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本日は「京都」。写真は、GW前半にあった「京都蚤の市」が終わった後、シェアサイクルで向かった「八坂の塔」です。お店はほとんど閉っていましたが、外人さんがいっぱいでした。京都が「都」となったのは、794年。鳴くよ(794)うぐいす平安京。です。あれから、明治維新後の明治2年(1869年)の東京遷都まで、1075年の長きにわたり、日本の「都」だったのですから、すごいです。確かに、1192年の鎌倉幕府の成立によって完全な武家社会となり、政治の実権は京都から離れたわけですが、鎌倉時代も経済の中心は京都だったようです。その後、室町時代には再び京都が政治と経済の中心地となり、応仁の乱で京都全域が壊滅的な被害を受けた後、復興させたのは町衆といわれる商工業者であったとか。京都で「戦後」と言えば、「応仁の乱後」のことだという笑い話もあるくらいです。戦国時代に入ると、「上洛」という言葉もあるように、京都に入って天皇の権威を背景に天下を統一する動きが出てきます。政治の実権は失っていても、天皇の存在は不可侵の権威たったんですね。江戸時代に入ると、その存在感は完全に薄れてしまうわけですが、実際には大阪と変わらないくらいの人口がいて、経済活動・文化活動の中心的な役割を果たしていたようです。京都は江戸時代にも廃れることなく活気があり、発展していたということ。単純に古いだけの都ではないのですね。
2024/05/23
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ゴールデンウィークももうすぐですね。ということで、本日は、徳島県の祖谷渓谷の断崖の上に立つ「小便小僧」です。かつては、ここで度胸試しがされていたとのこと。祖谷は「秘境」と言われ、剣山を抱く急峻な山岳地帯です。平地もほとんどなく、それでも、斜面を切り開いて集落が存在しています。「平家の隠れ里」ともいわれています。また、剣山には、古代イスラエルの「失われた聖蹟」が隠されているという伝説まであって、なかなか神秘的場場所。中でも有名なのは、「かずら橋」と言われる、かずらを編んで作られた吊り橋。初夏の祖谷は気持ちよさそうですね。
2024/04/24
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桜の開花宣言が出始めると、一気にお花見シーズン。沿岸部は、この週末が見ごろになりそうですが、天気は今一つのようですね。ということで、本日は、「尾道の桜」。冒頭の写真は、尾道の展望台あたりから千光寺公園の尾道市立美術館あたりを見下ろした風景です。千光寺公園は、桜の名所100選にも選ばれていますね。ただ、尾道の桜の見どころは千光寺公園だけではありません。千光寺公園はもちろんのこと、千光寺から海岸方面に降りる坂道周辺にも見所がいっぱい。尾道大橋と天寧寺の三重塔が見えるフォトスポット。坂の途中にも、素敵な風景がいっぱい。天寧寺には、立派なシダレサクラもあります。下までおりたら、ロープウェイ乗り場のそばを通って、西国寺に方面に向かうのがおすすめ。西国寺では、大きなわらじのかかった山門越しの桜が出迎えてくれます。一日ゆっくり楽しめます。広島周辺で、ロケーションが素晴らしく、観光も楽しめて、見所いっぱいの桜の名所といえば、「宮島」「岩国錦帯橋」「尾道」が御三家ですね。ただ、いずれも人気のスポットだけに、9時までに現地に入らないと、駐車場で苦労することになります。
2024/04/03
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やっと本格的に桜のシーズンがやってきそうですね。ということで、本日は、昨年は過去最高の人出を達成した宮島の桜です。島中に桜が咲き誇り、見所いっぱい。ただ、人が多いので、できれば午前9時までに島に渡りたいところです。宮島口の駐車場がいっぱいになると、道が大渋滞になり、1時間以上車の列という羽目になりかせません。宮島に渡った瞬間から、どこを歩いても桜がいっぱい咲いていて、気持ちよく散策できます。最初の写真は、多宝塔から山つたいに宮島水族館方面に向かう「あせび歩道」から見た多宝塔と、街並みの屋根です。そして、下の写真は、厳島神社の後ろ側にある川沿いの道。春うらら ですね。
2024/03/29
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やっと桜の開花情報が日本各地から聞こえ始めました。ということで、本日は、私の地元であります、廿日市の「住吉堤」の桜のご紹介。4月7日には、恒例の「さくらまつり」も行われる予定です。住吉堤と呼ばれる堤防道の両側に600mにわたって桜植えてあり、さながら、桜のトンネルです。夜は提灯も点灯し、絶好のお花見スポット。観光客がたくさん来る場所というよりも、地元に住む人の桜スポットですね。季節に関わらず、犬を散歩したり、ランニングしたりする人の多い場所でもあります。場所は、「ゆめタウン廿日市」の運河を挟んだ向かい側なので、車をゆめタウンにとめて散策すればオッケー。端から端まで往復すると、いい運動にもなりますよ。
2024/03/27
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週末のたびに雨が降って、なかなか桜も咲かない今年の春。桜の便りが待ち遠しいと思いますので、本日は、「甲山ふれあいの里」のしだれさくらのご紹介です。桜並木というのは、全国各地にありますが、しだれさくらの並木道となると、珍しいのではないでしょうか?入場料がかかりますが、一見の価値はあります。場所は、広島県世羅町甲山。ちょうど、府中市と上下町の中間あたりで、まあまあの山の中です。私がここを訪れたのは2022年。花見の帰りに府中に寄って「府中焼き」といわれる、お好み焼きを食べて帰りました。
2024/03/25
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桜も開花情報の前に、全国的な寒波到来ですね。ということで、本日は、待ち遠しい桜の写真です。去年の春は、京都に出かけまして、冒頭の写真もその際に撮った、春の賀茂川です。京都を流れる川は「かもがわ」が有名ですが、その表記は「鴨川」「賀茂川」「加茂川」とあり、なかなかややこしいですね。行政的には「鴨川」が正しいらしいのですが、上流は賀茂川、下流を鴨川という説もあります。その境目はというと、下鴨神社のある高野川と賀茂川が合流する地点だとか。この日、レンタル自転車で、上賀茂神社まで行ってきたので、ここはおそらく「賀茂川沿い」です。思ったよりも距離がありましたが、春のさわやかな風を受けながらのサイクリングは気持ちいいですよ。やっぱり京都は自転車がいいですね。
2024/03/21
