七転び、また転び。　人生桃色

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2014.11.16

開運商法

テーマ：夢について語ろう！(834)

カテゴリ：酔夢愛ＮＧ

　雑誌の最後の方に、身につけると運が開ける。目隠しをした女性が札束を手にしているアレである。
　（んなバカな・・・）
　ふつうはそう思うのだ。
　でも、たいてい心が弱っているときは、藁をもつかむ勢いなのだ。まるで新興宗教にすがってしまうのと似ている。
　先々週のこと、雑誌を見ていて、風水で、どこそこの場所に置くと、幸運になるという置物を見た。
　（これで物を置いて運が向いてくるならもうけものだけど・・・うさんくさい・・・）
　翌週のこと、次々と良くないパラレルワールドに陥り、ほとほと疲れていった。心が疲れると体も弱ってきて、思考回路も混乱し始めるのだ。そんなときなぜか、あの雑誌で見た置物のＤＭが届く。＜以前通販で買っていただいた特別なお客様だけに＞特別なあなた様に、７８９０円のところ、特別価格３９８０円に！！
　（３９８０円ならば、そんなに惜しくないかも・・・どうせ運なんか開けなくいけど、万万が一宝くじでも当たったらもうけものだし＾＾・・・）
　そんなことを考え始めてしまっていた時に、テレビニュースで知った開運商法という言葉。まさにこれだった。次に悪運がついていると、さらに商品を売りつけるそうだ。
　あほだった・・・
　運は自分で開くもの、未来は自分の手の中に…いつもそう考えて生きてきたじゃないか！！
　幸せも、気の持ちよう。
　そんな風に、考えていたら、気分も運も開けてきたさかな。さんだった。
　本当のことです。

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