与乃登の霊障日記

与乃登の霊障日記

2006年06月05日
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与乃登へご相談をされた方の中にはこんな方がおられました。

若い男性がご相談に訪れました。

与乃登「どうされました?」

男性 「どうも、うまくいかないんです。」

与乃登「何かどう、うまくいかないんですか?」

男性 「何もかもなんです。なんか、こう、突然ダメになった感じ。」

与乃登「何かきっかけでもありましたか?」

男性 「いやー、別に、思い当たるようなことは・・。」

与乃登「それは困りましたね。」

男性 「おお困りですよ。彼女には逃げられるわ、仕事はトラブルわ、事故は起こすわ、でもう、無茶苦茶ですよ。」

与乃登「はぁ、いっぺんに来ましたね。でも、何か無かったですか?」

男性 「いやー、こんなになる前は、競馬もぼろ勝ちしましたしね、あっ!」

与乃登「なにか?」

男性 「そー言えば、競馬場でオッサンに何か渡されたな。」

与乃登「どんな物でした?」

男性 「えーっと、そのオッサンに当たりを教えてもらったんですよ、やたら馬に詳しい人でね、そうだ、そのとき本を渡されたんだ。」

与乃登「それで?」

男性 「何故か、その本を誰かに渡して欲しいとか言ってて、詳しく聞こうと思ったら居なくなったんですよ、その人が。」

与乃登「それで、その本は?」

男性 「いやー、興味のない本だったんで売っちゃいました。」

与乃登「そうですか、ま、視てみましょうかね。」

早速、神前に座り霊視に入りました。

初老の男性が見えた。
ただじーっと手にした本の裏表紙を開き見入っていた。
写真だな。
これを誰かに渡して欲しいのだな。

与乃登「その本に写真は挟まっていませんでしたか?」

男性 「いやー、見なかったなー。」

与乃登「そうですか。その本はどちらに売られましたか?」

男性 「え?競馬場近くの古本屋。」

与乃登「まだあるようなら、買い戻して頼まれたことを実行した方が良いかもしれませんね。」

男性 「えー。でも、誰に渡すかも聞いてないんですよ。」

与乃登「ひょっとしたらその本に書いてあるかも知れませんよ。」

男性 「そんなぁ。何で僕がそんなことをしなくちゃならないんですか。」

与乃登「手数料をもらったのではないですか?」

男性 「え、えぇ、まあ、万馬券取らせてもらいましたけどね。」

与乃登「ほらご覧なさい。古本屋に行ってみてきたらいかがですか?無ければ、あきらめもつくでしょう?」

男性 「そりゃまぁ、ねぇ。今週末も行きますからねぇ。」

男性は渋々、帰って行った。
そして、週末を待たずして連絡があった。

男性 「ありましたあの本が。まだ売れずにありました。」

与乃登「手に入りましたか?」

男性 「ホントにこれで、僕の災難は止まりますか?」

与乃登「大丈夫でしょう。」

男性 「しゃーないな、買い戻しますわ。」

この続きは明日と言うことで。








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最終更新日  2006年06月05日 17時27分33秒
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