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本日は、桜の季節ももうすぐということで、吉香公園の桜です。吉香公園といってもピンとこない方も多いと思いますが、錦帯橋の近くにある大きな公園がそれです。錦帯橋の桜は有名で、観光バスで渋滞するほどですが、錦帯橋周辺のみならず、岩国城下全体に桜が咲き乱れ、見ごたえがありますね。この写真は、岩国城に上がるロープウエイから公園を見下ろしたもの。とにかく、このあたりのどこを歩いても桜が咲き乱れていて、見所いっぱいです。これまでのブログにアップした錦帯橋周辺の記事がこちら⇒桜と人と錦帯橋の春霞⇒錦帯橋 夜桜⇒錦帯橋 朝桜 その1⇒岩国 錦帯橋・吉香公園の桜
2024/03/13
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本日は、いよいよ桜のシーズンも近いということで、一年前に行った、東寺の写真です。桜のシーズンはライトアップされ、きれいです。去年ここを訪れたのは、4月1日だったのですが、すにで満開は過ぎて、散り始め・・・・。年々桜の時期が早まっているような気がしますが、今年はどうでしょうね。ちなみに、東寺の五重塔は、日本一の高さを誇る54.8M。男性的な重厚なデザインです。そろそろ、春のお花見計画を立てたい時期ですね。
2024/03/06
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本日は、広島県福山市田尻町の「あんず」のご紹介です。3月の中旬、梅が散り、桜は少し先、という時期に町中を「あんず」がピンク色に染めます。そして、毎年「田尻あんずまつり」も行われ、盛り上がります。今年は、2024年3月17日のようですね。⇒田尻あんずまつり 2024あんずが田尻町の山の斜面を染めている風景は、なかなかの壮観。3月の中旬といえば、気候もだんだんとよくなってきますし、「あんずまつり」からの、鞆の浦、なんてのもおすすめです。
2024/02/29
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梅の季節が到来してますね。今は太陽暦なので実感も少ないのですが、旧暦のお正月は、1月下旬から、2月の上旬。とすると、お正月を迎えてしばらくして先始めるのが梅なんですね。お正月を「新春」といいますが、新しい「春」が新年。そして、そこに花を添えて「春」の訪れを感じさせてくれるのが、「梅」ですね。ただ、寒いので、桜のお花見ほどは盛り上がらない・・・・。さて、本日の写真は、広島市植物公園の日本庭園にある「昇竜梅」というしだれ梅です。花の密度も高くて、とってもきれいです。この写真は、2016年3月5日に撮ったものですが、ことしは暖冬でもあるので、そろそろ満開かもしれません。この三連休当たりがいいかもしれませんね。
2024/02/21
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本日は、朝焼けに包まれた東京ビッグサイトのの写真です。一年前の2023年3月1日にとったもので、「建築建材展」出展のために有明に来ていました。その際のブログはこちら。⇒建築建材展来場御礼 【R-tree】& OLD ASHIBA ベンチ&ストッカーたくさんの方に立ち寄っていただき、有意義なイベントではありましたが、労力とコストを考えると継続は難しいといいうことで、今年はパスしました。その際にも実感したのは、大きな市場である東京周辺への「拠点」の必要です。そして、それから、「建築建材展」の展示品をそのまま、埼玉に作った「R-tree」に移設しました。「R-tree」は、3社が合同で運営する展示販売施設で、WOODPRO社員は常駐していませんが、元社員が常駐しております。関東の業者を対象として開設した施設ですが、地元のDIY愛好家の方にも認知され始め、だんだんと利用者も増えてきました。⇒『R-tree さいたま』のご紹介今年度ももうすぐ終わりますが、来季に向けて、また、新しい展開をしていきたいですね。
2024/02/16
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今日は、広島市環境局の「中工場」の写真です。施設の中央通路からまっすぐに撮ったものでね。「中工場」という意味不明な名前のついた施設は、広島市にあるごみ処理施設です。最新の技術を導入し、外観から内部まで、これまでの「ゴミ処理」のイメージを一新する画期的な施設となっています。中央通路の両サイドには、ガラス張りの向こうに、コンビナートを思わせる設備が見えていて、近未来的なイメージ。設計は、谷口吉生氏。日本を代表する建築家の一人。中央通路の見学は、毎日、9時~16時半まで自由に行えます。この施設を詳しくまとめた記事を見つけたので、気になる方はこちらを。⇒arch-hiroshima 広島市環境局中工場「ドライブマイマー」にも登場して話題になりました。まだ見たことがない、という方は、土日も自由通路には入れるので、ぜひどうぞ。公園も隣接していて、家族で楽しめます。
2024/02/09
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本日は、島根県の東端にある美保関灯台の一枚。私は、個人的に島根県がとっても好きなのですが、全国的には鳥取県と並ぶマイナー県といえるかもしれません。「山陰」という響きも、ちょっと寂し気。美保関は、島根半島の東端に位置し、出雲の国風土記によれば、北陸から引っ張ってきたと伝えられています。美保関灯台は、地蔵崎の先端にあり、日本海を見下ろしています。周囲が遊歩道になっていて、とても景色のいい場所です。美保関で灯台以上に有名なのは、美保神社。ご祭神は、大国主命の后といわれる三穂津姫命と、大国主命の子供の事代主命。事代主命は「えびす様」として知られ、美保神社も各地の恵比寿神社の総本山です。水木しげるで有名な、妖怪の境港まで来られたら、ちょっと足を延ばして、美保関まで、どうぞ。
2024/02/02
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島根と鳥取は、日本の中でも人口が少なく、注目度の低い県となっていますが、かつては神話の舞台でもあり、日本の中心的な役割を果たしてきたエリアです。出雲大社は誰でも知っていると思いますが、「神無月」には日本中の神々が出雲に集まって、「神有月」になります。さて、本日は、先端に美保が関がある島根半島と、先端に境港のある弓ヶ浜半島の間にある「境水道」をまたぐ「境水道大橋」です。境港は、妖怪をテーマとした「水木しげるロード」が有名ですが、日本でも有数の漁港でもあります。そのため、まあまあ大型の船も頻繁に往来するため、橋げたも高く設定されています。トラス式で、重厚なデザインが印象的ですね。島根半島側から撮ったので、端の左側が島根県、右側が鳥取県。右側の山が伯耆富士といわれる大山です。ブラタモリによれば、もともと島根半島は、完全な「島」であったとか。その間に火山噴火の堆積物などがたまって本土とつながり、半島となりました。島と本土との間に砂が溜まってつながったのですが、その中に残ったのが宍道湖ですね。この橋の袂から橋の上に上がれますので、「水木しげるロード」に行かれた際には、ぜひ、のぼってみてください。
