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2013年04月01日
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昨日、身体と精神や感情は密接に関連していると書きましたが
身体の器官や内分泌によって、溜め込みやすい感情や精神状態があります。
簡単にいくつか説明してみると

例えば、大腸。
これは「人からの評価」に深く関連している臓器で
例えば、便秘や下痢などの症状を持つ人の中には
いつも人からどう評価されるかが気になってしまう人や
人からの批判やプレッシャーに弱い人、
人からの要望を断ったり、期待に応えないことに罪悪感を感じる人
自己のありのままの存在価値を認めていない人
などの傾向があります。
また、いつもきれいにしていないと気がすまないなどの
潔癖性にも大腸は関連しています。
もちろん、これはあくまでも傾向であって、便秘な人は
みんな人からの評価を気にする、などということではありません。
それは、人によって、その時々によって違いますから
その箇所がどういった感情や信念と結びついているかを
セッションでは、身体の反応をチェックして確めてゆきますが
傾向としてよく出てくるところです。

また肺は、深い悲しみや赦せない思いに関連している臓器です。
例えば、潜在意識で、誰かを許せないと感じていて
その感情を抑圧している状態に
そこにタバコの害が加わって、肺がんとなって発症しているケースなど
大きな病気の場合は、外因と内因が関わっていることが多いです。
ちなみに、タバコが肺がんのリスクを高めることは知られていますが
タバコの害だけで肺がんになるわけではなく
必ず、そこには精神的、感情的な要因があります。
以前にもお話しましたが、私の祖母は
タバコも酒も毎日楽しんででいましたが
いつも日々の幸せに感謝しながら、今を最高に楽しんでいる人だったので
96歳まで、全く病気一つせず、亡くなる時もぽっくりと逝くという
大往生でした。
例え、食事やタバコなどの害が少々あったとしても
それと結びつく精神的、感情的、エネルギーな要因がなければ
病気にはならないのです。
ですから、ストレスやイライラを抑えるために
タバコを吸うというのは最も最悪なパターンと言えるかもしれません。

また腎臓は恐れの臓器として知られているように
様々な恐れに関するところです。
先日も書いたように、人との分離感や
自分は孤独であるという感覚も腎臓に影響を与えます。
また腎臓はセクシャリティとも深く関わっています。
もちろん、腎臓は、肝腎要であって
様々な体内の解毒に関わっていますし
身体のエネルギーシステムの要ですから
こういった恐れが大ければ大きいほど
エネルギーは低下し、身体は疲れやすくなります。

同じく恐れに関連するところで、脾臓がありますが
守られていない感覚があったり
人からのエネルギーの影響を受けやすい人などは
ここに反応があります。
またここは感情のブロックにも関わっているところです。
腎臓の恐れと脾臓の恐れは、エネルギーの質が違う感じで
腎臓は、本質的な恐れに
脾臓はよりメンタル的な恐れが影響しているように感じます。
脾臓は、リンパと免疫システムに深く関連しているところですから
アレルギーを持っている人は、ここは必ずと言っていいほど
反応があります。
腎臓も脾臓もグラインディング力に大きく影響している
器官です。

また子宮や卵巣などの生殖器は、
女性性を受け入れていなかったり、セクシャリティや
セックスに問題があるとダイレクトに影響を受けますが
ここは、自己表現に関するフラストレーションや抑圧が
溜まりやすい場所です。

こういった生殖腺を含め、抑圧された感情やストレスがダイレクトに
影響を与えるのは、内分泌です。
甲状腺、松果体、脳下垂体、視床下部、胸腺、乳腺、生殖腺など
身体のホルモンを作りだす箇所です。
特に、思い込みやストレスは
必ずと言っていいほど、脳下垂体や松果体に影響を与えています。

松果体は、私たちの叡智に関わるところで
メンタルボディ(精神体)に問題があると、この松果体に反応があります。
ここの問題があれば、直感的な理解ができなかったり、前に進むことができず
思考でぐるぐると停滞している状態になります。
ご存知のように松果体はメラトニンを生成するところですから
そういうメンタル的な問題が、不眠や睡眠障害、うつ病などの
要因になっていることがよくあります。

また脳下垂体、視床下部も、ほとんど多くの人に反応があるところです。
~~でなければ、という思い込みや信念体系
抑圧された感情などは、ここに影響を与えます。
脳下垂体は、たくさんのホルモンを司っている中心ですから
そういう思い込みや信念や抑圧された感情が多ければ多いほど、
身体の不調を引き起こしやすくなります。
また、脳下垂体は生殖ホルモンの分泌に関連していますから
生理痛や子宮筋腫や卵巣、不妊症などの問題に
深く関わっています。

