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2日目(7月28日)
昨日の晴天から変わって、どんより雲が立ち込めている。天気予報を聞いても曇りから雨になるという。
今日の予定は磐梯山の山越えルート。雨だったら面白くないからどうする?と話しているうち、空が少し明るくなってきた。
これなら行けそう、と予定通り磐梯山ゴールドラインを行く。
料金所から30分ほどで桧原湖に着く。風がとても強い。空は晴れているが、天気が悪くなる徴候?せっかくだから船で湖を遊覧しようと、風をよけながら出発を待つ。
明治21年(1888年)に噴火して山が一つ吹っ飛び、川をせき止めてできたという桧原湖はとても大きかった。
約35分の遊覧を楽しんだ。その間どんどん黒い雲が広がり、磐梯山は雲の中。
船を下りてレークラインに向かう途中、3Dワールドに寄り、磐梯山噴火の再現映像を見る。岩石が降り、転がってくるのを見て思わずのけぞってしまった。(ますお君は笑っていた)
観光にはネーミングが大切だと感じたこの旅行。何の変哲のない山道も、ゴールドラインだの
レークラインだのと名前がついていると、何か素敵なコースのように思ってしまう。
まあ確かに眺望のよいところもあったのは確かだが・・・
他にもスカイライン、グリーンライン、スカイバレーと名づけられた山岳観光ラインがある。
福島県は観光お勧め上手、と感心する。
土湯の道の駅でお昼を食べ絵地図を眺めていると、東北サファリパークが目に入る。なんか面白そう?と動物園は行ったことあるけどサファリパークは初めてなので、ちょっと寄り道してみた。
車に傷がつくのが心配な方は代車をどうぞと言われ、もちろん代車を借りる。
最初はライオンパークなので、絶対車を止めないで走り続けてください。止まると屋根に上ってきて危険ですから、とよーく念を押され、ドキドキしながらゲートをくぐる。しばらく走ると赤茶けた広場の小高い上にライオンの姿が見えてくる。
立派なたてがみの雄ライオンだ。それも1頭でないぞ。2頭、3頭、まだ向こうにもいる。ドキッ!!!と緊張が漂うがライオンは寝そべったまま動く気配はない。もしかして置物?剥製か?と思うとゆっくり首を振るのが見え、やっぱり本物だ・・・でもなんだか変。カメラをかまえて側を通り抜けるが、目はしょぼしょぼ、口は半開きのままトロ~ンとしている。去勢されているのか百獣の王らしい力強さはかけらも感じられなかった。拍子抜け。
そのあとのゾーンは、窓を開けてえさをやってよいとえさが売られていたが、けちな私たちは買わなかった。
えさがもらえるかと、通る道すがら次々といろんな動物が車に擦り寄ってくる。代車にしてよかったとつくづく思った。
ヤギに羊にシマウマにキリンにゾウにアメリカバイソンにといろんな動物が出迎えてくれる。
もう少し草や木が生えて自然らしいところなら動物たちも幸せだろうに、赤茶けた土だけのところで一日、毎日こんな生活ではかわいそうと同情した。もう少し動物たちによい環境を!
2時半、二本松より東北道に入る。山道が続いていたので、高速道は爽快。一路仙台を目指す。
カミンとの再会はこの後よ!
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