竜胆輪道 (りんどうりんどう)

竜胆輪道 (りんどうりんどう)

September 20, 2006
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テーマ: 自転車(13816)
カテゴリ: 自転車
チームタイムトライアル初挑戦

朝の東京は雨・・・
豪雨というほど強い時もあり、JRの最寄り駅まで行くのに結構濡れました。

東京駅で念のため 群馬CSC に電話をすると「主催者の方いらしてますから レース やるようですよ」と

9時前東京発の新幹線
車中で食事(鰻弁当、サンドウィッチ、おにぎり)、睡眠

10時過ぎに上毛高原到着
路面は濡れているが、雨は降っていない

激坂区間はタクシー利用(1500円程度)

上毛高原から登っていった群馬CSCはすごい霧
kiri

ウォームアップで走っても前が見えない・・・
本来12時半のレース開始予定を遅らせ様子をみるとのことに

数年前の この大会 (その時は11月かな?)は雪で中止になったので「中止になるかな」と思いましたが、決まるまで気持ちは切らさないでいようと周辺の道でアップしながら待つと、タイムトライアル(TT)に変更との知らせが


コースはコース最低標高地点から最高標高地点(通常のゴール地点)までの4km
全体的には登り基調。前半登り下りがあり、心臓破りの坂を越えて平坦基調の区間があり審判塔前へゴール

団体戦(東京、神奈川、埼玉、群馬、山梨、各県3チームごとの計15チーム)は1チーム三人で走り、二人目のゴールタイムで競うチームタイムトライアル(TTT)


その他の選手(スタートリスト66人)はオープンクラス個人TT

1時半からオープンクラスの個人TTが30秒間隔でスタート

2時20分から団体戦TTTが1分間隔でスタート


自分のチームメイトは、東大生のY君と、毎年スペインへ武者修行に行っていて今回も本来のロードレースであれば優勝候補の一人だったS君

tokyo
東京都のジャージ

距離の短いTTTになって自分がまず思ったことは、重要なスタート「0発進」に対する大きな不安・・・
ケガ が気になり、今回もゴール スプリント は出来ない状態でどう走るかと考えていたのに・・・

LSD 程度でしか練習出来ず、レースでもそれなりに(流れに乗って)しか走れていない現状で、4kmという短い距離(すなわち高強度)というのは苦し過ぎることが楽に想像できる・・・
勝ちたいレースなので、自分が考えたのは、得意な登りで出来る限りの仕事をし、全力を尽くすこと


Y君もインカレは半分で降ろされたということで「遅れたら置いて行って下さい」と自信なさげなので、S君におんぶに抱っこのチーム構成か・・・


試走では、ローテーションは時計と逆回りで、登り下り区間は登り切った所で交代する方がいいかなという程度で、厳密に先頭交代する場所は決めず、心臓破りの坂はそれなりにペースを上げて走りアウターで行けると判断。


ケガを悪化させるのは避けたいので、念入りにウォームアップ

ロードレース用にかぶっていた サイクリングキャップ 、インナーシャツも脱ぎ、ボトルなしでスタート位置へ

スタートは平坦。係りの人がイスを支えスタンディング
53×21(自分は52×21)に合わせ、S君が一番前、ケガの不安のある自分が一番後ろ

勝つための自転車レーステクニック に「TTのスタートは強い脚を後ろに」と書いてあるとおり、ケガのある右脚を前に、位置は時計の2時


30秒前、20秒前、10秒前、5、4、3、2、1とカウントダウンされ、霧が濃くなってきた中、スタート


自分のケガもありスタートは抑え目に行ってくれたが、それでも少し離れ気味になってしまう

ここからの記憶はあいまいだが、最初の登りはS君がそのままペースを作り、Y君が先頭へ、リフト下の登りで自分が前に出るが、焦って少し早く前に出てしまったか・・・

下りに自分が先頭で突っ込んだ時( メーター の最高速は56km/h)には霧でどっちにカーブしているのか分からないほどで減速してしまった(恐れを知らず突っ込んでいけば優勝出来たか・・・)とてもじゃないが、マスドロードレースは無理でした。

先頭交代して行って、心臓破りの手前の登りでY君から自分へ先頭が代わり、Y君はそこで千切れ、そこから二人旅

心臓破りは登り口でS君が前に出た所でもっと早く後ろに付くべきだったか(ロードレースの癖が出て少し併走状態になってしまった)

スタートダッシュが効いているのか、脚がつらく、試走の時より遅い・・・
右へのターンで先頭交代を促されるが、すぐには出られない・・・

自分が終わってしまうとそれまでなので、下りはそれなりだったが、審判塔裏への登りで前に出たS君から少し離れてしまう・・・
「付いてください!」と声をかけられ、必死に食らいつくが、脚が動かない・・・

