システムエンジニアの晴耕雨読

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2011.04.02
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カテゴリ: 書評・読書メモ

【送料無料】世界の橋

世界の橋―3000年にわたる自然への挑戦 

デビッド・J. ブラウン

訳 加藤久人、綿引透

丸善

2001年刊




 本書でも、サルギナトーベル橋の記述・・

 サルギナトーベル橋の美しさが解説されています。


ロバート・メラール(Robert Maillart)の芸術・・

≪彼の経歴の頂点では決してないが、1930年に完成したスヒール近郊の
 サルギナトーベル橋は、メラールの仕事の中では傑出したものになっている。

 それは現地の雄大な壮麗さ(アルプスの裾野、グラウビュンデンカートーの
 切り立った渓谷に架かる)と、90mというほどほどの径間ではあるが
 彼の実施例の中で最も長い径間であることによっている。

 橋梁全体は1対34の一定の増分で傾斜が付けられている。
 「短い」方の側では驚くほど唐突に岩の壁にぶつかっていて橋台は存在しない。

 その結果、荘厳で薄平たい全体構造は、側面から見ると、
 あたかも巨人の手で優しく山の要塞に取り付けられているように見える。

 一方、アーチは6m幅のフーチングから立ち上がって3.5m幅の床構造に至り、
 その結果、橋の取付部からは安定性が強調されることになる。≫






<目次>
起源
古代世界
アビニオンの橋の上で
ルネッサンスの開花
産業革命
ビクトリア朝の業績
新世界、新旧の思考
20世紀鋼橋の様々な形
鋼吊橋
コンクリート橋の到来
斜張橋
最先端の現状
未来に向けて





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最終更新日  2011.04.02 20:55:32
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