先日、バリニーズの鶏肉屋さんの友人から、
ちょっと面白い話を聞いた。
彼の家では生きた鶏を〆てから生肉も売るが、
『アヤムパンガン』と言う鶏の炭火焼も売っている。
ウコンとココナッツオイル、
それに塩を混ぜただけのシンプルな調味料を表面に塗り焼き上げ、
裂いてサンバルを付けて食べる。
(これが、すごく美味しい♪)
この料理はお祭りのお供え物として、注文が入ってくる。
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ある日、沢山のオーダーが入り、
彼は張り切って深夜の2時から鳥を焼き始めた。
一羽そのままを器用に開き、串にさして火に焙る。
いつもなら2時間半か3時間でやきあがるのに
今日は4時間たっても肉に火が通らない。
どうしよう?
お客さんとの約束は、早朝6時...、なのに、まだ半生 ☆
「もう駄目だ!」 と思った瞬間、
心配して様子を見に来た家族の一人が
「もしかすると、土地の精霊のいたずらじゃないかしら?」
と呟いた。
そこで、奥さんがキッチンに走って持ってきたものは
赤たまねぎ と 塩 。
これはマジック
を払うおまじないに使われるもの達。
これを火の中へ放り込むと
あら不思議!
火の勢いが上がった!
もうもうと煙をあげ
その後20分もしないでアヤムパンガンは焼きあがったそうな。
その後、近所のバリアン(呪術師)へ
その理由を尋ねたところ
「家の裏に流れている川の神様にお供え物を怠ったせいだ。
速やかにお供え物をして、
日々の恵みへの感謝のお祈りをしなさい」
と言われたそうだ。
案外自分の身の回りで
普通なら簡単なことなのに上手くいかない時は
赤たまねぎとお塩が救ってくれるかもしれない...。
そして、
感謝の気持ちを思い出す事が大事なのかもしれませんね♪
今日はバリ島のこぼれ話でした☆

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