「あと少しだ!全力を出し切れ!」と自分に言い聞かせ、左コーナーの緩い登りを必死で踏み倒し最後の直線へ

どこがゴールなのかすら見えない霧の中へ飛び込む

白線が見えたと同時にハンドルを投げゴール



息が出来ないほど苦しい・・・
胸の中心( 気管 )が痛い・・・
脚が動かない・・・

こんなに苦しい6分半って経験したことないかな・・・

練習で走った千トラ(1000mTT)×5という感じか・・・

心拍数 自体は
平均170
最高178

6分半なので持久力、瞬発力全てを動員しての運動
これくらい本気のスピード練習は短時間でものすごい効果があるだろうと実感



結果はすぐには分からず、ゆっくりクールダウンして待っていたら

優勝は群馬の高校生チーム

1秒半の差で3位と分かりがっかり・・・


現状での全力は出したと思いますが、差は1秒半・・・
自分がもっと上手く走れば、XXXライト ホイール をつけていれば、下りで減速しなければ、もう少しでも根性出せば・・・

結果的にはトラックレースを走っている高校生に有利な種目になった感じですが、チームメイトには申し訳ないし、自分自身も非常に悔しい・・・


個人TTは実力通りラバネロのエースが優勝で、タイムは三人で走った自分たちより10秒ほど速い・・・(S君はTTTより一人で走った方が速かったのではと・・・)

この結果を見ても自分は、速い選手とスピードの面で明らかに劣っています。



賞品は、練習用 チューブラー タイヤ2本(これはうれしい!)、アミノバリュー一人一箱(24本? 輪行の自分は2本だけもらい、残りはS君へ)

tire

大塚製薬ダブルアミノバリューペットボトル


表彰式後、夕方になりかけていましたが、この悔しい気持ちのままは帰れないと
上毛高原駅のコインロッカーに荷物を預け、上州路を走ることに

前橋方向へは何度も走っているので、行ったことがない水上方面へ


自分のスピードの無さに歯がゆい思いをしたので水上方面の案内がある大きな道を自動車の流れに乗って

途中「谷川岳4km」という標識があったので、水上を過ぎてそのまま進み、寂れた温泉街を抜けると自動車も通らなくなり、広く見通しのいい所に

悔しい気持ちを抑えきれずに ケガ再発 後、一度もしていなかったスプリント


フォーム もスピードの乗りもボロボロでした・・・


そのまま谷川岳をどこまでも(たとえ夜の闇の中でも)登って行きたい気持ちでしたが、それは抑えて、日が暮れてきたので引き返し、下り基調は40~60kmで巡行


上毛高原からの新幹線自由席は通路に人があふれている状況。
枝折峠 のときは夏休みだからかなと思っていましたが、東京に20時くらいに着く列車はいつもこんなに込んでいるのでしょうか?


レース後に走った寂れた温泉街、秋へ向かう山並み、レンガ造りの橋桁

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった・・・」

雪国改版


水上からのトンネルを越えた越後湯沢がモデルの川端 康成「雪国」を買って読み始めました。

恥ずかしながら、川端康成は初めて読みます。

半分ほど読みましたが、ミステリー的要素も含んだ始まり方

プロジェクトXのナレーションを思わせる「~であった」の多用

細かい描写が少しやりすぎかなとも感じますが、読んでいると走った風景が浮かびます。


「登山を好む島村は山を眺めながら歩くと放心状態となって、知らぬうちに足が早まる」


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本日の練習
1時間20km
イージーライド

ダモクレス

平均 心拍数 103 最高148





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Last updated  September 21, 2006 12:22:48 AM
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Re:「高石杯関東地域自転車道路競争」レースレポート(09/20)  
anpantani さん
お疲れ様でした(レポートもレースも)!!チームT.Tの苦しさが伝わってきます。それと、悔しさも・・。 (September 21, 2006 06:42:10 PM)

Re[1]:「高石杯関東地域自転車道路競争」レースレポート(09/20)  
anpantaniさん
>お疲れ様でした(レポートもレースも)!!チームT.Tの苦しさが伝わってきます。それと、悔しさも・・。
-----
悔しいですが、ケガも悪化させずにある程度負荷をかけられることが分かったので、この悔しさをバネにジャパンカップへ向けて練習に励みます!
ジャパンカップお時間あれば是非参加を! (September 22, 2006 01:15:55 AM)

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say-zz @ Re:カルーゾ男だ!! ジロ第二十ステージ(05/30) ビルバオ最後の登りまで引いて凄かったで…
JAJA♪ @ Re:カルーゾ男だ!! ジロ第二十ステージ(05/30) とにかくビルバオ、今日は誰がなんと言お…
say-zz @ Re:未舗装で総合変動 ジロ第十一ステージ(05/20) 山とTT以外に差がつくのは強風が吹いた時…
JAJA♪ @ Re:未舗装で総合変動 ジロ第十一ステージ(05/20) グランツールに未舗装路、流行るんですか…
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