☆ドラマ「告白」に見る拉致の非情さ☆

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2006年01月11日

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カテゴリ：平和に対する思い

しつこいようだけど、今日もこの話をさせてください

こないだ放送された、かの国の拉致問題を扱ったドラマ「告白」
これは、曽我ひとみさんのご主人のジェンキンスさんが書かれた本を元に構成された実話のドラマです

見た方も多かったと思います
ごらんになってない方のために、簡単にあらすじをさらっておきます

米軍のジェンキンス軍曹は、半島の軍事境界線近くで職務中、早く母国に帰りたい、北へ渡れば、ソ連に身柄を引き渡され、母国に送還されるだろうと安易に考え、北へ渡った

しかし、そこでは、暴力と徹底した監視と、体制への忠誠を叩き込む洗脳など、人権のかけらもない扱いを受ける

そうこうしているうちに、ある晩１人の日本人女性と暮らすように命じられる
その女性こそ、曽我ひとみさんで、やがて愛が芽生え結婚する

それから２０年の歳月が流れ、妻は日本政府の働きで、帰国を果たすが、家族は北に残る
妻はすぐに戻ると信じていた家族は、日本にだまされたと憤慨し、悲嘆に暮れる

その後も、日本政府から家族も帰国を勧められるが、北の政府からは「帰国すればお前は死刑か終身刑、家族もひどい目に遭う」と恫喝される

ひとみさんもジェンキンスさんも、期待と絶望を繰り返し、ようやく再会し、日本への帰国を果たす

ドラマの中には、横田めぐみさん、有本恵子さんや石岡亨さんも登場しました
ひとみさんとめぐみさんが、お互いに励まし合い心を寄せ合っていた様子には、涙が止まりませんでした

僕は、十数年来、この問題に強く怒りを持っていた（この間、友人には、「そんな問題はあり得ない」だの「お前は右翼か」などと言われました）ので、ドラマの間中、怒ったり嘆いたり、何度も涙が吹き出しました

もし、ドラマを見ていない人で、この話に興味がある方は、本を読んでみて下さい

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僕は、ビデオに撮りました（永久保存版です）

拉致被害者の数は、はっきりと名前まであげられている人が15人
曽我さんのように、名前さえもあがらず、日本側が拉致されたことに気付いていない人を含めると、数百人に上るとさえ言われています

最後の１人が帰国を果たされる日まで、僕は周りに嫌がられてもやかましく訴えていきたいと思っています