずつ見るというのは可能なわけ。 ということで、今日は『ローグ・ネイション』の最後の部分、残り5分の1くらいを見る予定。楽しみ~。 でも、この調子だと、次作『フォール・アウト』も、結局、見始めちゃうんだろうな・・・。これこれ! ↓ミッション: インポッシブル / ローグ・ネイション 【BLU-RAY DISC】 ローグ・ネイションに登場するヒロイン、イルサ(レベッカ・ファーガソン)はすごくいいよね! このシリーズに出て来るイーサン・ハントのお相手の中では、傑出して魅力的なのではないだろうか。
July 21, 2024
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今日は土曜日ですが、勤務先大学でオープン・キャンパスがあったもので、本学を受験してくれるかもしれない高校生に挨拶をしてきました。まあ、こういうのはあんまり慣れないというか。やっぱり、学会発表とか、そういうので人前に立つのが一番気が楽かな。 結局、気疲れして、帰宅してからちょっと昼寝してしまい、うだうだと過ごすうちに夜になってしまった。今日はあんまり仕事せず。まあ、こういう日もあります。 で、そのままうだうだしていたのですが、そういえば今日、那須川天心のボクシングの試合があったよなと思い出し。 で、実際に見たのですが、天心選手はこのところ格段に進化しておりますな。今日も危なげなく3ラウンドTKO勝ち。相手にほとんどボクシングさせることなく、上に下にと打ち分けて、ここぞと言う時の連打も見事と言うほかない。 その話を持ち出すのは天心選手に申し訳ないけど、かつてフロイド・メイウェザーとエキシビション・マッチをやった時の、まるでボクシングにならなかった時と比べて、今は天と地の違い。ボクシングが様になってきました。もうちょっと経験を積んだら、ベルトを狙いに行けるくらいになりつつあるのではないかと。 一方、中谷潤人選手の試合も見たのですが、こちらもあっさりボディ一発で相手を沈めておりました。 ただ、私は中谷選手のボクシングはよく分からないの。強いと言われているのは知っているんですけど、どうもスタイルとしてピンとこない。まあ、その辺は個人の好みなので、仕方ないですね。 ということで、今日は自分ではなくて、周りで一生懸命やっている人たちがいた、という一日になってしまいました。明日は自分が頑張ろう!
July 20, 2024
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昨日、某新聞社のインタビューを受けたという話をしましたが、その時、記事に使うために写真を撮られたわけです。 が! まあ、写真を撮られるというのが、ワタクシは本当に苦手で。 たとえば、一般的な写真であれば、カメラのレンズを直接見ればいいわけですから、これは問題ない。だけど、証明書写真じゃあるまいし、メディアに載せる写真は、そういうのではダメなわけ。 「直接カメラのレンズを見ず、カメラマンのちょっと脇を見てくれ」などと注文されるんですけど、そんな虚空を見つめろと言われても実際にやると難しいよ! やってみ。できないから。 だから、モデルさんっていうのはすごいなと。 モデルなんて、ただポージングすれば、あとはカメラマンが写真を撮るんだから楽なもんだ、なんて思ってはいかんわけですよ。写真を撮られると言うのは、あれは一つの技術だ! 昨日も、バシバシ、沢山写真を撮っていましたけど、その中で使えるのなんかほとんどないんだろうな。ひょっとして1枚もなかったりして。申し訳ないわ。 上手に写真を撮られるのって、どうやって練習すればいいんだろう? ネットに、そういう「上手な写真の撮られ方」とかあるのかな? この先、まだ取材される機会がないとも限らない。次の機会までに、少し練習しようかな・・・。
July 19, 2024
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今日はY新聞さんからインタビューを受けるため、お昼前に名古屋駅に行ってきました。名古屋駅前のマリオット・アソシアホテルのロビーラウンジが、この種の取材を受けるには恰好の場所なので。 11時頃からお会いして、2時間弱くらいお話していただでしょうか。取材に来られたUさんがとても良い方で、こちらとしても話しやすく、話が盛り上がってしまった。2時間近く話したことをまとめるというのも大変かもしれませんが、あとはUさんの腕にお任せするということで。 取材を受ける前に、一応、何となく話す内容の腹づもりをしておいたのですが、その作業が結構面白くて、このネタを発展させたら、新書1冊、書けるんじゃないかな、なんてね。 