つれづれなるままに―日本一学歴の高い掃除夫だった不具のブログ―

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2010.06.15
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芥川龍之介を少し骨太にして、渋い男にしたような著者は、詩人の 中原中也 と女を取り合った色男でもあります。中也は結局振られるんですがね。

冒頭の「常識」は高校の教科書で読みました。わかりやすい文章でありますが、味読するには考えなければなりません。逆に言えば、考えれば味読できるということでもあります。

彼の書いたものは一般に評論といわれているようですが、自称評論家の書いた文章は専門的な割りにとっつきにくく、あるいは衒学的であったりして、あまり好きではありません。小林の明晰な文章はそれだけで十分鑑賞に値します。小林秀雄はむしろ批評家と呼ぶに値する存在だと今回読み直して改めて思いました。


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Last updated  2010.06.16 21:53:38
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