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臨時のみかん市
1月17日(月)、東京・多摩市の永山団地で、臨時のみかん市を開きました。
今年のみかんは、全国的に一般的には豊作なようです。
それは幸いなことですが、生産者は「豊作貧乏」というか、
単純には喜べず、豊作のみかんを収穫しきることに苦労して、
それを販売していくことに苦労していると思います。
当方は、昨日・1月16日に、近くの農家を援農して、知人と二人で17コンテナを収穫しました。
1コンテナには20キロのみかんが入りますから、
これだけでも、5キロ箱を68箱、1キロ袋だと340人の販売先を見つけなければなりません。
何しろ、販売が順調にすすまないことには、消費の経済循環がすすまないことには、
みかんを置いておく小屋のスペースも、手もちのコンテナ数も足りなくなり、
まだ畑に残っているみかんの収穫が出来なくなるということですから。
そうした事情もあって、今日は臨時に「団地のみかん市」を開いた次第です。
消費というのは、大体において生産者の都合とは別物です。
うまくバランスがとれれば、それはありがたいんですが、そうは問屋がおろしません。
しかし、座してヒヨドリに美味しいみかんを食い荒らされるのを見ているよりも、
小屋に積まれてみかんを腐らせるよりも、
なにかしら、生産農家にとってこの事態を打開するすべをさぐらなければならないじゃないですか。
そうしないと、せっかくの一年間の苦労が水の泡になるわけですから。
さいわいなはず豊作のはずが、現実には豊作貧乏になってしまうわけですから。
本来そこに、社会的・政治的な調整する機能があるはずなんですが、
この農家の現実に目を向けて、それを助ける機能は、ないんですね。
それはコロナが蔓延しているもとで、
国家が主導して、病院のベッド数を削減している「合理化」事態が、典型的にしめしています。
この基本は、医療関係だけでなく、農家をはじめ各所で深刻な事態がひろがっているわけなんですが。
こちでは、もっともそうなことを言ってますが、実際にやっていることは逆噴射なんです。
平気で困った人の首を絞めるようなことを、政治が現実にやっている。
マスコミや専門家・研究者は、そして各界の当事者は、
こうした自分たちが直面している問題にたいして、自分個人としての努力をしているだけでなく、もっと政治的・社会的な共通認識と、打開のための社会的な力が働きだすように、もっともっと声をあげなけれはダメですね。

当方の場合は、まだみかん畑にはみかんが沢山残っているんです。
このみかん園の場合は、目下のところ、ヒヨドリと寒気による被害が広がる前に、
寸刻を争っての収穫作業で、まさに時間との勝負なんです。
なるべく早く、みかんを木から採りきることなんですね。
それと並行して、収穫したみかんの販売と活用の目途をたてることです。
その実情が、消費者と政治家には、理解されていないんですね。
なぜか自然と言葉が浮かんできたんですが、
「義を見てなさざるは勇なきなり」
広辞苑で調べてみたら、
これは、孔子の『論語』の「為政第二」の最後の部分の言葉でした。
中国の古典だったんですね。
中国の先人・孔子という人も、なかなか良いことを言ってるじゃないですか。
さて、もうひとふんばり、
この豊かな人が努力してつくりだした富を、少しでも無駄にしないように頑張ります。
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