2024/01/22
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なんと、NYタイムズの「2024年に行くべき52か所」の3番目に山口市が選ばれたとのこと。同じ中国地方に住む私もびっくり。そのくらいマニアックな選定ですが、外国人観光客も増えるのでしょうね。山口市が「西の京都」と言われるのは、1360年、大内弘世が京都に地形が似ている山口を本拠とし、京都を模して街づくりをしたから。大内氏は室町時代に周防長門で勢力を誇った有力大名で、九州にも勢力を拡大。大内氏は、歴代、京都の文化を愛し、独自の文化を形成しました。雪舟が逗留したり、ザビエルが来たりして、かなり栄えた街であったようです。が、室町時代末期、戦国時代に突入すると、「京都かぶれ」の当主大内義隆を、武闘派の重臣、陶晴賢が謀反を起こして殺害。最終的に陶晴賢も、厳島の合戦において毛利元就に敗れて自害。大内氏も滅亡しました。江戸時代になると、山口市は毛利氏の所領となりますが、毛利氏の居城は萩であったこともあり、大きな変革がなかったことも、山口が「西の京都」の風情を残せた理由かもしれませんね。写真は、瑠璃光寺の五重塔です。
2024/01/11
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この写真は、11月に奈良に行った際に撮った、法隆寺です。法隆寺といえば、聖徳太子の建立した、日本最古の木造建築だと、学校でも習いますね。法隆寺は、607年に聖徳太子によって建立されたといわれていますが、現在残っている「最古の木造建築」は、その時のものではなくて、670年に焼失したあと、建て直されたものです。それでも、最古であることは変わらないのですが、伽藍の配置なども変わっていて、聖徳太子が建立した法隆寺とは別物なのかもしれません。大学時代に梅原猛の「隠された十字架」という本を読みました。これは、法隆寺は、聖徳太子の怨霊を鎮めるため建てられた鎮魂の寺だ、という内容。冠位十二階 17条の憲法など、聖徳太子の事績とされるものは多く、歴史上特別な存在ともいえますが、その子孫である山背大兄王は、蘇我氏に一族もろとも滅ぼされました。蘇我氏は、その前に、物部氏も滅ぼしており、天皇の権威も脅かすほどになったため、それが、中臣鎌足と中大兄皇子によって蘇我氏が打倒され「大化の改新」へ。1300年以上も前のこととはいえ、結構血なまぐさい話です。当時は、世の中の禍を怨霊と結びつける傾向にあり、聖徳太子ゆかりの法隆寺が鎮魂のお寺となったという可能性は高いようにも思います。「鎮魂」といえば聞こえはいいのですが、要は、「怨霊を封じ込める」ということです。今も「隠された十字架」の中で印象に残っているのは、法隆寺の門は、中央に柱が立っており、これは、出入りを禁じる結界だというもの。こちら、その中門。確かに、ご真ん中に太い柱が立っています。奈良に日本の都がおかれたのは、3世紀頃からとされていますが、はっきりと記録に残っているのは、古事記で、成立したのは、712年。実は、その日本書紀も、藤原氏の手で編纂されたものなので、本当のところのそれまでの日本の歴史というのは「謎」なんですね。調べれば調べるほど「謎」だらけの奈良でした。
2023/12/17
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今年は、秋を吹っ飛ばして、夏から一気に冬といった感じですね。ということで、本日ご紹介するのは、例年であれば、この時期、黄色い絨毯が敷き詰められる「安芸太田町筒賀の大銀杏」です。この写真は2020年11月14日に撮ったもの。大きく張り出した銀杏の枝と、その下にいる人の大きさから、この銀杏の巨大さが伝わると思います。10年前には、そこまで人が来ていなかったと思うのですが、今では、隣にできた駐車場も満車になるほどの人気ぶり。確かに、私が見てきた大銀杏の中では、一番大きくて、形がきれいで、堂々としていると思います。この週末当たりは、かなりいい感じのような気もしますので、中国山地方面に紅葉狩りに出かける方は、ぜひ、目的地の一つにお加えください。
2023/11/16
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本日は、一昨年の秋に行った、鳥取砂丘そばの「らっきょう畑」の一枚です。10月下旬から11月上旬が見ごろということなので、まさしく、今が見ごろ。紅葉シーズとも重なるので、紅葉狩り、砂丘散策のついでに、らっきょう畑を愛でるというのもいいですね。
2023/11/09
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本日は、昨年の「東京蚤の市」の際に行った、昭和記念公園のライトアップの写真です。昨年の蚤の市は、11月の中旬だったので、銀杏も黄葉し、平日だったにも関わらず、たくさんの人が来てました。今年もこの週末あたりからライトアップが始まるようですが、おそらく、紅葉にはまだ早いのでしょうね。それでもとりあえず、時間と元気があれば、蚤の市のあと行ってみたいと思います。東京蚤の市、この週末です。⇒「東京蚤の市2023 秋」に出展!&ワークショップのご案内
2023/10/31
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広島県の竹原市は、古い町並みが残って「街並み保存地区」にも指定されていますが、その街並みを利用して「たけはら憧憬の路 ~町並み竹灯り」というイベントが行われています。コロナで中断していましたが、昨年から再開。冒頭の写真は、昨年撮ったものです。調べてみると、今年は、市政65周年を記念して、規模も拡大して行われる予定だとか。10月28日29日の開催なので、この週末です。去年書いたブログがこちら。⇒「たけはら憧憬の路 町並み竹灯り」に行ってきました。紅葉にはちょっと早いし、この週末は、どこに行こうかな?と悩んでおられる方、ぜひ、どうぞ。
2023/10/27
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島根県に三瓶山という山があります。中国地方には、二つしかない活火山の一つで、最後の噴火は4000年前。小さな池も見えますが、山で囲まれたくぼみがカルデラです。リフトで山頂まで登れますし、温泉も近くにあり、人気の観光スポットになっています。冒頭の写真は、昨年の11月3日に行った際のものです。その際のブログがこちら⇒紅葉の三瓶山に行ってきた 2022 11月三瓶山は神話にも登場し、出雲の国土が狭いと思った神様が、出雲半島を海の向こうから引き寄せた際にロープをかける杭にしたのが、この三瓶山と大山です。4000年前の噴火の際、火山噴火の土砂で一気に地中に埋まった埋没林が発掘され、見学できるようになっています。縄文時代の杉ですね。これから紅葉の季節を迎えますので、おすすめです。