その腹づもりというのは、自己啓発思想は、人間の幸福度アップにどのように貢献できるのか、ということ。 自己啓発思想の中には、たとえば「幸福心理学」とか、「ポジティブ心理学」とか、学術的に幸福になる方法を検討する、というジャンルがある。 だけど、私が思うに、自己啓発思想そのものが幸福追求の思想なのだから、むしろそっちの本体の方に注目すべきではないかと。 まあ、この件はもう少し考えてみて、夏休み中にでも少し書き出してみようかな。 で、取材が終わった後、私は帰宅したのですが、最寄りの地下鉄の駅まで家内に迎えに来てもらって、二人でちょっと遅めのランチをすることに。 で、向かったのは、牛タンのお店「辺見」。これこれ! ↓牛タン 辺見 店に入ったのは1時半くらいで、結構お腹も空いていて、取材終わりの充実感もあり、牛タンランチをもりもりと食べちゃった。超美味しかった! ということで、今日は気疲れしましたけど、自分的には、結構充実した一日となったのでした。
July 18, 2024
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現在書いている本、大分書き進みまして、あと数項目書けばとりあえず土台が仕上がるというところまできました。これはね、今後、推敲を経て、大手出版社から年内に出版されることは既に決まっております。 いやあ、ここまでくるのに結構苦労しちゃった。意外に手間がかかってしまった・・・。それでも、やるべきことは手抜きをせず、全力でやったので、手応えはそこそこあります。 とまあ、大分見通しが明るくなってきたということで、そろそろ次の一手を打ってもいいのかなと。 ということで、今年度、もう一冊出そうと思っている本の原稿を、とある出版社に送ってみた。 これはね、書下ろしではないの。いわば私家版として既に出ているもの。だけど、私家版のままにしておくには惜しいほどの完成度なので、この際、一般の出版社から新版として出してみようかなと。 さて、どうなりますか。けんもほろろに突き返されるか。それとも無事、採用されるか。 まあね、突き返されるのには慣れていますから。突き返されたら、他の出版社に当たればいい。 しかし、過去のワタクシの実績からすると、ある出版社に断られて、他の出版社から出した本が、大きな賞を取る、ということがありましたからね。今、第3刷まで行っている本にしたって、一度ある出版社から断られ、そのあと、平凡社から出したわけだから。 だから、私の原稿は、断ると後で泣きを見ることになるのよ! 引き受けた方が身のためなの。なんちゃって。 さてさて、今回、打診した出版社は、引き受けてくれるでしょうか?? ダメ元で期待半分かな・・・。 でも、できることなら引き受けて欲しい! 「引き受けます」という色よいお返事が来ることをリアルに想像して、それを引き寄せることにしましょうかね。
July 17, 2024
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今日から、ジェフ・ベックのアルバム『truth』というのを、通勤のクルマの中で聴いております。 ジェフ・ベック、私は全然、予備知識がなくて。そもそもギター小僧ではなかった私は、クラプトンもジミー・ペイジもジェフ・ベックも、全然興味がないのよ。 中学生の頃、ギターと言えばこの3人、みたいなところがあって、ギター小僧の連中はよくそういう話をしていましたが、洋楽ファンでもそっちにはまるで関心がなかったもので、ヤード・バーズも興味ないし、ツェッペリンとかも興味ないし、ヘヴィメタもハードロックもまるで興味なし。だからジェフ・ベックのなんたるかなんて、まるで知らない。 さすがにサンタナとか、ジミヘンとか、ジョージ・ベンソンとか、あるいはブライアン・メイは分かりますよ。でも、ヤード・バーズ系の3人に関しては無知そのもの。 だけど。 今や、私も懐メロしか聞かないおじさんになりましたのでね。新しい洋楽にまったく心惹かれないので、古い洋楽に行くしかない。 しかし、懐メロにしても、古なじみばっかり聴いていたのでは、進歩がないじゃないですか。この年齢になっても、やはり新しい知識への渇望はあるのよ。 そうなると、「懐メロの中で、聴いたことのないもの」しか、選択肢ないじゃん? だから、ここからジェフ・ベックを聴こうと。そう思ったわけ。聴いたことのない懐メロとして。 で、最初に何を買えばいいか分からないので、テキトーに買ってみたのが『truth』だったと。