学校で教えて欲しかった、こんな英文法!

学校で教えて欲しかった、こんな英文法!

2017年02月14日
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カテゴリ: 前置詞
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熊本地震で被災された皆様が一日も早く通常の生活に戻れますよう被災地域の復興を心よりお祈り申し上げます。

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告知!


セミナー開催のお知らせ。

春セミナー2本立て。

封印していたTOEICセミナーも再始動します。


1)
バンクーバー発、
新TOEIC学習を10倍楽しくする方法!



日程:4月14日(金)、21日(金)、28日(金)
   5月12日(金)、19日(金)、26日(金) 全6回


新TOEICでは、今までのような「とりあえずテクニックでスコアを取る」という安易な発想やアプローチがますます通用しなくなってきました。


受験英語のような丸暗記方式ではなく、英語の基本ルールを頭の中で描きながら英語の思考回路を作り、TOEIC学習を楽しくするセミナーです!


申込方法


* インターネット

下記、難波市民学習センターのHPよりお申込下さい。

(カリキュラム内容の下にあるインターネットからのお申込をクリックしてください)

難波市民学習センターHP



* 来館

直接、大阪市立難波市民学習センターの受付へお越しください。


* 電話

お電話で、大阪市立難波市民学習センターへお申し込みください。
電話番号:06-6643-7010


2)
バンクーバー発、
話すための英文法セミナー



日程:4月15日(土)、22日(土)
   5月13日(土)、20日(土)、27日(土) 全5回


時間:Aクラス(初級) 13:00〜14:50
   Bクラス(中級) 15:00〜16:50


英文法というと受験英語を想像しがちですが、話すための英文法とは学校英語では習わない、先生も知らない、そんな英語のルール。英語を頭の中でイメージすることで英語の思考回路を身に付けます。


申込/お問合せは下記メールまでご連絡ください。
(TOEICセミナーと申込方法が異なりますので注意してください)

info.iaxsvancouver@gmail.com


どちらも開催場所は「大阪市立難波市民学習センター」
大阪市浪速区湊町1丁目4番1号 OCATビル4階(JR難波駅上)


詳細は Facebook をご覧下さい。



アイアクセス・バンクーバーからのお知らせ!


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本日の問題


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Call me taxi, please.  がどうして気持ち悪いの?















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今回は英文法セミナー第1回目(4/15) Aクラス で取り上げる前置詞の中から1つ。


次のカッコに適切な前置詞を入れてください。


1) My daughter left (    ) the station.

2) My son went (    ) the station.



























答:1) for  2) to


何だか学校のテストみたいで失礼しました。


おそらくほとんどの方は比較的容易に答を導き出せたと思いますが、当ブログの読者の方なら、本当の問題はここからであろうと想像していることでしょう。


そして、その通りなのです。


真の問題はここからです!



どうして go には to が付き、 leave には for なの?


「イディオムだから!」


という声も聞こえてきそうですが、当ブログにはイディオムは存在しないのです。
当ブログでは丸暗記方式はないのです。


もちろんイディオムとして覚えていればそれに超したことはありません。


しかし、そこにもう1つ英文法の味付けをしてみませんか。


その味付けとは?


前置詞の基本イメージを頭の中でイメージすることです。


前置詞 for to は日本語に訳すとどちらも「〜に」とか「〜へ」となり、よく似ていますが、両者は全く異なる意味を持つ前置詞です。前置詞を考えるときは、なるべく日本語を仲介させないようにイメージしましょう。


1) My daughter left for the station.


for の基本イメージは「方向」です。ただし、 for は「方向のみ」を示し「到達する」という意味を含んでいません。


My daughter  for  the station


つまり、出発した時点で娘が駅の方向に向かっていたことを意味するだけで、実際に駅に到達したという意味は含んでいないのです。


前置詞は動詞と深いつながりがあります。


だから、動作と合わせてイメージしてください。


「出発する」という動作は、その場を「去る」という動作ですよね。その場を「去る」という動作からある場所へ到達するイメージがわいてきますか?


例えば、「彼はその場を去った」


どこかに到達するイメージが浮かびますか?


浮かばないでしょう。


どこへ(Where)? と聞き返さないでしょう。


だから leave という動作は「到達」のイメージが含まれていない for と一緒に使われるのです。


では、前置詞 to はどうでしょう。


2) My son went to the station.


前置詞 to for と同様に方向を表わす前置詞ですが、 to は方向だけでなく「到達」の意味まで含みます。


My son  to  the station


つまり、息子は実際に駅に到達したという意味です。


to も動作と合わせてイメージしてみましょう。


「行く」という動作は、ある場所へ到達するイメージがわいてきませんか?


例えば、「彼は行った」


どこへ(Where)? と聞き返しませんか。


だから go という動作は「到達」のイメージを含む to と一緒に使われるのです。


go to、leave for をイディオムとして覚えるのもいいけど、前述のように動詞と前置詞を頭の中でイメージしながら前置詞をイメージするとなるほど、だからか。。。と色々と英語のカラクリが見えてきますよ。


こういう思考回路を作ることで前置詞が自由に使えるようになるのです。そして、前置詞を自由に使える力が基礎英文法力なのです。


* 今回のイメージ図は「ザ・英文法」P108-109 にてイラスト付で解説してあります。イラストでイメージするとよりクリアーになりますよ。



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最終更新日  2017年02月22日 02時58分27秒
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