2023/10/24
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冒頭の写真は、2014年に社員旅行で台湾に行った際に撮った写真。おそらく、10000円を両替してもらった時に撮ったものだと思いますが、100台湾ドル紙幣の人物が誰だかご存じでしょうか?タイトルにも書いた通り「孫文」です。台湾では「国父」とされ、中華人民共和国では「革命の父」とされています。1911年、清朝が倒された革命を「辛亥革命」と言いますが、その際に、中華民国臨時政府が成立し、その臨時大統領になったのが孫文です。その後、清朝はほろんだものの、清の軍閥であった袁世凱が大統領となり、孫文と対立。孫文は、中国国民党を組織して袁世凱に対抗するも、1925年、志半ばで他界。その、中国国民党を引き継いだのが、蒋介石。台北観光では必ず訪れる「中正紀念堂」は、蒋介石を顕彰する建物ですが、なかなか見ごたえのある施設です。中国国民党は、国共合作で日本軍に対抗し、第二次世界大戦の終結とともに、中華民国は戦勝国となりました。が、しかし、その後の内戦で共産党に敗れ、台湾に逃げてきた、ということなります。台湾には、「犬が去って、豚が来た」という言葉があるそうですが、犬とは日本人で、豚とは大陸からやってきた中国人を差します。ということで、台湾には、もともと台湾に住んでいた「本省人」と、戦後に大陸から逃げてきた「外省人」の二つの層があります。台湾は親日的で、朝鮮は反日的だとよく言われますが、もともと台湾はそれぞれのエリアでいろんな人たちが住んでいて、明確な国家意識がなかったため、「日本に侵略された」という意識が乏しく、「近代化させ、教育してくれた」と感じている人が多いためだともいいます。ちなみに、2014年には、10000円を両替して、2700台湾ドルにしてもらったのですが、今のレートですと、12000円になるようです。銀行に預けても利子はほとんどつきませんが、為替というのは大きいですね。
2023/07/13
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父はすでに今年88才になりますが、今でも郷里の吉和村で野良仕事をしています。本人はあまり食べ物に執着もなく、作った野菜もほとんど私や弟や、近所の人などに配っていて、まあ、それが趣味であり、生きがいみたいなもの。そして、これからの季節、一気に夏野菜が実り始めます。時期をずらして植えれば、収穫時期もずれるのでしょうが、そんな手間のかかることもしていられないので、当然、でき始めると、どんどんできてきて、収穫と消費のバランスも崩れてしまうわけですが、我が家がもらった野菜を、さらにご近所に配ったりして、それに対して何かの機会にお返しをもらったりして、父の作った野菜がいろんな形で回っている感じです。なにしろ、取れ立ての、無農薬野菜であることは間違いないし、新鮮そのものです。ちなみに、冒頭の写真は、お盆休みにやってきた孫が、ひいじいちゃんちで収穫した野菜を並べて造ったものです。今では野菜にも季節感というものが薄らいできましたが、季節の野菜というのは、その季節なりの意味というのもありますね。夏の野菜は水気も多くて、体を冷やす効果があるのだとか。トマトのリコピンは、日焼けを抑えるとかいう話もあります。ということで、夏には夏野菜をしっかり食べて、楽しく乗り切っていきましょう!
2023/07/03
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本日は、しまなみ海道 因島にある白滝山山頂からの一枚。因島は「いんのしま」の読みます。しまなみ海道は、尾道⇒向島(むかいしま)⇒因島(いんのしま)⇒生口島(いくちじま)⇒大三島⇒伯方島(はかたじま)⇒大島⇒今治。尾道から二つ目の島が因島で、有名人としては、ポルノグラフティ、東ちづる、湊かなえの出身地でもあります。かつては造船の町、その昔は除虫菊の産地として栄え、単独で「因島市」でしたが、今は尾道市の一部になっています。その因島市にある、白滝山(標高226m)の山頂には、五百羅漢があり、瀬戸内海の島々を見下ろしています。江戸時代の後期に作られたもので、山頂を埋め尽くすように置かれた羅漢像越しの瀬戸内海も圧巻です。しまなみ海道に行かれた際には、おすすめです。
2023/05/19
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伊豆の下田に「白濱神社」という、伊豆最古といわれる神社があります。2400年の歴史があるとのこと。正式な神社名は 伊古奈比咩命神社(いこなひめのみことじんじゃ)。伊古奈比咩命は、三島大明神の最愛の后であることから、縁結び、子宝に恵まれるというご利益があるとされます。伊豆白浜の端にあるその神社を抜けて海に出たところにあるのが、冒頭の写真の風景です。岩の上に赤い鳥居が立っていて、岩の足元を太平洋の荒波が洗っています。私が行ったのは2021年のこと。その日、朝こそなんとか持ちこたえていましたが、その後雨になりました。天気がよければ、青い空に白い浜ということで、インスタ映えスポットとしても有名なようです。
2023/04/17
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良くも悪くも、広島のシンボルと言えば、原爆ドーム。世界遺産でもあり、世界の広島である所以を象徴するものでもあります。原爆ドームは、まさしく広島の中心地にあり、川を挟んで向かい側の平和公園には、春には桜の名所として人があふれ、GWにはバラが咲き、フラワーフェスティバルという広島最大のイベントも行われます。「平和公園」のあるエリアは、かつて「中島町」という、普通に人々が暮らす広島でもにぎやかな繁華街でした。4400人の人が暮らしていたといいます。それが一瞬にして爆風で吹き飛ばされ、焼け野原となってしまったわけですね。その上に作られたのが「平和公園」。美しく花の咲く、整備された公園の下には、今でも当時の暮らしの記憶を残す「遺構」が埋まっているといいます。あれからすでに80年近くの歳月が流れましたが、忘れてはならないことだと思います。調べていたら、こんなページを見つけました。かつての「中島町」を写真で紹介するページです。⇒広島の空白 写真アーカイブ 平和記念公園と周辺この公園の下にあったものが「暮らし」そのものであったことがよくわかります。原爆忘れまじ、原爆許すまじ。中国新聞社が運営する「広島の空白」というサイトは、本当に興味深いものです。原爆前、原爆後の広島を、分かりやすく紹介しています。⇒「広島の空白」
2023/04/13