これこれ! ↓Jeff Beck ジェフベック / Truth 【CD】 で、聴いてみて驚いたのは、このアルバムでヴォーカルを担当しているのがロッド・スチュアートだったということ。 私からすると、ロッド・スチュアートと言えば「Da Ya Think I'm Sexy?」なのであって、ああいう軽い感じの人なのかと思っていたのよ。だけど『truth』のロッド・スチュアートは、完全にブルース・シンガーでした。そこがビックリ。ああ、この人は、元々こういう芸風だったんだと。 ほらね! 温故知新よ。古きをたずねて新しきを知るってね。 というわけで、色々発見はあったのだけど、まだ初日としては、ジェフ・ベックの何がいいんだか、全然分からないというね。まあ、まだ初日だからね。この先、聴き込んでいって、「おお、やっぱりジェフ・ベックは偉大だ」という風になるのかどうか。そこは楽しみにすることにいたしましょう。 とにかく、これからは、懐メロの新規開拓しかないという方向性は決めたので、ぼちぼち、この路線で、中学校時代くらいに流行っていて、しかし私自身は見向きもしなかったアーティストたちの作品を、すこしずつ開拓していきますわ。
July 16, 2024
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トランプ陣営、選挙戦術が上手いと言うか、転んでもタダでは起きないですなあ・・・。まるで戦場の英雄だ。
July 15, 2024
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いやはや、今日は朝から物騒なニュースでビックリよ。トランプ氏暗殺未遂。 まあ、何はともあれ、トランプさんの生命に異常がなかったことを喜ばないと。耳を撃ち抜いたということは、もうほんの数センチずれていたらアウトだったということになりますからね。危なかった。またこの件で一人死者が出たようですが、流れ弾が当ったのか。お気の毒としか言いようがありません。 容疑者はその場で射殺されたようですが、警備範囲外から軍用ライフルで狙撃を試み、あと少しのところまで行ったのだから、訓練を受けた軍人かもね。ケネディの暗殺者も海兵隊員だったからね。 まあ、それはともかく、これでまた大統領選ではトランプ氏のリードが広がったでしょうな。共和党では、怪我を負いながらも力強く拳を振り上げるトランプ氏の写真を拡散しているようですし。不屈の大統領のイメージを提供してしまったようなもんだ。 民主党もさっさとバイデンさんを説得して、別なフレッシュな候補を立てないと、勝ち目はないんじゃないかしら。今日のことで、既に勝ち目はなくなったような気もするけれども。
July 14, 2024
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今日は家内が友人たちと夏のセール目当てで、名古屋の栄にショッピングに出かけて行きました。一方、私は自治会の委員会があったこともあり、お留守番。 で、自治会で地元の夏祭りの準備などを話し合った後、私は帰路、コンビニに立ち寄り、今日の夕食をゲット。手軽に済まそうと思って、ローソンのレトルト・ハンバーグをゲット。それにポテトサラダや青菜のサラダも添え、これで野菜もとれるかなと。 それからついでに朝日新聞も買いました。今日の読書欄に書評を寄稿しているもので。私の記念すべき朝日新聞デビューですからね! 家宝として取って置かなくては。 で、家についたけど、家の中はシーンとしております。 まあ、たまにおひとりさまもいいけれど、なんかちょっと寂しいね。尾崎放哉だっけ? 「咳をしてもひとり」という句を作ったのは。まあ、この句はまさに、独り居の心境を言い当てていますよね! というわけで、夜に家内が帰ってくるまで、一人で咳をしながら、仕事でもしますかね。
July 13, 2024
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今日も今日とて原稿書き。 原稿書きの合間に、YouTube のショート動画を見て気晴らしをするのですが、最近、お気に入りなのがコレ。もうね、めちゃくちゃ気持ちイイ。これこれ! ↓切り株を除去する効率的なやり方ついでにこれも!! 鉛筆を削るかのように切り株がいい具合に削れていく。この作業、アルバイトでやりたいわ~。 さ、ひとしきりこの動画を見たので、そろそろ原稿執筆の方に戻りますか・・・。
July 12, 2024
