みかんの木を育てる-四季の変化

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2017年03月31日
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カテゴリ: みかん栽培

2017 3 月、みかん農夫のまとめ

従来はみかん作業のまとめでしたが、今回はその枠を少し越えます。

3 月というのは立春の月、桜の蕾もふくらんで、草木がいっせいに萌え出ずる月です。

一、みかん農夫は、雑草との根競べが始まりだしています。
みかんの手入れとは、とどのつまりは、この草取り・草刈りが基本作業なんです。
農家のこの苦労は、あまり知られてはいないのですが。

二、画期的なことですが、ここへきて各種のみかんが提供できるようになりました。

みかんの提供は、これまで私などは、 11 12 月の温州みかんですべて終了していたんです。
ここにきて、早川のみかん園が提供してくれる知人のおかげで、様子が変わりました。

年を越しても様々な柑橘を楽しめるようになっています。

今年になって出荷したものを見ると、


1
月-青島、伊予柑、ネーブル、ダイダイ、デコポン、

2 月-ダイダイ、金柑、レモン、レモン。

3 月-清見、レモン、金柑、湘南ゴールド、文旦、三宝柑


何とも豊かな早川の自然の恵みではありませんか。
まだまだ、5月・6月までつづきますよ。

三、さらに、新たに朝市が開設されて、販売も出来るようになりました。


写真: DSC_0003

多摩市の団地ですが、昨年・ 2016 12 月から、月 2 回の野菜の朝市が開かれるようになっています。地元の農家の作物を販売するようになったんですが、横に並べさせてもらっています。

このおかげで、これまでは、わびしく草刈りに出かけるだけだったんですが、この朝市に合わせて、時々のいろいろな柑橘類を、販売するという仕事が出来るようになりました。

自分たちが作った作物を「販売」できるということは、農家にとって何よりなんです。
作物を作くる手間が大変ですから、販売はJAなどに任せているんですが、
JAが相手にしてくれない農家はどうするのか。困っちゃうんですね。

この悩みが解決されつつあるわけです。

早川・真鶴のみかん農家と、東京の団地とを結んで、
フレッシュで、安心・安全の柑橘類を都会に届けること。

私などは、これまでの会社仕事を完全退職してから、この 3 月でまる 1 年になります。
どうやらこれが、これが新たに見えてきた目下の社会的な仕事じゃないか、というわけです。

四、もう一つ、みかん園での二ホンミツバチを飼うというのが、かねてからの目標ですが。
これまで、 4 年間の 3 回失敗して、今はみかん園には5つ6つの廃墟の巣箱が並んでいます。
もう、なかばあきらめかけていたんですが。

この
3 14 日から山梨県の養蜂家の方のアドバイスを得られるようになりました。

もう一度、少し視点を変えて、この目標に挑戦してみること。


写真: DSCN4887


これまでの巣枠式から、新たに重箱式巣箱にかえて、二ホンミツバチに即した飼い方を探ること。

いま全国的に問題になっているアカリンダニに対しても対策もとるようにして、
もう一度「みかん園での養蜂」に挑戦してみようということで、準備を開始しています。

五、農夫のこの 3 月の学習ですが
私などは、自分自身に、日本の戦後史に空白感を感じていたんですが、

宮本百合子の『歌声よ、おこれ』を読むと、それは個人の怠惰の問題だけでなく、日本の特殊な歴史的な事情もはたらいていることがわかりました。


写真: DSCN4889


戦中の 10 数年間にわたって、治安維持法により戦争翼賛する意見以外は、あらゆる文化が取り締まりの対象になってきたんですね。これは徹底した野蛮なもので、民主主義の芽を破壊した10数年間だったんですね。
わたしなどは、その直接経験はないんですが、その記録は、注意してみればあちこちにありますし、今でもいやおうなく私たちはその後遺症を体験させられているんですね。

戦後の社会は、その後遺症が色濃くある中で、戦後の新たなビックバンのなかにおかれた。
国民は新たな民主的憲法制度はかちとったんですが、芯から十分に自覚して得たわけではなくて、とにかく実現したんですね。もちろんそれは貴重な成果です。
しかし弱点もあります。


中には戦争肯定し推進してきた面々ですが、本質的にそれまでを反省していないんですね。大勢上、余儀なくれた民主主義に身を合わせるようにして、実際にはいいかげんなもの。本音は過去を懐かしみながら、これまで大事にしようとしてきたことをジワジワと空洞化させようとしている。その系統的な力が今もって働いている。
私たちが置かれている矛盾というのも、そして戦後の基本問題というのもここに原因があったわけです。

昨今の国政の状態ですが、その矛盾が抜き差しならない形で、分かりやすく様々なところでふきだしています。上に立つものが、子どもたちにも示しがつかない事態です。
今というのは、それを根本的に解決することが、それが問われだしている時ではないでしょうか。
このことが、日本の戦後史の本質問題だったんですね。
宮本百合子ですが、戦後5年しか生きれかったんですが、その文芸評論には、はっきりとこの問題が指摘されています。素晴らしい見識です。


わたしなどは、戦後生まれですが。
あらためてこの過程を学びなおして、しっかり「空白感」をうめるようにして、
今こそ、歴史を前にすすめれる資格をつくらなければならないということです。


私など、最近感じるんですが、
そこには、学び方においても基本姿勢が問われていると思います。

勝手な独断によって人類が生み出した 価値あるものを、いとも簡単に否定しようというのは、安倍氏だけではないんですね。どこの世界においても問われうる問題なんですね。
これは現代の日本の基本問題です。

そして、その轍を踏まないためにも、人びとの成果をしっかり評価し、引き継げるようになること。私などは思うんですが、唯物弁証法というのは平たく言えば事物に即して判断することですが、これが簡単そうでいて、必ずしもそうではない。
この方法を意識的につかむことが必要だし、大切になっていると、とくに感じている次第です。






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Last updated  2017年03月31日 12時00分45秒
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