また、胸腺は受け取ることと、与えることのバランスに関連している
ところで、ハイハートチャクラに位置します。
人にサポートを求めようとしない人
また人からのサポートは受け取らないのに、人を助けることばかり
やってしまう人などは、ここが反応することが多いです。
胸腺は、身体の免疫に深く関わっている内分泌ですから
人のサポートを受け取れない人は
免疫力が弱ってくる傾向があります。

甲状腺は、女性の方が問題を持っている人は多いですが
ごくたまに男性でもいます。
ここはヨードとの関係が言われているところですが
甲状腺に問題がある方は、何らかのストレスがかかって
その機能が低下していることが、ほとんどです。
甲状腺は、自分自身への制限、自尊心の欠如、自己愛に深く関連している
内分泌です。
また喉のチャクラに位置していることから
自己表現、コミュニケーションに深く関連していて
言いたいことを言わないでいると、甲状腺に反応が出ることがあります。

まだ他にもいろいろありますが
無意識レベル、意識レベルに関わらず
私たちの意識は、あらゆる身体のアンバランスを作りだします。

今日、来られたクライアントさんが、とてもよい例を話してくれました。
少し前に、彼女は胸から白いものが出ているのに気づき
病院で検査したところ、プロラクチン(乳汁分泌を促すホルモン)
の分泌が多いという、結果が出たとのことでした。
このホルモンは、授乳中のお母さんが
授乳中は妊娠しないように、排卵を抑制するために出すホルモン。
この方は、私のセッションも何度か受けられていましたし
身体と心のつながりをよくわかっている方でしたので
自分の意識の中に「もし妊娠したら大変になる」
という思いがあり、それが妊娠を防ぐように
そのホルモンを生み出している、ということに気づいて
自分の身体に向かって
「もうプロラクチンを作らなくても大丈夫だよ。
妊娠しても大丈夫なんだよ」
と言い聞かせたのだそう。
すると、すぐに胸からの白い分泌物は止まり
1週間後の病院の検査では、プロラクチンの数値は正常に戻っていたのだそう
この方は、引き寄せる力がとても強い方なので
身体もそれに応えて、すぐに反応したのでしょうが
自分の中のブロックに気づいて
そこで身体に声をかけてあげたことが素晴らしいです。
もし、ここで彼女がそのホルモンを抑えるための薬を使っていたら
例え、そのホルモンの数値は戻ったとしても
どこかで身体のバランスが崩れてしまったかもしれません。

例えば、いつも自分は何かの病気を持っているのではないか?と
病気についてあれこれ調べたり、検査ばかりしているような人も
その意識が、実際に身体の不調を作りだします。
そして、何がが見つかると
ああ、やっぱり私は病気だったんだ、調べてよかった
と安心するのです。
以前、リチャード博士が、病院での診断が
その病状にぴったりの症状を作りだすことになると言われていましたが
まさに自分の意識がその病気を作りだしてゆくのです。
いつもどこかに身体の不調を抱えているような人
また、一つだけでなく、いろんな症状を持っている人は
無意識レベルで、健康を受け入れていない人が多く
こういう方たちは、その意識を変えない限り、何をやったとしても
また身体の不調を生み出してしまいます。

私たちの身体も精神も感情も魂も
すべてはつながっています。
これまでセッションでやってきた中で
身体の機能だけの問題だった
というのは一つもありませんでした。
自分の意識(無意識を含め)が、どれだけ身体に影響を与えているかを
本当の意味で知ったなら、多くの人はとても驚くことでしょう。
私も日々、その繊細で精巧なメカニズムに感動しています。

ですから、もし、何かしらの身体の不調がある方は、まずは
自分の身体に心から感謝して、いたわり、讃え
その潜在的な力を信頼してあげてください。
身体を否定したり、自分自身の持っている力を否定すればするほど
身体はそれに応えて、さらに健康は失われてゆきます。
そして、なぜその不調を生み出してしまったか
じっくりと身体の声を、自分の中心からの声を聞いてみてください。
もし自分で身体の声が聞こえて来なかったら
まずは、プロのセラピストやヒーラーの方たちに
サポートを得ることも大切なことです。

私たちの身体は魂の大切な乗り物なのです







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最終更新日  2014年01月28日 02時56分45秒
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■コメント

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Re:身体と感情と精神と魂のつながり(04/01)  
なおみより
5月の9日に子宮を全摘手術する予定です。だいぶ、悩みましたが、色々相談もし、プロのかたのセッションもうけました、その中で、自分の気持ちもそれでよいのか考えました・・やはり、多少なりとも揺らぐ気持ちはあるのですが、それまでにやるべきことはすべてやったし自分の体にも何回も尋ねやはり、手術すると伝えてくるのでそれでよいのかなぁ・・・と受け入れております。ですが、のりこさんの今回のブログを読ませて頂いたら、またもやこれで良いのか・・と揺らいでいる自分もおります、5月末にのりこさんが、日本に来られるセッションに筋反射で選ばれた事、それに、術後のタイミングになるので、偶然ではないみたい~とは感じており、やはりそれでよいのかな~とも感じています。なにやらわけのわからないコメントになってしまいすみません(汗)
本当にのりこさんにお会いできる日をとても楽しみにしています。
5月どうぞよろしくお願いいたします。 (2013年04月03日 09時48分11秒)