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桜のシーズンも本番です。本日は、岩国 錦帯橋周辺の桜のご紹介です。今年は、まだ、どこの桜もまともに見れていませんので、写真は去年のものでご容赦ください。広島近郊での桜スポットの「ド定番」と言ってもいいのが、錦帯橋。(山口県ですけどね)美しい孤を描く橋と、川沿いの桜並木の風景は「圧巻」です。川沿いの桜並木というのは日本でも沢山ありますが、そこに、錦帯橋という、美しい橋が加わることで、見ごたえもグーンとアップします。さらに、錦帯橋のかかる錦川沿いだけでなく、そこに隣接する岩国藩の城下町であった「吉香公園」にも見事な桜があり、見ごたえも十分。戦前にできた徴古館と桜。岩国の城下町のお堀周辺にもきれいな桜。山の上には岩国城も見えますが、そこには、ロープウェイで行くことができます。眼下に広がる吉香公園にも桜がいっぱい。山上にも桜がたくさんあって、ロープウェイもおすすめです。広島周辺にも、いろいろな桜の名所がありますが、岩国・錦帯橋周辺は、美しさや、橋とのコラボ、散策して鑑賞できる範囲、などなど、総合的に見て、一番かもしれません。広島でも、今週末あたりが一番の見どころということで、この週末にいかがでしょうか?ただし、できれば9時までに到着。遅くとも、10時までには行かないと、駐車場の列に並ぶことになる可能性が高いです。
2023/03/31
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本日は、桜のシーズン到来ということで、広島市中心部の川べりの春の風景です。この写真は、去年の4月2日に撮ったもの。今年は早めに開花となっているので、今週末から来週にかけて見頃を迎えるものと思われます。広島市は、太田川河口の三角州にできた町ですので、太田川が6本の川に分かれて広島湾に注ぎます。広島市中心部、原爆ドームの脇を流れるのは元安川。原爆ドームの向かいには平和公園がありますが、その川沿いはずごい人出でごった返します。ただ、電車通りを一本越えて上流に行くと、観光客がぐんと減って、とっても快適に桜の鑑賞ができます。広島の街は、川の随所に「雁木」が設けられていて、かつては、船をつけて荷物の上げ降ろしや、人を運んでいた名残も感じられます。たまには、のんびりと、川のほとりを散策するのもいいですね。
2023/03/24
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岡山県倉敷市は、岡山県で一番のはおそらく一番の観光地だと思います。白壁の街並みが残る町というのは、全国各地にありますが、私が知っている中では、質と量で、倉敷は他を圧倒しています。桜の咲く前の、見どころが少ない時期、倉敷では毎年「倉敷 宵あかり」というイベントを行っています。昼とは一味違った風情があって、いいですよ。⇒倉敷「宵あかり 2022」に行ってみた。
2023/02/10
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広島県の西端にある大竹市は、広島県では一番の工場夜景スポット。大竹市から山口県の東端、和木町、岩国市に至る工業地帯となっていて、工場萌え族にはたまりません。なかでも、大竹市の亀居公園から見下ろす工場群は見ごたえがあります。ただし、ここからの景色の難点は、アングルが変えられないので、単調な写真になってしまうこと。やっぱり、工場夜景は、煙突から立ち上る水蒸気がはっきり見える冬がいいですね。しかも、明け方が最高です。アングルは変わりませんが、夜明けとともに変わる、周囲の色あいの変化がいいです。
2023/02/02
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本日は広島市の安佐動物公園で撮った冬の一枚。ヒヒ山で身を寄せ合うヒヒです。ヒヒを漢字で書くと、「狒々」。もともと、ヒヒとは、山に住む、巨大な猿の妖怪だとか。ヒヒろいう名も、その笑い声に由来するらしい。寒い日が続きますが、身を寄せ合って、助け合って乗り切っていきましょう!冬来たりなば、春遠からじ。
2023/01/27
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10年に一度の猛烈な寒波襲来ということで、全国的に大警戒モードとなっています。本日、WOODPROは、完全休業ではないものの、社員の大半が休んでいて、開店休業状態となっております。幸い、本日分の出荷は昨日完了していたので、出荷もありません。大寒波はもう少し続くようですので、皆様お気を付けください。この写真は、2018年2月3日に、廿日市市吉和で撮ったものです。吉和にはスキー場もあり、広島県の中では豪雪地帯です。ちなみに、今朝 6時半頃の会社の様子がこちら。積雪20センチ。気温 -6度。
2023/01/25
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「呉」という町をご存じでしょうか?私は広島育ちなので、当然、呉という町のことは多少知っていますが、全国的には、それほど有名な町ではないのかもしれません。山陽本線、新幹線の経路からも外れていますし、山陽自動車道からも外れていますし、行こうと思わなければ、一生行くことができないような場所でもあります。「呉」は、帝国海軍とともに発展してきた都市。軍港になる前は、小さな漁港にすぎませんでした。それが、明治22年に、海軍鎮守府が置かれると一気に様変わり。海軍の主要な軍港であるとともに、海軍工廠も置かれて、第二次世界大戦時の人口は40万人にもなったようです。戦艦大和が作られたのも、呉の海軍工廠です。そのため、呉では、山を削り、折り重なるようにしてたくさんの民家が立っています。大雨のたびに土砂崩れの被害がでてしまうのも、うなずけます。戦争が終わって、当然、海軍頼みの呉の町は衰退しかけましたが、高度成長期を迎えた際には、海軍工廠などで培われた技術を生かして、盛り返してきました。しかし、高度成長期の終焉とともに人口流出が起こり、今は、人口減少をいかに食い止めるかが最大のテーマとなっています。呉という町は、海軍(現在は海上自衛隊)がある、というほかには観光資源がほとんどありません。呉に観光に出かければ、大和ミュージアム、潜水艦見学などが主要なイベントとなります。一番有名な呉の食べ物は「海軍カレー」です。平清盛が開いたとされる「音戸の瀬戸」というのもありますが、観光地としては、かなり弱いですね。しかし、今でも、横須賀、佐世保と並ぶ主要軍港。他では決して見ることができない風景を見ることもできます。なかでも、「呉港艦船見学ツアー」はお勧め。海側から、海上自衛隊の艦船や潜水艦を間近に見ることができ、なかなか新鮮です。解説は、自衛隊を退官した人がしてくれるので、かなり分かりやすいです。そういえば、「護衛艦いなづま」が、山口沖で座礁し、移動のめども立っていないというニュースをしていましたね。母港は、呉です。一度はぜひ、行ってみてくださいね。
2023/01/13
