老父のつぶやき

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2026年01月26日
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カテゴリ: 読書感想文
小学校の頃だったと思うが、夢中になって読んだちばてつや氏の漫画である。戦争末期の物語だったと思う。主人公は滝城太郎。トロッコのような乗り物で急降下から急上昇に切り替えるタイミングを計るような特訓を受け、剣部隊に配属される。南方で同僚が被弾し、弾を抜かねばならないが麻酔薬がない。痛がるのを押さえつけて麻酔なしで手術をするようなシーンが描かれていたのを思い出す。最後は特攻に飛び立ってゆくような物語で、戦争がかっこいいものではなく悲惨なものだと言うところを描かれていたと記憶している。

ちょっとショックだったのは、中学生になった頃に行われた参院選に源田実氏が自民党から立候補していたことだった。「紫電改のタカ」の中に、上官としてその名が実名で引用されていたのだった。戦争を放棄すると言う憲法が制定されている中でこんな人が国会議員?と素直に疑問を感じた。自民党って言うのは結局戦前を引きずった存在なんだと子供心に思った。

私の父は憲兵で、姫路憲兵隊にいたのだが、紫電改を作っていた川西航空機が爆撃を受けた時にすぐ傍に焼夷弾の破片がとんできて危うく命を落とすところだったと言っていた。爆撃後は焼け焦げた死体が山のようにつんであったと言う。半身が無くなった遺体も見たそうだ。普段は姫路駅でヤミ米とかの取り締まりをするのが仕事だったらしいが、この時は引っ張り出されたらしい。

最近、加西市の鶉野にある飛行場跡に紫電改のレプリカが作られ、展示されていると言う。なかなか行く機会に恵まれないが、一度訪ねてみたいなと思っている。実際にここから飛び立った特攻機もあると言うことだ。ゼロ戦よりも一回り大きい、大馬力の飛行機と聞く。

ちばてつや氏の漫画は、非常にきれいだった。少女向け漫画も手がけておられ、姉の漫画も借りて読んでいた。





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最終更新日  2026年01月26日 23時22分20秒
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