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世の中の人は、「瞬間接着剤」というものを使いこなしているのでしょうか? あれに不満を持つ人というのはいないのでしょうか?? いや、ワタクシは、あの瞬間接着剤というものを使って、満足できる結果を得た経験がほぼ一度もないのよ。 そもそも瞬間接着剤の元祖は、私の記憶では、アロンアルファだったと思うんですよね。あれのTVコマーシャルが出た時は本当に驚いた。すごいものが発明されたもんだなと。 で、自分でも買って試したんですが、まあ、うまくくっついたためしがない。手や指がくっついて困りこそすれ、肝心のくっつけたいものがくっついたという成功例がひとつもない。 でまた、アレって、一度買って、一度だけ使って、半年後か1年後にまた使おうとすると、フタが開かなかったり、内容物全部が固まっていたりして、二度目に使うことはほぼ不可能。だから、結局高い買い物になるんだよね! 毎回、新しく買って、毎回失敗するんだから。 いや、実はね、これだけ成功例がないのに、昨日、また失敗例を重ねたの。 友人の陶芸家から買ったコーヒー茶碗の取っ手が取れちゃったもので、それを瞬間接着剤でくっつけようと思ったのよ。 で、昨日の時点ではうまくくっついたような感じだったので、今度こそ成功したかと思って今朝みたら、やっぱりポロリと。 ほんっと、瞬間接着剤って詐欺だわ。ハッキリ言って。 もし、「私は瞬間接着剤を使いこなしている」と言う人がいたら、是非、使い方のコツを教えてください。もう、ほんと嫌になっちゃうわ。
July 11, 2024
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先ほど、出版社より連絡があり、拙著の「第3刷」が決定いたしました! 2月末発売で、7月にすでに3刷って、ちょっとすごくない? それなりにハードな内容で、しかも3000円を超す値段の本にしては、相当、健闘しているのではないかと。 それにしても、自分の大したことない出版経験からして、過去、重版までは何度かあるけど、第3刷は初めて。アメリカは自己啓発本でできている ベストセラーからひもとく [ 尾崎 俊介 ] この先、某Y新聞にもインタビューが出るし、その他、まだ言えないけど、ちょっと面白い展開も待っているようなので、4刷、5刷も夢じゃないかも。文字通りの意味で、「ありがたい」ことでございます。 こうなってくると、次の本にも期待がかかりますなあ。 今、一生懸命、書き進めているのだけれども、これがまた案外時間が掛かっておりまして。次の本は、色々な自己啓発本を紹介していく本なんだけど、紹介する本の中には結構昔に読んだ本もある。だから、それについて書くとなると、やっぱりもう一度、読み直す必要があるわけ。これが時間が掛かるのよ。 でまた、再読すると、昔読んだ時に気づかなかったことが、あらためて理解できるようになっていることもあったりして、そうなると、またその本に対する位置づけも変わってきたり。その辺の塩梅が大変なのよ。 ま、でも、とにかく書きあげなければ、話は始まらない。今週末も頑張って、とにかく文章を読み、文章を書くことに専念するとしますかね。
July 10, 2024
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東京都知事選、いやあ、なかなかの見世物でしたなあ。他県の人間からすると、関係ないっちゃ関係ないけれども。しかし、そうは言ってもこの国の首都の話、しかも人口や予算からすると「一国家」として通用するほどの規模の地域の話だからねえ。よその県の人間からしても、興味がないわけではない。 で、思うのは、大東京にして、これほど人材がないのかと。1400万人という膨大な母数の中で、その先頭に立つ人間の候補が実質的にはたった3人、しかも多少なりとも新鮮なのはそのうちの1人だけで、残りの2人は大分薹(とう)の立った人たちでしょ。たったこれだけなのかと。 それで結局勝ったのはあの人で、この結果を見ると、東京って、何にも困ってないんだなというのがよく分かる。お金もたっぷりあるし、現状維持で十分、むしろ現状を変えないで欲しいと。だから、公約を何一つ果たさない人が、ふさわしい人ということになるんだろうね。対立候補は「緑のたぬきさんは公約を一つも実現しなかったんですよ!」とか非難していましたけど、それは言ってみれば、緑のたぬきさんを応援しているのと同じだからね。都民からしたら「何? 何も公約を果たさない? なら、その人がいい!」と。 といって、他に選択肢もないんだよね。期せずして2位になった人も、直後のインタビューとか見ると、とても人間味のある人とは思えないし・・・。 