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12月に入って、一気に寒くなってきました。紅葉はまだ多少残っていて、晩秋を感じさせてくれたりとするのですが、風の冷たさはすでに冬ですね。といっても、日本は南北に長いので、既に北海道では、氷点下20度を記録したりして、住んでいる場所によって体感している季節感にも大きな違いがあるとは思います。2022年ももうすぐ終わり。ロシアのウクライナ侵攻に始まり、エネルギー危機、世界的なインフレ、歴史的な円安、コロナの再流行・・・。そのどれもが解決しないまま、2022年から2023年にバトンタッチされそうです。さらに、この年の瀬に、あの中国で大規模デモ。政権批判に発展するとやばいと思ったのか、ゼロコロナ政策を大幅に緩和して、上海ディズニーランドも再開だとか・・・・。不安定要素をたくさん抱えながらの年末。来年は、今年以上に予測の難しい一年になりそうですが、まずは、お正月まで、事故なく、健康に気を付けながら、頑張りましょう。この写真は、2008年の12月31日に撮ったものです。
2022/12/08
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今週に入って、ちらほらと彼岸花を目にするようになってきました。「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、広島では、連日の熱帯夜。台風14号も、この三連休に日本列島直撃の模様ですね。台風が去れば、一気に秋模様、となるのかどうか分かりませんが・・・・。お彼岸は、春分の日、秋分の日を中日とした前後3日間の計7日。春分の日、秋分の日は祝日となっていますので、毎年お彼岸の中日は祝日となっています。「秋分の日」というのは、太陽が真東から昇り、真西に沈む日です。「春分の日」もまた、同じなのですが、これから寒くなるか、暑くなるかという違いがあり、「秋分の日」は、これからだんだんと寒くなってくるので、夏の浮かれた脳を鎮静化して、落ち着きを取り戻すという時期でもあるのでしょう。祝日には、それぞれ意味があるのですが、「秋分の日」は、「祖先を敬い、なくなった人々をしのぶ」という日になっています。まさしく「お彼岸」なんですね。「お彼岸」とは、向こう側の岸で、要するに「あの世」です。この世とあの世が一番近づくのがこの時期とされていて、お墓参りをして、故人をしのぶ、というのが慣例化したようです。さて、そのお彼岸の時期に、測ったように咲き始めるのが彼岸花。葉がなく、真っ赤な花だけが茎の先について、大きく広がっている様子は、「妖艶」ともいわれますが、「気持ち悪い」と感じる人も多く、庭に植える人は少ないですね。根には毒性があるということで、モグラ対策として、お墓の周りや、田んぼの畔などに植えられてきたようです。それが群生して、実った稲穂と真っ赤な彼岸花が、秋らしいコントラストを生んでいます。彼岸花の別名は「曼殊沙華」(まんじゅしゃげ・まんじゅしゃか)と言いますが、さらに別名となりますと、「毒花」「幽霊花」「地獄花」なんて怖いものが多いようです。英名はというと、[Red spider lily]で、「赤蜘蛛百合」で、これまたちょっと怖いですね。園芸店では「リコリス」という名で売られていたりするようです。
2022/09/16
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暑い日が続きますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか?この時期、日本中、どこにいても暑いと思いますので、冒頭の一枚は、私の住む町らしい一枚。干潮で姿を現した牡蠣棚と、瀬戸内の島々と、その向こうに入道雲。手前の干潟にはシラサギの姿も見える、広島らしい風景です。いうまでもなく、広島は日本一の牡蠣の産地で、広島湾の沿岸部、そして、湾の入り口をふさぐようにある江田島が牡蠣の養殖場となっていて、広島湾のどこからでも、牡蠣棚、牡蠣いかだのある風景を見ることができます。太田川を流れてきた、ミネラル豊富な水が広島湾に流れてきて、宮島、江田島で半分ふさがれたような形になって、栄養分が外に出ていきにくい、という広島湾の地形が牡蠣の養殖に適しているようですね。廿日市市に生まれ育った私にとっては、牡蠣いかだのある風景は、ごくごく見慣れたものですが、他の地方ではあまり見ない風景でもあります。同じように、どの土地にも、その土地を象徴するような風景がありますね。観光名所を見るだけでなく、その土地ならではの風景を見て、肌で感じることができるのも、旅の楽しみです。台風も心配ですし、もうしばらく暑い日が続きそうですが、体調を崩されないよう、ご自愛ください。
2022/09/05
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中学校に入って、美術の授業で最初に習ったのが「三原色」であったと思います。「赤」「青」「黄色」の三つの色があれば、すべての色を作ることができる、ということが中学生ながらかなり印象的でした。逆に、混ぜて作り出すことができない色が、この三つであるとも言えます。「赤」で一番にイメージされるのは、「血」の色。「血」は生命力の現れでもありますし、「死」のイメージとも隣り合わせ。「青」は、海と空のイメージで、鎮静の色ですね。どこまでも永遠に続いていく奥深いイメージ。水平線の彼方には、空と海が交わる場所があるのかと思うと、結局、そういう場所はないのですが、その代わり、どこまでも空と海が続いていきますね。「黄色」は大地の営みの色ですね。何かが生み出されていく、生成の色。基本的には、この三色さえあれば、どんな色でも表現できるはずなのですが、唯一表現できない色は「白」ですね。白い画用紙に三原色で絵を描こうとすれば、白の部分は塗り残すしかありません。ちなみに、光の三原色は、赤 青 緑 の三つで、すべてが交わると「白」になるんですね。これも、中学校に入って、美術の授業で最初に習いました。唯一表現できないのが「黒」光のないところが「黒」になります。ネタもないので、他愛もない話となりましたが、ご容赦。
2022/09/02
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本日は、ブログネタもなくなってきたので、尾道 浄土寺の鳩の写真です。尾道にある浄土寺は、聖徳太子が開いたともいわれる古いお寺で、足利尊氏が、戦に負けて九州に落ち延びていく際に挽回を祈願。そして再び勢力を整えて上洛する際にも戦勝祈願したお寺として有名です。浄土寺の本堂と多宝塔は国宝です。ただ、尾道の中心部から少し離れているので、観光ルートから外れるケースが多く、人で混雑していることはほとんどありません。浄土寺と言えば「鳩」が有名で、浄土寺の絵馬も鳩です。尾道は昔から商人の町。商売の基本は、安く買って、高く売ることで、情報こそが命ですね。江戸時代はインターネットはもちろん、電話も、鉄道もないので、情報伝達はもっぱら「飛脚」や「早馬」ということになるわけですが、それよりも「鳩」の方が早いんですね。なんと、伝書鳩のスピードは、時速150キロ以上とか。大阪-尾道間であれば、その日のうちに情報が往復できる計算です。そういう事情もあって、江戸時代には、伝書鳩を使った情報のやり取りは禁止されていたとか。それでも何とか情報を早く手に入れたいと考えた尾道商人は、浄土寺を隠れ蓑にして「鳩」による情報伝達を行っていたとのこと。これは、ブラタモリの情報です。ということで、「鳩」のおかげで浄土寺は尾道商人の厚い庇護を受けて栄えたとのこと。こちら、多宝塔の写真ですが、この中に一体何羽の鳩がいるでしょうか?私が数えたところでは、52羽です。
