PR
何ともむごたらしい殺人事件が報道されている。遺体を強アルカリ(多分カセイソーダだろうが)で溶かしてしまい、浄化槽に流したらしい。そして警察の捜査陣もまたその中からインプラントに使った特殊金属を見つけたと言うから刑事ドラマさながらだ。
アルカリや塩酸で たんぱく質を加水分解してその成分を調べたりするのは古典的な分析なので特に驚く訳ではないが、分解の対象が人間だったと言うと少しは化学の知識がある犯人だったのかも知れないが、インプラントまでは気がつかなかったのだろう。カセイソーダは蛋白に対しては非常に強く作用するが、金属はかなり限られてくる。ステンレスも溶かさない。
むしろ金属を溶かすのは酸の十八番である。 金を溶かす王水も塩酸と硝酸の混合物。
それにしても処理現場はひどいにおいだったに違いない。アルカリで分解するとアンモニアが必ず出てくる。意外とそんなところから足がついたのかも知れない。それにしても まことに残虐な行為と言う他ない。極刑は免れないだろう。
カレンダー
コメント新着
フリーページ