要するに、人材がない、ってことなんだよなあ・・・。東京だけでなく、日本全体として。きっしーがあれほど批判されながら、他に替える人がいないからまだやってるというのもそうだけど。 まあね、アメリカを見ても、3億人を超える人口がある中で、大統領候補はヨボヨボ爺さんと悪玉爺さんの2人という情けない状況があるわけで、日本だけが、東京だけが、ということではないけどね。 こういう現状を見ると、かつての田中角栄ってのは、色々問題はあるとはいえ、実にこう、人間味のある、ほんとの政治家って感じがしたもんですなあ。ああいう人はもう、出ないのかね。 それにしても、今回の東京都知事選、候補者の乱立と、彼らのご乱行は目に余るものがありましたね。立候補する人の絞り込みをするようなシステムを作らないといかんのじゃない? 「それなりの推薦人が100人必要」ということにするとか。供託金だけじゃ、変な人を排除できないよ。
July 9, 2024
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ひゃー、押坂忍さんも亡くなられたか・・・。また一つ、昭和の灯が消えた・・・。 いや、それも悲報ですけど、今日はもう一つ、悲報が・・・。 愛知県で何店舗が経営されている「らくだ書店」の東郷店が6月30日をもって閉店しておりました。 いやあ、結構大きい書店で、自宅と大学の丁度中間点にあるもので、時々寄って本や雑誌を買ったりしていたんですわ。それが、ついに・・・。 リアル書店が次々と姿を消していくとは聞いておりましたが、身近な本屋さんにそれが起こると、さすがに堪えます。 昔は本屋なんて、そうそうつぶれるもんでもなかったですけどねえ。売れない本は、出版社に返してしまえばいいんだから。でも今はそうも言っていられないくらい、本が売れないんですかねえ・・・。 愛知県で言えば、「ちくさ正文館」という名店も昨年くらいにつぶれたし、もうだめだな。本はもう、ビジネスにはならんのだな。 本を読むことを商売にしている私なんぞからすれば、なんだか自分の職業も風前の灯なのかな、なんて思ったりして。 それにしても、馴染みの本屋がつぶれるというのは、悲しいもんですなあ。
July 8, 2024
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七夕なので、家内と七夕の思い出を語り合っていて、私が「クリスマスとかと比べて、イマイチ、ピンとこないイベント・デーだったなぁ」などとディスっていたところ、家内曰く、「そんなことない、七夕のおかげで瓜は縦に切ってはいけないと知ったのだから」と。 ん? 瓜? 縦に切る? 何のこと? 家内によれば、彦星が瓜の切り方を間違ったので、瓜から天の川がどっと流れ出て、それで織姫と彦星は分かれ分かれになってしまったのだと。 え? え¨ーーーー? なにそれ? そんな話、きーたことないわ。 で、調べてみたところ、七夕伝説っていうのは一つではなくて、いくつかあるんですってね。で、その内の一つが、家内の言う「瓜の切り方」の話なんだとか。 いや~、知らなかった。61年間生きてきて、天の川=瓜の汁説を初めて知りました。まあ、子供の時から大人向けの文庫本ばかり読んでいて、ろくに絵本を読まなかったことが、こういうところで祟るのよね。 それにしても・・・それにしても、七夕と瓜の関係について、まるで知らなかったというのは、ちょっと意外だったなあ。 ひょっとして、日本でも地域によって七夕伝説って、違う捉え方をされているのかしら? 少なくとも、東京とか神奈川とか、南関東で七夕と瓜の話なんて聞いたことないもの。 「私も天の川は瓜の汁だと思っていた」という方、あるいは、私同様、そんな話は聞いたことがないという方、いらっしゃいましたらご教示くださいませ。
July 7, 2024
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ようやく愛車キャプチャーの修理が終わり、ディーラーまでクルマを引き取りに行ってきました。コンピュータ制御故障で修理代16万円。まあ、なかなかのもんですわな・・・。iPhone 15 が買える金額でございます。 で、この1週間、代車のルノー・ルーテシアを乗り回していたんですけれども、同じBセグのシャシーを使っているにしても、両者、いや両車は大分違う、ということが判明。 ルーテシアは、サスが固いのか、車格の割にタイヤが大きいせいか、道路の凹凸を全部拾うんですわ。だから運転していると終始ドタバタして乗り心地がはなはだ宜しくない。フランス車独特の当たりの柔らかさというのは全然感じられない。 そこへ行くとキャプチャーは、同じシャシーにしてもサイズが一回り大きいので、余裕がある分、乗り心地は柔らかくてとてもいい。 パッと見たところ、ルーテシアのデザインもとても素敵なので、次はルーテシアでもいいかなと思うところがあったのですが、1週間乗ってみて、ルーテシアは次の愛車候補から消えたかな・・・。 やっぱり、クルマって、短い試乗では分からないね。せめて一日、二日、乗ってみないと。 っつーことで、とにかく愛車が戻って来たのは嬉しい。せっかく16万円も支払ったのだから、この先、もう少しコイツと付き合おうかな。