2022/08/25
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昨日のびっくりしたニュースの一つが「香港 海上レストラン Jumbo Kingdom 沈没」。この写真は、2018年の社員旅行で撮った一枚。高層マンションを屏風のように背景に従えた、光輝く「Jumbo Kingdom」は、とても香港らしい風景でした。しかし、その後の香港と言えば、中国による締め付けが強化され、2019年には200万人といわれるデモが発生、いったん中国の態度も軟化するかと思いきや、2020年には一気に圧力を強めて、香港国家安全維持法を施行、民主派を次々逮捕。一時は、周庭さんという民主派リーダーの女性が取り上げられたりもしましたね。さらに、新型コロナの世界的な蔓延で、当然香港観光業は大打撃。そんな中、香港の栄光を象徴するかのような煌びやかな海上レストランが、南シナ海に沈没、というニュース。2020年から営業を中止し、新たな営業場所に移送曳航中だったとのこと。故意に沈没させたのでは?といううわさも出たりしているようですが、香港の行く末を暗示するようです。
2022/06/23
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本日のお題は「苔庭」です。写真は、箱根美術館の苔庭。2019年の梅雨時に撮ったものですが、小雨降るお庭に、苔も生き生きとして美しいです。どうやら、苔を愛でるという感覚は外国にはあまりないようで、日本人独特の感性だとか。秋の虫の音に風流を感じたり、竹林に美しさを感じるのも日本人っぽいですね。苔についていえば、湿潤な日本の気候の影響が少なからずあると思いますが、苔で庭を作ってしまう美意識というのはすごいですね。そして、お庭をこの状態に保つ努力というのも相当なものだと思います。放っておけば雑草も生えてくるし、苔など、あっという間に隠れてしまうでしょう。生えた草を、どうやって抜くのかも気になるところです。苔を踏んで歩くのか、大きな板でも敷いて、圧力を分散して雑草に近づくのか、とか、考えちゃいますね。陰の努力を見せないのも日本の美意識かな、とも思います。
2022/06/16
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この写真は、2019年の3月9日に撮ったもので、かれこれ3年前ですね。田舎育ちの私には、東京の中心部に、浜離宮恩賜公園という大きな庭園があることにびっくりするわけですが、さらに、そこには菜の花畑もあって、まるで合成された空間のようでした。おそらく今頃、庭園では梅や菜の花が見ごろだと思うのですが、コロナの影響で、1月11日から臨時休園が続いているようですね。2019年にここを訪れたのは、「建築建材展」の見学を兼ねてのことだったと思いますが、今年は杉足場事業部の方で、WOODPROとして出店しているにもかかわらず、新型コロナの問題もあって私はいけず、残念でした。東京では、もうしばらく「まん延防止等重点措置」が続くようですが、感染に気を付けながら春を待ちましょう。コロナも心配ですが、ウクライナの問題はもっと心配ですね。本日の写真はウクライナカラーを意識してみました。早期のロシア軍撤退と戦闘収束を願っております。
2022/03/07
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新型コロナの第6波、ということで、「まん延防止等充填措置」が11都県に拡大される模様。ということで、早期の収束を願って、アマビエの写真です。昨年の2月、山口県の防府天満宮に梅を見に行った際に撮ったもの。科学の発達した今でさえ、致死率のさほど高くない「新型コロナ」に大騒ぎしているわけですから、疫病の原因が全く分からなかった昔は、どれだけ恐ろしいものであったか、想像に難くありませんね。
2022/01/19
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本日は、これといったネタもないので、去年の1月10日撮ったメジロです。今年もデッキの手すりの上にみかんの乗せておいたのですが、全然来ません。調べてみると、メジロの英語名は「Japanese white-eye」。そのままやんけ!って感じですが、日本の固有種なんでしょうね。どうやら、夏は山に住んで、寒い冬になると平地に出てくるので、私たちが目にするのは冬場が多くなるようです。美しい緑色とはっきりした目が印象的で、花札の「梅にうぐいす」の鶯の色はメジロに近いですね。これは、間違って書かれたという説もありますが、絵札として目立ちやすいようにはっきりした色で鶯を書いたところ、メジロに似てしまったが有力だとか。昔はメジロを竹ひごのようなもので作った鳥かごに入れて飼っていたというイメージがあるのですが、現在では、鳥獣保護法の「軽度懸念動物」に指定されて、個人で飼うことは禁止されているらしい。今年はまだメジロを見ていないし、ちょっと心配になったりする、今日この頃です。
2022/01/17
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今日は、クリスマスイブですね。いや、正確には、今日の日没後がクリスマスイブ。イブとは、イブニングのイブなので、「キリストの誕生日の夕方」がクリスマスイブ。「そんじゃ、25日の夕方じゃん!」となるのですが、実際には24日がクリスマスイブです。教会暦では、日没から一日が始まるそうで、一日が夕方から始まってしまうため、キリストの生まれた日の夕方というのは、今の暦で言えば、前日の夕方になってしまうというカラクリです。ということで、「前日」ではないので、要注意。と、以前もブログに書きました。さて、冒頭の写真は、去年行った、国営備北丘陵公園のイルミネーションの写真です。背景には夕暮れのグラデーションが残って、いかにも、イブニングって感じ。日本人って、キリスト教徒でもないのにクリスマスやハロウィンで盛り上がる不思議な民族ですが、聖なる夜とはいうものの、ほとんどの日本人は、聖なる気持ちにはなっていないでしょう。明治維新以降、日本人の心の中には、西洋から来るものは進んでいて、おしゃれだ!という潜在意識もあるのでしょう。「ハイカラ」という言葉が、日本風のフラットな襟と比べて、西洋式の立った襟を「ハイカラー」と言ったのが語源ですが、西洋的なものを進歩的だと考えた例でもありますね。第二次世界大戦で日本が負けて、GHQに占領されたことで、日本国内の「欧米信仰」というのは、さらに強固になったということも考えられます。そういった潜在意識と、クリスマスに乗っかってモノを売ろうとする経済的なニーズとが一緒になって、日本のクリスマスが成立したのでしょう。日本に仏教が伝来した奈良時代から、日本人というのは、とにかく便乗して都合よく運用するのが得意ですね。他の国であれば、神道と仏教が壮絶な争いを展開して、どちらかが滅んでいてもいいようなものですが、日本では、同じ敷地内に一緒に並んでいたりします。ということで、日本人の消化吸収力、おそるべしです。
