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メール便送料無料!【中古】 赤目四十八滝心中未遂 / 車谷 長吉 / 文藝春秋 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】
1~2年前に読書会なるものに参加してみたのだけれど、
読解力にも、自分の人生経験にも、各分野の頭脳的にも自信がないので、
なかなか出かけようとは思えずにいた。
第一、毎回定員枠がすぐに昔からの会員さんで埋まってしまうので、
私なんかがその枠を取ってしまったら申し訳ない気もして。
でも今回、どういうわけか常連さんが皆さん用事で参加できず、空きが埋まらなかったので
勇気を振り絞り参加する事を決意。
・・・なーんてものではなく、気軽な会だとは思うんだけどもね。
私は勉強は苦手ではなかったけれど、生きる力に少し欠陥がある。人間関係を上手く構築できず、他人との距離が上手く計れないのだ。
だから、本も自分なりには理解しているつもりでも、ごく普通の気持ちを汲み取れなかったりしていそうで、本についていろいろ言い合うなんて自信がない。
まあ、そういうの、私だけではないのだろうとは思うけれども。
今回の課題はこの本。
車谷長吉さん、課題で始めて知りました。
有名大学を出て大きな広告代理店でサラリーマンをしていた主人公は、なんとなく毎日に違和感を感じ、何の計画性もなく会社を辞めてしまう。
でも一流大を出ているのだし、何とかなりそうなものなのだが・・・そのままずるずるとかつては無縁であった世界へと落ちていくのであった。
その世界で欲も無く黙々と暮らしていても、その世界に馴染むことはできないらしい。本人よりも、周りが違和感を感じ続けるのだ。
最低の暮らしに落ちぶれていると本人は感じていて、それは確かな事実なのだが、
周りから見てみると多分少し違ってみえるのかな。
「腐っても、鯛」・・・的な?
人は彼に好感を持っても、
「ここにずっと居るべきではない」と思うのかもしれない。
流れ着いたアザラシにずっとこの地に居て欲しいと思いつつ、
でもやっぱり北の海に返したいと思うみたいに。
一回読んだだけでは汲み取りきれないものが多いだろうからもう一回読んでみたいし、他の作品も読もうと思う。
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