July 6, 2024
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私は靴の相が悪いのか、それとも気に入っている靴を続けて履いてしまう癖があるためか、割と短期間に靴を履きつぶしてしまうことが多いんですよね・・・。 先日も一足、履きつぶしてしまって、新しいのを買いに行かなければならなくなってしまった次第。 で、今日、研究日でお休みだったこともあって、ちょっと靴を買いに行ってきました。 買いに行ったのは、主に通勤用の靴なんですけど、最初から「紐靴ではない靴」を買うということにはしてあったの。だって、紐靴って面倒臭いじゃん? 普段の通勤用なんて、スリップオンで十分よ――なーんて言っているところからして、私が靴道楽の人ではないことはバレバレですな。 で、靴屋さんで色々みたのですが、結局、コインローファーを買っちゃった。 いやあ、コインローファーなんて買うの、久しぶりだなあ! 中学・高校の時以来? そんなこたぁないか。でも、相当久しぶりなことは確か。 中学生の頃は、リーガルのコインローファーが流行ってねえ。だけど、リーガルは値段も高いので、それが買えない場合は、ハルタを買う。私もハルタ派でした・・・。 じゃあ、大人になった今ならリーガルを買うかというと、そうじゃないんだなあ。リーガルの靴って、私には重すぎるのよ。 ということで、何だかよく分からないけど、軽い奴を購入。 でも、なんかこの年齢でコインローファーというのも、逆に新鮮というか。老練のアイヴィー派っぽくて、良くない? 靴に合わせてレジメンタル・タイとかしちゃおうかな。それでヴァン・ヂャケットとか着る。いくら何でも若づくり過ぎるか。 ま、それはともかく、とりあえず新しい週は、新しい靴で始めることになりそうです。それも、いいよね。
July 5, 2024
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まあ、どうしてそうなるのかさっぱり分からないんだけれども、年々、学生の質というのは落ちるもんだねえ。 それは、特に「文章を書く」という面で特に顕著。 で、ゼミというのは、卒論を書かせる場だから、とにかく文章を書かせないわけにはいかないんだけど、この頃、本当に文章が書けない学生が増えましたわ。 私としては、一章は少なくとも10頁は書いてもらいたいわけ。ところが、半ページ書けないという学生がいるのよ。半ページっていうと、600字くらいかなあ・・・。それしか書けない。 私は小学生の頃、悪いことばっかりして、よく放課後に「反省文を原稿用紙10枚書け!」とか命じられたものですけど、ものの30分で書いて鼻歌交じりで家に帰ったもんですわ。原稿用紙10枚って4000字だよね。600字しか書けない今時の大学生より、よっぽどすごかったわ。 で、「君たちだって大学4年生になるまでに随分沢山、レポートを書かせられたんじゃないの?」と尋ねるのですけど、彼ら曰く、「1600字のレポートがマックスで、それ以上の文章を書いたことがない」と。 ん? 1600字がマックス? そんな感じ? ほう。そうですか。 これも「卵が先か、鶏が先か」の話で、学生が文章書けないからマックス1600字のレポートしか課すことができないのか、それとも1600字マックスの課題しか課さないから、学生が長い文章を書けなくなったのか。どっちか分からないけどね。 しかし、この調子だと、学生の学力低下には歯止めが効かないよね。どげんかせんといかんのじゃないかなあ。
July 4, 2024