2021/12/24
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「オタケ」ではなく、「おおたけ」です。大竹は、広島県の西端にあり、山口県の東端に位置する岩国市とつながって、コンビナート群を形成しています。地面から突き出した数多くの高い煙突から放出されているのは、今ではほとんど水蒸気だということで、気温の下がる冬ほど、はっきりともくもくとして見えます。写真は、冬の風のない日に撮ったもの。天高く、まっすぐに立ち上る煙が印象的でした。
2021/12/21
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この写真は、去年の10月に撮ったもの。場所は、出雲大社から海に向かって1キロほどの場所にある「稲佐の浜」です。きれいな砂浜には、こじんまりした岩の塊が突き出していて、これを「弁天島」といいます。10月のことを神無月といいますが、出雲地方では「神在月」。全国の神様が出雲に集結するため、出雲以外は神無月で、出雲だけは神在月となります。その際、神々が上陸されるのが、この稲佐の浜だとか。10月10日には、この浜にかがり火をたいて、八百万の神々をお迎えする神事も行われるようです。出雲大社に参拝された際には、ぜひともあわせて行ってみたいスポットですね。日本海に夕日が沈んでいくのも見ることができるので、時間が許せば、夕方がおすすめです。
2021/10/15
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蜘蛛が嫌いな人は多いですね。どちらかと言えば、私もそうです。冒頭の写真は、父の生まれた吉和村で撮ったもので、とても色鮮やかで美しい色彩ですね。調べてみると、これが「女郎蜘蛛」です。このあでやかな色彩が「女郎」というイメージと重なりますが、確かに、この大きく鮮やかなほうが「メス」のようです。そして、その上にいる小さな蜘蛛が「オス」なのだとか。大きさも全然違うし、威厳も違うし、迫力も違うし、なんとも残念な「オス」ですが、こうして、少し離れたところから、交尾の瞬間を狙っているらしい。女郎蜘蛛は目が悪く、獲物とオスとの区別がつかず、とっさに食って食べてしまったりすることもあるので、オスも命がけだとか。そのあたりも「女郎」の所以だろうか。気持ち悪いフォルムを抜きにすれば、実に美しい色合いです。ちなみに、「妖艶」と言われる彼岸花の英名は「spider lily」
2021/09/28
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もうすぐ「秋分の日」ですね。昔の人にとって、季節の移り変わりを意識することは今以上に重要なこと。ご存じとは思いますが、「秋分の日」とは、昼と夜の長さが同じになる日。この日を境に、夜の方がどんどん長くなり始めるのが「秋分の日」で、昼の方が長くなりまじめるのが「春分の日」です。一番昼が長いのが「夏至」で、一番夜が長いのが「冬至」。春分、秋分の日は、その中間点でもあり、意識しなければ、なんとなく過ぎてしまう頃でもあります。日本には「お彼岸」という風習があり、この季節に「お墓参り」をします。「彼岸」とは、煩悩に満ち溢れた「此岸(この世)」ではなく、悟りの境地である極楽浄土を差します。煩悩の多いこの世と、悟りのあの世が最も近づくのが「お彼岸」の季節と考えられ、この季節にお墓参りをするようになったようです。今年の秋分の日は9月23日で、祝日です。敬老の日が9月の第三月曜日とされていることもあって、この辺りは長期連休になることもありますが、今年は秋分の日だけが飛び石になりました。ということで、我が家も、今年のお墓参りは、この三連休の間に行くことにしてます。あんなに暑かった夏から、明らかに風にも秋の気配が感じられ始める季節ですね。「暑さ寒さも彼岸まで」なんて言いますが、毎年、「確かにね」と思います。
2021/09/17
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9月も半ばになり、残暑が厳しいとはいえ、秋の気配も感じられるようになってきましたね。秋の花の代表と言えば、コスモスでしょうか?青空に揺れる薄いピンクのコスモスというのは、なんとも可憐ですがすがしさもあり、きれいですよね。細い茎の上に濃淡様々な薄紅の花をのせて、それがそよ風にもゆらゆらと揺れて、なんとも風情があります。コスモスといえば、「宇宙」もまた、コスモス。コスモスの語源はギリシャ語の「Kosmos」で、秩序とか調和といった意味のようです。バラバラに見えて、全体としてちゃんとバランスが取れた感じが「コスモス」って感じなのでしょうか。和名は、秋桜(あくざくら)で、明治時代に日本に入ってきた外来種だそうですが、「あきざくら」なんて呼んでる人は見たこともありません。やせた土地でもよく育つからか、広い土地にコスモスが咲き乱れる名所が、日本各地にあります。広島では、国営備北丘陵公園あたりが有名ですね。コロナ禍で、なかなか外に出歩きにくい環境ではあると思いますが、青空をバックに、薄紅の可憐なコスモスを見に出かけてはどうでしょうか?コスモスの対義語な何かご存じでしょうか?実は「カオス(混沌)」です。なんだか、納得しますね。話は全く変わって、菅総理が総裁任期満了で退陣となりました。評価はいろいろあると思いますが、この状況下で、誰が政権を担当したら、もっといい結果を出せたでしょうか?評論家はとにかく危機感をあおって、国民の不満を増幅しようとしているとしか思えませんし、野党もまた揚げ足取りのようなことばかり。今日のニュースで「アメリカの新型コロナによる死者は、1日で1800人」なんてやってました。日本のコロナによる死者は、昨日で88人なので、人口を加味しても日本はけた違いに少ないです。一部の不届き者というのは必ず出てきますが、日本では、その不届き者を逮捕することもできません。多くの人が節度を持って生活している結果が「今」です。批判は確かに必要だとは思いますが、もう少し肯定的にとらえた、バランスのいい評価のしかたはないのかな、と思います。「反省」「検証」はもちろん必要ですが、マイナス点ばかりを拡大して報道し、最初から「否定ありき」というのはいかがなものでしょう。菅さんも、とんだ貧乏くじを引いてしまった印象ですが、本当にお疲れさまでした。国の役に立つために国会議員になったのなら、これでめげずに、頑張ってほしいです。
2021/09/10
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