
今年最初の庭の仕事は未開拓のエリアをデザインしていこうということで、支柱と白紐を用いて区割りを行いました。
区割りを行った目的は、庭の中に空間を作っていくことにあります。
去年庭のデザインを始めた時は植栽限定のデザインだった為、人が過ごす為の場所がありませんでした。
そこで花壇をフットパスによって細かく区切って探索路を設けながら、庭の中央部分には探索路が交わる大きなスペースを作り、憩いの場を設けるような計画にしました。
また区割りをすることで測量が容易になり、より正確なデザインをする狙いもあります。
区割りを行ってから早速花壇の植栽デザインに取り掛かりました。
今回デザインするのは赤線内の区画で面積は約16㎡ほどです。
環境条件は日当たり、水はけの良い南向き傾斜地です。
そのためこのエリアは、去年作ったマスタープランに沿って、北米乾燥地帯の植生をモチーフにしたプレーリー・プランティングを行います。
北米原産のエキナセアやルドベキアなどを中心にグラスを混ぜつつ、野生的でありながら季節を通して鮮やかな植栽を作っていくイメージを描いていました。
(イメージボードの作り方については こちら をご覧ください)
フロミスやモナルダなど シードヘッド
が魅力的な植物は花後すぐには切り取らずに翌年まで残しておくことで、長い間庭を楽しむことができます。
(プランティング・パレットについては
こちら
をご覧ください)
ルドベキア・マキシマやバーベナ・ハスタータなどの高性種や、エキナセア・フラダンサーのように葉があまりつかないものはプランターの中心付近に分布させ、その周辺を枝葉がよく広がるもので埋めていきます。
またグラスを間に挟むことで野生的で自然な雰囲気を醸し出す狙いもあります。
(プランティング・プランについては こちら
をご覧ください)
5月から10月ごろまで断続的に花が咲くようにバランス良く配置し、今年一年を通してどのような顔を見せてくれるのかとても楽しみなエリアです。
今回の植物:
エキナセア ‘フラダンサー’