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坂口恭平さんの『生きのびるための事務』という本、売れているみたいね・・・。これこれ ↓生きのびるための事務 [ 坂口恭平 ] この本のアイディア自体もいいんだけど、それを漫画で書いてあるというところが、売れる秘訣なんだろうな。 で、思ったんだけど、私も次は、漫画で行こうかなと。 今書いているのは、価値ある自己啓発本の紹介本、その次に出すのは本格的な研究書の予定なんだけど、さらにその次、新書を出すことは決まっている。ただ、新書の内容はまだ決まってはいない。 だからさ、それを漫画にしちゃうってのはどうかなと。 新書でもあるもんね、今。漫画の新書。 題して、『生きのびるための自己啓発』。そこもパクリか! あ、でもさ、実際に、この生きづらい世を生きのびるためには、自己啓発思想って必要だと思うんだよね。事実、私自身も、自己啓発思想に出会ったことで、現実への対応力が格段に増したからね。 それに、私がいくら「自己啓発思想ってのはすごいんだよ」ということを文章で綴っても、読んでもらえないのよね。漫画ならさ、そこのハードルはよほど低くなるのではないかと。 例えば、「エッセンシャル思考」とか言って、ものごとにプライオリティーつけて、本当に必要なことだけやれ、みたいな自己啓発本がある。あるいは「メモの威力」とかね。「言葉遣いは重要だ」とか。「見た目は重要だ」とか。 まあ、それはいいのよ。そういうノウハウ系の自己啓発本があってもいい。 だけど、そういうノウハウ本だと、「それは有効だ」という人もいれば、「そんなの意味ない」という人もいたりして、評価は半々に分かれる。と、必然的に「自己啓発本なんていらない」という人が大勢出て来る。 だけどね、自己啓発思想ってのは、そういうもんじゃないの。 たとえば、「お金」というものがある。 これが「1万円札」だ、っていう紙切れがあって、この紙切れを300枚くらい持っていくと、例えばクルマと交換することができる。 しかし、よく考えると「300枚の紙きれと、一台のクルマは等価だ」というのは、おかしいでしょ。なんで紙切れと、時速120キロで人や荷物を載せて走れるものが等価なのよ。そんなことを考えるのは常軌を逸してますよ。 だけど、等価だと思っておくと、とても便利。 で、自己啓発思想というのもまた、常軌を逸したことを主張するものなの。だけど、その常軌を逸した考え方を受け入れると、とっても便利なのね。お金の概念(この紙切れと〇〇は等価だという考え方)と同じくらい、誰もがこの考え方を持っていた方が楽に生きられると思う。 それと同じで、自己啓発思想というのは、必要だと思う人が半分、要らないと思う人が半分、というようなものじゃないの。絶対に、それを知っていた方が有利なものなの。 それを説明したいのよ、私は。 だけど、それを文章でやると、誰も読んでくれないと思うのよね。だから漫画でやる。 どう? もちろん、私には漫画は描けないから、誰か漫画家と組んでやるわけだけどね。 その辺、ちょっと考えてみようかな。
July 3, 2024
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いやはや、こんな天才的なネクタイの結び方があったとは・・・。これぞまさにライフハック。今は夏なので、私はループタイを愛用しておりますが、また秋になってネクタイをする時期になったら、この動画を見て、この通りにやってみましょう。これこれ! ↓これぞ天才的なネクタイの結び方
July 2, 2024
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今日はゼミの時間に、ゼミの先輩であるM君が遊びに来てくれました。 先輩も先輩、卒業後、既に30年近くが経ったそうですから、大先輩ですな。私がこの大学に赴任してまだ4年目とか、その位の時の教え子ですからね。 で、ゼミの時間に卒論のことや就職のことなど、アドバイスをしてもらったわけですが、ゼミ後にも色々話をしたら、M君のところの二人のお子さんの内、上の坊やはもう大学生ですって。下の坊やも高3ですから、今年は受験生。 いやはや、よその子供ってのは、あっという間に成長しますね。ちょっと前、まだ小さい子供だった頃に、私はこの二人には会っているのですが、それがもうそんなに大きくなったんだ・・・。 こちらが歳を取るわけだ。 上のお子さんは理系ですが、下のお子さんは文系で、何らかの形で英語で飯を食っていきたいらしい。 英語で飯を食うとなると、先生になるか、研究者になるか。どちらも茨の道だけど、やる気があればね。M君も、お子さんが大きくなって、先が楽しみなことでしょう。 教え子の子供が大きくなって・・・ということになると、何となくこちらは祖父っぽい感じになってくる。まあ、それもいいかな。
July 1, 2024
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