なおみさん  
norico1  さん
なおみさん
ここにコメントくださってありがとうございます。
私のセッションを5月に受けられるご予定なのですね。
子宮全摘出されるとのこと。
子宮筋腫か何かでしょうか?
なおみさんが、ご自分の身体に聞いて、決断されたことでしたら、それがベストの選択だと思いますが、正直に私の思いをお伝えしますと、一つの器官は、ただそれだけで独立して働いているわけではなく、身体と心のあらゆるところに影響を与えているので、どんな臓器であっても、全摘出すると、心身バランスに影響を与え、様々な不調を生み出すことになりますから、できるだけ全摘出は避けた方がいいと思います。
私のところにも、ある器官を全摘出された方が何人か来られていますが、あらゆるところがバランスを崩していて。毎回、多くの箇所にたくさんの調整を必要とします。
摘出しなければならない状況になっているということは、摘出するにしてもしなくても、キネシオロジーの調整は一回だけでは済まない状態になるのは間違いないですが、摘出した方が本質的な問題はより深くなる傾向にあります。
私たちの身体は完璧なバランスでできているので、胃でも甲状腺でも子宮でも、全摘出してしまうと、身体だけでなく精神的にも感情的にもあちこちのバランスが崩れ、それを回復するのは、とても大変なのです。
とお伝すると、さらに迷ってしまわれるだけかもしれませんね。
私もなおみさんの身体に直接、聞いてみないと何ともわからないのですが、5月に私のセッションを受けいられるご予定ということでしたら、できれば今の状況を私のメールに直接メールしてください。
私もお会いするのを楽しみにしています。 (2013年04月03日 11時20分08秒)

Re:身体と感情と精神と魂のつながり(04/01)  
miyoko さん
いつも勉強になります!5月のセッションが楽しみです♪ところで、ぜひこの記事をFBでシェアさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか? (2013年04月04日 00時54分15秒)

miyokoさん  
norico1  さん
ありがとうございます〜
このブログをシェアしてくださるとのこと
とてもうれしいです〜♪
私も5月にお会いするのを楽しみにしています♪
(2013年04月04日 12時18分45秒)

Re:身体と感情と精神と魂のつながり(04/01)  
YUSHI さん
またまたタイムリーな内容だったので質問させてもらいます。最近腰の痛みがありぎっくり腰になりそうな感じです。特に左側が痛むのですが原因は何かなぁといえば職場の人間関係で最近色々と問題がありました、そこから思い悩みや恐れと関わる脾臓や腎臓のバランスが崩れているせいなのでしょうか?又隠し事があるのも内臓や経絡になんらかの影響を与えるのでしょうか?
(2013年04月08日 03時55分58秒)

YUSHIさん  
norico1  さん
同じ身体の症状であっても、人それぞれ要因は違うので、YUSHIさんの腰の問題がどこから来ているかは、YUSHIさんの身体に直接聞いてみないとわからないのです。
特に腰の痛みは、様々な要因が考えられます。
腎臓の恐れもあるかもしれませんし、腸から来ている場合もありますし「腰が引ける」という言葉にもあるように、前に進んだりチャレンジすることへの抵抗から起こっている場合もありますし、運動不足や過労から起こることもあります。過労であっても「もっと働かなければ」という思いと関わっているわけですから、どちらにしても身体の痛みや不調は何らかの感情的、精神的な問題と関わっています。
また、隠し事が心身に影響を与えるということではなく、隠し事をしていることで「バレたらどうしよう」という不安があったり、嘘をついていることへの罪悪感があれば、その感情や思いが溜まるということであって、行為とは関係ありません。
ですが「隠し事」という言葉を使っていること自体、何かの感情的な抑圧はありそうですね(笑)
例え、相手に真実を告げないような状況であっても、今はこのことは言わない方が、相手にとっても自分にとってもベストだ、と判断して言わないでいるということだったら、たぶん「隠し事」という言葉は使わないような気がしますし、もし感情的なものが何もなければ、そもそもこういう質問もされないように感じますから。 (2013年04月08日 11時54分20秒)

Re[6]:身体と感情と精神と魂のつながり(04/01)  
YUSHI さん
返信ありがとうございます。
いつも勉強になります。
今日休みだったのでマッサージを受けようとおもい、
探していた所経絡指圧のお店に行ってきました。
そこの先生が問診の時に「腰痛が出始めた時に何か怒るような事はありました?」「はい」と答えると最近西洋医学の方で怒りと腰痛が立証されたと言っておられました。
確かに同僚の言動、行動に対してどうしていいか分からず
怒ってました。 (2013年04月09日 00時51分08秒)

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