もっとも、アメリカ西部の開拓最前線で苦労している入植者たちにはスウェーデンボルグの教えはちょっと難しすぎたようで、アップルシードの布教活動はさほど実を結ばなかったという説もある。しかし、その一方、チャップマンの努力により、1820年から40年にかけて、オハイオ地方に相当な数のスウェーデンボルグ協会が出来たという説もある。(その辺のことについては、Robert Price という人の Johnny Appleseed: Man and Myth や、Henry A. Pershing の Johnny Appleseed and His Times という本に詳しいらしい。)