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みなさん、こんにちは。
G8の洞爺湖サミットも終盤を迎えています。
この会議の意義は、米国、フランス、英国などの原発利権組が中国などの発展途上国を抑え込むのと同時に、その途上国に原発を売りさばいて儲けるということだけです。
フランスのサルコジというユダヤ人は、ヨーロッパのビルダーバーガー(ヨーロッパの財閥)の命令を受けて、中国などにかなり原発を作る商談をまとめたようです。彼の顔もホクホクでした・・・・・
各国の実務レベルの話し合いというか実際は商談が目的であって、おバカな日本は場所を提供しているだけです。マスコミはいあかわらず福田さんのリーダーシップがどうのこうのといってますが、そんなものはありません。日本人ごときにビルダーバーガーたちを相手に何ができるのかを真剣に考えて発言してほしいと思います。
まだ世界の実情を身にしみて理解している福田首相のほうがマスコミよる数段上です。
ボストン在住の医師・作家である李 啓充の医学新聞への投稿からです。
(転載開始)
世界一の大国・米国は,医療にもふんだんに金を使っている。例えば,GDPに占める医療費の割合15.2%は日本(8.0%)の約2倍,国民一人あたりの医療費5711ドルは,日本(2249ドル)の約2.5倍となっている。
しかし,使っている額の巨大さに見合った成果を上げているかというと決してそんなことはなく,例えば,平均余命は日本の男78.4歳(世界2位)/女85.3歳(同1位)に対し,男74.8歳(同26位)/女80.1歳(同26位)と,はるかに劣る数字となっているし,乳児死亡率も日本の2.8(出生1000あたり,世界3位)に対し6.8(同29位)と,「世界一の大国」を名乗ることが恥ずかしくなるような情けない数字となっている。
医療費の巨額さとは裏腹の結果の悪さからいえば,米国の医療は「 世界一効率が悪い」 と断言していいのだが,いったい,なぜ,こうも効率が悪いのだろうか? 理由の第一は「民」を主体とした医療保険制度を採用していることにある。
効率が悪い理由の第二は,「格差社会に暮らすことがもたらす健康被害」にあるのだが,例えば貧富の格差で見た場合,米国が,メキシコに次いでOECD加盟国中第2位の「格差大国」である。
収入・教育程度などの社会経済的地位(socioeconomic status)の格差が,肥満・糖尿病・高血圧・虚血性疾患など,さまざまな疾患の発症・増悪要因となっていることは
翻って日本の現況を見たとき,「一億総中流」という言葉が象徴したように,ちょっと前まで,日本の社会は格差とは無縁の平等なものだと信じられてきたが,第125回でも示したように, 2000年時点で貧富格差はOECD加盟国中3位 と,いつの間にか,米国と肩を並べるほどの「格差大国」にのし上がってしまった。こういった日本社会の「ありがたくない」変貌を考えたとき,格差社会に暮らすことでもたらされる健康被害の実情を見ておくことは,今後の日本の医療・社会の有り様を考えるうえでも,その意義は小さくない。そこで,今シリーズでは,格差社会がもたらす健康被害について論考を試みるが,まず,実例の第一として,米国における「新生児の体重格差」にまつわるデータを紹介しよう。
米国では,白人と比べて黒人の母親で低体重児出産のリスクが高いことは昔からよく知られていたが,米国に限らず,一般に, 母親の社会経済的地位が低いほど低体重児出産のリスクが高くなる傾向 があることから,黒人の社会経済的地位が総体的に低いことが,リスク増の主要原因とする仮説が提唱された。
そこで,1990年,デイビッドとコリンズは,人種間の差が社会経済的地位の差で生じるとする仮説を検証するために,白人・黒人それぞれについて,母親の社会経済的地位別に低体重児出産のリスクを比較したが,その結果は驚くべきものだった。
白人も黒人も,年収・学歴が高いほど低体重児出産リスクが低いことは共通していたが,年収・学歴別の補正を加えても人種間の差は解消しなかったのである。それどころか,(1)世帯年収が2番目に高いランク(3-4万ドル)の黒人の母親の低体重児出産リスクは年収が最低ランク(1万ドル以下)の白人のリスクより高かっただけでなく,(2)最高学歴(就学年数17年以上)の黒人の母親のリスクは最低学歴(12年未満)の白人のリスクより高いなど, 人種差による影響は,社会経済的地位の影響よりもはるかに強固 だったのである。
(転載終了)
アメリカは差別が明らかさまなのでわかりやすいですね。
欧米のエスタブリッシュメントは他人種を差別して搾取する雲の上の存在です。
アメリカの医療がよくならないのは、世界がよくならない理由と全く同じことに気づかれるでしょう。
欧米のエスタブリッシュメントが搾取するからです。
このような社会疫学調査はあまりやりすぎると欧米のエスタブリッシュメントたちからストップがかかるかも知れません。
いや、わざとこのような学問もやらせて、世界の現実を受け入れさせようということかも知れません。
「思考は現実化する」というのはある面では真実です。
欧米のエスタブリッシュメントたちの思考が現実化した世界が私たちが暮らす危険な世界なのです。