お太助のブログ

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2021.03.20
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カテゴリ: 話題
シャレド・ダイヤモンド著 倉骨彰訳「銃・病原菌・鉄」より
 人種による優劣という幻想
 今日、人種差別は西洋社会では公には否定されている。しかし、多くの(おそらくほとんどの!)西洋人は個人としてあるいは無意識のうちに、依然として人種差別的な説明を受け容れている。日本やその他多くの国々では、人種差別的な説明が未だに何の言い訳もされないまままかりとおっていたりする。アメリカやヨーロッパやオーストラリアの社会では、高等教育を受けた白人でさえも、話がオーストラリア大陸のアボリジニのことになると、アポロジニ自身に原始的なところがあると考えている。(中略)
 認知心理学者たちは多大な努力を払って同じ国に住む人間であっても、先祖の出身地によっては知能に差異があることを見いだそうとしてきた。とくにアメリカでは、多くの白人心理学者たちが、何十年ものあいだ、アフリカ系アメリカ人はヨーロッパ系白人より先天的に知能が低いことを示そうとしてきた。しかしながら、よく知られているように彼らの比較研究の対象となった人々は、・・・白人心理学者の試みは、今日に至るまで成功していない。

 3年以上前に読んだこの本の抜き出しのメモ書きを更にまとめてみました。
違いを脅威として有無を言わせず銃で解決しようとする国はいかがなものだろうか?更に武器・武力をちらつかせて意のままにしようとしたり、憎悪を増大させるようなことは無くならないものだろうか?





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Last updated  2021.03.31 01:12:57
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