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このタイトルから連想されるのはイギリスのEU離脱とか憲法改正発議だとかいうのが時事的なのだが、電子顕微鏡の視野のことだ。光学顕微鏡はまあ2000倍くらいが限度でこれ以上はぼやけてしまう。電子顕微鏡はそこを補完するための機械で、50万倍くらいはいけるのだが、それだけに視野が極端に狭くなる。
で、あくまで人間は投影された影を見るだけなのでそれが真値(目的物)であると言う証拠はなく、「これがたくさん見えるから多分真値だろう」という確率的確定をしなきゃいけない訳だ。光学顕微鏡ならひとつしか写ってなくても過去の資料を参考に主張できるが、電子顕微鏡は「たくさん見えてなきゃ意味がない」のである。
しかもこれと相反するように、凝集と言う問題が出てくる。物体は小さくなればなるほど表面活性が高くなり(埃がなかなか取れないようなもの・例えばユリの花粉)くっつきやすくなる。こんな団塊では真値とはいえないので色々とバラす工夫が必要な訳だ。
こんなだからナノの世界と気軽に言ってくれるコマーシャルもあるのだが、ナノを確定するのは実はかなり困難な仕事。多数決にしなけりゃ結果が出ないのである。ゴミの混入をいかに少なくするか、これをクリアした上での話なので、ノウハウのかたまりみたいになってくる。
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